2008年釣行記
8月31日 高浜の難波江と若宮でバッコバコに釣れ、6人で1500匹以上の大爆釣でしたっの巻。 

8月31日は浜詰で大阪協会のキス釣り大会が行われる予定でした。大会は雨天決行となっていましたが、

前日に近畿一円が大雨となり各地で大雨洪水警報も発令。(@_@)北近畿の天候は少しづつ回復する予報でしたが、

土曜の午前中には早くも中止の連絡がクラブの伊達会長から入りました。

「明日は天候が回復する予報なのに残念ですね・・」と電話を切りましたが、道中の道路事情や落雷など、

安全を考慮しての中止らしく、残念に思いつつメンバーに説明をしつつ中止の連絡を入れました。

皆も地元で開催される大会が中止になり、楽しみにしていただけにとても落胆した声が聞こえ、

大会に向けてエサを予約したり、仕掛けもいろいろと考えつつ準備していただけに、ガクッとモチベーションが下がった様子でしたが、

「なら明日はまた皆で集まってボッコボコに釣れそうな高浜に集合して楽しもう・・」とまた後で連絡をすると、

チームから上ちゃん、奥村さん、くにさわさん、あつしさん、クラブからはくまさんが即答で「行きます」と返事してくれ、

6人で高浜方面に行き、数釣りを楽しむ事になりました。

翌朝は朝から穏やかな天候。曇天でしたが、風は弱くてキス釣りを楽しめそうな程に天気が回復しました。

先ず向かったのは先日私が2束釣りした難波江白浜海岸。超高速さびきを楽しみにしつつ、朝8時に到着。

先着していた上ちゃんと奥村さんが早くも8連7連と釣っているのが見え、早速私達も浜に散らばって竿を継ぎました。

海はザザ波程度で日曜なので浜の南半分を

ジェット軍団が占領してワンワンと走り回って

いましたが、北半分は早朝から釣られていて

先日淡路でもお会いした「お気楽秀也

さんが竿を出されていただけで、早速5色から

引くと、今日は2〜3色でアタリが連発。

先日は遠投するほど良く釣れましたが今日は

近い場所にキスが濃いようで、いきなり

超高速で引いて8本針に6連。
次も6連で良い感じ。

しかし超高速で食ったのは

2投だけで、その後はユックリと引かないと

食わなくなり、皆で良く追って来る速度を

確かめつつ、パーフェクトをしようと試行錯誤。

型は総じてピンが多かったですが、

9時過ぎになると中型も混じるようになり、

皆が気持ち良いアタリを楽しみつつ連で

ズラリ・・と釣り上げてゆきます。
上ちゃんもセイゴ交じりで7連。

外道はセイゴとチャリコ、フグが時折邪魔を

してくれますが、1色も引けば殆どの針にキス

が掛かり、皆でガンガンと打ち込みますが、

キスは殆ど散らず、入れ食い状態。
2色はピンの絨毯状態で・・

チョイ投げなんぞをするとこの状態。

上ちゃんが目を細めて見ないと

数が判らない程のマイクロピンの嵐のような

食い。

「近くでピンをいじめても可愛そうじゃっ」と

その後皆は中型が釣りたくて

沖にめがけて遠投開始。
遠投すると、5色〜6色で前日同様に

中型も3〜4匹掛かり、その手前まで引くと

残った針全部にピンが掛かってしまう釣り。

くにさわさんも8連の連発で、

「今日は全部の針にキスを掛ける練習を

しますわ・・」と釣っていましたが、

少々ラフにさびいても全部の針に掛かるようで、

「少し渋いほうが掛けるテクニックの練習にも

なるし、面白いのだけど・・」と贅沢な事を

言いつつ、開始30分程度で早くも50匹程度

も釣って、「今日はどれだけ釣れるの・・?」と

高浜のキスの食いに驚いた様子。
9時頃には大会が中止になったのがウソの

ような晴天になり、お盆以降

久しぶりに暑い日差しが北近畿に戻りました。

皆で接近して投げていますが、

キスは全く散らず、

「投げて糸フケを取ったら

もうガンガンバコバコとアタリが出る・・」

「今日は300匹程度は釣れそう?」などと

言いつつ多本針を投げ返してゆきます。

