2009年釣行記
9月6日 残暑厳しい中、天橋立と由良で数釣りを楽しみましたっ。 

9月6日は「来週の報知決勝大会に備えて下見に行こうかな・・」とも思いましたが、

8月31日の大会後に平安浦に立ち寄って竿を出しておられる皆さんに話を聞き、「ああ・・今年も例年どうりの外道の巣窟のような海だわ・・」と

昨年を除き毎年平安浦で行われる報知決勝を経験しており、ほぼ海中の様子が判ったので今回は下見はパス。

元来殆ど下見はしないと言うか大会の前日の土曜は殆どが出勤なので前日の下見は毎回殆ど出来ないので

他の選手よりは不利だとは思うのですが、大会日になると激渋に豹変するのが昨今の大会の常。

「2〜3投もしたら大体の様子は掴めるし・・」と気楽に日曜を迎えました。

チームの皆に電話すると、天満のご夫婦は鳥取方面に行くと言ってましたが、

うみかぜさんに鳥取の様子を聞くと・・「何処もキスが薄くて・・」とあまり釣れていない様子。

その事をトキねぇさんに伝えると、天満の夫婦と同行予定のTuskerさんとの相談の結果

「なら明日は天橋立に行こうかな・・」と言うことになったそうで、「ならワテらも天橋立で外道の中からキスを拾う練習をするわ・・」

と言う事になりました。

集合は5時半に由良の海水浴場。そこから天橋立に移動していつものように智恩寺の駐車場に車を乗り入れました。

ようやく明るくなった6時頃、いつものように

大きな山門をくぐりつつ、「山門を生エサが

入ったクーラーをひっ下げて

くぐってしまって.

