2009年釣行記
2月15日 ポカポカ陽気の下、久しぶりに夕日ヶ浦に釣行。上ちゃんがほいほいっとカレイを釣って自慢げ〜っの巻。
2月15日は前日に引き続いて暖かい陽気となり、天気も午前中は持ちそうだったので上ちゃん、あつしさんと共に
今年初めて丹後半島の夕日ヶ浦に在る「つなぎ鼻」の磯に行き、イシガレイを狙って釣行しました。
夕日ヶ浦は昨年末に崖崩れが発生。夕日ヶ浦漁港に通じる道が落盤で閉ざされて通行不能となっており、
今期は足が遠のいていましたが、最近どこに行ってもなかなかカレイが釣れませんし、
歩くのを覚悟で釣り場に向かいました。
朝7時に自宅を出て現地着は8時過ぎ。取り敢えず何処が崩れたのか見に行くと丁度最近になって道路の仮復旧工事が終わっており、
通行を閉ざしていたゲートは開かれていました。これ幸いと車をつなぎ鼻の近くまで乗り入れ、
上ちゃんとあつしさんの到着を待ちつつタックルを荷降ろしし、海を眺めると良い感じ。つなぎ鼻は浜詰方面に高波が当たり、
その波で起こる反流が磯の際を流れる日に好釣果が有る釣り場で今日は波が浜詰の浜に打ち寄せ、
つなぎ鼻の前には潮目を伴ってゆっくりと潮が流れていました。
天気は上々で気温は10度程度と寒くなく、風も無くてカレイ釣りには好条件。
ワクワクしながらいつものように竿を2本出し、 仕掛けは1本針でアオイソメと塩マムシを タップリと刺し、浜詰の浜の方向に投げ込み ました。すぐに小さなアタリが出たので 巻き上げると早くもエサ盗りが居て 綺麗にエサが無くなっていましたので 2人の到着を待ちつつマシンガンキャスト。 |
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暫くすると上ちゃんとあつしさん到着。 私の両隣に釣り座を構え、3人で6本の竿を 眺めつつマッタリとカレイ釣り。 いつものように七輪とバーナーで餅を焼いたり ラーメンを作ったりしながら ガンガンと投げ込んでゆきます。 「2月にこんな暖かい日は少ないし 快晴だぁ・・釣れなくても釣りをしていだけで 気分が良いね・・」3人で仕事のストレスを 発散しつつ、カレイからのアタリに期待しながら 投げ返してゆきます。 |
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やがて時間は10時。流れが弱くなり、 止まった時に上ちゃんがおもむろに竿をあおり、 「来たみたいやでっ」と巻き上げ開始。 AXの竿がかなり曲がり、結構な引き込みを 見せてくれ、待っていると・・・ |
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おもむろにカレイをぶり上げ、目の前に イシガレイが飛び込んで来ました。 「良型だ〜っ」と早速メジャーで測ると 34センチ。産卵後で痩せた魚体でしたが、 狙いどうりにカレイが釣れて上ちゃんニンマリ・・。 |
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悔しくてデジカメを接写モードに してしまっていたのを忘れていて ピンボケ・・・。(~o~) 例年なら2〜3月のこのポイントは 釣り荒れ気味になるのかあまり 釣れませんが、今期は通行不能の為に カレイが残っているようで、 このカレイを見てあつしさんと私は 気合を入れなおして更にタップリと エサを刺して投げ込みます。 |
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お昼前には更に気温が上昇して 皆が薄着になり、 浜詰に打ち寄せていた波も弱くなると共に 目の前の潮の流れも弱くなり、 暫しマッタリモード。 しかし・・「また来たかもよ・・」と竿を曲げた のはまた上ちゃん。 |
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2枚目の拓寸のイシガレイを釣ってご満悦。 「もう今日はこれで十分じゃっ、あつしさんと 釣り座を入れ替わるわ・・」と 未だ私同様にアタリすらも無いあつしさんと 余裕の表情で釣り座を交代。 上ちゃんが釣ったポイントに投げ込んだ あつしさんの竿にカレイのアタリが出て ハッシと合わせ、巻き上げを開始。 竿の曲がりは十分で「あっ、あつしさんも カレイを掛けたぁ!!」 とカメラを構えて待っていると・・・ フッと竿先が戻り「あっバレたぁ・・」と. 痛恨のスッポ抜けであつしさんは 放心状態。 かなりの竿の曲がりだった だけにとても残念そうでした。 「今度はワテが敵討ちじや〜っ」と 大針に交換してアオイソメを山盛りに刺し て投げ込みましたが、 お昼を過ぎると急に北風に変わり、 強風が吹き荒れだしました。 潮は良い時とは逆に流れ出し、これでは全く 釣れない海況となってしまいました。 北近畿の冬は本当に好天の時間が続かず、 半日も青空が続いたら後はまた2〜3日は氷雨 の日が続く鬱陶しい天候の繰り返しです。 |
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そんな天候の下、一瞬の時合でしたが、 見事に上ちゃんがカレイを仕留めた 釣行でした。逆にワテにはアタリもカスリも せずまた爆死・・・。 |
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上ちゃんが釣った34と33センチのイシガレイ。 ここのカレイは身が締まって刺身が美味ですが、 魚の料理が特に下手な上ちやんは いつも奥村さんの家に魚を持って行って 料理してもらっています。 釣果の半分は奥村さん家族が食べ、 残りの半分は お酒のアテにするのでありましたっ。 |
って事で今日は上ちゃん「だけ」が2枚釣り、あつしさんはカレイの締め込み「だけ」を味わい、ワテはひたすらアオイソメを投げ込んだ「だけ」の
日でしたが、いつものようにWWGGと磯の上で半日遊び、「次は何処で釣ろうか・・」とまた次回を楽しみにしつつタックルを仕舞っていたら
久しぶりにエボさんから入電。暫く連絡が取れませんでしたが元気そうで「春になったら行きますヨ・・」と言ってくれ
3人で電話を回し「久しぶりだねぇ・・待ってるからね・・」と各々が元気そうなエボさんの声を久しぶりに聞き、再会を楽しみにしつつ
帰宅しました。
今日のような好天の日はカレイ釣り、外海が時化たら内湾で越冬キス釣りで春を待ちわびていますが、
天候に合わせて竿が出せる釣り場が多い北近畿、今後も天候や海況に逆らわず、マッタリしつつ楽しめる場所で
来るキスシーズンまでは楽しんでゆけたらと思います。ではっまたぁ・・。