2009年釣行記
8月9日 レインボーキャスターズさん主催のフレンドリーカップに4人で参加させて頂き、私と上ちゃんが入賞させて頂きましたっの巻。 

8月9日は楽しみにしていたレインボーキャスターズさん主催のフレンドリーカップが淡路島の吹上げの浜で行われ、

チーム投げ北からは私と上ちゃん、奥村さん、あつしさんの4人で参加させてもらいました。

くにさわさんもエントリーはしていましたが、急な仕事が入り、前日の電話で悔しそうでしたが、「頑張って来て下さいね・・」

と応援を受け、「頑張って来るわ・・」と言いつつ土曜も仕事の私はヘトヘトになりながら残業を済ませました。

午後10時半に帰宅したら先ず風呂で汗を流し、それからタックルの準備をして休む間もなく

日付が変わった0時に家を出てあつしさんと福知山の上ちゃん宅に向かい、そこで上ちゃんと奥村さんに合流。

上ちゃんの家を出る頃には雨が降り始め、「また雨の中での大会かいな・・辛いのう・・」とボヤキつつ、

明石海峡大橋を渡る頃には雨も本降り。目指す吹上げの浜には2時半頃に到着しました。

すでに長大な車列が出来ていましたが、外は叩きつけるような大雨。

「こんなんで大会やるのかなぁ・・」と言いながら休憩していると、

クラブの伊達会長から、「松尾会長に頼んでおいたイシゴカイを分配してくれるので取りに来て・・」と連絡が入り、

傘をさして大会本部に向かい、レインボーキャスターズの皆さんに挨拶をしつつ参加費を支払い、

エサを受け取って暫し雑談。「えらい天候になりましたなっ」と松尾さんに言うと、「今まで18回開催してるけど、今年が最悪の天候や、

でも頑張ってな・・」と激励され、また車に戻って皆にエサを渡し、交代で受付を済ませに行ってもらっていると朝を迎えました。

海は数日前に沖縄を通過した

台風からウネリが 

押し寄せており、未だ波が残っていました。

下見をした人からは「手前でのみ釣れます、   

それもほんの波口でのみ」

と聞いていたので、

このウネリでは手前はさびき

難い状況。

と言って投げても釣れる海岸では無いし、

今日も難しい釣りを強いられそうです。

「まあ・今回は招待選手で1回戦は

観戦出来るし、

皆の釣りを見て作戦を考えよう・」

と思いつつ、ルール説明を聞き、

1回戦から出場の他の3人と雑談をしつつ

出発時間を待ちます。
周囲が明るくなった頃、

予定の時間よりも20分

出発を遅らせて1回戦が始まりました。

余り広くない吹上げの浜に

一回戦出場の選手が

150人程。2〜3メートルの間隔しか取れない

熾烈な戦いが始まりました。

出発前にチーム投げ北で立てた作戦が、

「とにかくこんなに混んでいたら

3投目まででキスが散って試合は終わる、

キスは手前にしか居ないそうだから、

1投目から

波口でポロポロと拾えれば幸いじゃっ、

周りは1投目は様子を見る為に

3〜4色は投げる選手が多いと

思うけど、同じ事をしててもダメ、

徹底的に手前

のみを攻めて皆が3〜4色を

さびいている間に

2色以内、特に1色よりも手前を

丹念に探るべし・・。」と声を掛け合い、

上ちゃん、奥村さん、あつしさんは本部よりも

左方向に走りました。
一方、クラブの伊達さんやくまさん、

伊太郎さんは

右方向へ。くまさんは今回も爆走し、

押登崎の下の岩場近くまですっ飛んで

行きました。

暫くすると1回戦のスタート。

遠くに移動して行く選手が未だ

走っている中、

早くも開始のホイッスルが鳴り響きました。

早速私も招待選手のしおざきさんや

堀川さんたちと浜全体釣れ具合を見ながら

上ちゃんたちを追い、

皆の釣りの様子を見に行きました。
しかし・・

1投目からキスを引っ張って来る選手は

まばらで、殆どの選手が素針を引いて

首をかしげています。

見ているとズルズルとさびいている選手は

殆どが素針で、手前で仕掛けを止めて

ジックリとキスのアタリを待てた選手がぽつり、

またぽつりと釣っている状況。

「やはり今日は止め釣り模様か・・」と

思いつつようやく上ちゃんや

あつしさんが集まって

投げている場所に到達。
そこにはTuskerさんも居て、聞くと

「激渋ですね。」と苦笑い。

この時点であつしさんも上ちゃんも未だ

キスの姿を見ておらず、

聞くと手前を引いてもウネリが見た目よりも

強く、仕掛けが絡む様子。

「仕掛けが絡んでも手前しか居らんから、

辛抱して頑張って・・」と声を掛け、

あつしさんが1.5色あたりまで、

もうウネリの白波の下あたりまで

引いて来て・

突然、

「あっ海底にゴロ石の有るあたりで引くのを

止めたらアタリが出ましたっ」と言いつつ

巻き上げ開始。そして見えて来たのは・・
何とキスのダブルにベラ3匹のバナナ。(~o~)

