2009年釣行記
3月29日 大阪サーフ3月例会で鳴門へ釣行。寒の戻りで寒さ厳しく、アタリもカスリもせず・・の巻。 

3月29日は大阪サーフの3月例会でチーム投げ北からは私と上ちゃん、奥村さんが参加。

残念ながらあつしさん、くにさわさん、OBさん、隠岐さんは仕事や私用で不参加となりましたが、

3人で「淡路へ花見に行くつもりでお気楽釣行じゃ〜っ」と言いつつ当日深夜の1時半に福知山を出発。

麻生政権が発した高速道路1000円均一セールを利用しての釣行で安く釣行出来そうですが、

出発した直後より、「あれは小型自家用車が対象だけど、このハイエースは4ナンバーの貨物車登録、こいつも1000円になるのかいなっ」

「あかんかもなぁ・・まぁ・・ダメでも深夜割引は適用されるし・・・」といつものように舞鶴若狭道、中国道、山陽道、本四連絡道を私の運転で

飛ばし、後席では上ちゃんと奥村さんは酒宴。WWGGと午前3時の集合時間に間に合うようにひた走り、淡路SAに到着すると

伊達会長以下他のクラブ員の皆さんも集まって来られ、レストランで夜食を食べながら作戦会議。

予定どうり殆どのメンバーが鳴門へ行く事になり、早朝より参加のちんちらパパママさんとじぃ〜じさんのチーム渡辺も朝から鳴門で竿を出すと聞き

3時半に淡路SAを出発。本四連絡道を快走して鳴門北ICのETCを通過すると・・・表示されたのは「割引2000円也」

「あ〜この4ナンバー貨物車も1000円均一セールが適応されたのねぇ・・」と一同安堵。以前は福知山から鳴門まで走ると7500円程度も

高速料金がかかりましたが、今回の料金は西日本高速道路の1000円と本四連絡道の1000円のみ。3分の1以下の料金で

明石海峡大橋と大鳴門橋を渡る事が出来ました。「3分の1以下の料金だわ・・こんなに安いのなら四国への釣行も気楽に行けるね・・」

と話しながら鳴門市内を抜けて釣り場に向かい、伊達会長の車に先導してもらって到着したのが

鳴門のウチノ海に面する海岸。鳴門ウチノ海海浜公園から北側に少し走った

ウチノ海に突き出した高島地区の岬付近の地道沿いに到着し、

釣り場の様子を伊達会長から案内してもらってめいめいにクーラーを釣り座に置き、釣り開始となりました。

伊達会長の話では「ここは春カレイがコンスタントに釣れる、鳴門なのにウチノ海の広まった場所なので潮は緩めで

根かがりも少ないし船の通行の殆ど無い、のんびりと釣れる場所」と教えてもらい、明るくなるまでは車内で仮眠。

薄明るくなった5時半に釣り座に戻ると・・・折から北風が強く吹き寒い・・寒の戻りの寒風が吹き荒れており、

凍える手でマムシをタップリと刺し、第1投となりました。

皆が防寒着を着て寒さをしのぎつつ

めいめいに2〜3本の竿を出して底の様子を探り

ます。手前10メートル程度はゴロ石が

点在していますが、足元からストンと落ち込み、

急なカケアガリが手前に在るだけで

沖まで投げてもダラダラと深くなる程度。

あまり深くは無く、遠投しても水深は

5メートル程度の釣り場でした。

皆がマムシを投げ込み

終わった頃になって突然

「来たわっ」と伊達会長の声。

皆で駆け寄ると・・・

竿先がグイッと閉め込まれ

やがて見えて来たのは・・・
マコガレイで30センチ弱のサイズでしたが、

朝一番にカレイが釣れて伊達会長は嬉しそう・。

このカレイを見て

「こんな流れの無い場所で

カレイが釣れるのかいなっ・・」と

半信半疑だった

皆が真剣に投げ返し始めました。
「満潮は8時半だそうな、その頃に時合となる

ハズ・・・」と冷たい向かい風の強風に

耐えつつアタリを待ちます。

暫くすると隣の斉藤さんがキスの中型を釣られ

「こんな所でキスかいなっ、カレイよ釣れて

くれ・・」と寒さを紛らす為にガンガンと打ち返し

ますが、エサ盗りは皆無で

暫くして仕掛けを回収しても

マムシがそのままで

帰って来ます。時折ズホラをかまして

怠けている上ちゃんが

ヒトデや得意のケムシを

釣って苦笑しているだけで時間が過ぎ、

潮は次第に高くなってやがて期待の

満潮の時間。
