2009年釣行記
11月27日 落ちギスと乗っ込みカレイを求めて丹後半島を巡回の巻 

11月日27は今度の日曜の振り替え休日がもらえ、幸い穏やかな天候。「今日は落ちギスを狙って丹後半島に行こうかな・・」と

思いつつ朝のコーヒーを飲みながら上ちゃんに連絡。「昨日の釣行では後ヶ浜で25センチが出たでっ」これで行く気かなり上昇。

次に奥村さんに電話すると、「平浜でも天麩羅サイズが連で釣れている」この情報でますます行く気満々。

二人とも今日は用事が有るとの事で同行は出来ないそうですが、たまには一人のんびり釣行も良いし・・。

と朝の8時半に家を出て、釣具店に向かいました。

落ちギスはお昼頃になって水温が上昇する時間帯以降に良く釣れるので、慌てて行く必要も無く、のんびりと丹後半島への道を進みます。

やがて車は丹後半島一周道路にさしかかり、

先ず目指したのは平浜。

平浜手前の犬ヶ崎の岩場にも

白波は見当たらず、

落ちギス釣り日和の好天、凪に

嬉しく思いつつ快走。
平浜に着くと相変わらず美しく、

平日なので浜には誰も居らず、

貸切状態。

高台の駐車場から浜を眺めると、

5〜7色付近の所々に流れ藻の大きな帯が

沈んでいるのが黒く見え、

その藻の帯が沖まで無い場所を確認。

先ずは駐車場からまっすぐに降りた場所で

竿を継ぎました。

イシゴカイを7本針に刺し、

平浜は総じて遠投が良いので

カッ飛び天秤33号で

沖から探りを入れるべく

7色に投げ込みました。

やがてオモリが6色にさしかかり、

大きなカケアガリで

引くのが重く感じられる場所を

ユックリとさびいていると・・・

「ブルルルッ」とキスからのシグナル。

そのまま追い食いを誘うように

さびき、5色目の糸が見えて来たと同時に

回収。


思いどうりに6連のキスが見えて来て、

奥村さんに聞いたとうりの天麩羅サイズ。

15〜20センチのアタリが楽しめ、

連で掛けやすいサイズがずらりと並び、

気分爽快。

エサを全部刺し直し、同じ場所に投げ返します。
2投目も6色でアタリが連続して

また7本針に6連。

2投目で早くも

「何でパーフェクトにならんのよ・・」と

贅沢な悩み。(~o~)

