2010年釣行記
1月17日 お正月以降カレイ釣り惨敗の釣行が続いていましてがようやく初カレイが釣れましたっの巻 

1月17日はお正月以来4度目の釣行を決め、また上ちゃん、奥村さん、くにさわさんと連絡を取り、

カレイ狙いで釣行する事になりました。

釣り場は丹後半島の夕日ヶ浦とし、集合は7時に約束して前夜は遅くまで残業をし、帰宅後はバタバタと準備をして

明日に備えます。しかし・・・翌日5時にアラームをセットしていたのに、一旦寝ボケ眼で5時に起きたものの・・

昨日までの深夜に及ぶ残業を伴う6日連続勤務で疲れていたようで、

またバタンッと横になってしまって、次に起きたのは上ちゃんからの電話のベルでして・・

「今、釣り場に着いたけど、何処に居るの」「あ〜っ今起きたぁ・・なにぃ〜もう7時、あ〜しまった、寝過ごしたわぁ・・外が明るい・・寝坊だわ・・」と

飛び起き、ハイエースに乗り込んだのが5分後。皆が待つ夕日ヶ浦までの道程は1時間強掛かりますので

誘ったのに寝坊したので電話で謝りつつのドライブとなりました。

先週の北近畿はずっと寒波が居座ったせいで、

自宅の周囲は10センチ程度の積雪ですが、

京丹後市に入ると50センチ程度も積もって

いました。

気温は−3度。

京丹後市は除雪作業が迅速且つ

頻繁に行われるので

かなりの降雪でも走行可能なので安心ですが、

凍てついてツルツルの国道でスピンを

しないようにグリップ走行を心がけつつ

制限速度程度のトロトロとした速度で走行。

いつもより余計に時間が掛かり・・・

上ちゃんと奥村さんが竿を出している

つなぎ鼻の付根の駐車スペースには8時半に

ようやく到着。海を見ると

昨日まで時化ていたのに

冬型の気圧配置が緩んで今日はベタに近い

凪。

「ここは多少波立つほうが潮が良く流れて

釣れるのになぁ・・」と

二人の釣果を期待しつつタックルを持って

岩場に出て行くと・・
「未だ何にもアタリが無いわい」と

潮が全く流れず二人が暇そうに

嘆いておりました。

でも年末から3回連続でカレイボウズ無しで、

しかも40センチオーバーを2枚も釣っている

奥村さんはここで先週も45センチ近い

イシガレイを釣っており、

気合を入れなおして投入をしておりました。
早速ワテもつなぎ鼻の頂上にタックルをセットし、

2本のスピンパワーAXを並べて

投入開始。

海には潮目が見えず、

潮も流れず期待薄ですが、

前回の釣行で奥村さんが大物を釣った

沖向きにアオイソメの房がけをした仕掛けを

投げ込みます。
右手には夕日ヶ浦に新しく出来た

ケーソン波止が間近に見え、

いつもはアジ釣りやチヌ釣りの人で賑わって

いますが、今日は寒すぎるのか閑散・・・

夕日ヶ浦もこの波止が出来て収容人数が

増えました。
岩場の高い所によじ登って

沖にフルキャストすると気分も爽快。

一週間の仕事のストレスが

スーッと消えてゆきました。

沖向きの水深は5〜8メートル程度。

イシガレイには適度な水深、

期待をしつつ投入を繰り返しますが、

エサ盗りすら居らず、

静寂な時間が過ぎてゆきます。

とうとうお昼前になってしまい、

相変わらず潮は流れずベタ凪に憂いていると、

沖合いから黒雲が・・(>_<)

