2009年釣行記
8月23日 今回も大ギス狙いで宮津湾に釣行し、文殊水道沿いで大型が釣れましたっの巻。 

8月23日は先日のお盆休みに引き続き、最近大型キスが好調な宮津湾に行く事になりました。

先日私と上ちゃん、奥村さんがほいほいと釣った情報を聞いて、今回の釣行には

天満のもりさん、トキねぇさん、エボさん、北摂のマコちゃん家族も同行してくれる事になりました。

先日から良く釣れているせいか、最近は平日でも多くの人が並んでいる西宮津公園。

私たちも早くから出掛けて良く釣れる場所をいち早く探って大ギスの群れを見付けようと

朝の4時に起きて自宅の近くで天満の夫婦と合流し、5時前に西宮津公園の駐車場に行くと、

マコちゃん、エボさんがすでに深夜から釣り場に到着して待っていてくれており、暗い内から4人で釣りの準備を開始しました。

その間もどんどんと釣り場には人が並び始め、少し明るくなって来た頃には大ギスを釣るべくやって来た

釣り人がずらりと西宮津公園の護岸に並んでいました。

ヘッドライトが不要になりつつある5時半頃。

僅かに見える海面を見ると、ここでの良い潮

である文殊水道からの流れが

ユックリと右へ流れており、

「トキねぇ、モリさん、先日釣れたのは

こんな潮の時だったよ、水道からの流れの

流心を狙って4色付近から狙ってみて・・。

とアドバイスをしつつ私も天満の夫婦に

買って来てもらった太めのチロリを刺し

二人の右側からキャスト開始。
同時にエボさんも投げ込み、

すぐにアタリが出て先ずは23センチ程度の

アベレージサイズが姿を見せてくれました。

先日釣れたのは午前10時過ぎからの竿出し

でしたが、今日は朝まづめからの釣り。

「ここにはもっと大きいのが居るよ・・」と

声を掛け、先日十分に楽しんだ

私と上ちゃんは今日は皆の釣りをのんびりと

眺めながら大ギスが誰かが釣るのを楽しみに

しつつマッタリモード。のつもりでしたが、

次に大きく曲がったのがトキねぇの

マスタライズ。1メートル以上も竿先が入り、

「アタリが出たね・・」の声と同時に

巻き上げ開始。
見えて来たのはやはり大ギスで

いきなり釣れてしまってトキねぇも

驚きを隠せない表情。

「いきなり自己新が釣れたわ」と

ビックリ。キスを計ろうと私が走り寄った

その直後、隣で投げていたモリさんの竿にも

竿先を強く引き込むアタリが何回も出て、

「うわっ来たっ」と歓声と共に

巻き上げ開始。

「今日も大型が回っているみたいだわ・・」と

私と上ちゃんが楽しみにしつつ待っていると・・
「いつもいつもヨメさんには負けて

られんしね・・」と言いつつもりさんも

ドカンといきなり拓サイズ。

「やりましたぁ・・」ともりさんが喜んでいると、

またトキねぇの竿にも大アタリ。
「あんた、わたしのキスのほうが

大きいのとちゃうの。」とドスを利かす

トキねぇ。

その威勢の良さにヒビリつつも

「確かにそうかも・・」と

計測すると、いきなり28.5センチで

もりさんのは27センチでしたっ。

どうやら18日よりも更に大きいキスが

回遊しているようで、

上ちゃんと2人で夫婦のバトルを眺めて

羨ましく思いつつ

指を咥えます。今日はチロリを

もりさんに買って来てもらいましたが、

本日の当たりエサはイシゴカイ。

大ギスは殆ど少し長めに刺した

イシゴカイに食って来ていました。
今日も旦那さんに勝って

喜色満面のトキねぇ。

「いつも優しい旦那さんなのに、

いじめるのを止めなはれ〜っ.」とワテが横で

言うのに、
2本のキスを掴んで誇らしげに

「今日もあやつをいわしたった」と

言わんばかりに

「イヒヒヒヒッ」とほくそ笑む

トキねぇさんなのでした。

ワテや上ちゃんが横でキスを釣っても

「あっ釣れたね」と笑って喜んでくれるのに、

旦那のモリさんが隣で釣ってしまうと、

急に顔面が引き攣り、

眼光が鋭くなって「何でやっ」と

言わんばかりに真剣に釣り、

勝つまで止めない

不思議な性格ですなぁ・・。

しかし、今日はもりさんも「負けておられん」と・・

すぐに
また大ギスのダブルで応襲。

26.5と25センチのダブルで

あれよあれよという間に

夫婦で4本も拓寸を釣り上げ、

「上ちゃん、魚拓取ってぇ・・」と

その後二人は余裕で

車に戻って魚拓取り作業。

仲が良いのか悪いのか

訳が判りませんなっ。

