2008年釣行記
8月24日 最悪の海況下、浜詰に大会の下見釣行するも・・の巻。 

8月24日は31日に行われる大阪協会のクラブ混合キス釣り大会の下見に浜詰に行く事になり、久しぶりに休日が取れて釣行可能となった

あつしさんと上ちゃん、くにさわさんと4人で早朝より出かけてみました。

しかし・・浜詰に着くと北風が強く、8月なのに寒く感じる程。その風で海は時化て波は沖合い1キロ以上先から高く押し寄せ、

加えて前日の大雨で木津川は増水。濁った真水を大量に海に吐き出し、箱石まで濁りが回っていました。

それでも、「高水温だし、何とか探れば何処かにキスが居るハズ・・・」と朝6時に到着した面々は浜に出て投げてみる事にしました。

今にも降り出しそうな空の下、大波を横目に

柴古に向かって歩きます。

くにさわさんは今日も浜カンジキを履いて

いますが、雨で砂が締まって歩き易く、

柴古の手前に離岸流が払い出していたので

クーラーを置き、タックルをセットしました。
しかしこの海・・・投げても投げても、

空しい素針が続きます。

フルキャストしてもフグに針を取られるだけ、

向かい風が強くて6色に仕掛けを落とすのが

やっとでした。

今日は力糸をナイロンにしており、

タイトでダイレクトな投げ心地のPEよりも

安心して思いっきり

竿が振れて飛距離が伸ばせましたが、

それでも白波の先には届きません。(;O;)

8時までガンガン投げていましたが、

葛野方面から黒雲が近づき、間もなく雨が

降り始め、「アカン・・撤収じゃ〜っ」

と箱石まで歩いて探りたかったのですが、

西に行くほど波は高そうで断念し、

大会エリアのほんの一部だけを

探っただけで

無念の撤収となりました。

でっ雨を避けて転進したのは由良の浜。

こちらは丹後半島と違って波静かで

ザザ波程度。由良川から濁りが入って

いましたが、単発〜3連程度で皆が

パラパラと中型キスを拾って

2〜3色の距離の濁りの中に居る

キスを釣る練習が出来ました。
いつもテトラの手前に多いキスが

今日は少なく、テトラの間の深みでのみ

釣れました。

海水浴シーズン中の浜ですが、寒い程の陽気

で泳ぐ人は皆無で、サーファーが

由良川の河口に浮かんで

いるのみで、浜では広々と釣れました。
納竿間際の11時過ぎ、あつしさんが良型

をゲット。あつしさんは久しぶりの釣行で

丁寧にさびいて釣っていましたが、

少ないアタリを確実にとらえて

楽しんでいました。

ところが由良も次第に波が高くなり、ますます濁りも酷くなってキスのアタリは散発となり、

今日は貧果で終わりました。由良で釣れたキスは3人合わせても30匹足らず。

晴天の凪の日の10分の1程度の釣果でしたが、渋いキスを何とか掛けようと試行錯誤で天秤の足の太さを変えたり、

仕掛けに金玉を付けたり、エサの刺し方を変えたり・・と皆がそれぞれに試行錯誤。

宮津湾や栗田湾など、波が穏やかで大きな川が無い釣り場に行けばこんな日でもキスが沢山釣れるのは判っているのですが、

渋い条件下で練習するのも大会に出るには大切な練習ですし、

大会が行われるのと同様の綺麗な遠浅の浜で釣りがしたくて、今日は釣果は無視。

悪条件下の浜でキスを何とか掛けようと練習しつつ楽しんだ一日でしたっ。