2009年釣行記
4月29日 北風が強くまた栗田に行きました。夕方になってキスが連発の巻。

4月29日はまた皆でキス釣りをする事になりましたが、

私は前日に「そろそろタケノコが顔を出している頃じゃっ、掘って来てよ」と両親から言われてしまい、

「タケノコは朝掘りが良い」とも言われて渋々早朝から裏山へ・・(;O;) 幸い山に入るとイノシシがタケノコを全部掘り起こして食った後の

穴ボコだけが竹藪の地面には残り、タケノコは皆無。「イノシシが全部食ったわ」と早々に引き上げて来て家族に報告した途端、

今度は「1時から神社の草むしりの当番なので行って」と言われ、ド田舎ならではの用事を次々と申し付けられてしまい、

「昼までの2時間だけ釣りをして遊んで来る」と言い残し、急いで海に向かいました。 

上ちゃんやくにさわさんに電話をすると、

もうすでに栗田に到着して準備中。

「もうそろそろ釣れるかな」と思われる

由良を眺めながら栗田に向けて走り、

浜を覗いて見ましたが、由良は相変わらず

砂が流されて浜が痩せ細り、

護岸がむき出し。重機が補修工事をしており、

特にマンションの下あたりから西側が酷い

状況。今日は由良川が増水して濁りも有り、

止まる事無く皆が釣っている栗田に向かい

ました。

栗田の東端の護岸に皆は居て、

くにさわさんがポロリッとピンを釣ったところで、

何だか渋そう。
奥村さんの奥さんもポロリとピン。

上ちゃんと奥村さんもぼつぼつ・・

時間的に未だ水温が低いみたいですし、

栗田は東側ほど浅く、

ピンが遊んでくれるだけ。

私も投げましたがアタリは有れども

乗らなかったりして渋いので皆の様子を見て

笑いながら撮影係りをしたり投げ練をしたり

皆の自作の品々を見て回ったり・・

←はくにさわさんの仕掛け巻。

皆、冬場は暇なのかいろいろとオタクしていた

ようで、凝った印刷がされた仕掛け巻.。

←は同行のマスターズサーフの高橋さんの

砂紋バスター。(~o~)

「あんた余程暇してたのねぇ・・」

「あ〜こんなの作るの好きなものでぇ・・」

「誰が?娘さんが貼ったの?」

「いえ、私です(^_^)v」

「とても50過ぎのおっさんの作とは思えん」

「それにしてもこんなの投げたら

キスが散りません?」

などと言いつつも・・
高橋さんの砂紋バスターは

特徴も有り、輪の部分がスリーブで補強

されていて、強そうなので私も真似を

しようかな・・。

その後も皆で談笑しつつ

ピンを相手に投げていたら

すぐお昼。慌てて自宅に引き返し、

神社に行って掃除をしてまた3時頃から

海に馳せ戻りました。
昼を過ぎても風は止まず逆に北風が強くなり、

午前中に混み合っていた栗田の浜は

キスが殆ど釣れないのか午後から戻ったら

閑散としていました。

上ちゃんや奥村さんは神崎に移動し、

ピンがぽつぽつ程度釣れ

始めたのを確認したと連絡をくれましたが

未だ始まったばかりで数は出ず、

早仕舞いとなった様子。

高橋さんとTamuraさんは

栗田のテトラの間にキスの居場所を見つけて

コンスタントに釣っていますと教えてくれ、

「後で合流します」と伝えて

私は一人で浜に入り、テトラ帯の近くから浜に

出て遠投練習をしつつ沖の良型狙い。
強い向かい風に向かってかっ飛びの33号を

ガンガンと投げますが6色しか飛ばず

少しさびくとすぐに5色になり、

なかなか沖のキスが釣れません。

周囲に居た人も釣れないようで、

浜はより閑散として寂しくなりました。

5色より手前はいつものこいつが針の数だけ

わんさかと釣れて来て、

「今日もマスタライズテカミハゼかいなっ」

と竿とソックリの色をしているので笑って

しまい、それでも何とか6色で待ち釣りをして

17センチ程度のキスを4匹だけ釣って

「今日はタメだぁ・・」と嘆いていると・・

高橋さんとTamuraさんが

歩いてこられ、「佐織さん、テトラの間が

良かったですよ、毎回3〜4色でコンスタントに

釣れます」と教えてくれ、

釣果を見せてもらうと・・
高橋さんのクーラーには22センチ程度の

良型も交えて

20匹程度釣られていました。
こちらはTamuraさんの釣果。

良型が殆どで「砂紋バスターなら

あの狭いテトラの間でも浮き上がりが早いし

テトラの間に生えている藻を交わして

取り込めますよ」と教えてもらいました。

その後2人は納竿して帰られ・・

早速私もテトラ帯の間から投げてみる事に

しました。
栗田のテトラ帯は砂浜から20メートル程度の

距離に設置されており、テトラ帯どうしの

間隔も20メートル前後。

見た目よりもテトラが近くて

間を抜くのにさほど苦労せず投げられますが、

テトラ帯の間には藻が生えていて

取り込みには浮き上がりの早いオモリが必要。

私もかっ飛びからすぐに砂紋バスターに

換装して5色に投げ込み、4色まで引くと・・

教えてもらったとうりに気持ちの良いアタリが

連続。(^_^)v

高感度の竿と砂紋バスターが伝えてくれる

アタリは素晴らしく、ガンッ・・ブルルッと

2回アタリをもらって仕掛けを回収。

藻に仕掛けを取られないように早めに巻くと

砂紋バスターは3色から浮き上がり・・
見事な25センチと18センチのダブルでゲット。

もう5時過ぎで日が傾いて来ましたので

急いでもう20日も自宅で養殖していた

イシゴカイを付けて投げ返し、

「長期間養殖していても食いは上々」と

ほくそえみつつ待っていたらまたアタリ。

今度も20センチと14センチのダブルで

ホクホク顔。一箇所のテトラ帯の間で

10匹程度釣り、横に移動してまたテトラ帯を

抜いて10匹程度追加。

暗くなるまでやって3箇所のテトラの間で

30匹強の釣果で終了となりましたが、

高橋さんとTamuraさんに教えてもらったお陰で

良いお土産が出来、不作のタケノコの

穴埋めを果たして帰宅。

早速帰って料理し、家族に好評なキスを薄焼きした後で少しバターを塗ってまたこげ目が付くまで焼いた「塩バター焼き」で夕飯となりました。

醤油を少し付けて食べるとバターの風味と合い旨い・・・もちろんビールとの相性も良くて家族全員がビア好きなので好評でした。

最近は栗田でも西寄りの深い場所ではキスが少なくなりつつあり、

G.Wには浅い場所を狙うと乗っ込みの群れが泳いでいそうで良いかもです。特にテトラ帯の間がお勧めかと・・

由良や神崎もピンが釣れ始めましたし、今後天候も安定しそうなのでお昼前あたりから釣ると楽しめそうです。ではっまたっ。