2009年釣行記
1月20日 今年初のカレイ釣行。狙いのポイントでマコの37センチが釣れましたっの巻。 

1月20日は代休で、朝から野暮用を済ませ、午後からは天候が良くなる予報でまた後ヶ浜へのキス狙い釣行を企んでいましたが、

ライブカメラを見るとあいにく大波が収まっていませんでした。 しかし、先日の釣行時にイシゴカイが大量に余って活かせていましたし、

勿体無いので波静かな宮津湾に行ってカレイ釣りをする事にして午後1時に出発。 以前からカレイが釣れる確信が有った

西宮津公園の護岸に向かいました。この場所は毎日のように漁師さんがアサリを掘っているポイントで、海岸から2〜3色あたりのカケアガリ

付近を航行しつつ船の上からアサリを採っています。当然海底は掘り返されてアサリやゴカイなどのエサが多く漂い、

そのエサにカレイが寄っているのでは・・・。と思いつつ始めてカレイ狙いをする場所ですが、ダメ元で気楽に釣行しました。

西宮津公園の護岸には遊歩道と休憩所が有り、

この周辺の海岸から50メートル程度の浅瀬や

カケアガリ付近がアサリ漁場で朝方は

アサリ漁が行われます。

丁度天橋立の東隣に位置する海岸で

海底の様子も同じで近くは浅いカケアガリで

4色も投げると10メートル近い水深が有ります。

文殊水道の出口に位置して潮通しも良く、

キスは周年姿を見る事が出来るので、

カレイがダメでもキスなら真冬でもぼつぼつ

と釣れるマッタリポイントです。
今日は駐車場から100メートル程度歩き、

カーブ付近に釣り座を構えて午後2時に釣り

開始。カレイ針13号にイシゴカイを2〜3匹

づつ刺し、2〜3色のカケアガリに仕掛けを

投げ込みました。

すると・・すぐに鋭いアタリをくれたのは・・・
20センチ程度の中型キス。

カレイ針を丸呑みして小気味良いアタリで

いきなり楽しませてくれました。

他には外道は居らず、投げる度にアタリが

出ますが、針が大きいので乗らない事も多く、

イシゴカイをキスに盗られつつ

頻繁に投げ返してカレイからのアタリを待ちます。
またキス・・・どうやら目の前のカケアガリは

キスの通り道なのか20センチ程度のキスが

多く越冬しているようで、太ったキスが

退屈しない程度に釣れて来ました。

「カレイはもっと手前のカケアガリでも浅い場所

かなぁ・・」と投点を変え、少し左斜めに投げて

文殊水道からの流れの有る方向に投げて

タバコを一服していると・・・

突然竿尻が浮いたぁ・・!!。

バシッと大アワセをして

カケアガリの瀬肩のシモリを交わすべく

高速で巻き上げを開始。

さして引き込みも強く無かったのですが、

仕掛けが手前の浅瀬に差し掛かると同時に

強い締め込みがっ。

グイグイと首を振って抵抗するので

アイナメかカレイの良型と確信し、

先手を取られないようにそのまま巻寄せると・・

やがて茶色い魚体が見えて来て・・

「やったぞカレイじゃ〜っそれもかなりの良型」

と最後の抵抗に耐えて護岸にブリ上げました。
ポーンとブリ揚げたのは良型のマコガレイ。

優に35センチは超えており、

久しぶりに宮津湾でマコガレイの良型を

釣る事が出来て嬉しさひとしお。

「狙いどうり、やっぱりカレイはアサリの魚場に

寄っていたぞ・・」と

作戦どうりに仕留めて「もう今日はこれで十分」

今年カレイ初釣行でキスばかりが釣れて

やきもきしていましたが、

拓物マコガレイが1枚釣れたら

目標達成。早速近くに自宅が有る

Tamuraさんに電話し、「カレイが釣れましたヨ」

「キスも越冬しているやつが

かなり釣れるのでエサも余っているし

来られては?」

と誘います。
電話を切った後は全日本サーフへ釣魚申請を

するためにメジャーを当てて写真撮影。

最近は魚拓を取らなくてもデジカメ写真で

大物申請が出来るのでとても手軽に

釣魚申請が出来るようになりました。

計測すると37センチ、放卵後で腹ペコの

魚体でしたが、肉厚は十分で美味しそうな

マコが釣れました。

天橋立周辺にはマコ、イシ共に濃く、

キス狙いのイシゴカイのエサにも飛び付いて

来ますが、このカレイもイシゴカイの

房掛けに食い付いていました。

近くの釣具店で聞いても宮津湾ではアオイソメや

マムシよりもイシゴカイにカレイが良く釣れる

そうで、キスも同時に釣れるし安上がりですなっ。
暫くするとTumuraさんが来られ、

撮影してもらいました。

西宮津公園は時化知らずの湾奥なのに

魚影は濃く、のんびりと楽しめます。

遠投すると宮津湾名物の大ウミケムシが

わんさか居て置竿では頻繁に仕掛けを引いて

避ける必要が有りますが、手前のカケアガリでは

ケムシも少なく、マッタリとカレイのアタリを

待てます。
その後Tumuraさんはキス狙い。

カーブ手前から国道方向の南側に投げると

キスが濃いようで、カケアガリをユックリと誘う

と殆ど素針無く釣っておられました。

時折2〜3連も有り、ピンに20センチ級も

多く交えて楽しそうに釣っておられました。

私のカレイ狙いはイシゴカイがエサ切れして

アオイソメに替えてからはウンともスンとも・・

でっ午後4時に納竿しましたが、Tumuraさんは

キスを20匹程度も釣られて引き釣りを

楽しまれ、「またここで越冬キス狙いで楽しみ

ましょう・・」とお別れして帰宅しました。

って事で今日は外海が時化て久しぶりに宮津湾でカレイ釣りをしましたが、地元のTumuraさんに聞くと

今期は宮津湾全体でコンスタントにカレイが釣れているそうで、もっと湾奥の宮津漁港周辺や獅子崎、湾口近くの田井の浜あたりでも釣れて

いるそうで、時化知らずの釣り場ですし、冬場のありがたい逃げ場として見直しつつ、春まではカレイと越冬キス狙いでまた楽しみたいと

思いつつ帰宅しました。ではっまたっ。