2009年釣行記
6月27日〜28日 東西投げ釣り100人の会に上ちゃん、くにさわさんと参加。

懇親会では多くの方に親密にして頂き、とても楽しい交流会でした。翌日のキス釣り大会では超ハイレベルな皆さんと

共に競技をし、厳しい結果となりましたが、今後に繋がる修行、勉強になりありがとうございましたっの巻。 

6月27〜28日は全日本サーフ主催の東西投げ釣り100人の会にチーム投げ北から

私と上ちゃん、くにさわさんの3人で参加させて頂きました。100人の会は一年毎に交代して太平洋側と日本海側で行われ、

今年は日本海側での開催。日本海側の場合は北陸で行われ、今年は大会会場、宿泊地が福井県の芦原温泉、キス釣り大会は

塩屋海岸で行われる事になりました。

集合は27日の午後16時となっており、受付のお手伝いを伊達会長から命じられた私たちは午前10時半に舞鶴を出発。

いつものように賑やかにドライブし、北陸道の金津ICを降りて会場の芦原温泉のホテルには午後2時半に到着しました。

会場は芦原温泉の美松。今年も立派な

温泉旅館が会場で、到着して暫くすると

高知協会の吉永協会長、山中さんたちも到着。

早速頼んでおいた

鮮度抜群のイシゴカイを

受け取り・・・
逆に頼まれていた篭定釣具店さんから

購入したチロリをお渡ししました。

これは篭定釣具店の寺田さんが

丹精こめて選別され、鮮度が落ちないように

独自のノウハウも詰め込んで   

パッキングして下さったもので、東京協会の

エボ鯛さんが篭定釣具店さんに

わざわざ立ち寄って購入してお持ち下さった

品です。その品質と鮮度の良さで

お渡しした皆さんから

とても喜んでもらう事が出来ました。
その後受付のお手伝いをしていると、

日本サーフのサイさんや小町さんも来られて

早速名札をお渡しし、明日の大会でのブロック

抽選、参加費の集金を受付で済まされて

いました。
レインボーキャスターズのAチームの皆さんも

元気に到着。抽選の結果私は大前さんと、

上ちゃんは松尾さんと同じブロックとなり、

明日は頑張りましょう・・と挨拶。

幸い私たち3人は別々のブロックとなり、

くにさわさんがCブロック。私がDブロック、

上ちゃんがEブロックと潰しあいとなる事無く

ほっと一息。
静岡県投釣連盟の皆さんはバスを

チャーターして参加。

全国で活躍されている

トップキャスターの皆さんが

一度に大勢入って来られました。

受付は4時過ぎに終わり、その後私たちも

温泉で汗を流し、休息してから

6時から始まる

開会式、懇親会に向かいました。
この旅館で一番大きい大広間で開会式と

夕食懇親会が行われました。

先ず明日の大会ルールの説明が有り、

続いて全日本サーフ、日本サーフ、静投連の

会長より挨拶。その後メーカーの代表により

乾杯の音頭が有り、楽しい懇親会が

始まりました。
懇親会が始まって暫くすると席を立ち、

神戸投翔会の経ヶ坂さん、北陸漁友会の

島野さんと乾杯。島野さんは明日の大会会場の

近くに住んでおられ、一昨日の下見の様子を

詳しく教えて下さいました。

聞くと「駐車場から遠いブロック程良く釣れます、

佐織さんのDブロックはまずまず釣れるので

30匹は釣ってもらわないと・・キスは

4色あたりで良く釣れています。」と聞き、

「じゃっ、明日は30匹を目標に頑張りますわ・・」

と返答し、その後ビール瓶を携えて

皆さんに挨拶すべく俳諧する事にしました。

次に回った席では横山さんと力石さんが

お酒を酌み交わしておられ、

私もお酌させてもらいました。

全国大会で何回も優勝されているご両人が

会席されるのも100人の会ならではの光景。

そこにレインボーキャスターズの岡野さんや

徳島協会長の塩田さん・・と

トップキャスターが集まり賑やか・・

全日本サーフの皆さんとは

お会いする機会も多いのですが、

今日は東西日本を代表する

トップキャスターの交流会。

その後は東軍の皆さんとの懇親で楽しみます。

サイさんとは2004年シマノJC全国大会に

共に出場して以来ずっと

お付き合いをさせてもらっており、

楽しい会話でWWGG・・(~o~)
話していると今度は横山さんや植田さんが

来られて余計に賑やかに・・。

撮影してくれた人も酔っていて

ピンポケですわぁ・・。
その横山さんたちが何処かに行かれたら

今度は報知名人の西向さん、

昨年のシマノファイナル3位の小町さん、

07ダイワファイナル優勝の國友さん、

神奈川投友会の石田さん、

神奈川サーフの渡辺さん・・・と、とても濃い

トップキャスターの皆さんに混ぜてもらって

お酒を酌み交わしたり記念撮影したりと

親交させてもらいました。

普段は殆どお会いする事が出来ない皆様と

話が出来るのも100人の会ならでは。

大変為になるお話しも多くお聞きして

シアワセなひと時でした。


渡辺さんには、

「佐織さんの居る北近畿は良いよなぁ・・

俺らが普段釣りをしている大磯なんかじゃ

1日30匹も釣ったやつが居たら事件になる。

殆どが1日1匹か2匹でおしまい、羨ましくて

なりません、サイさん、今年は北近畿さんの

お祭りにも是非行こうよ・・」と嬉しい事を

言って下さりました。
くにさわさんは07ダイワファイナルで

國友さんに大変お世話になったそうで、

3人で歓談。

私は明日の大会で國友さんと同じブロックと

なってしまい、「お手柔らかに・・」と言いつつ

國友さんに来週行くシマノ九州予選

が行われる

新松原海岸の最近の釣れ具合や

釣り方などを聞き、いろいろと

詳しく教えて下さり、大変勉強になりました。

その後も歓談は午後9時頃まで続き、

後は各部屋に分散して

日が変わる頃までWWGG

とやって後は爆睡となりました。
翌28日は3時に起床、3時半に旅館を出て

キス釣り大会の会場に未だ夜が明けきれぬ

4時に到着。暫くすると明るくなって来て、

駐車場から約700メートル離れた

大会本部まで浜を歩いて

Cブロックの前に設置された本部テント前に

集結します。

大会はA〜Eの5ブロックに分けられており、

東西それぞれ11人の選手が1つのブロックで

一緒に釣りを行い、東軍、西軍各々上位4名が

決勝に進出するルールで行われます。

競技はキスの数で競い、競技時間は

1回戦が5時から8時までの3時間。

決勝が9時から11時までの

2時間で行われます。

あの濃い〜ぃメンバーが揃う、1回戦から

気の抜けない戦いで昨日の和気藹々とした

雰囲気から一転。皆さん緊張の面持ちで

ブロック毎に並びます。
私のゼッケンは105番。

Dブロックではドン尻に近い番号ですが、

お隣の西軍はササメ針の吉井さんで

話をしつつ釣り場に移動後

ルールどうりに

東軍、西軍と番号順に交互に並び

クーラーを置いて

釣り座を確保。

1投目が終わると自由に移動して良いルールで

私はワンドの奥のまずまず良い位置に

入れました。
5時にホイッスルと共に一斉に投入開始。

右隣は東軍のファイティングサーフ、猪熊さんで

この方は昨年のG杯ファイナリスト。

えらいハイレベルな方とお隣に

なったものですが、1投目から遠投して

5色あたりをジックリとさびかれ、

いきなりの5連(^_^;)

