2010年釣行記
1月31日 ぷちキス釣り大会の下見に天橋立に行き、ほぼ素針無く釣れて楽しめましたっの巻 

1月31日は久しぶりの用事が無い日曜、(~o~)仕事と用事づくめでここ2週間釣行出来ませんでしたので

嬉しくてたまらず、土曜の残業が終わってから奥村さんに釣行の誘いの電話をすると・・・「今日は伊根にイカ釣りに上ちゃんと2人で行ったけど、

2人で一日やってイカが1匹のみ・・(ToT)/~~~明日は天候が悪そうなので行かないわ・・」との事。

次にくにさわさんに電話すると、「最近私も良い釣りをしていないし、天橋立のキス釣りなら楽しめそうなので是非行きます・・」と

言ってくれ、2人で釣行する事になりました。

釣行出来るとなると、朝は目覚ましが鳴り響く前に目が覚めるもので・・5時半にはパッチリと目が覚め、

集合を約束した西宮津公園には7時前に早くも到着。

くにさわさんがやって来るまでの2時間程、先日カレイを釣った場所に陣取り、アオイソメを投げ込む事にしました。

西宮津公園に着くと、今日は大潮でいかにも

カレイが出そうな潮が右方向に早く流れて

いましたが・・・投げて5分もするとフグに

エサを盗られ、潮に流されて来るアマモの切れ端

が頻繁に道糸に掛かり釣り辛い・・・。

8時半頃になってくにさわさんがやって来た頃に

丁度干潮となり、近くの浅瀬が干上がったので

2人で潮ひがり・・・「潮の潮位差が大きい春の

天橋立の風物詩ですなぁ・・。」

「スコップを持って来たら良かったかな・・」と

で各々アサリを数個掘って

いると潮が満ちて来たので

キス釣りをすべく小天橋に移動しました。
小天橋の付け根に有る休憩所です。

いつも観光客が居らず閑散としているので

ぷちキス釣り大会もここで受付、検量、表彰を

行いたいと思います。すぐ隣にトイレと土産物店

ゴミ箱などが有ります。

先ずは大天橋で竿を出そうか・・と

大天橋に目をやると・・
大天橋の最南端には大きな砂山が・・。(@_@;)

大天橋では現在砂の投入工事が行われており、

付近は立ち入り禁止。

重機が行き交い、浜の修復工事中でした。
って事で小天橋の浜を歩いて最初の石波止の

手前にクーラーを置き、釣り開始となりました。

海は年間を通じていつもこのような、まるで湖の

ような穏やかな海。

文殊水道の潮がこちらに向かって流れ、

干上がって広い浜に2人並んで

仕掛けをセットし・・・

小天橋のゴミ一つ無い綺麗な浜から

イシゴカイを刺して投げ込み開始となりました。

天秤は、小天橋の最初の石波止までのエリア

は3色以内にアマモ帯が点在しているので

仕掛けを回収する時に藻に掛からないようにと

浮き上がり抜群の砂紋バスター27号をセット。

6色に投げ込んで越冬キスを誘うように

ユックリと引いていると・・・
早くもかすかなアタリが5色半のカケアガリで

感じられ、「居るわ・・やっぱり天橋立はこの時期

でもキスが居るなぁ・・・」と嬉しくなって

巻き上げると、15センチ程のキスが

釣れました。
直後にくにさわさんも

巻き上げ開始。

同型をぶら下げて嬉しそう・・。
本日のタックルは久しくご無沙汰の

マスタライズ33H。ほぼ半年ぶりに

砂浜に持ち出しました。

先日ガイドを巻き替えたばかりで

本日が試運転。

砂紋バスターなどの

軽めのオモリはキススペのBX+に比べて

竿が胴から良く曲がって振り易いのですが、

胴を大きく曲げても

篭定さんのチタンWガイドシステムは

糸絡みが皆無で糸の出も良くて快適そのもの。

バットガイド以外はオーシャンガイドを

やや斜めに加工した「簡易Kガイド仕様」

新製品のKガイドに付け替えようかと

思いましたが、1年も使っていないガイドを

無駄にするのも勿体無く、リング部分を

穂先側にやや倒して簡易Kガイド化。(~o~)