「やったね・・ようやくボウズを逃れたなっ。」

と声を掛けると、あつしさんも満面の笑み。

「仕掛けをゴロ石の上で引いたらアタリが

出なかったけど、止めて待っていたら突然

ガンガンゴンゴンと

アタリが出ましたぁ!!」との事。

どうやらゴロ石の上でさびくと

オモリが石と当たってコツコツと音を発して

キスが嫌がるのかなぁ・・」と

思いつつ見ていたら

隣で上ちゃんも近投をし、さっと1.5色まで

引き寄せておいて何と置竿。(~o~)

それを見て皆で笑っていると・・

何と上ちゃんの

キススペの穂先にプルプルとしたキスのアタリ

らしき反応がっ。

「あっ上ちゃん、アタリが出てるがな・・」と

言うと、

さっきまでさびいて全く無反応

で素針のみだった上ちゃんの表情が

さっと明るくなり、楽しみにしつつ

巻き上げの様子を

見ていると・・
何と上ちゃんもキスのダブル。

しおざきさんと共に、

「やったね・・上ちゃん。」と

祝福。聞くと「引いても釣れんし、

いちかばちか、イシゴカイを1匹付けして

置竿にしたのよ・・まさかそれに

食ってくれるとは・・」と釣った本人も苦笑い。

その後は予想どうり、開始以降3投程で

何処にもキスは居なくなり、

あつしさんも上ちゃんと止め釣りをしたり、

時には遠投したりするも、この混雑では

全く反応が出なくなり、一回戦の終了と

なりました。

二人は「たったの2匹だ〜っ」と

嘆いていましたが、検量が進むと浜全体に

全く不調で唯一釣れたのは右方向の端で

くまさんたちが10匹程度釣っていたのが

目立ったのみ。他の場所ではボウズ続出で

結局2回戦進出はボーダー2匹で

上ちゃんとあつしさんはワンチャンスを

ものにして2回戦へ進出。

残念ながら奥村さんは

1匹のみで予選落ちと

なりました。
2回戦も雨中の戦い。

関東から参戦の大福さんたちと共に

雑談をしつつ「2回戦は1回戦以上に

激渋必至、何処にキスが居るのやら・・」と

思いつつ出発の列に並び、海を振り返ると・・

1回戦の時とは違って追い風が吹き、手前の

ウネリが弱まっていました。「あっこれなら

砂紋バスターを使っても波口で止め釣りが

出来そう・・」と

言い合いながら先ほど上ちゃんと

あつしさんが釣っていたあたりまで歩き、

なるべく波が弱い場所を見定めて

クーラーを置き、力糸に砂紋バスターを

接続しました。
近くには横山さんも居られ、

恐らく昨日は下見も

されたと思うし、ポイント選びに間違いは

無さそう・と思いつつ、

1回戦では外道のフグも殆ど居なかったし、

金玉を付けた仕掛けに

イシゴカイを少し長めに刺し、なるべく

目立つようにして1投目。

「ウネリよ来るなよ・・

砂紋バスターよ・・何とか

波口でフラフラと漂ってキスを誘ってくれ・・」と

祈りつつ、2色に投げた仕掛けを

ガンガンと巻いて

砂紋バスターを海面に浮かせ

ウネリの白波よりも5メートル先あたりで

巻寄せをとめて沈下させます。

これで仕掛けはまっすぐに沖に伸び、

砂紋バスターは海底で

立ってフラフラトしているハズ・・・。

と思いつつ僅かに引くと「コツコツ・・」と

小石底の様子。「ここでアタリが出るまで、

隣が巻き上げてもあせらず待ち続ける・・」と

無心でアタリを待ちます。

やがて作戦どうり、「プルプル、ブルッ」と

一発目のアタリが出ます。

「ここで焦って巻いてはダメ・・せっかくキスの

群れがワテの仕掛けの周囲に居るのだ・・

引いてキスの群れから仕掛けを離さず、

このまま追い食いを待つ・・」と辛抱していると

2発目のブルルルッ・・」
「あつしさん、アタリが出たわ・・、

すぐそこだよ」 

と言いつつ、更に欲張って

じっとアタリを待ち、さすがに砂紋バスターが

ウネリのパワーに負けて落ち着かなくなり、

手前に押されて糸フケが出始め、

「これまでか・・巻き上げるかぁ・」と

思った瞬間、

3発目のやや強いアタリがっ(~o~)