沖合い300〜400メートル付近には

「ヤカタ」と呼ばれるクロダイ釣りのイカダが

並ぶウチノ海の穏やかな景色を眺めつつ

潮が反転して時合となるのを待ちます。

会長に聞くとこの時期にはヤカタでも

カレイ狙いの釣り人ばかりだそうで、

元来カレイが濃い場所だとか。

時折デシカメを望遠モードにして

ヤカタの様子も見ますがあまり釣れている

様子は無く静かに時間は過ぎてゆきます。
周囲の山々にはサクラが咲いて

綺麗な景色ですが、花見カレイには早いのか

皆の竿先は微動だにせず・・・

堀越水道と呼ばれる対岸の狭い激流が流れる

水道で頑張っているじぃ〜じさん、ちんちらパパ

さん、ママさん、キス小僧さん、

柿山君もめいめいに小ガレイやアイナメが

釣れたものの、大型は出ていないそうで、

やはりこの時期は水温が低くて

魚の活性が低そうです。9時、10時・・・と

時間が経過しても何も釣れず、

相変わらずマムシがそのまま戻って来るので

朝から殆どエサを消費せず、

「帰ったらまた塩マムシを作らないと・・」と

話していたら奥村さんの竿に突然

アタリが出たぁ・・!!
見ていると結構な締め込み。

遠投していたので延々とリールを巻き、

楽しそう・・・。

羨ましそうな顔をしつつ皆が集まって

魚が寄って来るのを待っていると・・・

やがて姿を現したのは中型のスズキ。
50センチのスズキのAランクに少し足らない

ハネサイズでしたが、気持ち良いアタリと

締め込みを楽しんで検寸対象魚が釣れて

嬉しそうな奥村さん。

「何であんたは魚なのにワシは1本の針に

2匹もヒトデが掛かっているんやっ」と

上ちゃんに言われつつボウズ逃れが

出来て嬉しそうな奥村さんでしたが、

「そのかぶっている帽子は何なの・・(~o~)

ワカサギ釣りしている

おっちゃんの帽子みたいやなぁ・・

んな物をかぶって投げ釣りをするの

止めなはれ〜っ」と皆に笑われつつ

やがて納竿時間が近づきました。

12時に淡路の道の駅で検寸をするので

11時まで頻繁に打ち返して無念の納竿。

私と上ちゃんは完全○ボでガックシ・・。

でもこの釣り場は足場も良くて

後方も広くて思いっきり投げられ、

船の航行も無くてのんびりと投げ釣りが楽しめ、

今回は釣れませんでしたが、

秋にもキス交じりでカレイ釣りが楽しめそうで、

「また晩秋の頃に来ようかな・・」と

言いながら釣り場を後にしました。

検量は「道の駅淡路」で行われ、予定していた

駐車場が満車だったので明石海峡大橋の

真横の芝生の広場で

反省会をしつつ行われる事になりました。
キス小僧さんと柿山君も魚を入れたクーラーを

持って帰着。

道の駅淡路では風も吹かず、ポカポカと暖かく

WWGGと検量が始まりました。

皆からアイナメやカレイが次々と

提出されて2匹長寸で検量、審査が行われ

ました。皆さん厳しかったようで

寸足らずのカレイやアイナメに苦笑しつつ

検量は進みます。
そんな中、クラブの大物釣り師、柿山君が

提出したアイナメの40センチと・・・
マダイの40センチが

ダントツでさすが・・・。堀越水道の激流が

潮止まりで緩んだ10時頃に

マムシのエサで仕留めたそうで、

丸々と太ったアイナメと

綺麗な色をした鳴門鯛でした。
いつも大会ではキッチリと釣って来る

柿山君に皆が拍手・・。

2位はキス小僧さんでカレイとアイナメを

釣って準優勝でした。
奥村さんのスズキは5位。チーム投げ北の

メンバーが釣った魚は

これ1匹のみでしたぁ・・(^_^;)
「あっ、ちんちらのおかんも

カレイ釣ってるしぃ・・」と

木の葉のような手のひらカレイを提出して

皆に笑われつつちんちらママさんが

8位入賞。今例会は柿山君を除いて

拓寸は出ず、低調な例会となって

しまいましたが、楽しく検量と反省会は終わり、

淡路島を後にしました。

って事で予想していたよりも寒くて魚の活性も低く、厳しかった釣りでしたが、久しぶりにお会いするクラブ員の皆さんと再会して

いろいろと情報交換も出来、楽しかった3月例会でした。ではっまた・・。