2008年釣行記
8月27日 今年も難波江の超高速バコバコが始まりましたっの巻。 


今年の8月は猛暑でとても忙しく、会社規定の休日日数を取得出来ませんでしたが、お盆を過ぎて涼しくなったので

急遽所長から「代休を取ってくれ・・」と言われてしまいました。(^_^)v。午前中は夏の間に生い茂った自宅の周囲の草刈りをしていましたが、

「もうそろそろ高浜の超高速バコバコが始まる頃かも・・」とまた福井県にキス釣りに行く事にして午後2時に出発。

着いたのは難波江白浜。すでに海水浴場は

閉鎖しており、閑散とした浜に戻っていました。

曇天で小雨が時折パラつきますが、

波はザザ波程度で「この条件ならまずまず

釣れそう・・・」と久しぶりに難波江白浜に

車を乗り入れて釣る事にしました。
浜の南端にはジェツト軍団が居てワンワンと

走り回っていましたが、浜中央部よりも北側は

誰も居らず、貸切状態。浜の幅も先日来た時

よりも少し広くなっており、

2色以上はそこそこに

水深も有りそうで、

楽しみにしつつ竿を継ぎます。
本日のタックルはいつものキススペペアに

スプールはADTノーマル。

難波江は5〜6色あたりで良く釣れるので

道糸はPE0.6号でスタート。
天秤は遠投性能的に改良したもので、

トップガン33号のカッ飛び。

腕を0.8ミリとして短めに、

各部の曲げ角度を浅くして

空気抵抗を更に低減したものです。

今日はこの天秤で高速さびきをして

キスの乗りや引き易さ、アタリの出方などを

テストしてみようと思いつつキススペ5号

8本針にイシゴカイを刺して準備完了。

早速6色半まで投げて先ずは通常のさびき

釣り。オモリが着水してすぐにアタリが出て、

3、4回ポンピングを繰り返すと

早くもキスが何匹か乗ったようで、

引いた感じが重くなり・・

巻き上げると中型を含めてピンもぞろぞろ・・と

7連でスタート。「この様子なら超高速でも

釣れそう・・・」と今度は7色までフルキャスト。

着水と同時に1秒ハンドル1回転の超高速で

引いてみます。すると・・7色〜5色の間は中型

が沢山群れているようで・・。

ドンドンと巻き取っている間に

「コンコンッ、ブルルルッ」と超高速独特の

アタリが連続。中型が2〜3匹掛かった頃には

早くも仕掛けは4色〜2色の

ピンの絨毯エリアに入り、

残りの針にピンが全部掛かる様子も

カッ飛び天秤ならより明確に判り、

3色を残して巻き上げると・・
また7連で通常のさびき釣りと同様に

釣れました。

昨年ここで使っていた固定式天秤では

超高速時に出るアタリは

「トンッ」のみで終わり、数の確認が

いまいち出来ませんでしたが、新天秤では

「トンッ、ブルルルッ」とアタリが出てくれ、

楽しさ倍増。

キスはブルルルッとアタリを

出した後は大人しく

なるので、そのブルルッの

アタリを数えると確実に

掛かった数の確認が出来、

より効率的な釣りが

出来ました。また砂紋によるゴトゴト感

ですが、

この天秤はオモリが自由に動くので海底に

沿ってトレースしてくれるので弱く感じ、

超高速で引いてもあまり振動が発生しません。

とても引き易く、キスを驚かせる事も少なそう

です。
斜めに投げてみると、5色より

手前は12センチ程度の

ピンがびっしりと居ました。

オモリが着水してほんの20メートルも

クルクルッとさびくだけでこの状態。

さびいている時間にするとほんの25秒程で

6連、7連と釣れるので、1時間で100匹は軽く

突破。しかし中型のフライサイズが釣りたくて、

その後はまたフルキャスト。

7〜5色で何とか全部の針に中型を掛けて

やろうと引く速度を微調整しつつ試行錯誤。
今日はピンは不要なので、夕方の日没まで

遠投のみで釣りました。

夕方は中型の活性も高まり、

14〜16センチ程度

のキスが5〜6連。

それよりも手前まで引くと残った針にピンが

食い付きますので、5色より手前は回収して

投げ返し、結果は3時半から5時半まで

2時間釣って

カウンターを確認すると224匹の釣果。

最近は激渋の大会が続き、先日の日曜も渋い釣りでしたが、久しぶりにバコバコの釣りが楽しめましたっ。

高浜は9月が数のピークとなりますので、波さえ穏やかならば必ず釣れますし、またこれからも超高速バコバコを楽しみに来たいと

思いました。横ではジェット軍団がワンワンと走り回っていたのにキスは慣れているのか、あまり食いに影響しませんでしたし、

浜は砂が締まって平坦なのでとても投げ易く、フルキャスト⇒超高速さびきで効率良い釣りが今後も暫くは楽しめそうです。