2008年釣行記
9月28日 全日本サーフ、クラブ対抗キス釣り選手権大会に参戦。
大時化で大変でしたが、今回も交流の輪が広がって楽しい大会でしたっの巻
9月28日は私達のホームグランドである京丹後市の浜詰〜小天橋海岸で全日本サーフのクラブ対抗キス釣り選手権大会が開催され、
投げ北チームからは私とOBさん、上ちゃん、奥村さん、くにさわさん、あつしさん、隠岐さんの7名が参加。
久しぶりにチームの多くのメンバーが揃い、久美浜の大会会場には午前2時過ぎに集合しました。
今回も大阪協会がプロジェクトを担当しており、私達が所属する大阪サーフは駐車場の案内と検量を担当する事になり、
また今年も忙しくなりそうですが、クラブ員の伊達会長やくまさん、伊太郎さんと共に朝早くからWWGGと何処に入るか作戦会議。
しかし当日は冬型の気圧配置で波が1.5〜2メートルと高く、苦戦を強いられそうで、なるべく波が弱い浜詰か小天橋の端が良さそうだと
言う事になり、例年型が良いキスが出ている箱石〜葛野の浜に入る事は断念。駐車所の案内を担当した後は
浜詰と小天橋に移動して散開する事になりました。大会は3名1チームで編成され、110チームが参戦。
330名が9キロのロンク゛ビーチに居並び、午前5時にスタート、10時まで5時間の大会が始まりました。
私とOBさん、あつしさんは小天橋の駐車場案内の担当で、数多くの車が駐車場に入ったのを確認後、浜の端まで早歩きで急ぎます。
浜に出ると早くも神戸投翔会の松原会長やしおざきさん、レインボーキャスターズの松尾会長、岡野さん、大前さんがズラリと端を押さえられ
私達も端から100メートル程度の波が弱い場所に何とか入り、未だ真っ暗な中、手探りで準備を進めます。
5時と同時に投げ込みを開始し、先ずは5色に投げ込みましたが、あいにく大波で底の砂が流されて無くなっており、
小天橋の西端エリアの海底はシモリが露出しているのか根がかりが多発、
オモリを2本シモリに食われて早くもモチベーションが下がり、
釣れて来るのはフグのみ、明るくなった6時には早くも移動する事になり、上ちゃん、奥村さんが頑張っている葛野の浜に向かいました。
葛野は小天橋よりも波が高く、ここでも皆さん 苦戦中。 最初から葛野に入った上ちゃんは延々と 歩いて箱石まで歩いて行きましたが、 仕事後に一睡もせずに参加した私は酷い 睡魔に襲われ、一寸休憩のつもりが 2時間も車中で 爆睡してしまい、起きたのは8時。(;O;) 急いで戦線に復帰しましたが、メンバーや トキ姐さんに 聞くと相変わらずブクとの戦いで 釣果無しとの事。 |
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しかし天満のもりさんが 終了1時間前になって執念で 1匹を釣られ、 浜詰ではくにさわさんが1匹。箱石では伊達 会長が26センチ程度の大型をゲットしたとの 情報が入り、 今まで○ボウズで大波と強い左に流れる潮で 苦戦中だった皆さんにやる気が戻り、 斜めからの波であまりハッキリとしない流れの 離岸流の前で納竿時間の10時まで頑張り ましたが、他のクラブ員は 全員爆死で終了となりました。 |
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会場に着くとボウズの選手が多い中、 くにさわさんは何とか1匹釣って唯一 私と上ちゃんとの大阪サーフBチームで 釣果を得てくれており、 検量に提出する事が出来ました。 |
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伊達会長は箱石で1匹でしたが、 26センチの大型をゲット。 「5時間でこれ一発のみ、後はブクだけで しんどかったわ・・」と言いつつも ボウズを逃れてほっとした表情でした。 |
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その後私達は検量を担当。 3人全員○ボです・・と検量カードに0を 書くのみのチームが大半で、 検量は暇で楽でしたが、 遠くから参戦の皆さんには多く釣って帰って 楽しんで頂きたかったのに、 今回の海況の悪さは本当に残念でした。 |
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もりさん、とき姐さん、エボ鯛さんのシーガル チームももりさんの1匹のみでお疲れ様 でした。 |
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しかし浜詰のテトラの内側に入った皆さんは 100〜300グラムも釣っておられる選手も 居られ、やはり今回は波が弱い場所に入った 選手がまずまずの成績でした。 |
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四国から参戦の塩田さんや高知の山中さんも 残念そう。お疲れ様でした。 |
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レインボーキャスターズの皆さんは小天橋から 浜詰まで移動され、神戸中央サーフの皆さん と共にテイトラの内側で連も有ったそうで、 検量を見る目も真剣でかなりの好成績。 と思いつつ成績ボードを後で見に行くと・・ |
