2009年釣行記
5月31日 報知キス釣り選手権徳島予選に上ちゃんと参戦。砂紋バスターで四国でのキス釣りを楽しみましたっの巻。 


5月30日土曜、投げ北チームからはくにさわさんとあつしさん、天満のもりさん、ときねぇさんが

弓ヶ浜で開催された報知キス釣り選手権、鳥取予選に参戦。あいにく悪天候と高波で流れ藻が激しく、全員が爆死したと連絡が有り、

「残念だなぁ・・明日のダイワ鳥取予選は頑張ってね・・」と祈りつつ、仕事を終え、日曜のみ休みな私と上ちゃんは

徳島で開催される報知キス釣り選手権、徳島予選に参加すべく午後11時に福知山を出発。

道中はいつものようにキス談義に花を咲かせつつ、時折叩きつけるような雨の降る中、

淡路島経由で3時間半で選手権予選会場の北の脇に到着しました。北の脇に着くと雨は止み、寝酒を呑んでいると

お隣に高地協会の吉永会長が来られ、ここの釣り場の様子をいろいろと教えてもらいました。聞くと「5色より遠くは沈みテトラが有るよ、

キスは3〜4色で十分釣れる、明日は波も静まってまずまず釣れると思う」との事。私が持参した砂紋バスターにも興味を持たれているようで、

一通り説明し、「明日差し上げます」と言うと、高知で購入された細くて動き抜群のイシゴカイを下さり、お礼を言ってその後一旦仮眠。

1時間も寝たら空が薄明るくなり、駐車場は賑やかになって来ました。

遠く弓ヶ浜からモーニングコールしてくれたくにさわさんの電話で目覚め、クーラーにド派手な砂紋バスターをセットし、今日は数の大会なので

カウンターをリセットして出撃準備完了。

同じクラブの伊太郎さんも来て、頼まれていた砂紋バスターを手渡して

またキス談義。しおざきさんや経ヶ坂さたちに「そんなに目立つ天秤使って大丈夫なんですか?(~o~)」と

言われつつWWGGしていると受付が始まりました。

空は青空に変わりつつあり、心配していた雨も

降らないようで、風も弱く、

まずまずのキス釣り日和。

今日のテーマは・・

今日はシード権が有る大会なので、

上ちゃん、伊太郎さんの応援をしつつ

久しぶりの四国で徳島の皆さんの釣りを勉強。

それとここ北の脇で砂紋バスターが

どの程度の性能を発揮してくれるか・など

興味津々で受付を済ませます。
受付が終わると、主催の報知新聞社から

挨拶が有り、続いてルール説明。

大会は徳島から参戦の選手が約半分。

それに遠くは北陸や東海、岡山など遠征組み

が加わって約100名の参加者。

競技委員長から「今日はまずまず釣れるで

しょう・・50匹がボーターラインかな」と

嬉しい説明も有り、その後クーラーチェックを

受けて釣り場に向かいました。
会場を出て、吉永さんや堀川さんの後を

付いて行くと、やがて松林を抜け、

波の音が聞こえて来て、いよいよ気分が

高まって来ました。

「今年初の大会、天候も回復したし、

思う存分キス釣り大会を楽しもう・・」と

浜に出る道を急ぎます。
護岸の上に出ると穏やかに凪いだ北の脇の

海岸が見えて来ました。

天気予報からしてもっと波が有ると

思っていたのにこれは拍子抜け。

浜は広くてゴミが殆ど無くて投げ易そうで、

早速浜に散らばって竿を継ぎます。

今日のタックルは予定どうりマスタライズ33号

にテクニウムMGの組合せ。

道糸0.6号で天秤は砂紋バスター27号。

浜に出たらすぐに投げて良いとルール説明

が有ったのでいそいそと仕掛けを取り出して

キススペ5号8本針に細いチロリを刺して

投げ込みます。先ずは4色に投げて

ユックリと誘うように引いて来ると・・

2色に入った途端、

「ブルブルブルッ」と大きなアタリ。
いきなり辛抱溜まらんアタリが出て

追い食いさせるのも忘れて巻き上げると・・

幸先良く20センチの良型ゲット。

今日は数で競う大会なので

単発ではダメなのですが、

いきなりの良いアタリに慌ててしまいましたぁ・・

隣では徳島の選手がいきなりピンを4連。

見ていると1色付近をユックリと引いて

ピンを掛けているようで、キスの型は

7〜8センチ程度。
それを見ていた伊太郎さんや上ちゃんも

慌てて仕掛けを回収。巻き上げて来ると

全部の針にガッチョが付いていて

どうやら4色以上はビッシリとガッチョが

沸いているようで、

その後は皆が3色に投げて

2色以内をジックリと探ります。
その後はガッチョ5匹にキスが1〜2匹の

釣れ具合。

投げると先ずガッチョがモゾモゾとした

アタリをくれ、ガッチョが食わなかった針に

手前でキスが掛かる感じ。

幸先良くキスを4〜5連していた

周囲の徳島の選手も1時間を経過する頃から

ガッチョのオンパレードか素針となる中、

私たちは超高感度の砂紋バスターで2色先の

ほんの7センチ程度のキスのアタリも

捕らえられ、2色付近のピンポイントに

ピンの群れが居るのが判り、

周囲が渋くなるなか、ぽつり、またぽつり・・と

キスを追加。
周囲の四国の選手から、

「何だか変なオモリを投げているやつらが

居る・・」なんて思われているのか、

集まって指を指して笑っておられる選手や

横目で不思議そうな顔をして

眺めておられる選手も居られ、

周囲の視線を感じながら

