2009年釣行記
6月20日 葛野でアスリートカップWEST大会に参戦しましたっの巻。 

6月20日の土曜は葛野海岸で開催されるササメ針のアスリートカップに参戦、

翌日曜は全日本キス釣り選手権大会の間人会場に申し込みをしており、

2連戦で参加する事になりました。チーム投げ北からは私と上ちゃん、奥村さん、くにさわさん、あつしさんが、大阪サーフからは

くまさん、伊太郎さんも参加。先ずは土曜に開催されるアスリートカップに参加すべく、残業もそこそこに済ませて午後9時に帰宅し、

睡眠は現地で取る事にしてハイエースに2日間のタックルと氷、食料を積み込んで午後11時にいざ出発。

道程1時間強で葛野に到着し、暫く寝酒を呑んでいると虎の穴のサウスポーNさんやちろり餡さんが来られて談笑。

楽しい会話をしているとすぐに時間が過ぎ、気が付いたらもう午前3時過ぎ。(~o~)暫くすると早くも空が明るくなって来て、

車からタックルを降ろし、受付に向かいました。

今日の参加者は過去最高の200名だそうで、

予定より早めに受付が始まりました。

私はこの大会には過去100人の会や他の行事

と重なって参加出来ず、実は初参戦。

大会の検量ルールなどを上ちゃんたちに

聞きながら列に並び、参加費を支払って

出発順のクジを引くと・・128番で

相変わらずのクジ運。
Tuskerさんは今回何と3番クジゲット。

「箱石目指して走るしか無いわねぇ・・」と

皆に言われていました。
箱石までは約2キロ弱と遠く、くにさわさん、

Tuskerさん、チビトラ君は例の

砂浜爆走サンダルで突撃準備中。
クジ順に並んで大会ルールの説明を聞きます。

今回もポイント制での大会で

キス1匹10ポイント、重量は1グラムが

1ポイントと説明が有り、釣り場範囲は

箱石から小天橋までの3キロの範囲と

説明が有り、6時半、いよいよ1番クジの選手

から出発となりました。

上位を目指す皆さんは殆ど箱石方向に走られ、

ドンドンと釣り座が埋まってゆくので

私は先日から台船が入って砂を掘り起こして

いたあたりが少し深いので小天橋方向に

似たクジ順のくにさわさんと向かう事にしました。
一方、横山さんは先日下見をした上ちゃんや

奥村さん、あつしさんと共に

箱石方向へ。最初の出っ張りが

手前で良く釣れているので

そこを目指して小走りで向かわれました。
目指す釣り座に到着し、周囲を見渡すと

結構な混雑度ですが、

手前4〜1色でしか釣れないのは判っていたので

さほどオマツリもしないだろうとくにさわさんと

並んで仕掛けの準備を進めます。
近くで食うので今日もオモリは砂紋バスターの

25号。

こいつをキスが散らないように遠めに投げたら

即早巻で浮かせて

ポイントの近くまで海面を滑らせた後、

静かに沈めてそこからジックリとキスを誘う釣り

で数を拾う作戦。

今日はベタ凪で大型の接岸は少ないだろう

との予測で数狙いに徹する作戦で

針はキススペ4号の8本。

先針だけ篭定さんの必殺篭定スペシャルを

取り付けてある仕掛けで

時折来るかも知れない良型も

例の光るヒゲの効果で

狙える仕掛けで望む事にしました。

竿はもう片手の一部のように慣れている

キススペ、リールはキススペシャルMgで

近投主体の釣りになりそうなので

バックラッシュの心配無用の

ストレートスプールに道糸は0.6号。

チロリとイシゴカイを半々に刺していたら早くも

開始のホイッスルが鳴り響き、

1投目の投入となりました。

海はベタ凪で快晴。早くも強い日差しに

照らされて朝から蒸し暑い・・・。

4色に投げて3色から引くとすぐにアタリが出て、

暫く追い食いを誘ってピンの3連。

ここは離岸流の跡のようで、

沖の沈みテトラから手前まで全域が

周囲より深く、少しでも長い間キスが散らずに

釣れそう・・・とくにさわさんと話しつつ、

2〜3連で釣り続けます。

キスは2色あたりが濃く、予想どうり

良型は不在。イシゴカイを小さく刺して

ぽつぽつと素針は無くピンを拾う釣りで

推移。
隣でくにさわさんは1色を丁寧にさびいて

4連。1時間を経過して2人共に

15匹程度で目標の3時間30匹に対して

少し上回るペース。

そこに「お邪魔しますぅ・・」と但馬豊岡サーフの

寺下さんが来られ、聞くと未だボウズだそうで、

「ここはまずまず釣れますよ」と

仲良く並んで釣り続け、寺下さんもようやく

ここでダブル。「今日初キスですわ・・」と

ほっと胸をなでおろしておられました。

それからまた30分、キスは次第に薄くなり、

食う場所も2色であったり、4色で食ったりと

投げる度に違う距離でアタリが出る難しい

展開。

最初快調に飛ばしていたくにさわさんの竿

に全くアタリが出なくなり、私も初素針を引いて

移動を決意。

朝方4〜5連しておられる選手が多かった

