2008年釣行記
9月14日 ダイワSBC西日本ブロック杯に参戦。 新天秤でピンのアタリも殆ど取れたのに・・の巻。 


9月14日はダイワスーパーバトルカップの西日本大会が山口県の光市、虹が浜で開催され、

私は6月に弓ヶ浜で行われた鳥取大会でブロックの権利を得て今回参戦する事になりました。

大阪サーフからはくまさんも九州まで遠征してブロックの権利を取っており、前週に下見をしたくまさんからいろいろと情報を聞きつつ

楽しみにしながら大会前日となりました。くまさんに聞くと「殆ど力糸の範囲のみで釣れます、投げたら全く釣れません、ピンも多いです」

と聞いていてので、「これは新天秤の感度や食い込みのテストにもってこいの条件じや〜っ」と

Tuskerさんのオモリをカッ飛び天秤と組み合わせ、2本準備しました。

しかし・・あいにく前日は仕事。下見もしたかったのですが、ぶっつけ本番。

加えて残業となってしまい、8時まで仕事をして家に急いで帰り、自宅から山口までは470キロの道程。

途中岡山で10分程休憩しただけで殆どノンストップで爆走したのですが、それでも5時間半程掛かる距離で、到着した2時半頃には

疲れと睡魔に襲われてハイエースのベッドで死んだように寝てしまいました。 そしてほんの2時間も寝たらもう受付開始時刻。

早くも皆さん来られており、準備をされている中、眠眠打破でドーピングしたものの・・何だか頭がボ〜ッとしつつでこやんさんや花田さん、

ねじまきどりさんたちと朝の挨拶。聞くと皆さんきっちりと下見をされており、またいろいろと情報を教えてもらいつつ、

受付に向かいました。

いつも大会ではいろいろと情報交換しつつ

一緒に楽しませてもらっている花田さん。

「かっ飛び天秤、私も作りましたよ、感度良い

しキスがキッチリ乗りますねっ」と聞き

嬉しいなぁ・・(~o~)