投げる度に、3人はなんだか注目の的。

これが巻き上げる時も同様で、

浅いので少しリールを巻くだけで

海面に砂紋バスターが浮き上がり、

ド派手な天秤が目立つので

また注目の的。しかもポロリッ、またポロリッと

周囲が殆ど釣れなくなった状況下、

WWGGと3人で「ピンのアタリも取れるぅ・・」

と1匹か2連程度ながら、

3人で騒ぎつつ釣っていたら・・・

「いろんな釣り方が有る物だねぇ・・」と

声を掛けてくださる選手も。

「ムクオモリでは5センチ程度のキスのアタリ

などはまず取れないけれど、

こんなに小さいキスでもアタリが出たと

言っているので周りから

注目もされるみたいだねぇ・・」と私が言うと、

伊太郎さんも「ハイ・・ピンの居場所が

ハッキリ判るので有利ですね、

延々と引く必要が無くなるので

手返しも良くなりますし・・」とまた3連で

嬉しそうに数を伸ばします。

上ちゃんも・・さすがに3時間が経過すると

素針が多くなって小1時間は素針ばかりで

悩んだりしていましたが、

ようやくまたキスを掛けて復活。

上ちゃんは20号のオモリに短めの発泡材を

接続した砂紋バスターで

丁寧に底を取りながらぽつぽつと

釣っていました。
周囲では殆ど釣れなくなり、四国の選手は

何処かに行かれた3時間経過後、

リールさびきで引いていても

食わないので竿さびきで引いたり止めたりして

3人でキスを誘いつつ

丁寧にさびいてビンを掛けてゆきます。

私は当初キススペ5号で釣っていましたが、

どうもここのピンの掛かりが悪く、

徳島の選手が昔から多用されており、連で

ボロボロと釣られている

秋田キツネの針に変えてから2〜3連も有り

あまり活性の高くない

遠浅の浜でのピンの掛かりの良さを再認識。

また、少し濁っていたので

良かれと思って使った金玉仕掛け

でしたが、金玉を使うとキス以上に

ガッチョが多く掛かってしまい、失敗したりと

いろいろと勉強をさせてもらいました。

最後までぽつりぽつりとキスを追加し、

10時に試合終了。帰着の道を急ぎながら

徳島の選手の皆さんに聞くと、

今日は浜全体でまんべんなく

釣れていたようで、40〜50匹も釣られている

選手も多いと聞き、20匹程度の私たちは

「周囲では釣れていた方なのに残念じゃ〜」

と言いつつ引き上げました。

検量では20〜.30匹程度提出される選手が

多く、

殆どが「徳島はこのサイズが大半」と聞くピン。

検量は西向報知名人と塩田徳島協会長が

担当されており、

お疲れの中、ありがとうございました。m(__)m
しおざきさんと経ヶ坂さんも私たち同様の

結果で

「残念〜報知決勝には出られなくなったので

9月の同日に行われる

ダイワのブロック大会の権利を取ったので

そちらで頑張って来ますわぁ・・」と

賑やかに反省会。(~o~)
成績表デス。9月に行われる決勝大会には

シード権保持選手を除き

40匹以上釣った9名が選出されました。

私たちは私も上ちゃんも18匹で伊太郎さんが

24匹。全体の成績的には

端にも棒にも掛かりませんでしたが、

初めての浜で見えている周囲の

選手の皆さんの

中では最後までまずまず釣れたほうでしたし、

ピンでもプルプルとした気持ち良いアタリを

楽しむ事が出来、楽しい大会でした。
優勝は57匹で八木さん、

おめでとうございました。

以下40匹以上釣られた9名の選手が

9月に淡路島で行われる決勝大会に

進出されました。

結果的には徳島勢の独壇場で

ここ北の脇をホームグランドに

して練習をされている選手も多く、

地元勢強し・・の

結果だった大会でした。
東西投げ釣り100人の会や

徳島鱗友サーフさんの大会でもお世話に

なっている田中さんも選手権大会進出。

おめでとうございました。

田中さんには大会後に徳島ラーメンの

美味しいお店も御紹介頂き、

本当にお世話になり、ありがとう

ございました。m(__)m

って事で決勝大会を目指して上ちゃんも伊太郎さんも頑張りましたが、残念ながら予選落ち。

私は2人の応援をしつつ砂紋バスターが伝えてくれる微妙なピンのアタリを取りつつ、遠浅でピンばかりの浜でも

高感度な天秤はキスの居場所をピンポイントで見付ける事が出来るし、マツタリと釣りながらも成績的にはまずまずの結果も残せたので

今後もまた砂紋バスターを使っての釣りの技術を高め、今日のように4色以内でピンが多い時などでは

その効力を最大限に活用させられるように練習を重ねたいと思います。報知杯は予選も決勝と和気藹々とした大会で、

今回も多くの選手の皆さんが声を掛けて下さり、親睦を深めて頂き楽しい大会でした。

また、帰り際になって皆様から「佐織さん、イシゴカイやチロリを捨てるのも勿体無いし、飼育しているのなら持って帰って使ってよ・・」と

皆様から大量にイシゴカイやチロリを頂きありがとうございました。m(__)mもちろん帰宅してすぐに飼育トレー入れてやると、

元気になって砂に潜って行きました。(~o~)これなら1ヶ月はエサを購入しなくても良さそうですわぁ・・(^_^)v

今回も大会でお会いした皆様、いろいろとお世話になり、ありがとうございました。

ではっまた・・。