2008年釣行記
9月7日 チーム投げ北とチーム虎の穴の合同キス釣り会となり、

中型キスに大型も交じり好釣。虎の穴の皆さんにキャステイングの指導もして頂き、楽しい一日でしたっの巻。 


9月7日はあまり良い天気予報では無く、

「日本海から接近して来た寒気団に太平洋側から湿った暖かい空気がぶつかり、日本海側の海沿いには積雷雲が発達しそう・・」と

あいにくの天候となりそうでしたが、

午前中は未だ釣りが出来そうな降水確率だったので釣行を決定。

投げ北チームから私と上ちゃん、あつしさん、くにさわさん、北摂のマコちゃん家族が集まり、

丹後半島の葛野に行く事になりました。

北摂のマコちゃんは「チーム虎の穴」と言うキャスティングを愛好するサークルにも良く参加しておられ、

今回そのチームからベテランキャスターのN田さんとS崎さん、Tuskerさん家族も来られるとの事。

「なら是非合同で一緒にキス釣りを楽しみましょう・・」と言う事になり、話は即決。日曜の朝7時に葛野の駐車場に集まる事になり、

早速今回また同行の約束をしていた天満のご夫婦にも連絡し、合計15名の大人数でのキス釣り会が実現しました。

日曜は朝5時半に私の自宅にあつしさんと天満のご夫婦が集合。一路葛野に向けて出発し、いつものようにWWGGとドライブ。

約1時間で到着し、6時半過ぎに駐車場に着くと、もうすでに全員集まられており、早速挨拶を交わしました。

天気は曇天でを眺めるとベタ凪。

天満のご夫婦に購入してもらったエサを

受け取り、「何処に入ろうか・・」と場所選び。

上ちゃんとあつしさんは小天橋の方向へ。

私と北摂のマコちゃん家族、Tuskerさん家族は

駐車場の近くへと散らばりました。

「おっええのんをお父さんに作ってもらったね」と

ペンギンサンダルを履いたウルトラマン君に

に挨拶すると、「うんっ走るでっ」と

勢い良く

浜に向けて走ってゆきました・・(~o~)
1投目・・5色から引いて来ましたが、

アタリもカスリもせずにやがてオモリは波打ち際

へ・・・「????キス居ないのかなっ」っと

仕掛けが力糸の範囲に来たので

巻上げようとしたら「ブルルルッ」と元気な

アタリが連続。

巻き上げると中型の型が揃ったキスの3連。

葛野〜浜詰ではこんな

ベタ凪の日はキスの活性が低く、

キスの群れは殆どが

波打ち際を横方向に移動するパターン。

ほんのチョイ投げのみ釣れる状況で

気分良く遠投して釣りたかったのに

少しガッカリ。暫くすると遅れて

くにさわさんが登場。

「近い所しか居ないみたい」と言うと、

「ならワテのパターンですわ・・」と

いきなりフロート天秤のオモリ部分を

利用した怪体な天秤を取り出し、

ほんの1色にチョイ投げ。

くにさわさんはこのパターンの釣りが大好きで

木オモリやフロートオモリを使った天秤で

固定式天秤使用時と同様に

連で掛ける練習を良くしていますが、

見ていると今日もジックリ・・とサビキ釣りをし、

巻き上げると・・
8連で見事にパーフェクト。

先週の高浜とは違って14センチ程度の

型が揃ったキスがズラリと釣れ上がりました。

