2009年釣行記
12月6日 年忘れ納竿投げシロギス釣り大会に参加、猛烈な寒風の下、ツ抜けするのがやっとでしたぁ・・の巻 

12月6日は石川鱚酔会、手取投友会、蛍会、磯ノ浦101尾会、チーム虎の穴の皆さんが合同主催される、

「年忘れ納竿投げシロギス釣り大会」と言う長〜い名前のキス釣り大会に参加させてもらう事になり、

福井県、敦賀湾の湾奥に有る気比海水浴場に向かいました。

チーム投げ北からは私と上ちゃん、くにさわさん、もりさん、トキねぇさん、北摂のマコちゃんがエントリーしましたが、

上ちゃんとくにさわさんは所要が出来て参戦を断念。って事で今回北近畿在住のメンバーの参加は私一人になってしまい、

一人寂しく敦賀に向かいました。

受付は夜明けが遅いこの時期なので7時半と遅めに設定されており、5時に家を出て早朝の国道27号線を東に快走。

足回りをしなやかなサスに換装したハイエースは以前のように路面の凹凸を拾わず、快適になったと悦に入りながら1時間半も走ると

敦賀市内に入り、トキねぇさんと連絡を取りつつ会場入り。到着すると、早速主催者のカンちゃんさんが声を掛けて下さり、

「雨風が心配ですが、ここは外海から波が入って来ないので時化ませんし、

この時期でも遠投したら釣れると思います」と教えて下さり、

楽しみに思いつつ腹ごしらえ。

パンをパク付いていると、

お隣には湘南から遠征して来られた

小町さんや大福さんが来られ、

和気藹々と挨拶を交わしつつタックルを

準備します。
クーラーを降ろしていると、AD WORKさんが

声を掛けて下さり、「千社札を作りましたので

使って下さい・・」と嬉しい贈り物を頂きました。

秋祭りで製作頂いた横断幕に続いて

この札も素晴らしい出来で、

有り難く頂戴しましたが、

何だか恥ずかしいサブタイトルに

負けないように頑張らねば・・(~o~)

朝から会場は和やかな雰囲気で

レインボーキャスターズの松尾会長から

トキねぇさんへの贈り物は

拙者の投げ釣りさんのグリップ。

グリップに模造ダイヤを配した

ド派手なデコ仕様。(~o~)