3投目もまた6連で「また1匹足らんなぁ・・」

最近ロクなキス釣りをしていないので

これでも上々の出来なのですが、

「こんどこそ・・」と投げ込むも
「ありり・・??今度は5匹だわ・・」と

釣ったところでTamuraさんより入電。

「今、後ヶ浜に居るのですが、

一昨日は2〜3色で

嫁さんでも20センチ級が良く釣れたのに、

今日はサッパリです」と連絡をもらいます。

「ならもう少しここでやってみます」と返事をし、

小移動をしつつ釣り歩きますが、

やがて空には天気予報どうりに雲がかかり、

暖かい日差しが無くなると共に・・
キスの活性は急降下。

3色あたりでピンがパラパラ程度しか

釣れなくなり、「落ちギスはデリケートだなぁ・・」

と思いながら平浜から撤収。

駐車場に戻ると、Tamuraさんが来ておられ、

丁度お昼を過ぎたので

2人で昼食。

Tamuraさんからお湯とオニギリをもらって

カップラーメンをすすりつつ作戦会議。

「でも午後からなら後ヶ浜キスも上向くかも・・」と

思いつつ、平浜の隣の小さな浜で竿を出す

と言われるTamuraさんと別れ、

後ヶ浜に向かう事にしました。

後ヶ浜に行ってみると、

Tamuraさんが「今日はサッパリ」と

言われているとうりなのか誰も居らず、

ここでも貸切状態。

不安に思いつつ「最近は浜の中央よりも

左寄りが良い」と上ちゃんから聞いたので

駐車場から近い場所に入り、

また7本針にエサを刺し、今度は砂紋バスターで

投げ込みます。しかし・・投げて暫くしても

オモリが底にトンッと着かず、???・・・と

不思議に思っていると次に何だか

フワフワとした変なアタリが・・。

「もしかして・・奥村さんが

アジが多くてキス釣りの

邪魔になって仕方が無いって

言っていたけど・・・。」

と巻き上げると・・
やはり小アジが針の数だけ付いて来て、

「何でアジが鈴なりやねん。」と

苦笑い。

すぐに投げ返すも・・何回投げても

アジが鈴なりで仕掛けはおろか、

オモリが着底しない程仕掛けを引っ張りまくる

アジの群れにウンザリ。
「誰かが後ヶ浜にアミエビを大量に撒いたの

かもなぁ・・」と思える程のアジが沸いていて、

オモリが着水すると同時にバクバクバク・・と

仕掛けに殺到。

これではキスにエサが届きません。

5投して毎回アジのみなのでウンザリし

いつも入るトイレの下の方向に小移動。

天秤をカッ飛び天秤に換装し、

フル遠投したらアジが居ないかも・・

と7色半に落とすと・・

今度はオモリが着底し、

安堵しつつ引いていると・・・

6色半でやっと来ました

キスのブルルルッがっ。(~o~)

それもかなりの良型のアタリで、

嬉しく思いつつ巻き上げると・・

いきなり出ましたっ24センチの良型。(~o~)

その後も単発ですが、素針は少なく

まずまず・・・・。  

後ヶ浜の

爆発的な落ちギスの食いからすると

まだまだ本調子では有りませんが、

先日まではピンのみしか釣れず、

不調だっただけに、

ようやく後ヶ浜にも

落ちの群れが接岸しつつあるようです。

その後アタリが途絶えたので

ダメ元で立岩の方向に投げると・・


23センチのダブルで

今日は立岩の近くに群れが居る様子。

本格的な落ち期に出る28〜30センチは未だ

居ませんが、このサイズなら遠投してても

強いアタリで楽しめてプチ痛快。

以前に投げ北OLMに参加して下さった

方が「お久しぶりですね・・」とやって来られ、

「今日は昨日までと違って立岩の近くが

良いみたいですよ」と教えてあげ、

私が言うとうりに

投げられると・・・
いきなり良型の3連で嬉しそう。(~o~)

その後かなり日が傾き、

先日の釣行でアオイソメが大量に余って

しまったので

お別れして私は夕まずめのカレイ狙いにと

網野の夕日ヶ浦にまた移動。

先日気に入った出来たばかりの波止に行って

残ったアオイソメを消費すべく

タップリと房がけして投げ込みます。

やがて夕日ヶ浦に夕日が差し込み・・

夕まずめの好時合の短時間勝負。

過去にはこのすぐ近くの岩場から

夕まずめの時間帯に

良型カレイを何枚も釣っただけに期待しつつ

待ちます。

5時近くになって日が沈み、薄暗くなった頃に

なってようやく初アタリ。

しかし・・カレイ独特の重々しいアタりでは

無くて竿先を叩くような激しい小刻みなアタリで

釣れたのは・・・
「今日もこいつかぁ・・。」(>_<)

先日よりも一回り大きい良型の

35センチ程の

ホウボウが釣り上げる度に

波止の上でクークーと鳴いて

周囲のアジ釣りの人に笑われるは

カレイは釣れないはで

さんざんでした。

「せっかく立岩の近くでキスの群れを

見付けたのに、あのまま後ヶ浜で

キスの連発を楽しんでいたら良かったかもね・・」

と反省するも後の祭り。

釣れたホウボウ6匹は先日聞いたとうりに

ブツ切りにして

味噌汁の種にすると

マツバガニに近い味のダシが出て

確かに旨かったけど、

全日本サーフの対象魚でも無く、

「今度はカレイ釣りの邪魔をするなよ・・」と

思いつつ味わったのでありました。

って事で、本日の釣行ではキス釣りではアジに邪魔をされ、カレイ釣りではホウボウに邪魔されて

苦労しましたが、キスは後ヶ浜、平浜共に群れを見付けて仕掛けが入るとバコバコと良型交じりに勝手に追い食いをしてくれ、

ようやく落ちに入りつつあるように思いました。明日からの土、日曜は出勤で皆が釣行するのを羨ましく思いつつ指を咥えて仕事ですが、

また明日から弱い冬型気圧配置で少し時化気味となるみたい。

次の凪に休日が重なる事を祈りつつ、メンバーからの落ちギス、乗っ込みカレイの情報を

楽しみに待ちたいと思います。ではっまた・・。