左方向の出っ張りに小移動しました。
しかし・・ここでもすでにキスは薄くなっており、

周囲の選手を見ていても素針ばかり。

仕方なく得意の超手前釣りを展開して

砂紋バスターが見える範囲で

止め釣りをして単発づつですが、

ポロポロとキスを追加。

ようやく25匹程度となり、

残り1時間。出っ張りでは2色〜4色の範囲が

浅くてその手前の溝で朝方は中学生選手も

4連とかしていましたが、叩かれまくって

すでにキスは薄くなっており、

先程釣っていた深いポイントに未だ寺下

さんが頑張っておられたので戻る事にしました。
「どうですか・・」と聞くと、

「今は3色で食っています。」と好調を継続中の

様子。どうやら浅い場所で叩かれたキスが

この前の深みに集まって来ているのか、

またここでエサを刺していると、

同じく豊岡サーフの選手が5連。それも

中型交じりで好調。

「しまった・・もう少し粘って

いたら良かったなぁ・」と思いつつ投げると

私もすぐに2色でアタリを捉えて

また2連。寺下さんも単発は少なく

2〜3連で数を伸ばされており、聞くと

30匹程度になったそう。

残り30分。目標の30匹は超え35匹程度に

なりましたが、もう少し追加しよう、あわよくばと

最後まで寺下さんと共にポロポロと釣り、

スタートから終了まで素針は3回のみで

したが、多連掛けも出来ず、最高4連で

合計37匹。良型は皆無で

ポイントをかせぐにはひたすら数を追う

苦戦必死のしんどい大会でした。

検量の列に並んでクーラーを覗くと・・

ピンのみで今日はチロリは殆ど食わず、

イシゴカイのみで釣れた結果で

周囲も同様でしたが・・

一方箱石方向に走られた選手は

良型を持って帰られる選手も散見出来、

上ちゃんや奥村さん、あつしさんも

ピン主体の中に良型も交えて

いました。
同じく箱石の岩場まで走られた

ちろり餡さんの釣果を見て、

太いキスが2〜3本

で重量ポイントを稼がれておられ、

ニンマリしておられました。

「んなキスが何処にいたの、こんなベタ凪で

ありえん」と、ビックリして聞くと、

「シモリの際に居た」そうな。

箱石方面では

最初はフグの猛攻に難儀した選手が多かった

そうですが、こんな良型も混じったそうです。
あつしさんも1匹だけでしたが

大型を持って嬉しそう。

「この1匹でワテのピンの15匹分位は

重量ポイントが有りそうじゃ〜」と

羨ましかったです。
岡野さんも小天橋の端まで走られ、

「朝は7連も有ったよ」とピン主体ながら

40匹以上も釣っておられました。

一方、松尾会長は箱石でフグの猛攻に

難儀されて爆死。「辛かったわ・・」と

渋い表情でした。
くにさわさん、くまさん、伊太郎さんは私同様に

ピンのみであまり数も伸びず

反省会。
今回も関東や新潟からの参戦も多く、

大林さんや大福さんも数を釣られて

上位入賞されて嬉しそう。

トップアスリートの伊藤さんや小町さんも

参戦されていました。

検量、審査中には砂浜清掃が行われ、

今回見事に1匹釣った金太郎ちゃう、

チビトラ選手も元気にゴミ拾い。
でっ結果表です。

優勝はTAKE紀州さんで49匹501グラムと

小型キスながら堅実に数を釣られていました。

新潟から参戦の大林さんも43匹で

498グラム。3位チロリ餡さんは数はそこそこ

でしたが大ギスを2本釣られて重量勝負で

3位。以下関東の大福さん、レインボーの岡野

さん、101匹会の近藤さん、鳥取キス研の

山崎さん・・と実力者が上位に名を

連れられました。

残念ながらチーム投げ北の皆は私を含めて

揃って750ポイント程度で20位程度に沈み

健闘空しく入賞は果たせませんでした。

唯一表彰を受けたのはあつしさんで

23.5センチのキスを提出し・・

大物賞を獲得。賞品としては何だか微妙な(~o~)

そうめん流し器をゲット。
表彰台の皆さん、おめでとうございました。
関東の大福さんと記念撮影してもらいました。

大福さん何処の大会でも強いなぁ・・・・

爪の垢を煎じて飲ませてもらわんと

あきまへんなっ。
レディース賞は原崎さんでした。

この方も女性ながら釣りが上手で

良く表彰台でお見かけし、

トキ姐さんのライバル?。(~o~)

って事で今大会では私やくにさわさんは数はまずまず釣れ上位入賞者と同様に釣れましたが型に恵まれず、沈みました。

一方、上ちゃん、奥村さん、あつしさんは下見で良かった場所に入って型に恵まれましたがいまいち数が釣れずにこれまた惨敗。

地元での大会で入賞を目指していただけに全員10〜20位程度と惨敗して残念でしたが、今回も多くの皆様に

声を掛けて頂き、今回も大会を楽しめました。

主催のササメ針のスタッフの皆さんもとても暑い中でしたが楽しい大会の進行で盛り上げて頂き、本当にありがとうごさいました。