9時半頃には8連では誰も驚かず、

4連以下なんてすると

「何してるねん、下手やのう・・」と

笑われる始末。

皆に笑われつつも、

ピンを沢山釣っても仕方が無いので、試しに

3本針で7色半に落とすと・・・

時折18センチ程度のキスが居て、

良いアタリをくれました。
こんな釣りには最近作った改良型の

「カッ飛びセンシィティブ天秤」が

威力を発揮。

固定式天秤と同等の遠投性能なのに

7色からのアタリも鮮明で、キスの乗りも良く、

3本針に毎回3連で中型が掛かってくれました。
お隣で浜の北端のシモリ際を丁寧に引かれて

いたお気楽お気楽秀也さんも中型を沢山

掛けられて楽しそう・・少し油断して仕掛けを

引く速度を落とすとキスが追い食いしてバナナ

になるようで、全部の針に綺麗にキスが付く

速度を考慮しつつ丁寧に釣られていました。
くにさわさんも・・キスの追う速度が速く、

早引きしないとキスバナナ・・。

「争うようにエサを居っているみたい・・」と

言っていましたが、正に爆釣。

目の前の海底にはキスがビッシリと

ひしめきあって泳いでいるとしか思えない食い。

テクニックも何も無く、投げてクルクルッと

巻くだけで簡単に釣れるので、

くまさんも「何してても食いますなぁ・・」と

少々物足らない様子。

10時頃には目前をジェットが我が物顔に走り

始め、その爆音と排気ガスの臭いに嫌になり、

「こんなにうるさい所ではもう嫌じゃっ」と

ジェットの爆音にも殆ど影響されずに釣れては

いましたが、

上ちゃんが移動しようと言い出し、

皆も賛同。今度は秋に中型が揃う若宮に移動

する事になりました。
10時半頃に若宮に着き、また先着していた上

ちゃんに聞くと、「やはり若宮は良い型が多い

ぞ、面白いわ・・」との事。早速また8本針で

投げると、言われるとうりに、5色あたりに中型

が多くていきなり15〜18センチが

連発。「ここはジェットも居ないし、

難波江よりも楽しめるね・・」とあつしさんに声を

掛けると・・・「やりましたぁ・・」と

嬉しそうな声。振り返ると難波江ではいまいち

調子が上がらなかったあつしさんでしたが・・
ズラリッと10連パーフェクトでニンマリ。(^_^)v

「4〜5色にキスが濃いですね」と言いつつ

やはり近くで食うキスより少し遠くで掛かる

キスはフライサイズが多く、小気味良いアタリが

連続。
高浜漁港寄りの隣のテトラの間で

くにさわさんと並んで

竿を出していたくまさん。

漁港に寄る程波が穏やかでこちらはピン主体

で一寸渋い表情。

「何処に投げてもこんなんですわ・・」と

言いつつもう200匹以上も釣ったそう。

暫く談笑してまたあつしさんの隣に戻ると・・
「また全部の針に乗りましたが1匹は

ガッチョが掛かってしまいましたっ」と

笑いつつ9連。フライサイズのキスを

ずらりっと掛けて

お昼前には皆のクーラーが殆ど満タン。

もうピンを掛けると可愛そうなので

遠投しようと針数を5本にして

7色に落とし、中型が多い

5〜6色のみ引いて手前は引かずに回収。

若宮は難波江以上にキスがびっしりと居て

群れでは無く一面何処にでもって感じ。


投げて20メートルも引くと全部の針にキスが

掛かり、すぐに回収するのでお昼前には

全員が200〜250匹の釣果。

「投げ北始まって以来の大釣りじゃっ・・」と

皆がうなった程の数釣りとなってしまいました。
くにさわさんのクーラーにもキスがたんまりと・・

もう2キロ以上も釣ってました。

くにさわさんとクマさんは、

このキスを一旦保存用の大型

クーラーに移し、また午後から同じ位の量の

キスを釣り上げていましたっ。
もう300匹近くも釣った奥村さんは

「こんなに持ち帰ったら嫁さんが

『何するねん、料理が大変!!』っと

マジで怒るやろなぁ・・」

と無心で釣っている内にたんまりと

貯まったキスを見つつ、一寸心配げ・・。(~o~)