御仏様のバチが当たらないのだらうか・・」

などといつも思うのですが、

智恩寺の仏様は釣り人には寛大なのか、

いつもまずまずの

釣果をワテらに授けてくださるので、

今日も楽しみにしつつ先を急ぎます。

但し、女の仏様である智恩寺に

カップルで参拝すると、

ワテらには心が広い

仏様が急にココロが狭くなるらしく、

仏様なのに愛している二人を恨んでしまい、

二人は別れると昔から

言い伝えが有るそうで、その事を知っている

地元の人は夫婦やカップルで参拝しない

そうですがぁ・・。それを逆手にとって

もう別れようと下ゴゴロの有る人は相手を

たぶらかして2人で参拝して

「別れさせたまえ・・」と祈るのだそうな・・。    
でっ今回も釣り易い小天橋に向かって進むと、

文殊水道に面した浜は

三脚がずらりと立てて有り、

大ギス狙いなのか竿の砲列。

「置き竿で大針の仕掛けを投げてこの外道が

多い時期に釣れるのだろうか・・」と

思いつつ浜の混雑を避け、

どんどんと先端に向かって歩きます。
最初の石波止の付け根から

Tuskerさんと並んで投げると、

いきなり良いアタリで20センチと15センチの連。

「居るわぁ・・」と喜びつつ、

水道の流れの流心に向けて投げ、

少し流しつつさびきながら

ベラやガッチョ、チャリコ混じりで

ポロポロと2〜3連で中型〜ピンの

キスを釣ります。浜は先日の時化でゴミが多く

打ち上げられて足場が狭く、投げ辛いので

海に立ち込んで投げると・・・「海水が温ま湯の

ように暖かい・・」「こんな高い水温では外道が

多いハズだわ・・」と言いつつ

先端部に移動しながら釣り歩きます。

キスは4色あたりのアマモ帯よりも少し先が濃く、

夏のキスの元気なアタリを楽しみつつ

釣り歩きます。
Tuskerさんもアオハタ混じりに・・2週間の

海外出張後でキス釣りを楽しみにしていた

そうで、発砲オモリを投げて

キスの心地よいアタリを楽しんでおられました。

尚、Tuskerさんの釣行記もご覧を・・

先端部に行くほどに手前でも水深が有り、

外道は少なくなってキスが2〜3連で

コンスタント、それに美味しいアオハタが

時折混じり・・。

今日も智恩寺の仏様はワテらに

まずまずの釣果をお与え下さって

多謝・・・。
今日は大きくても23センチ程ですが、

ここのキスはとても元気で

20センチ級でも竿先を50センチ程

引っ張るやつも居て、楽しめました。
しかし・・日が高くなるとチャリコが活発化。

4色付近を20メートル程さびくと

アタリが連続して

7本針にキス4連にチャリ3連。(^_^;)と

まるで淡路の平安浦で釣っているような状態。
ようやく先端近くで投げていたトキねぇさんの

居る場所まで移動し、釣果を聞くと

「こんなキスが居たわ」と時折釣れる良型に

まずまずの表情。

「今日は頭の周りをハエが飛びませんなっ」

「昨日は美容院に行かなかったのよ」

と言うトキねぇの隣で投げるも

いつものようにこの人の隣では

ヘタレなワテらはまず釣れません。

と言うより「昨日は美容院抜きだった。」

と聞くと力が抜けて全く釣れる気がしません。

遅れてやって来たじぃ〜じさんや

上ちゃんも2匹釣るのがやっとで

チャリコの嵐。

「ああ・・・今日はまたキス散らしの

電波を巻き散らかしてますなっ、

美容院の回数券を買って毎週土曜は

美容院ってムリですか。?」と聞くと、

「んな事したら干上がる」と怒られながら、

WWGGと皆で釣っていたら

もうお昼前。
そこからは竿を持たずに先端まで行き、

天満のモリさんが奥さんの怪電波を

避けて例の水道の吐き出し口付近の

西宮津公園の対岸の

大ギスの好ポイントを投也君と共に

攻めておられるのを観察。

しかし・・潮がトロくておまけに逆潮。

投也君に23センチが1匹釣れただけで

今日はこの場所もいまいち・・。

って事でお昼で天橋立での釣りを終え、

宮津市内で昼食を採って

由良海水浴場に移動しました。
撤収する折、チビトラ君が投げていたので

「釣れたの?」と聞くと

「5匹釣った」と嬉しそうに見せてくれました。

キスはアマモ帯の手前の底が見えるような

浅い砂地の場所にも居て、チビトラ君にも

釣れてくれたようです。
由良は波が高めでここも時化後でゴミが多く、

砂浜は相変わらずやせ細って

投げ辛い状況。

濁りも有り、あまり期待せずに

遅れてやって来たくにさわさんやOBさんと共に

投げ込みを始めましたが・・
悪条件の割りにここでは

テトラの前を引くと活発にアタリが出て

中型が釣れました。

特にじぃ〜じさんは毎回2〜3連で好調。

「佐織さん、この針、濁っている時には特に

いいわ・・」と言うので見せてもらうと、

使っていた針は先日篭定釣具店さんから

頂いた「篭定必殺スペシャル」
濁りが有る日はこのフラッシャー糸と

ピンクの蛍光玉が付いた

針は誘いの効果も高いようで、

皆が時折素針を引くのに

毎回素針無しで好調に釣っていました。
夕方近くまで皆で釣り、

今後の例会や秋祭りの計画を話し合いつつ、

今日も楽しい一日が終わりました。

って事でまだまだ海水温が高く、海の中は真夏の状態で暫くは外道のチャリコやベラに悩ませられながらの釣りとなりますが、

2箇所を周って50匹程中型キスが釣れました。

特に由良は濁りが取れたら楽しめそうですし、天橋立周辺も先日のような大型連発は少ないですが、

9月も下旬になると、次第に水温が低下し始め、また尺サイズが楽しませてくれそうです。

また9月と言えば若狭湾の高浜方面もキスが滅法濃く、昨年も全員で1500匹も釣ったりしましたが、

今年も楽しめそうで次回の釣行を楽しみにしているところです。ではっまた・・。