2010年釣行記
5月2日 2010がちんこ勝負はキス不在でチーム投げ北全員ボウズを食らってしまいましたっ(ToT)/~~~の巻 

5月2日はキス研岡山、鳥取、島根主催の「2010がちんこ勝負」と言うキス釣り練習大会が鳥取県の弓ヶ浜を会場に

開催されました。大会の趣旨は「全国大会に進出出来る選手の育成」と言うもので、

今年もチーム投げ北に横山さんや水口さんから声を掛けて頂き参加。今回は私とくにさわさん、天満のモリさん、トキねぇさん、北摂のマコちゃん

投げ北のゲストでごり3さん、くまさんの6名で参戦となりました。

朝6時過ぎ、早くも殆どの参加者が集まり、

タックルの準備をしつつ楽しいキス談義。    

高地の吉永さんや山中さんたち遠征組みの

皆さん。昨夜は皆さん楽しい前夜祭だった

そうで、仕事で参加出来なかった私達はとても

残念でしたが、皆さん朝早く起き出して

WWGGと情報交換。

6時半より受付が始まり、

各々賞品を持ち寄って

受付。そのブロック分けの

抽選クジを引きます。

皆さんに昨日の下見の様子を聞くと・・

「30人程度で一日探って

1匹のみ釣れた」とか。

殆どキスが居らず、ここ弓ヶ浜での今年は

キスの接岸が遅れている様子。
やがて横山さんより開会の挨拶と

「今年もシマノのセミファイナル形式での

試合及び順位付けでやりますと」

ルール説明が有りました。
大会は四国や北陸、東海などから

トーナメンターの皆さんが参加。

すでに全国大会の経験者も数多く

参加されており、今日もハイレベルな戦いと

なりそうです。
朝7時。この大会は1.5時間の3試合が

行われ、1回戦が始まりました。

天候は快晴で微風。

太陽が上昇すると共に暖かくなり、

海はベタ凪。

例年ならばここ弓ヶ浜でもキスの姿が

望めるのですが、

今年は遅れているそうで、

今日は遠投して沖のキスを拾う作戦で

望む事にして新竿のKISU Tipe-Rで

思いっきり投げて楽しむ事にして

仕掛けをセット。
1回戦は私と同じブロックにでこやんさんや

シマノインストラクターの日置さんなど

全国大会経験者がひしめき、

渋いキスを何とか拾おうと

探りを入れてゆきます。
しかし・・キスの反応は皆無。

時折フグやガッチョが姿を現すだけで

私が1回戦で戦ったFブロックでは誰一人

キスを引っ張って来る事無く、

試合開始1時間で皆さん諦め顔。

そこで気になっていたKISU Tipe-Rの

設計思想とあの鈍い感度について日置さん、

でこやんさんと

さびきながら竿談義。

「キススペと随分違う調子ですなっ、

感度はキススペよりかなり劣りますが

投げ易い・・遠投性能重視の設計の

ようですね」と聞くと、

「ハイッ、佐織さんご推察のとうり、感度面では

特に穂先の特性が違うので

キススペよりも劣ります、逆に投げた時の

素直で扱い易い穂先や胴の曲げ易さ、

などでキススペよりも扱い易いのに、

反発が始まると帰りがとても早くブレが極少

なので遠投性能も優れて

いると思います。
「従って、恐らくこの竿を購入される方は

すでにキススペを所有されている人も

多いと思いますし、

遠投で沖のキスを狙うならR、

5色以内でキスのアタリを確実に取りつつ

丁寧に釣るならキススペと使い分けを前提に

使ってもらったら良いと思いますね。

私もまた今年も弓ヶ浜で戦いますが、

キスの居場所によって使い分けつつ

試合に臨もうと思っています。」と

言っておられました。
って事でブロック全員丸ボウズで

検量場所に戻ると、

何と西向さんが違うブロックで1匹釣られて

嬉しそう・・この激渋の海から

見事にキスを引っ張って来ておられました。
結局1回戦は80人で戦って

この2匹だけで終了。

予想を上回る激渋状態でしたが、

釣られた方を羨ましく思いつつ

2回戦のBブロックに向かいました。
2回戦は少しでも変化が有る場所で・・と

川の近くに入りました。

1回戦の結果から、いくら遠投をしても

沖にはキスは全く不在だと思い、

今度は波打ち際の藻の塊の際を丁寧に

引いてその中に隠れているかも知れない

キスを掛けようと探り倒しましたが・・

お隣の吉永さんとチロリやイシゴカイを

選別して良い状態のものだけを使うも・・

2回戦でも私の入ったブロックは全員ボウズ。
2回戦では一番南端のHブロックで

2匹釣られた

TAKE紀州さんがトップで

1匹づつ釣られた選手が2人。

2回戦でも合計4匹しか釣れず、

大会委員長の横山さんも

「渋いのう・・」と渋い表情。
3回戦は横山さんん、日置さん、吉永さんと

同じブロックに入りました。

気温はますます上昇して暑い位に

なりましたが・・
横山さんと「キス居ませんなっ」

「今年は遅れているなっ」と会話しつつ

風がフォローなので砂紋バスター27号が

このTipe-Rでどれだけ飛ばせるかと

振り切ると・・何と砂紋バスターが7色以上も

先に着水。(@_@;)

横山さんも「発泡オモリでもRで投げたら

結構飛ぶね」と変に感心されつつ・・

首をかしげつつ丁寧にさびいておられる

横山さんの隣で私も7色ラインを

丁寧に引くものの・・

超高感度の砂紋バスターも

キスのアタリを捕らえる事無く時間だけが

過ぎてゆき・・

これは横山さん自作の発泡オモリ。

ほぼ砂紋バスターに近い仕様で

製作されておられるそうで、

「アタリがとても楽しめるし

渋いキスの居場所が良く判る」と言いつつ

使っておられましたが・・弓ヶ浜の神様、

横山さんの竿先にもキスからのシグナルは

無く・・・

遂に3試合やって一度のアタリも無く

完全ボウズ。

高地の堀さんに「佐織さんどうじゃった」

「全くキスが居りませんわ・・」

「ワシは最後にブルッ、またブルッと来たので

キスがアタリくれ、掛かったと思ったけど

残念っ、逃がしてしもた。悔しいのう・・」と

とても残念そうでした。
「しおざきさんお疲れ・・・」

「何も言う事はごじゃりません」

と皆さん殆ど丸ボウズに泣きまして・・

結局3回戦でも80人が投げまくって

釣ったキスが僅かに2匹。

3回戦、延べ240人で戦った結果が、

8匹のみとは・・
それでも賑やかに閉会式と表彰式が

始まりまして・・・
見事にキスを釣られて上位な皆さん、

おめでとうございました。
西向さんも今期好スタート。羨ましいなあ・・。

こんなに激渋でもエキスパートな皆さんは

キッチリと結果を出され、素晴らしい・・

また地元で修行しなおして

出直して来ますわぁ・・

って事で今年のガチンコは低水温でキスの接岸が遅れ、9割の選手が3試合完全丸ボとなる結果でとても残念でしたが、

皆さんと親交をしつつまたWWGGと楽しく大会を楽しみ、情報交換やキス談義で充実しつ一日でした。

大会をお世話され、ご招待頂いたキス研の皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。ではっまた・・。