って事でお昼になり、お腹が空いたので

昼食を食べに一旦撤収。
このくそ暑いのに、皆でラーメンを食べに

行き、WWGGと食事。

無茶苦茶暑かったけど、

若宮の近くのラーメン屋さんの

醤油ラーメンはコクが有り

旨かったぁ・・一寸お勧めの味でしたっ。
くまさんの食欲にも驚きつつ・・

「もう皆で合計1000匹以上釣ったね・・」

と言いつつ食事を終え、

上ちゃんと奥村さんは帰宅。

残った4人はまた若宮に戻り、

午前中に奥村さんと上ちゃんが遠投して

良い型を数釣っていた場所に

入る事にしました。
午後も絶好調。

三松寄りの浜は5〜4色あたりに中型が濃く、

8連したら4〜5匹は中型が混じり入れ食い。

画像の白波が立っている

少し先はピンの絨毯エリアなので、

皆で遠投しつつ型の良いキスを狙って

釣りますが、

近くまで余計に引くとピンが釣れてしまうのは

午前中同様。

私はもう数はいらないので3本針にして

フルキャスト。天秤のテストをしつつ

皆が引いていない7色ラインを引くと、

糸フケを取ると同時に良いアタリが連続。

6〜7色には中型のみが居て、

楽しいアタリが続きます。
そしてフライサイズのまずまずのキスが毎回

3連。(^_^)v

試しに8本針を4色に落とすと・・・

←白波の下はセイゴが多くて邪魔を

してくれたので・・・・

また「どりゃぁっ」と遠投練習をしつつ

3連づつ釣ってフライサイズのキスを

釣り上げてゆきます。

結果私は写真を撮影したり

天秤のテストをしたり、

3本針で遠投して遊んでいたのですが、

それでも200匹強。

皆は真剣?に8〜10本針で

釣り続けたので、各々が250〜300匹

程度も釣り、合計すると

全員で1500匹以上も釣った計算。

近年まれに見る爆発的な食いを楽しんだ

釣行となりました。
納竿間際は針数を少なくして皆で遠投。

50メートル程度の範囲で4人が

ガンガンとオモリを打ち込んでも

キスは最後まで全く散りませんでした。

くにさわさんとくまさんが釣った合わせて

600匹程度のキスは私の親戚が

「キスならもらうよ」と

引き取ってくれ、

「いつでもフライに出来るように料理してから

冷凍保存しておくわ・・」と

大喜びしてくれました。

奥村さん同様に大量のキスを家に持ち帰ると

奥さんにドヤされる二人は胸をなでおろして

いたのでしたっ。(~o~)

帰宅して満タンのクーラーを開けると、

「今日も満腹にさせてくれるのかな?」と

ケンタロウが嬉しそう。

しかし100匹以上のキスの頭を食うと

さすがに満足したようで・・・

それ以上与えても

見向きもしなくなりましたぁ・・。(~o~)

今日は230匹のキスを捌きましたが、

冷蔵庫の冷凍室は開いたキスで

ほぼ一杯になったので、

キス専用の冷凍庫を買おうかな・・なんて

思っております。

って事で今日は大会が中止になり残念でしたが、

高浜で爆発的に釣れて皆がWWGGと楽しみました。高浜は9月から10月初旬が最盛期。

小型も多く混じりますが、波さえ穏やかならば必ず釣れますし、これからは中型が主体となって落ちの季節まで入れ食いが楽しめます。

他所では秋は外道が多くなる場所も多いですが、難波江や若宮は完全な砂地でアジやセイゴ、チャリコが時折混じる程度ですし、

高速で食わすと外道も少なく、キスだけを数釣る事も出来ます。今回私達は何をしてても、何処に投げても

釣れるキス釣りで手返しの練習にはなりましたが、数釣りは十分堪能しました。浜詰や箱石、葛野でカケアガリや溝の周囲を探ったり、

遠近何処で食うか・・と少しは探りながらの釣りのほうがやはり面白いし、ピンも少ないので、

「来週は丹後半島に行こうかな・・」と皆で言いつつ帰宅しました。しかし最近渋い大会が続いていましたし、たまにはこんな爆釣も

良い思い出になりそうです。ではっまた・・。