その後もくにさわさんは6連、5連と好調。

それを見て、「波打ち際のみ食うし、

木オモリを使ってみよう・・」と思い。

取り出したの先日Tuskerさんに頂いた

33号の木オモリ。これを私自作の天秤と合体

させたもので、投げるとビックリしたのは形に

似合わない飛びの良さ。

ズングリとした形からは想像出来ない

スムーズな飛行でブレも無く、引くと底の

砂紋の様子が手に取るように判り、

まさしく「超高感度」

33号なのにとても引き易く、

「これは凄い・・」と思いつつ

キスが居る力糸の範囲を探ると

キスの前アタリも鮮明に出て楽しい・・

しかも乗りも良く、巻き上げると↓
5連で中型がズラリッ。

大きく無いキスなのに

素晴らしいアタリが楽しめ、

且つ乗りも満足の性能で

ほんの足元で食ったのに、

バレも無くアタリの数だけ釣れてくれました。
私の隣ではTuskerさんが居て、

「私の所では3色で食いましたよ」と

言いつつ3連。14〜16センチのキスが

近くでアタリをくれると素晴らしい振動が

腕に伝わり、楽しんでおられました。

近くでWWGGとキスを掛けて楽しんでいると・・

暫くして上ちゃんから入電。

「沖の沈みテトラの近く、6色半で良い型が

釣れたよ、魚拓取るわ」との事。

早速見に行くと・・

26.5センチの大ギスをゲットして

ニンマリの上ちゃん。

小天橋寄りでは近くにはキスが居らず、

遠投して沈みテトラの近くでのみ釣れたとか。

ベタ凪でもテトラ周りには大型が潜んで

いるようです。

一方、私達の近くでは但馬豊岡サーフの

Tさんもおられ、挨拶すると、「先週は大波で

したが、キスの活性は高くて殆ど5連以上と

好釣でした。100匹以上も釣りましたよ」と

教えてくださり、やはりこの周辺は波が

有る程度立たないとキスの活性が上がらない

ようです。その話を聞いて、ますます先週に

浜詰で開催予定の大会が中止になったのが

残念でしたが、「その分高浜で爆釣したので

ねぇ・・」と話していたら・・・
「まぁだ私はボウズなのよ」と

近寄って来たのは

最近仲間内で「あの人が渚に立ち、海を睨むと

キスがビビッて散ってしまう」と

ウワサされているトキ姐さん。

私とくにさわさんが好釣しているのを

上ちゃんから聞いて移動してこちらに

やって来ましたが、

「あっ、またキスを散らしに来たの」と

私とくにさわさんが声を揃えて言うと、

「そうなのよ・・散らすよ・・」と

海面を睨みつつ不気味な笑い。(;O;)

すると不思議、それまで5連、6連していた

くにさわさんがいきなり素針でカニのみ。

同時に私の仕掛けにもカニが掛かって素針。

「ヤッパリ悪霊じゃ〜っ離れてくれ〜い」と

言いつつ、カニを仕掛けから外し、

「酷いなぁ・・キスが嫌がる

電波か怨霊の念が体から発しられて

しるのじゃっあるまいか」とにさわさんと嘆いて

いると・・突然後方で「ギャ〜ッ・・痛いよ・・」と

悲鳴がっ。

振り返るとウルトラマン君が

大声で泣いていて、見るとくにさわさんが放した

小さなカニを触ろうとして指を挟まれ、

その後10分以上も大泣き。(~o~)

