2009年釣行記
1月25日 寒波後の西宮津公園に釣行しましたが水温が低下し、
くにさわさんと上ちゃんがキスを釣ったのみでカレイ狙いは爆死でしたぁ・・の巻。 

1月24日はまた北近畿を寒波が襲い、降雪は15センチ程度と少なかったのですが、冷え込みが厳しく、凍えるような寒さで

翌日の日曜の朝も道路は凍結していました。 でもせっかくの休日ですし、朝から快晴。上ちゃんやくにさわさんに電話すると、

「今年は未だ魚を釣っていないので行かないと・・」とまた釣りに行くことにしました。釣行先は丹後半島は雪が深いので

また宮津湾に行くことにしましたが、この寒さ、車に近い場所から竿を出せる場所って事になり、

ヘタレな私達はまたお気軽ポイントの西宮津公園に行きました。

到着して上ちゃんに聞くと、昨日もここに来ていてじぃ〜じさんと共に吹雪の中で竿を出し、完全爆死で終わったそうで、

「よ〜やるわぁ・・」と笑いつつ3人で先ずは越冬キス釣り、お昼頃になったらカレイ狙いに切り替えて遊ぶ事になりました。

宮津に向かう道中、北近畿タンゴ鉄道の

由良川鉄橋付近も昨日の降雪が残り、

寒風が吹いていました。

天気は良いものの、由良の浜も波が高く、

やはり今日は湾内で遊ぶしか無さそうです。

西宮津公園に立つ京都府の案内看板デス。

公園の護岸は第二小天橋と示してあり、

今までそんな地名とは気付きませんでしたが、

ここも天橋立の一部のようですなっ。
3人で早速キス竿を持ち出して

看板の前の小さな浜からキス狙い。

砂紋バスターにくにさわさんが試作して持参

してくれた特製仕掛けにイシゴカイを刺して

投げ込みます。丁度追い風で6色まで飛ばして

そろそろと引きますが、何せこの近くの阿蘇海

と言う内湾の奥まった場所では

表面が凍っていた程で、

私の竿には何もアタリが出ません。

しかし上ちゃんが辛抱強く引き・・

「あっアタリが出たわっ」と言いつつ・・・
ピンを3色で掛けて

「ワシの今年初釣果じゃ〜」とニンマリ。

小さなキスでしたが、

今年3回目の釣行にして初キスで

かなり嬉しそうでした。

しかし・・キス狙いで釣れたのはこのピンのみ、

上ちゃんに聞くと昨日はこの周辺を

漁師が満遍なく底引き網を入れていたそうで、

水温の低下と共にキスも薄かったようです。

って事で早々にキス狙いは諦め、

カレイ釣りに転向する事にしましたが、

底引き網が入った後でのカレイ釣りは全く

期待が出来ず、モチベーションも上がりませんが

大量にイシゴカイを仕入れてしまいましたし、

ダメ元で投げ込み開始となりました。

お昼頃までは時折強い寒風が吹き寄せ、

水の色も完全に透き通って潮も流れず、

まるで期待薄。長年投げ釣りをしていると

釣れる予感が的中する事も多くなりますが、

逆に釣れない予感もそれ以上に当たる

ようになるもので、先日はカレイを釣った

ポイントですが、今日は全く釣れる感じが

しません。先日多かったケムシさえも

今日は食って来ない程で、

殆ど諦めモードでうろうろと歩いたり

七輪で餅を焼いて食ったりして時間が過ぎて

ゆきます。
そんな中、くにさわさんだけは

カレイ狙いは諦め、キス狙いに徹して

ジックリと練習しつつポロリポロリと中型キスを

釣って遊んでいました。

とうとう西宮津公園のカレイ釣りを諦めた

私と上ちゃんは少しでも流れが有る場所をと

移動して文殊水道の中にも投げ込みましたが、

相手をしてくれたのはデカフグのみ・・(;O;)

公園に戻るとくにさわさんが一人黙々と

キス釣りをしつつ頑張っていて、

聞くと7匹目とか。

「何とかツ抜けしてみます」と

頑張っていましたが、

夕方近くになって冷え込みが強くなるとキスも

薄くなり我慢の釣り。
しかし・・また空が明るくなった4時前、

夕焼けが射し始めた頃になってようやく

ダブルで10匹達成。

お疲れ〜っ。
って事で最大22センチ以下10匹を

釣るのに5時間近くも頑張った

くにさわさんでしたっ。
帰宅して冷えた体を温めるべく炬燵に足を

入れるとワシの足を噛むやつがぁ・・。

娘がチビトラワンが寒がると家の中に

入れたまま忘れてしまっており、

「ゴルァ!!犬は寒さに強いのじゃっ、外に

出しておかんかいっ」と怒りつつ

炬燵の中からワンコを

掴んで引っ張り出すと

寝ぼけた顔をしたチビトラワンが顔を出し、

まるでネコのようなやつですが、

いつものようにキスをねだられ、

「釣れん事も有るのじゃっ今日はキスは無い」

となだめてやったのでありました。

って事でワテだけ完全ボウズでおしまい。凍えながら釣りをして何も釣れず散々な日でしたが

釣り場では「あっ投げ北の皆さんですね・・」と見知らぬ方から声を掛けてもらったり、北近畿に良く釣行されていると言われる

初対面の方と談笑する内に「砂紋バスター、是非使ってみたいんです。」と言われるので、

持参していた分をお渡しすると、代金まで頂いて恐縮したりと今回の釣行でもいろんな方との交流が有り、

「いつも投げ北のHPを見ています、頑張って下さい」と声を掛けて頂くと、体は冷えましたが

心はあったかくなった日でもありました。そんな皆さんとまた釣り場でお会いして一緒に楽しめる日が来る事が楽しみです。

ではっまた・・。