2008年釣行記
12月14日 大阪、兵庫合同納竿大会に参加し、マムシをマシンガンキャストしたものの・・の巻。 

12月14日は全日本サーフの大阪、兵庫協会合同納竿大会が淡路と鳴門で開催され、

チーム投げ北からは私と上ちゃん、奥村さん、くにさわさんの4人で参加しました。

13日の夜11時に上ちゃん宅に集合していつものようにWWGGと舞鶴若狭道を走り、淡路到着は翌14日の1時。

ここでゲスト参加の天満のもりさん、ときねぇさんと合流し、コンビニで食材を仕入れて岩屋の街を抜け、西浦に向かいました。

すでに釣り開始時刻の0時はとっくに過ぎており、「何処か大きな漁港の波止から外向きに向けて思いっきり投げたいね・・」と言いつつ

北から浅野、育波、室津などの漁港を見て回り、空いていそうな場所に入る事にして南下。

最初に着いたのは浅野漁港。大波止の付け根の駐車場に行くと車も数台と少なく、波止の付け根付近でケミホタルが揺れているだけで

空いていそうだったのでここで仮眠して朝まで車内で宴会。到着と同時にパラついていた雨が本降りとなり、

誰も外に出る事無く寝酒を呑んだ後は仮眠となりました。

夜明けは遅く、ようやく6時に起き出してタックルを持って波止に向かいました。運良く雨が止み、風は強いものの

何とか投げられそうで皆で波止の先端に向かって歩いて行くと、誰も居ません。好ポイントとされる波止先端がガラ空きで

嬉しく思いつつ先端から外向きに奥村さんと私が、内向きには上ちゃんとくにさわさん、もりさんが並び、マムシをタップリと刺した

仕掛けを投げ込んだのが6時半。丁度夜明けを迎え、朝まづめだけは真剣に釣ろう・・と遠投しました。

しかし・・波止の外向きは折からの上げ潮で

川のような激流。

投げたオモリがほんの1分程で真横に

流されてテトラに掛かり、

奥村さんは根がかりの連続。

それを見て私は先端から少し内向きに

投げましたが、それでもじりじりと流されて

シモリに掛かってようやくオモリが止まるありさま。

「潮が緩むまではダメだ・・」と

波止先端から内向きの船道に投げ込むと

潮目が走っており、

皆でこの船道のポイントを狙って

釣る事になりました。

かなり大きな漁港ですが、何故か今日は殆ど

船が出て行かず、波止の先端でも道糸沈めが

不要で楽に釣れましたが・・・。
最初に釣れたのはキスの23センチ。

手に取るとかなり暖かくて

未だキスが居残っているようです。

加えて私が投げている先端内向きは

エサ盗りがわんさか居てほんの30秒程度で

マムシが綺麗に無くなります。

デカフグも何匹も釣れ、どうやらベラやフグが

マムシをつつきまくるようですが、

エサ盗りに負けていたらカレイは釣れませんので

私も半ばヤケになりつつ2本の竿を交互に

巻き取りマシンガンキャスト。

隣の上ちゃんを見ると少し離れているだけ

なのにエサ盗りは少ないらしく、逆にアオサが

大量に仕掛けに絡んで往生していましたが・・

突然「あっアタリが出たわ・・」と言いつつ

上ちゃんがガシッとアワセを入れると・・・

竿が大きく曲がってかなりの引き。
釣れたのはカンダイの子供で35センチ程度

でしたが、強い引きを楽しんで

ニンマリしつつも

「カンダイなんて初めて釣ったわ・・。」と

一寸不気味な魚を見て少し驚いた様子。
しかしその後は・・私は何度投げ返しても

マムシが綺麗に無くなり、一方、上ちゃんも

くにさわさんもアオサと格闘するのみで

アタリは少なく時間だけが過ぎてゆきます。

とうとう辛抱たまらなくなって上ちゃんと

奥村さんが波止の付け根付近から外向きに

投げるべく移動し、残ったくにさわさんと投げまくり

ましたが遂に納竿時間となりギブアップ。

いつものように小針に変えてオカズ釣りはせず、

最初から最後までカレイ針16号にマムシを

タップリと刺して投げまくり、

やるだけの事はしましたが、エサ盗りに根負け

して爆死となりました。10時半に納竿し、

今日は我がクラブが検寸担当となっているので

検量会場に急いで向かいました。
検量会場で他のクラブの皆さんの到着を

待ちつつ様子を見ていると、やがて

多くの魚が提出され始め・・これは今大会では

珍しかったイシガレイの良型。

イシガレイはほんの数枚しか提出されません

でしたが、何れも良型でした。
カレイの本命はやはりマコガレイ。

肉厚の抱卵した良型が殆どで

35センチ程度のサイズが多く、

逆に港内に多い手の平カレイは殆ど

見掛けませんでした。

マコガレイの多くは南淡方面で釣られており、

私達が行った西浦方面の漁港からは殆ど提出

されず、やはり潮が飛んでいたのが

災いしたのかも知れません。
アイナメは殆ど見掛けず、根魚の殆どは

ガシラでした。
50センチ級のクロダイも数匹提出されましたが、

これも場所はまちまちで殆ど夜釣りで釣れた

もののようで、水深が有る洲本や鳴門方面で

釣れていました。
大阪サーフで見事カレイを釣ったのは

伊太郎さんと伊達会長。伊太郎さんは

北淡の大石の浜から投げて見事に

35センチ級を1匹。2匹長寸なので

もう一匹の魚が出ず、成績的には少し残念で

したが、10人に1人程度しかカレイが

釣れなかった今大会ではこれでもかなり上位に

くいこめそうで嬉しそう・・。

そして圧巻だったのが

伊達会長。クーラーを開けると・・・
何と3枚の良型カレイが出て来て一同ビックリ。

全て38〜37センチの型揃いで

ほんの一瞬の時合で釣れたそうです。

3本の竿に同時にアタリが出て

3枚立て続けに釣れたとか。

それっきりの超短時間の時合だったそうで、

他には何も釣れなかったそうですが、

好機を逃さずキッチリと3枚ゲットとは

見事じゃ〜っ(~o~)

釣り場は福良湾で

とても嬉しそうでした。
大物で目を引いたのは大型のカンダイ。

50センチ程度のが数匹と最大は80センチ近い

大物も提出されましたが見事なコブが

目立つ魚でした。
今大会も大勢の参加者で賑わいましたが、

あいにく夜間は雨が強く振り、夜明けからは

風が強まったので場所によっては釣り辛く、

期待されたマコガレイは中小型が殆ど釣れず

私達同様にボヴスとなった参加者が3分の2

程度も出る大会でしたが、

年に一度、大阪と兵庫の協会員が会する大会で

あちこちで親睦の輪が出来ていました。
表彰式では上位入賞者に豪華な賞品が

授与され、皆さんで祝福。

来年こそはカレイを釣るべく

頑張りたいものです。

って事で今回は4人揃ってボウズ同然の憂き目にあいましたが、今年は今大会の成績を見ても淡路島全体的にカレイが少なく

あまり釣れていないようで、残念に思いつつ帰宅しました。これからはいよいよ日本海のイシガレイの好機。

先週は早くも上ちゃんが43センチを釣りましたし、私も来週からはまた例年のように積雪や寒風にもめげす?

辛抱強くあの強いアタリと引き込みを楽しみに頑張ろうと思います。ではっまた・・。