それを見て、「あの子がカニのせいで泣いて

いるのもトキ姐さんの仕業や、

カニなんてさっきまで釣れなかったのに、

キスが散ってカニが寄る・・酷い悪霊が姐さん

からは発せられているのでせう」と

くにさわさんと2人で

トキ姐さんが「キスを散らしまくり、外道を寄せる

神さん」であることを確信。

「キス釣り師の天敵ですなっ」と

2人で指を指して姐さんをののしると、

「カレイ釣りではみんなに横に来るなと

言われる白糸の悪霊のあんたに

言われたくないわっ」

とトキねぇさんも負けじとくにさわさんに逆襲をし、

その二人に間でワテは

「今までカレイ釣りのみの心配事だった悪霊が、

キス釣りでも、それも仲間内に居たなんて・・」

と嘆くのみなのでありましたっ。
←はくにさわさんのクーラー。

中型キスがかなり釣れていたのに

姐さんに取り付かれた以降は見事に

ピタリンコッと食いが止まってしまったので、

「取り付くのはこいつだけにして

欲しいのですが」と

くにさわさんを指差して嘆いていると

沖合いから雷鳴を伴って黒雲が急接近。

「トキ姐さんをいじめると

雷雲も呼ぶのかいなっ?」と

思いながら釣っていると

近くの山には稲光も見え始め、

「あかんっ撤収じゃ〜っ」と車に戻ったと同時に

叩き付けるように降り始めました。(T_T)/~~~

あつしさんに携帯で雨雲のレーダー画像を

確認してもらうと、今後数時間も海岸沿いには

雷雲が張り付きそうで、由良に移動する事に

なりました。
撤収後に上ちゃんが釣った大ギスを持って

喜ぶウルトラマン君。

上ちゃんにキスをもらって

「今日はお刺身が食べられるねっ」と

大泣きしていた顔に笑顔が戻りました。
移動して由良の浜で再度竿出し。

由良でも中型主体に食いは活発。

由良川からの濁りが少し入っていましたが、

エサを目立つように大きめに刺したり、

金玉仕掛けを使うと3〜4色で入れ食い。

あつしさんも良型交じりに好釣。

キスはテトラの前に多く群れており、

テトラとテトラの間の深みはチャリコや

セイゴ、ヒイラギが多く居ました。

後方でトキ姐さんが投げているのが

気になるなぁ・・ここでも?

と思っていたら・・

暫くして早くも良型が姿を消し、

上ちゃんはピンのみの3連で

ガッカリ・・・上ちゃんも確信したようで・・

もっと河口寄りに行こうと即移動となりました・・。

移動しつつ皆の釣りを眺めていると、

N田さんがお得意の超遠投でテトラの間を

抜く8色の大遠投。

暫くするとすぐにアタリが出たのか

巻き上げられ・・遠目にも大きく見えるキスが

釣り上げられました。
近寄るとヒジ叩きの大ギス。

テトラの先の深みにはビッグサイズのキスが

潜んでいるようで、お見事。
クーラーのメジャーで計測すると29センチの

太いキスでした。今年は由良や神崎の

テトラ際や沖でこんなサイズが良く出ており、

秋も楽しめそうで期待出来そうです。
そして数も・・また後方でトキ姐さんが

「何で私には釣れへんのんじゃ〜っ」と

自己感染しているのに未だに気付かず睨みを

利かせているのが気にはなりますが、

それさえ無ければ由良、神崎共に

秋のシーズンも好調を維持しそうです。
そこでワテは姐さんから離れて

好調なN田さんの隣で竿出し。

するとまた釣れ、私のクーラーにも

ようやく中型が50匹程度溜まりました。
N田さんは遠投のみで良型を連発されて

楽しそう。

恐るべき姐さんの

悪霊が発するキス散らしの怪電波は

どうやら6色まで届くのがやっとのようで、

それ以上投げると逆に近くから沖に逃げた

キスが安心して食って来て

連で掛かる事も今日の釣りで

確信したのでありました。

従いまして、

最近は木オモリで5色以内専門の?

くにさわさんには

超天敵になる事でせう。

多くの事実により「キス散らしの神さん」

が決定的になった

トキ姐さんは皆から

「釣りをしないでキャステイングの練習でも

してて下さい」と皆から嘆願されてしまい

ましたので

S崎さんから丁寧にステップや腰の回転などの

アドバイスを受ける事になりました。

今まで上体だけで

投げていたのを指摘され、一寸した

アドバイスだけで下半身の体重移動と

腰の回転が連続し、結果楽に、

スムーズに竿を振れるようになり、

周囲で眺めていた皆がビックリ。

やはりキャスティングをされているベテランの

方の指導は見ていても勉強になり、

また冬場は私達もお教え頂く事になり、

とても収穫が有った交流会でした。

って事で今日は投げ北チームとチーム虎の穴の合同キス釣り会となりましたが、いろんな面で交流がまた広がり、

特に投げ北チームに取ってはキャステイングの面でいろいろと課題も多く指摘してもらいましたし、とても勉強になりました。

今後また冬場になったら来て頂いてキャスティングの指導をお願いしたところ、「是非また一緒にやりましょう・・」と快諾してもらいましたので、

またキスシーズンが終わったら皆で集まって投げ練も今まで以上に力を入れてゆきたいと思っています。

N田さん、S崎さん本当にありがとうございました。