2010年釣行記
5月23日 シマノジャパンカップ関西大会に皆で参戦しましたっの巻 


5月23日はシマノジャパンカップ関西大会が京都府 京丹後市の葛野海岸で開催され、チーム投げ北からは私と上ちゃん、

奥村さん、天満のモリさん、トキねえさんの5名で参戦しました。

昨年の関西大会は大阪協会の行事と重なって関西大会には参戦出来ず、それでもジャパンカップの予選に出たくて

上ちゃんと共に新幹線でるばる九州まで行きましたが、今年は行事が重ならず、久しぶりの関西大会参戦。

しかも私達の地元で開催されるので前々日には上ちゃんや奥村さんも下見に行ってくれました。

しかし・・今年は水温の上昇が遅れて下見では何の釣果も無かったそうで、ガッカリ・・。でもその日からとても暑い日差しが

差し込と共に海はベタ凪続き。「何とか1匹でも釣れたらセミファイナルへの道は開けるぞ・・」と作戦を考えつつ

当日を迎えました。

しかし・・大会当日はあいにくの天候。

風は南風なので相変わらず海はベタ凪

ですが、前夜から雨となり、かなり鬱陶しい  

天候となりました。

それでも5人揃ってWWGGと受付の列に並び・・

出発順のクジを引くと、ワテは66番と微妙・・・・。

今年から1回戦と2回戦では出発順が逆になる

ルールで、

上ちゃんは35番で1回戦は早くから

出発出来る好番号。奥村さんは100番台で

2回戦が早く出発出来るゼッケンを着けて

開始まで待機。
そして集合がかかり、ルール説明を聞いて

朝5時半に釣り場に向かいました。

試合開始は6時で1回戦は8時半までの

2時間半。

昨日下見をされた但馬豊岡サーフの方から

小天橋側でぽつぽつながら

6匹釣られた情報を聞き、

迷わずチーム投げ北全員が

小天橋側に歩きました。
そして降りしきる中、ホイッスルと共にスタート。

海はベタ凪で濁りも有りませんが、

やはりキスは殆ど居らず

私の周囲でも1投目の仕掛けの

回収が始まりましたが、全員素針・・。

こんな時は焦ってもダメなので

私は仕掛けをなかなか回収せずに

殆ど待ち釣り的にジビジヒとさびき、

15分以上も待って回収しましたが、

手前の波口にはフグも居て

針をフグに4本取られており、

即刻移動を決断。

釣り歩きながら大会東側エリア全体の様子を

伺いながら、西に向かって早くも移動と

なりました。
延々と釣り歩き・・

本部テントが雨に霞んで見えない程、

殆ど小天橋の西端まで歩きましたが

皆さん首をかしげておられ、

殆ど誰も釣果が無いようで、

唯一大阪アングラーズの本屋敷さんが1匹

釣られた情報クラブの伊達会長から

入りましたが未だに私もアタリすら無し。

仕方なく人がまばらな場所、林さんの隣に

クーラーを置いて

波打ち際を斜めに引き、藻の塊の際を引くと・・

突然「ブルッ」と今までのフグとは

明らかに違うキスの前アタリが出ました。

「逃げるなよ・・・」

と思いつつも砂紋バスターを波に漂わせて

送り気味にテンションを緩めて待っていると・・。

今度は「ブルルンッ」と本アタリ。

「来たっ、追い食いはこのキスの薄さで期待薄

なので・・」と本アタリの後は即回収。

やがて砂紋バスターの後に続いて白い魚体が

見え、無事取り込んでボウズ逃れ成功。

15センチ程度の小型ですが、貴重な1匹。

その場で林さんと共にまたジビシビとさびき

ましたが、交通事故のような1匹の後は

またその場所でも無反応・・(>_<)