2人が釣った大ギスが居るポイントが

空き、そこに今度はエボさんが投げると・・・
エボさんにも26センチと中型のダブルで

「久しぶりに良い型を釣りましたわっ」と

嬉しそう。その間、釣れているポイントは4色

なのに、朝も早くからフルキャストのみを

していたマコちゃんだけが蚊帳の外。

「投げ過ぎたらキスが居る流れの流心に

さびいて来るまでにベラやチャリコに

エサを盗られるよ・・」と教え、

遠投大好きなマコちゃんも

チョイ投げして4色からさびき・・
ようやく25センチ程度のキスをゲット。

それを見て、「やっと釣れたの、」と

言いつつ魚拓取りから帰って来た

トキねぇが・・・
「3本目じゃっ、

また旦那に差を付けたった・・」と言わん

ばかりにまたしても自分の腕と同じ太さ位の

大ギスをゲットしてこれも27センチ。

「あ〜今日はトキねぇの独壇場だわ・・」

と言いつつ、私や上ちゃんには拓寸は出ず・・
私は25センチ程度の寸足らずのキスを相手に

必殺篭定スベシャル針の効用を

確認するのみで

皆の様子を撮影したり、

のんびりと朝寝をしつつ

マッタリとしていたので

本日は寸足らずの25センチ級が6本でした。
上ちゃんもまずまずの型を引っ張り出し

ましたが、僅かに寸足らずで

「ガックシ・・」。

それを見て即座にトキねぇが

「寸足らずちゃうの?、頑張って

もっと大きいのんを釣らな・・」と言い、

上ちゃんは

「悔しいのう・・腹が立つし

トキねぇを海にはめたろか」

と言っていましたが、

「あかんあかんっトキねぇを海にはめたら

キスを散らす毒が体から染み出して

キスが全部浮かんで

来るでっ」と皆で大騒ぎしつつWWGGと

賑やかに釣っていると・・・・・

いつも天橋立の大天橋で釣っている

Tさんが私たちの様子を見に来られ、

大天橋の様子を聞くと・・・

「今日の大天橋は絶好調で

駐車場のおじさんが、今日は早朝から釣って

帰って来る投げ釣りの人の

殆どが大漁と言っている」と

教えてくれたそうで・・。文殊の水道沿いで

竿を出していた釣り人の多くが

25センチオーバーを数本釣っていたとか。

そしてご本人は何と・・・
「先日から大天橋に通っていますが、

今日のキスが一番大きいです」と

見せてくれたのが・・何と29.3センチの

尺サイズ。

「あちゃ〜っ今日は大天橋だったの

かいなっ、あっちなら釣り場ももっと広いし、

沢山大ギスが釣れたのになぁ・・」と

残念至極。

文殊水道沿いで釣れる大ギスは

神出鬼没で流れや濁り具合によって

何処で大ギスが釣れるか判りませんが、

今日は私たちが釣っていた小天橋の周辺

よりも大天橋の近くの水道沿いが

良かったようで・・、

後の祭りでしたが、お昼前になり、暑くて

お腹も空いたし、お礼を言って昼食に

向かいました。
昼食後は久しぶりに午後からOBさんが

あつしさんと共に来ると

連絡が入り、到着を待ちつつ

宮津湾の波路地区の護岸で竿を出しました。

ここは滅多に大ギスは釣れませんが、

午前中は吉岡のお父さんとお母さんが

20センチ級をコンスタントに釣られたそうで、

竿を出しましたが、

吉岡のお父さんが根こそぎ釣ってしまった後で

釣れるのはピンギスとテカミハゼのみ。

そんな中でもトキねぇだけはキッチリと

オカズを増やし、本日はトキねぇの為に

有った日のようでした。

って事で本日は・・「機嫌が悪い時はキスを散らす怨霊が取り付いているから横で竿を出すと酷い目に遭う」とか

「あの人が怒って海を睨むだけでキスが散る」、「でもキス釣りの前日に美容院に行くと、何故か

ハエがトキねぇの頭の周りを飛び交い、その時だけはトキねぇにもキスが釣れる」、

「トキねぇ、お願いだからワシらと一緒にキス釣りに行く前の日は美容院行くんやでっ」と皆から

ボロカスに言われているトキねぇが何故か本日は竿頭になり、

ワテと上ちゃん、奥村さんには寸足らずのキスしか釣れなかった悲しい一日でした。でも、

偶にはトキねぇにもキスが釣れてくれないと、「皆には釣れるのにあたいにはキスが釣れん、何でやっ」と

怒ってキスを散らす電波をばら撒きまくるし、

特に旦那さんに負けたりすると、巻き添いを食らって皆が災難に遭う事必至。

旦那さんのモリさんには悪いけど、「いつまでもトキねぇをヨイショし続けてね」と心から思った一日でした。ではっまたぁ・・。