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見事レインボーキャスターズAチームの皆さん が合計556クラムで優勝。 神戸中央サーフAチームの皆さんと共に 浜詰で堅実に釣られ、素晴らしい成績でした。 |
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審査中は皆さんでお弁当を食べて昼食。 久美浜の旅館に参加者全員分の弁当を 作ってもらい、会場まで配達してもらって 皆で頂きました。 美味しいお弁当を食べつつ 懇親の輪があちこちで出来ていました。 |
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昼食後はすぐに表彰式が始まり、全国の 協会長さんが挨拶。 「今年は大波で大変でしたが、 来年もまた皆さんとの再会も楽しみにしつつ 頑張りますよ」と楽しい挨拶が続き、 |
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来賓の京丹後市の中山市長さんが 歓迎の挨拶。 「今大会は海が悪くて残念でしたが、 来年も市をあげて大歓迎しますので また是非お越し下さい」と挨拶されました。 今大会でも市をあげて歓迎して頂き、 会場の借用や市の産品の提供など ご協力を頂き・・・ |
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優勝チームには京丹後市から 市長賞も授与されました。 |
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上位3位までの皆さん。 個人賞でも優勝されたレインボー キャスターズの岡野さんは 6連も有ったそうで、 370グラムは凄い・・・。 今大会ではキスがごく一部にしか 居ませんでしたが、その場所を キッチリと見つけられて確実に釣られ、 素晴らしい成績でした。 |
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その後表彰式や抽選会が行われ、 抽選では自転車や Z45にキススペMGなど 高級リールや 京丹後特産のお米や梨も多く有り、 抽選会は盛り上がりましたが、 私達にはアタリもカスリもせず、 残念でした。(;O;) |
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って事で 私達は会場内で京丹後市の皆さんが 地元で採れたばかりの特産品を 格安で販売されていたので、 サザエやハタハタの干物など、 お土産を購入してお土産としました。 |
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そんな中、今回一番嬉しかったのが シマノジャパンカップの全国大会で 並み居る強豪と戦い 見事に準優勝の栄誉を勝ち取られた 北陸の西向さんとの出会い。 初めて声をかけて頂き会話をしましたが、 最近私が発泡浮木オモリを 作っているのをHPで見て とても嬉しかったそうです。 西向さんは以前から 高感度の天秤を追求されており、結果 私同様に発泡浮木付きのオモリの良さを 見出されたそうで、 いろいろとテストをされ、最近の大会では このオモリを使った天秤で好成績を あげられており・・・ |
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自作のデルナー天秤を分割して間に 発泡浮木を挟んだオモリを装着した天秤を 私に是非使ってくださいと頂きました。 これは27号で、やはり立つそうで、 天秤はスイベルを介した半遊動式。 聞くと今までに無い超高感度だそうで とても気に入って使っておられ、 4色以内の釣りなら殆どこればかりだとか。 これは名古屋天秤の流用?でアタリは 殆どダイレクトに力糸に伝わる構造でした。 私の天秤は天秤のバネ効果が有るので 感度的には西向さんの天秤に劣りますが 一方西向さんの天秤は 触っただけのアタリが いち早く見分けられるほどの感度だ そうで、 「私も是非参考にさせてもらって作って みます。また今後も一緒に研究して 情報交換しましょう・・」と会話が弾み、 一週間後の報知新聞杯決勝でも 「2人で高感度天秤を駆使して 頑張りましょう・・」と 次回の大会でのお互いの 健闘を誓い合いました。 今回貴重な天秤を頂き、 本当にありがとうござました。 次回の大会でお会いしたら大会後に 私の天秤もお渡しし、 使ってもらって後日ご意見を聞くのも また楽しみな事です。 |
って事で大会は海況が悪くて大変な状況で残念な結果になりましたが、全日本サーフのプロジェクトの皆さんや京丹後市民のご支援のお陰で
また今回も嬉しい交流が生まれ、素晴らしい大会でした。お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。m(__)m