早くも1回戦終了時間が迫っており、

帰着時間に遅れると1回戦での釣果を

没収されてしまうので少し時間に余裕をもって

反転、本部に向けて帰路に着きました。
1回戦が終わるとまた整列。車に戻る事は

クーラーチエックが2度必要となるので

禁じられており、帰着後全員揃ったら即2回戦

開始との事。

帰着すると、チームでは上ちゃんがピンながら

見事に1匹釣っていて「未だ殆どの選手が

ボウズで2匹が本屋敷さんだけ、

1匹は8名程居るので2回戦も1匹釣ったら

セミ取り出来るかもね・・・」と

作戦会議。

しかし・・・ここで本部より思いもよらぬ

ルール変更の

発表が有り、「1回戦は殆ど釣れていないので

2回戦は今まで競技エリアとしていなかった

本部前の500メートルの範囲も釣り場範囲と

します」との事。

それを聞いて喜んだのは100番台以上の

ゼッケンの選手で1回戦に比べて

2回戦は1回戦の約1.2倍程度のサラ場を

含むエリアに早く入れる事が許されてしまい、、

逆に上ちやん初め

ゼッケン番号が若い選手は「そんなぁ・・2回戦

直前になって突然不利なルール変更とは

不公平だわ・・・」と不満げ。

特に1匹だけでも持っている私や上ちゃんに

とってこのルール変更が吉と出るか凶と出るか

は微妙ですが、取り敢えず私も上ちやんも

新たに設けられた本部前の、1回戦に叩いて

いないエリアに突撃しましたが、

やはり60番台の私や若い番号の上ちゃんは

思いの場所には陣取れず、

激混みエリアでの2回戦参戦となりまして・・

悪い予感は当ってしまうもので、

本部下の小天橋寄り、1回戦での小天橋側

エリアの東端からほんの少し本部下に寄った

1回戦で叩いていない場所でプチ爆模様と

なってしまい・・。

どうやら1回戦でぽつぽつながら釣れていた

小天橋側のキスたちが叩いていない端っこの

場所に集まっていたのか、ほんの5メートル

程度の範囲だけが2連、また単発と

釣れており、当然激渋大会の常で

そこは祭エリアとなってしまい、

肩を寄せ合って選手が所狭しと居並び

4〜5名だけがぽつぽつと波口付近から

コンスタントにキスを引っ張って来て・・。
そんな激混みな場所に突撃したくても

邪魔をするわけにもいかず、

指を咥えて見ているだけで

2回戦は私も上ちやんも追加無し。

しかし・・今日は珍しくトキねぇさんが

こんな雨の中も最後まで諦めず

真剣?に、そして丁寧にさびいていたそうで、
検量に戻って待っていると・・

未だ釣ったばかりでピクピクと動くキスを

とても嬉しそうに持ち帰りまして・・

「最後の終了間際になってやっと1匹釣れたよ」

と、とても嬉しそう。
やがて結果発表。

中型でまずまずの型のキスを持っていて

プチ期待していた私も、そして

1回戦で良型を含んで

2匹釣られて「もしや優勝かもね・・」と

ウワサされていた本屋敷さんも、

プチ爆エリアで頑張られた皆さんに

ブチ抜かれてしまい、

本屋敷さんは順位を下げただけでセミは確保

されてほっとされていましたが、

私は2回戦での追加が無く、

僅か16グラム差、ピン1匹で

セミが逃げてしまいまして、

5回目のセミ取りは失敗となりましたっ・。

上ちゃんと共に、「あのルール変更さえ

無かったらもう少し上位に入れたのになぁ・・」

と、もう後の祭りですが、残念至極。

やがて本部より発表が有りまして・・、

「本日は約130名の参加で釣果が有ったのは

26名でした、来年からは場所や時期を

見直してもっと楽しめる大会に・・」と

大会委員長より好評が有りました」



しかし、周囲からは

「不可解なルールの途中変更は

止めてもらわないと、せっかく1回戦を戦って

2回戦での釣り場の選択などの

作戦を立てていたのに

2回戦直前になってルール変更、

あれは、より釣れる様にとの配慮からの

変更だと思うけど、

公平を期す為に1回戦と2回戦の出発順を、

同じ釣り場範囲に入る事を前提として

入れ替えているのに、

突然釣り場範囲の広さに

差が出る変更があるのは

どうも納得いかんなぁ・・」

「もう検量も終わって成績も発表されたので

今さらクレームを言っても受け付けてもらえない

けどね・・・」と1回戦で1〜2匹釣った選手、

そしてキスの釣果が無かった皆さんからも

疑問の声が聞かれ、私も多くの皆さんから、

「佐織さん、惜しかったですね、

変更さえ無かったらセミ、

取れてたかもですね。」

と慰めてもらいましたが、これも大会。

残念ながら○ボだったRINさんと共に苦笑い。

んな変更も有る事があるから、

それに対応出来るベく、もっと修行せねば・・と

自分の不甲斐なさに腹が立ちましたが、

チーム投げ北では5名中3名がボウズを

逃れまして・・。
同じクラブ、同胞の伊太郎さんも1回戦と

2回戦で1匹づつ釣って入賞しまして、

私が12位、伊太郎さんが15位の賞品を

頂きました。

次に今大会でも

トキねぇの名前が呼ばれまして・

女性の中で唯一釣果が有ったトキねぇさんに

レディース賞が授与されまして、

皆さんから祝福されました。


見事に表彰台に上がられた皆さんです。

おめでとうございました。
そして、セミをゲットされた皆さんです。

私も久しぶりにこの列に入りたかったなぁ・・
それにしてもトキねぇ・・今回も

レディースゲットでお見事。

伊太郎さんも入賞してニコニコ・・。

今回は残念だったけど、

次回一緒に戦うのは100人の会かなっ?。

頑張りましょっ。

って事で、今大会は予想どうりに激渋で、強く雨も降り大変でしたが、悔しさは残ったものの、

大会としてはまた今回も多くの皆さんに声をかけて頂き、5時間の長い試合でしたが、終始楽しく過ごせました。

今回も仲良くして頂いた皆様、本当にありがとうございました。