直後に沖から大きめのウネリの山が

接近し、「今だっ」と一気に巻き上げ開始。
巻き上げるとアタリの数と同じ、

3匹のキスが見えて来て、

「よしっやった・・」と

歓声をあげつつ取り込みました。

周囲は全く釣れて居なかっただけに

とても嬉しかったですが、直後に隣で

横山さんもダブル。

上ちゃんも単発で釣り上げ、

焦る・・・。しかし、このあたりはキスが

居るようで、

また2回戦も3投までで終わりそう

ですし、うかうかしては居られません。

このあたりが釣れると判ると、

関東や上越の濃い〜皆さんが集まられ・・・

超遠投してぽつぽつりと

引っ張って来る選手も。

そんな中、私と上ちゃんは近投に徹して

またアタリを捕らえ、隣で上ちゃんがダブル。

私もダブルで掛けたものの・・波打ち際で

ポロリと1匹外れて逃走するキス・・

必至で追いかけて掴もうとするも、

手からすり抜けて結局単発で合計4匹。

上ちゃんもその後単発で4匹。

20分経過後はまた予想どうりに

全く釣れなくなり、横山さんも2匹から

追加が無く、2回戦はあっと言う間に

終わりました。
本日の釣果なり〜。でも型の割りに

吹上げのキスは元気で

気持ち良いアタリをくれました。

あの数回の「プルプルッ」だけで

一週間の勤務の疲れが

吹き飛んでゆきましたっ

4匹のキスに多謝・・しつつ検量を受けると、

2回戦も全体的に激渋で釣れておらず・・・
しおざきさんも1匹で苦笑い。

このあたりから雨が更に強くなり、

デジカメも濡れてピンポケでm(__)mであります。
関東の伊藤さんも2匹で残念、

遠路はるばる来られて

激渋で大変な大会でしたね・・。

お疲れ様でした。
優勝は神戸パルフィッシングの

大橋選手が10匹のダントツで

見事初優勝されました。

副賞はマスタライズキスの30号Hスペックで

羨ましかったデスぅ・・。
レディース賞は原崎さんで

1回戦では6匹も釣られて

さすがですなぁ・・。

レディース賞と言えば今回、

チーム投げ北の

レディース賞ハンター、皆様ご存知の

トキ姐さんは

所要で来られませんでしたが、

来てたらどんな成績だったのでせうか・・。

あまりにも釣れなかったので

また海に向かって

「あたいをなめてんのかっ」と

吠えてたかも知れませんなぁ・・。
検量後のひと時、チーム虎の穴の

N田さんも私と同じ4匹で

「お互い頑張りましたね・・共に入賞出来て

嬉しいですなっ」と

握手。(~o~)
結局10匹の大橋さんが優勝で

以下5匹の選手が6人でジャンケンで

上位入賞、表彰され、

101匹会のキャプテンさんが準優勝。

力石さんが3位、小町さんが5位とお二人は

何処の浜で釣られても強いですなぁ・・。

1匹を波打ち際で逃した

私は上ちゃんと共に4匹で7位タイ。

ジャンケンの結果、上ちゃんは9位の賞品を

ゲット。

私は11位でPEの道糸を頂きました。

あつしさんは2回戦ボウズで残念でしたが、

チーム投げ北からは2名が入賞を

果たせ、来年のシード権を頂きました。
大会後は堀さんや大福さん、高橋さんなど

濃い〜トップトーナメンターの皆さんと

歓談し、楽しいひと時でした。
最後は抽選会で全員に参加賞を

頂けました。

レインボーキャスターズの皆さん

本当にお世話になり、

ありがとうございました。

って事で今回の大会でも激渋でおまけに大雨の中の大会で大変でしたが、

チーム投げ北からは4名が参加して3名が2回戦に進出を果たせ、決勝では作戦どうりに1投目に釣る事が出来、

上ちゃんと共にまずまずの成績を残せましたし、レインボーキャスターズの皆さんの楽しい大会運営のお陰で

釣果や天候に関係なく、とても楽しめた大会で帰路もWWGGと賑やかに帰宅しました。

次回の大会は月末の行われる大阪協会の段位制認定のクラブ混合キス釣り大会ですが、今回と同じ吹上げの浜での開催。

次回こそ、ポンポンと連で釣りたいものですが、今日の経験を基にまた頑張りたいと思います。ではっまたっ。