オーシャンガイドはローライダー同様に短足

なので竿に道糸を接近させる事が出来、

振り込んだ時に竿のネジレが

発生しにくく、オモリが良く竿に乗るだけでなく、

ローライダーに比べるとガイドのリング径が

大きいので摩擦が少なく、飛びも良くて

お気に入り。これを簡易Kガイド化したのですが、

やや強引に振り込んでも

やや斜めに倒した効果?か糸絡みは皆無で

飛びも以前同様で快適でした。

本日は曇天なので余計に

冴えない塗色で「ほんまにミミズ色してますなっ」

と本日もくにさわさんが笑っていましたが、

砂紋バスター27号との相性はまずまずで

遠投を楽しみつつ探りをいれてゆきます。

暫くすると・・「あっ良いアタリが出ましたよっ」と

くにさわさんの嬉しそうな声が浜に響き・・・
振り返ると23センチ程度の良型。

「フルンブルンとアタリが出て楽しいですわぁ・・

この時期でもこの型が出るものなあ天橋立はっ」

と嬉しそう。

直後に私の竿先にもプルンッとアタリが連続っ。
5色から巻き上げるとダブルで20センチと

15センチ。

その後は投げ込んで30秒程度も引いていると

殆どアタリが出て・・・遠投して

砂地だけのエリアでは15センチ程度の

中型がコンスタント。
逆に4色程度に落として3色までのアマモ帯の

際を引くと、藻と藻の間の砂地から20センチ

オーバーが飛び出し、良いアタリを楽しめました。
くにさわさんも隣でダブル・・と殆ど素針は引かず

ほいほいと調子良く釣ってくれまして、

「この調子なら大会では皆さんに楽しんで

もらえますね・・・」と安堵の表情。

「ワテも本日2回目のダブルだぞ・・・」

と釣れるキスはまるで氷のような冷たさですが、

意外とアタリはハツキリと出て

楽しい・・・。
「今度は遠投してみるわ・・」と砂紋バスターから

カッ飛び天秤の33号に換装し、

7色目のピンクのラインを引いていると・・・

カケアガリの先の砂地からドロ底に変化する

エリアにもキスは居てくれ、

かすかなアタリが

マスタライズキス独特の共振をして振るえ

手元に伝わって来ました。

巻き上げるとヒイラギを含む2連でした。

曇天で日が全く射さず水温が上がらない

一日でしたが、キスはアタリを出し続けて

くれました。

3回目のダブルに気を良くしていると、

またくにさわさんの黄色い声が・・・

「ブルブルルンッ」と来ましたよっ、

これも良い型みたいですぅ」と嬉しそう。

巻き上げて来ると・・・
また23センチ級で「今日は子供とお刺身が

食べられます」と、とても嬉しそう。
くにさわさんは篭定さんの蛍光玉と

フラッシャー糸付きの

必殺篭定スペシャルの5号を

仕掛けに2〜3本繋いで使っていましたが、

「今日は釣れるキスの殆どが

この針を食ってます.」と

その効果にも驚いていました。

今日のように水温が低くて曇天の日には海底で

目だってキスの興味をそそるようで、

私も使っていましたが、やはりこの時期のキス

には飾りものが効くようです。
納竿前、くにさわさんがまたダブル。

各々12投程度、2時間強の釣りでしたが、

素針は3回程度で季節の割りに楽しめました。

「この調子なら3時間半の大会だし

ツ抜けはおろか20匹以上釣らないと

優勝は難しそうですねっ」

「今日は手前から深い先端まで行かずに

この一箇所だけで2人並んで投げ続けて

殆どキスが散らなかったなあ・・もっと深い

先端近くで広く探ればアマモが少なくて

良型は少ないけど15センチ程度なら

3〜4連も有りそうだし、

20匹は釣れるでしょうなっ」

なら今度の検量はキスをずらりと一列に

並べるルールだし、平均サイズ17センチとして

17センチ×20匹で3.4メートル。

ひょっとしたら5メートルの

メジャーが要りますなっ」という事になり、

楽しく納竿しました。

お昼過ぎに帰宅したら

「キスを下さい、長らくキスを食べていないので

本日もダメかと思って待ってたけど

今日は釣れたのワンッ」と

早くも1歳半になって

ぼぼ成犬になってしまった

チビトラわんが走り寄り・・

おすわりをしてじっとキスの容器の前で

ヨダレを垂らして我慢しているので

ピンを差し出してやると・・・・
ガウガウガウ・・と一瞬で呑み込んで

しまいましたっ。我が家の犬は18歳生きて

あの世に逝ってしまったケンタロウも

そうでしたが、無類のキス好きで

特にピンの生が大好物。(~o~)

もしかしたら犬って元来キス好きなのかも?。

もしそうなら我が家のような事にならぬよう

犬にキスの味を教えないほうが良いのかも

知れませんなぁ・・ってそんな事するのワテだけ

か?。

って事で曇天で気温も水温も低い一日でしたが、二人共、久しぶりにキスのブルルンッとしたアタリを存分に楽しめた一日でした。

今日は小天橋の先端で巨大な台船が作業をしており、爆音を立てて岩石や砂などを浚渫していましたので

敬遠していつもコンスタントに釣れる先端近くには行かず、最初の石波止の近くで竿を出して石波止の間の砂浜から投げましたが、

3〜4色では単発ながら良型、遠投では15センチ級がコンスタントに連で・・、

と釣り分けて楽しめましたので上位を目指される皆さんはそのあたりを勘案して

手返しの良い手前で良型を狙って長さを稼ぐか、遠投で数釣って堅実に釣るか・・といろいろとご検討の上、ご参加頂けると楽しめると思います。

また、本日はイシゴカイのみ使いましたが、マイクロピンは少ないので細めのアオイソメやマムシも有ると効果が期待そうです。

大会までにもう一度下見に行くかもですが、天橋立周辺はキスの越冬場で冬季でも時化知らずの湾奥ですし、

吹雪にでもならない限り、皆さんにキス釣りを楽しんで頂けると思いますので、主催の私達も本日の結果で嬉しく思いつつ

大会で皆さんがどのような工夫をされ、どの程度数釣られるのか今からとても楽しみです。ではっまた・・。