いかにも派手好きなオバサン好みの

アイテムでトキねぇさん大感激でしたが、

イシゴカイの汁と石粉が付いた手で

掴むのが勿体無いような品でしたぁ・・。
暫くして受付に向かい、カンちゃんさんに

見せて頂いたのが富士工業さんから

新発売された「糸絡み自動解除フレーム」の

機能を有した「K」ガイド。

「良かったらこの竿を使ってみてください」と

言われましたが、有り難くご遠慮し、

撮影だけさせてもらいましたが、

カンちゃんさんによると、来年

投げ釣り用のセット品も発売されるそうで、

近々マスタライズの巻き替えを検討していた

私には大注目の品でした。

早くもマスタライズに装着されている

サウスポーNさんは「かなり良いです、

飛びも絡み耐性もお勧めデス」との事で

冬場のお宅作業の楽しみがまた増えました。
今大会は商品持ち寄りなので、

受付が進むと、参加者の皆さんからの

賞品が山盛り。

私は砂紋バスターとPEの道糸、それと、

オイルに詳しい友人にZ45用にと

調合してもらった

ギアオイルを提供させて

頂きました。「この茶色い液体は何ですか」

「ワテの検尿デス、ちゃう、オイルです」

と言うと不思議に皆さんに注目されまして、

余分に持参した分をZ45を使用している方に

差し上げながら使用法を説明し、

試しに私のZ45を回されてツルツルなのに

またビックリされ・・・「これで私のも

かなり良くなりますかねぇ・・」と

聞かれつつ、とても喜んでもらいました。
大会の参加者は主催者の予想を

はるかに超える75名程度と

大盛況。12月でとても寒いのに

皆さんお好きですなぁ・・。それも大半は

県外からの遠征組みで

7時半には全員集合。

カンちゃんさんとサウスポーNさんから

競技説明が始まりました。
「ゴミだけはシッカリ持ち帰って

釣り場を汚す事の無い様にお願いしますね・・」

「大会は7時45分から

11時45分の4時間、競技は匹数で

競います」と説明が有り、その後

めいめいに浜に向かいました。
浜に出ると、向かい風の強風。

どちらに行こうかと迷いましたが、

昨日下見をされた大福さんや小町さんが

向かわれた本部よりも右側に向かって

200メートル程歩き、大福さんの隣に入れて

もらって2人で談笑しつつ竿を継ぎ、

昨日の様子を聞きながら仕掛けをセレクト。

聞くと、昨日は2〜3色でも釣れたそうですが、

遠投すると良い型も出たそうで、

先ずは朝一番の良型を狙って

イシゴカイとマムシの尻尾を半々に刺し、

オモリはカッ飛び33号で試合開始。

大福さんもいきなり遠投されており、

負けじとフルキャストしますが、

猛烈な向かい風でオモリが着水するのが

6色半程度。
糸フケを取ってすぐに5色目となり、

さびくと・・・何だか5色付近は底にビニールや

海草などのゴミが多くてスムーズにさびけず、

いきなり素針。(>_<)次も素針で首をかしげて

いると、隣では大福さんが遠投したまま止め

気味にさびかれ、いきなり良型を

引っ張って来られてさすがだぁ・・。
大福さんは何時もマイペースで動じず黙々と

釣られるタイプで落ち着いた試合運びには

勉強させられます。

3投目にも良型をダブルで釣られ、

凄いですねぇ・・とようやく4投目でピンを掛けて

ボウズを逃れ、

ほっと一息つきながら好調に釣れるの訳を

聞くと・・・

「今日のキスにはアオイソメです。」と

私にも細めのアオイソメを

分けて頂きました。m(__)m

早速私もアオイソメを刺して

投げると・・・5色半でカッ飛び天秤が微かな

アタリを捕らえてくれ・・・
それからは私にもぽつり、またぽつりと

釣れましたが・・・
大福さんの隣で

大遠投されていたサウスポーN

さんは何と良型の3連。

朝一番から遠投一本で沖の良型を狙って

好調でしたが、エサを聞くと

「マムシですわぁ・・特に朝一番は効きますね」

と私が釣るピンの倍以上のサイズのキスを

ダブルではるか沖から引っ張って来られ、

流石にキャスティングで

日々鍛えておられるだけに

皆が届かない距離をさびかれていました。

この強い向かい風の

条件下、何と7色を制覇されて

確実に釣っておられ凄い・・。
遠投力では大福さんやサウスポーNさんには

遥かに及ばない私。

ますます風は強くなって竿が後方に

あおられる程になり、10センチ程のピンでは

遠投していると全くアタリが

取れなくなって来ました。

それに加えて近くでは近投でぼつぼつと

拾っている選手も居られた事から作戦変更。

先ずは天秤を超高感度とすべくバネが硬めの

天秤を組み合わせた

砂紋バスター27号に換装。

これにイシゴカイの尻尾だけを刺した6本針

仕掛けを結合し、仕掛けの中間には

ガン玉を打ってウネリに対処。

手前のカケアガリで仕掛けを落ち着かせ、

3色以内をジックリとさびく事にしました。

すると・・

1.5色の所に砂利混じりとなる場所が

有るのを砂紋バスターが伝えてくれ、

その2メートル程度の幅の砂利底付近に

ピンが居るのを確認。また、波口にはフグのみ

であることも判り、天秤の高感度を生かして

海底の情報を確実に捉えながら

丁寧に釣る事にしました。

その後周囲が素針を連続する中、

出遅れた私にもぽつり、またぽつり・・と

釣れ始めました。

先行された小町さんや大福さんには

とても追い付けそうにありませんが、

前半2時間で僅かに3匹だけで

爆死寸前だったのが

ようやく息を吹き返し、

辛抱しながら釣り、

納竿間際には2連も来て

ようやくツ抜け出来ました。
試合終了直前、

北摂のマコちゃんが移動して来て

聞くと・・「5匹のみです」との事。

得意の遠投で攻めていたようですが、

功を奏しなかったようで、

残念そう・・師匠のサウスポーNさん

教えを乞うていました・・(~o~)

