2008年釣行記
12月3日 工事が終わった後ヶ浜に初釣行。 落ちギスの群れがとても楽しませてくれましたっの巻 

12月3日は代休で、午前中は買い物をしたり、釣具用物置の中からカレイ釣り用の道具を出して整理したりしていましたが、

お昼前になって濃い霧が無くなると快晴。風も無く、「チビトラワンコ」を連れて浜を散歩させつつ投げ練でもしよう・・」と

出発。当初目的地にしていた由良川の河口に行くと久しぶりのベタ凪。

丹後半島の方向を見ても雲も無く、「もしかしたら後ヶ浜で落ちギスが釣れるかもね・・」って事で再度チビトラワンコを車に乗せ、

途中でエサを購入してドライブ。後ヶ浜は工事中は釣りが出来なかったので半年ぶりの竿出し。ワクワクしながら到着すると

多少ウネリが有る程度で水の色も良く、良い感じ。先日の工事で防潮提の前に綺麗に積み上げられたテトラは

先日の大時化で早くもぶっ飛ばされて崩れ、砂に埋もれていましたが、浜は砂が高く堆積し、逆に波打ち際から深くなっていて

いかにも釣れそう・・。

浜には誰も居らず、貸切状態。

最近穴掘りを覚えたチビトラワンコを遊ばせつつ

砂紋バスターを道糸に接続して準備します。

後ヶ浜は12月の中旬でも凪であれば落ちギス

が狙え、以前はこの時期にカレイ釣りに来て

落ちギスの群れに遭遇し、

爆発的な食いを上ちゃんや

エボさんと楽しんだ事も有り、期待しつつ

エサを刺します。
1投目。ここの落ちギスも近い距離で釣れる

事が多いので4色に投げて3〜2色を探ります。

しかし・・小さなアタリで釣れるのは

ピンギスのみ。浜の中央から左右に投げて

立岩の方向も丹念に探りましたが

何回投げても砂紋バスターがこんな小キスの

アタリでも高感度でとらえて楽しませてくれる

ものの、型は小さくて「未だ落ちが始まって

無いのかな、もしくは先日の大時化で

もう終わったのかな・・?」と思いつつ

仕事の途中で立ち寄ってくれたくにさわさんと

雑談をしつつ投げますが2〜3色でピン。

1色まで引くとゴロ石が有り、フグが針を取る

のみで良い型が居ません。
くにさわさんが帰って暫くしてからも

なかなか釣れないので伊根の泊に転進

しようかと思いましたが、雲が厚くなり、

もう3時になったので転進しても釣りが出来る

時間が限られるので「今日は後ヶ浜のみで

粘るか・・」と後ヶ浜はキスが突然回遊する事も

多く、夕方までここで粘ってみる事にしました。

「未だ5色以内しかさびいていないし、

ダメ元で遠投して探ってみよう・・」

と砂紋バスターからカッ飛び天秤33号に換装。

砂紋バスターの天秤はオモリ側の輪の中を

天秤が通過するサイズで作成しているので、

天秤に仕掛けを付けたままでも

道糸側のスイベルを開放するだけで

オモリ交換が出来るのでとても楽。

早速7色まで投げてさびくと・・6色半から突然

大きなアタリが伝わって来て23センチが

飛び付いて来ました。

「何だっ沖に良型が居るのかいなっ」と

また7本針を投げ込むと・・
今度は23センチ以下

20センチオーバー3連が竿先に激信をくれ、

どうやら沖にはかなり大きな群れが回遊

している様子。
小さなピンも時折混じりますが、

チビトラがキスを欲しがる

のでピンは与えつつ、楽しい落ちギス釣りに

なって来ました。
今度は24センチと23センチ2匹の3連。

時折小ガッチョが混じりますが、

沖にはフグが居らず、良い感じ。

4時頃になると、キスが少し近くで食うように

なって来て、5色あたりでもアタリが出ます。

しかしカッ飛び天秤は飛びは良いものの、

後ヶ浜の海底は砂紋が大きくて引き難く、

オモリが砂紋の頂点に差し掛かると

根に掛かったかのように重くて

キスが食って来てもスムーズに誘えず、

仕掛けが止まってしまうので・・・
結果はキスが好きなようにクルクル泳いで

しまってキスバナナ多発。

後ヶ浜の沖は砂紋の周期が大きくて深いので

仕掛けを何本もダメにされつつ

爆釣モードになって来たので

夢中で投げ返します。

「くっそ〜っまたバナナじゃ〜っ」

キスは1匹が食い付くと

周りのキスがどんどんと追い食いし、

こちらもそれに合わせて引く速度を速めないと

仕掛けが緩んでバナナが多発。

キスが近くで食うようになったので、

また砂紋バスターに戻す事にしました。
砂紋バスターに交換して5色をさびくと・・

アタリのみが伝わって来て、

砂紋の影響は軽微。

スムーズに軽くさびけてアタリのみに集中して

さびいていると・・

竿先がこの位置から・・立岩の先端を指す

あたりまでゴンゴンと引き込まれ、

素晴らしいアタリが出ました。

激信をくれたのは24センチと22センチの

ダブル。こんな太いキスが

砂紋バスターの仕掛けに来ると

辛抱たまらず、2〜3連になりますが、

夕焼けの浜でどんどんと暗くなるのを

惜しく思いつつ暗くなるまで釣り続けます。

殆ど薄暗くなった5時前。

25センチがドッカンと激信をくれて

大満足。クーラーの上にデジカメを置き、

タイマーで撮影しましたがチビトラの

尻尾が邪魔じゃ〜っ。(~o~)
って事で暗くなるとピタッとアタリは途絶えて

ドリームな釣りは終了。

5時に納竿しましたが、3時から5時までは

バッコバコで良型のアタリを

楽しめた落ちギス釣りでした。

って事で結果は20センチオーバーだけで52本の好釣果。太いキスが多かったのでほぼクーラーが満タンになりました。

キスは遠投で釣れたものは冷たかったですが、5色以内で釣れたものはとても暖かく、

後ヶ浜のキスは海底に湧き出す暖かい伏流水に寄っています。特に夕方は水温が低下してキスは暖かい

伏流水が沸く海底を回遊するようで近くでも釣れます。後ヶ浜の砂は粗く、海底からは水温が15度程度で安定した暖かい

伏流水が大量に沸いているので、落ちのシーズンは長く、春も何処よりも早く開幕します。

12月でも波予報が1メートル以下の好天なら十分チャンスが有り、またこんな日に休日が取れれば

狙ってみたいと思いつつ納竿しました。

今日はキスに塩コショウをふりかけてオーブンで焼き、バターを少し塗ってまた焦げ目が付くまで焼いた

塩バター焼きで美味しく頂きましたっ。旨かったぁ・・(^_^)vではっまたっ。