私は取り敢えず砂紋バスターで

3色から手前を探って

ようやく2色でアタリを捕らえて

何とかピン1匹。いきなり離されて

しまって焦る・・。そのまたお隣は吉井さんで

1色を丁寧にさびいて毎回のように

3〜4連でこれまた好調に数を伸ばされて

いました。なのに私の前にはキスが薄くて

砂紋バスターで丁寧に探ってもアタリが出るのは

道糸が2色に入った辺りだけでその奥も手前も

キスが薄くて素針は有りませんが1〜2匹づつ

しか釣る事が出来ません。「う〜ん、いかんなぁ・・

隣の猪熊さんはどうやら4色辺りで良いアタリを

連続して捕らえて連で掛けた後は手前は捨てて

巻き上げているようだ・・4色以上に居る

キスの方が明らかに活性が高そう・・」と

思い、私も砂紋バスターを5色に投入。
すると・・確かに4色半には活性の高いキスの

群れが居るようで、投入直後にガンガンと

アタリが連続して4連。今度も5色で3連と

ようやく10匹を超えて胸をなでおろします。

が・・隣では猪熊さんが暴走状態。

殆ど5連、7連と好調そのものでどんどんと数を

引き離されてゆきます。

こんな時はそれを見て焦ってはなりませんが、

猪熊さんの釣りを横目で見つつ、

その後激しい打ち返しでどうやら4色の

キスも薄くなったようで、また私は1から

やり直しで

キスの居場所を5色から1色まで探る釣り。

近くで1色以内を丁寧に引いてコンスタントに

釣る吉井さん同様に1色以内を引くも相変わらず

低活性でピンがポロポロ程度。

相変わらず素針は無いものの、なかなか数が

伸びません。その内4色のキスを諦めた

猪熊さんや吉井さんの隣で遠投を始めた

富士鱚楽会の朝原さんが遠投で6連、7連と

釣られ、私も砂紋バスターからカッ飛び天秤に

換装して7色からさびき・・・
良い型が6色でアタリをくれて3連。

どうやら沖には活性の高い20センチ級の

良い型が回遊している様子。

「もう一回」とまた遠投すると・・

左方向から何と・・・漁船が網を引きつつ接近して

大急ぎで仕掛けを回収。

仕方なく漁船よりも手前の2色以内を探りますが

この浜は砂紋が大きめでムクオモリでは

なかなかスムーズにさびけず、釣れても

単発か2連程度。

漁船が去るとまた遠投して3連程度ですが、

すぐにまた漁船がぁ・・・の繰り返しで

なかなかペースが掴めず、漁船が目の前に居る

時にはまた砂紋バスターに戻して・・と

忙しい・・。なかなかペースを掴めないままに

早くも終了時間となり、猪熊さんには大差を

付けられて終了。何とか目標の30匹は

確保したようですが、最後まで自分の得意の

釣りで多連掛けを出来ず、物足らない

思いがいっぱいの

消化不良の気分で

一回戦を終えてしまいました。
私の釣果。型がバラバラで

時折良型が混じったものの、

ピン主体の結果で30匹。

他の多くの選手も言ってましたが、

今大会では私は針の選択も

間違ったようで、今日はキツネ型の針は

何故か乗りが悪くバレ多し・・・。

袖型や競技用キスヒネリにしてから

乗りとバレが改善しましたが、気付くのが遅く

惨敗。

猪熊さんの素晴らしい釣果。

毎回のように5連以上、悪くても3連程度と

とても良く釣られ、

66匹の釣果でダブルスコア以上の

差をつけられてしまいました。
検量は係員の前で本人が1匹1匹数えて

申告するやりかたで行われ、同じブロックの

大前さんも私同様で30匹台と振るわず

2回戦進出ならず残念・・・。

一昨年は優勝だった

同クラブの松尾会長もボーダー同匹数で