今日の大会でも使われるそうで、

バッカンには何本か入れて準備を

されていました。

本日の参加賞。何とトップガンとTシャツ、

ブロック大会専用の帽子で、豪華。

ダイワさん、頑張ってますね・・。
徳島の山村さんとも談笑。

「こんなキスが多いそうな、

型は小さいけど昨日の下見では

ボコボコに釣れたそうだし、楽しみやね・・」と

最近好調な虹が浜での大会を皆さん

楽しみにされていた様子。
受付が終了すると大会規定の説明が有り、

大会1回戦はAとBブロックに33人づつ

分かれて3時間。

40パーセントが2回戦に進出。

40パーセントの枠は広そうだけど、

参加している選手の顔ぶれを見ると

百戦錬磨な皆さんが殆どで

今日もまた熾烈な戦いになることは必定。

抽選で私は花田さんや山村さん、

レインボーの大前さんたちと一緒の組となり、

本部から見て右側エリアで

戦う事になりました。

くまさんはAブロックで、またいつものように

太い足をバタバタさせて目指すポイントに

向けて走ってゆきました。
1投目、「1色から手前」と聞いていたので

ほんの2色にチョイ投げし、

1色に差し掛かるとガンガンとアタリが連続。

そのまま力糸まで引くまでずっとアタリが続き

巻き上げると4連でまずまずのスタート。

エサは様子を見るためチロリも混ぜましたが

朝一番は大差無く、エサ付けしやすい

イシゴカイで10本針を投げ返します。

その後明るくなると次第にキスが小さくなり、
連で掛かるものの、ほんの8センチ程度の

マイクロピンしか掛かりません。

それでも高感度天秤のお陰で

マイクロピンでもプルプルとアタリが確実に

取れるので、

キスの居場所だけをさびく事が出来、

周囲の選手よりは先行・・・。

途中大前さんがお隣に移動して来られ、

聞くと「あきません・・あっちは渋かった

ですわ・・」と聞き、シードで見に来られた

経ヶ坂さんに聞いても「全体に渋いですね・」

との事で、頑張れば1回戦は抜けるかも?」

なんて思いつつ移動もせずに一箇所で渋い

キスを相手に天秤の性能に満足しつつ

ポロポロと釣っていたのが

間違い。

2時間経過した頃より潮がどんどん引き始め、

状況が一変。

後で花田さんに聞いたら

その頃より大会本部前あたりで爆発し始めた

そうな・・。本部前では残り1時間になって

ボッコボコに中型が舞い、それまで私以下の

300グラム程度だった選手の殆どが

1時間で500グラム程度も釣れて息を

吹き返したたそうで、1回戦後に本部に戻り

検量の列に並ぶと・・・

皆さん700〜1キロオーバーも釣っている

選手が居並び、箸にも棒にも掛からぬ

状態で、

400〜600グラムの

私や大前さん、Onitikuさんはガックシ・・。

昨日の下見でもそうだったらしく、キスが

突然沸くように神出鬼没の虹が浜。

って事で私もくまさんも2回戦は見学組。
2回戦は花田さんや松尾さんの応援をしつつ

釣り方を見学。

2回戦が始まってすぐは本部前は

あまり釣れていませんでしたが、

河口付近や砂州が有るあたりで爆発している

らしく、小町さんや経ヶ坂さん、紀州さんが

ボッコボコに釣られていると情報が流れ、

「移動したら良いのに・・」と思いつつ

花田さんの辛抱の釣りを眺めていたら

突如本部前左エリアでキスが沸き始め、

花田さんも4連5連と中型を掛けて

復活。「あれだけ掛かったら楽しいだろうな・・」

と見ていたら砂州でボコボコに釣った経ヶ坂

さんが移動して来られ、どうやら潮が引いて

砂州が露出してキスが居なくなったようで、

スチロールの浮木を装着した高感度天秤で

花田さんの近くで堅実に掛けられて

残り時間は他の選手に追いつかれない

ようにダメ押しの感じの釣りでした。
2回戦の検量。

2回戦ではピンが少なく、殆どが中型の

釣り易いサイズが揃っていました。

型が良いので2時間で700〜1キロも釣る

選手が多く、

1回戦同様に沢山釣って来られたねじさんも

他の選手の釣果に

「残念じゃ〜っ」と一寸渋い表情。

それだけ他所では爆発したようで、

全国のキップは惜しくも逃して

悔しそう。ねじさんも前々週、昨日ときっちりと

下見をしたのに気まぐれに

あちこちで突如沸いたり居なくなるキスには

なかなか対応が難しく、

残念でした・・・そして

お疲れ様でした。
ファイナルをゲットされた7名の皆さん。

お知り合いでは

経ヶ坂さん、紀州さん、山村さん、山崎さん

おめでとうございました。

シマノファイナルで3位だった小町さんも

表彰台でさすがでした。

って事で今回の大会ではキスが沸いてくれない場所で渋いキスを相手にポロポロ釣り続け、周囲の選手よりはマシな釣れ方だったので

他所で急に沸いたキスの居場所なんて有る事も知らず最後まで、「このまま辛抱して堅実に釣れば・・」なんて思いつつ

釣ってしまったので、結果は爆死。状況判断が足りませんなっ。

こんな大会の後は疲れも酷く感じ、帰路は広島まで移動した時点で睡魔の限界に達してしまい、またハイエースのベッドで爆睡。

とうとう翌日の翌朝の4時になるまで12時間も寝てしまい、帰宅したのは明るくなった8時でした・・(;O;)

釣り師が朝帰りなんてどうにもなりませんなっ。でも今回の大会でも多くの皆さんと交流出来、楽しい大会でした。

来年はまた予選からの再出発ですが、またここに来られるように頑張りマス・・。

ではっまた・・。