くにさわさんが遅れてやって来て

タベっていたら横殴りのアラレが

降り始め、「今日はまずまずの天気予報だった

のに、堪忍してよ・・寒くてもう堪らん・・」と

凍える手でタックルを撤収、

気を取り戻すべくまずはお昼ご飯をと

街まで戻って暖かいご飯を食べて

一息ついたものの、天候は回復せず、

その後釣具店で買い物をして解散となりました。
そのまま宮津市内まで戻りましたが、

睡魔に襲われて叩きつけるような氷雨の中、

西宮津公園の駐車場で一人爆睡。

ようやく起き出したのは午後3時に

なっていましたが、

目が覚めると天候は回復しており、

エサがタップリと余っているし、

護岸に出て夕方のまづめ時まで釣って帰る

事にして期待もせずに一人竿を出しました。

西宮津公園でも年末からパラパラとカレイが

釣れており、ここでもアオイソメを

タップリと刺して文殊水道からの潮の流れの

流心に投げ込みます。

ここよりもっと右手の湾奥側は手前から

深くてカレイの実績も多く、

昨年の同時期にも良マコを釣ったのですが、

何せウミケムシの巣のような釣り場で

2分も放置.していたら全部の針にケムシが

食い付くので今日はそれを敬遠して

ケムシの少ない浅い場所で流れが有る

ポイントに狙いを定めてキャスト。
ここは丁度昨年の8月に大型キスが連発して

あのトキねぇに「さえ」も大型キスが釣れた

場所。

あの時には足元が遊歩道の途中から

舗装されておらず地道でしたが、

昨日舗装工事をしたようで、

真新しいアスファルトからは湯気が

出ておりました。「あの時は砂紋バスターが

大活躍して手前のアマモ帯を交わしながら

ホイホイと釣れたなぁ・・と思い出しながら

頻繁にエサを盗ってしまうエサ盗りに対処しつつ

投げ返していると、夕刻となって

やがて周囲が薄暗くなり・・

遊覧船が水道を通過して一寸した流れが起き、

期待していると・・・竿先が本日始めての

魚信を捕らえて震えました。

まるでキスかデカフグのような小刻みなアタリで

大して期待もせずに「またエサ盗りかな」と

エサの交換の為に

竿をあおると・・・

「あっこれはキスの引きでは無いぞ・・・」

と思わず期待してしまう重量感。!(^^)!

巻き上げる程に竿先は大きく曲がり、

カレイ独特の手前になって締め込む引き込みに

「ようやく来た!!」とワクワクしていると、

突然「ガシッ」と言う感じでアマモのきつい帯に

仕掛けが差し掛かったようで、異常に巻き上げ

が重くなってしまいました。

残す距離は約2色。

ポンピングを3回程してやると、ようやく仕掛け

が藻の帯から抜けてくれたようで、

幸い魚は逃げてはいませんでした。

最後のグイグイとした引きが感じられ、

ホッと安堵しつつも

「もう一気に巻き上げないと・」と逃がすまいと

最後は半ば強引にやり取りをし、

パワーエアロのハンドルを全力で巻いていると

ようやく茶色い魚体が見えて来ました。
護岸の上にペタンッとカレイを取り込み、

見るとまずまずの型の

30センチ強のマコガレイ。

メジャーで計測するのも忘れて

上ちゃんとくにさわさんに電話をし、

祝福してもらってようやく動揺していた

気を取り戻し、落ち着いて計測すると

見た目よりも長く、丁度35センチでありました。

放卵後なのかお腹はペチャンコでしたが、

マコカレイ独特の体高が有り、

肉厚もまずまず。

お正月以降、寒い中一日粘って

キス1匹のみとか、酷い日は

ケムシの山を築くのみなど、

ド貧果に嘆いていましたが、

ようやく1枚釣れまして、

初釣行記を書く事が出来て

ホッとしております。(~o~)

って事で年始以降、北近畿は冷え込んで氷雨や吹雪の日も多くてお魚の活性も上がらないのか

ド貧果続きでしたが、ようやく「釣れるまで帰らん」釣法が功を奏して一息ついております。

これからも吹雪となろうが氷雨に打たれようが辛抱して楽しく釣れたらとは思いますが、ヘタレ釣り師なので

防寒着が濡れてしまうと即撤収の繰り返しで情けない・・・でも

寒波が去って少し暖かい日に釣行出来たらフルキャストしつつ越冬キスも狙いたいと思います。

んが・・・会社の出勤表を見ると、明日からまた2週間連続で6日連続勤務。(>_<)

それも今度の貴重な日曜日はクラブの新年総会で大阪まで出向かねばならず、

次に釣行出来るのは月末の31日までおあずけ・・・。(ToT)/~~~それまでは帰宅後のお宅作業で我慢の日々・・辛いのう・・ではっまたっ。