そして私が力尽きて竿を畳んでいたら・・
「最後にようやく3連ですぅ・・」とT中さんが

嬉しそう・・(~o~)

何れもピンでしたが、

私同様に手前を丁寧に引かれて

執念で結果を出されていました。
って事でワテの釣果。

今年最後の大会もピンしか

釣れませんでした。それも時速2.5匹。(>_<)

これでは中の下程度の成績かもなぁ・・と

恥ずかしく思いつつ自己申告で成績表に

「10」と記入して成績表を見渡すと・・

意外に皆さん釣れておらず、

時速1匹程度の人が大半で

ごり3さんも「時間1匹じゃ〜っ辛いのう・・」と

フル遠投すると根に掛かる場所に入って

往生されていた様子。結局

10匹以上釣られたのが10人程度。

この冷え込んだ天候と強烈な寒風下で

大変な大会でしたが、

今大会もいろいろと作戦を考えつつ、

状況の判断を間違えずに釣られた選手が

上位に入られ、上位は百戦錬磨な

皆さんが独占した格好で優勝は・・・
蛍会のPALPINさん。納竿間際にも

遠投で3連をされたのを見ましたが

確実に17匹も釣られての優勝でした。

篭定さんのスプールをゲットされていました。

準優勝は湘南の小町さん、

いつもながら確実に上位入賞され、凄いです。

小町さんも篭定釣具店のスプールをゲット

されていました。
3位は西向報知名人。さすがですなっ。(~o~)
4位はカンちゃんさん。皆さんのお世話を

しつつもこの成績は凄い・・。

5位は大福さん。

どんな状況でも落ち着いて

堅実に釣られ、いつも入賞・・素晴らしいです。
私はrinさんと同じ10匹。

同匹数は年齢順で11位となり、

山盛りの賞品の中から

カンちゃんさん手作りの

ダイワの11リットルクーラー用の

ステンレスで作られた中トレイを頂きました。

尚、総合成績は蛍会さんのHPなどに

UPされると思います。
まるでSKIに行く時みたいな服装を

してても寒くて堪らなかったのか?

怒り?のキス散らしの悪霊を発し、

自爆してしまった

丸ボのトキねぇさんは最下位。なのに

沢山の賞品をカンちゃんさんから頂き、

ビックリの表情。

近くで竿を出さなくて良かったですわぁ・・・

近隣に入った皆様、小愁傷様でした。
前後しましたが、

表彰式に先立ち、

カンちゃんさん、サウスポーNさんから

閉会の挨拶が有りました。

今大会ではとても楽しませて頂き、

本当にありがとうございました。

尚、上位入賞者には高澤鱚介さんから

皆さんにスプールベルトも授与され、

私もありがたく頂戴しました。
表彰後、ときねぇふぁんくらぶの皆さんに

囲まれて嬉しそうな姐さん。

今大会では北陸の皆さんにも

とても多く声を掛けて頂き、

情報交換、キス談義と、

とても楽しかったです、

ありがとうございました。

って事で本年最後のキス釣り大会は寒波で冷え込んで強風と戦い、大変でしたが、主催者の皆様の暖かい心遣いで

とても楽しませて頂きました。

私達もまた、このように素晴らしい大会をお世話出来たらなぁ・・と思いつつとても勉強になりましたし、

今後も大会でお会いする度に親交が深まり、共に楽しんでゆけたらと願っております。ではっまた・・。(^_^)/~