ジャンケンで負けて1回戦敗退となり、

とても残念そうでした。
これまた同じブロックだった渡辺さんも

遠投主体に攻めておられましたが

44匹とまずまず釣られたのに

80匹〜60匹釣る選手が4人も居られて

1回戦敗退。私と共に「悔しい〜」と苦笑い。

Cブロックのくにさわさんも32匹で敗退。

一番良く釣れていたEブロックでは

強豪の松尾さん、横山さん、吉永さん、山中さん

植田さん・・と強豪選手に混じって上ちゃんも

42匹釣って善戦するも・・

これまたボーダー45匹と惜しくも敗退。

チーム投げ北は3人揃って討ち死にしました。
サイさんも38匹で

「船がなぁ・・邪魔するもんなぁ・」と残念。

それぞれ善戦したものの、

前夜の酒宴で2回戦進出を誓った戦友は

華々しく浜に散りましたぁ・・。

トボトボと駐車場を目指してくにさわさんと

歩いていると、何とこのお方も・・。

最も釣れなかったAブロックで

頑張られた力石さんも

30匹がボーターのところ、

「20匹しか釣れなかったよ、

魚、居ないんだもん・・」と残念そうでした。

その後トボトボと旅館に帰って

温泉に浸かり、汗を流して

涼しいロビーのソファーで爆睡。

一回戦敗退者にのみ与えられる

爆睡タイムを存分に享受したのでありました。

2時間ばかり惰眠をむさぼっていると、

2回戦を戦い終えた皆さんが旅館に帰って

来られ、
全員で昼食を食べた後は表彰式。

優勝は決勝でも46匹を釣られた

北陸協会、北陸漁友会の島野さん、

準優勝が44匹を釣られた

高知協会、観音寺サーフ四季の会の増田さん、

3位も高知協会でRYOMAサーフの

吉永協会長で43匹を釣られました。

おめでとうございました。

詳しい順位表は後日発表の

全日本サーフのHP

御参照下さい。残されたお楽しみは

ダイワのマスタライズキスの30号も当たる

抽選会でしたが、私たち3人には

竿やクーラーなんぞはカスリもせず、

しかし・・
何とサイさんがチャリンコをゲット・(~o~)

「たまには良い事ありますね。」と嬉しそう。

それを見て、「そんなのウチの車には

荷物がいっぱいで狭くて

乗らないよ、あの北近畿のハイエースに

放り込んで帰ろうぜ」と

同乗して来られた渡辺さん。
「乗らないし、是非投げ北の秋祭りの

賞品に使って下さい」とサイさんから何と

チャリンコを頂きました。本当に嬉しい心遣いで

ありがとうございました。

ここをご覧の皆様、秋にはこれを

優勝者の方に差し上げますので頑張って

下さいね・・(^_^)v

サイさんや渡辺さんも時間が取れれば

来て下さるそうで、

「楽しみにお待ちしていますね・・。」と

お別れしていると、


優勝された島野さんも嬉しそうに

会場から出て来られ、

皆でまた「島野さんおめでとう・・」と祝福して

楽しかった東西投げ釣り100人の会は

終わりました。

って事で今年の大会は3人揃って1回戦敗退と惨敗でしたが、超ハイレベルな皆さんと共に

しのぎを削る大会に参加して凄く良い経験をさせてもらいましたし、勉強をさせてもらいました。

何より普段お会いする機会が無い関東や東北、東海の皆様との交流が出来た事がとても嬉しく、とても多くの情報交換も図れ、

結果はともかくとても充実して楽しい2日間でした。今回の大会でも大会役員の皆様やメーカー各社の皆様には大変お世話になり、

ありがとうございました。また、素晴らしいエサを

準備して下さった篭定釣具店の寺田さんや吉永高地協会長にも大変お世話になり、

本当に感謝しています。ありがとうございました。ではっまた・・。