2008年釣行記
8月17日 レインボーキャスターズさん開催のフレンドリーカップに参戦。
激渋の大会でしたが何とかキスの顔を見る事が出来ましたの巻。


8月17日は淡路島の吹上の浜でレインボーキャスタースさん主催のフレンドリーカップが開催され、

投げ北チームから私と上ちゃん、くにさわさんが、所属クラブの大阪サーフからは伊達会長とくまさんが参戦。

17日の0時半に上ちゃん宅に集合して舞鶴若狭道を南進し、Uターンラッシュで混んでいる山陽道の上り車線の車の列を

見つつ順調に淡路SAに到着。ここで伊達さんやくまさん、Tuskerさん、天満のご夫婦と合流し、

私の車にもりさん、トキねぇさんに乗り移ってもらい、2台で吹上げの浜に向かいました。

到着すると早くも大会参加の車列が長く伸びており、その後尾に並んで受付時間までは皆で談笑。

4時に受付が始まり、レインボーキャスターズの皆さんに挨拶しつつ参加費を支払い、四国から参加の塩田師匠や堀さん、

神戸投翔会の松原会長やしおざきさん、OFMの皆さん・・とお知り合いの皆さんも多く、和やかな雰囲気の中、開会式が始まりました。

朝5時、1回戦が始まりました。私は招待選手に

して頂いたので、もりさんやトキねぇさんの応援

をしつつ観戦する事にしました。

皆さんが第1投を投げ終え、見ていましたが、

早々にアタリを捕らえて巻き上げる選手は

少なく、どうやら渋い様子。

ジックリとさびいて巻き上げた選手の仕掛けを

見ても、ガッチョやチャリコが多く、

キスを釣る選手はまばら・・・。

釣れても単発かダブル程度で

かなり渋そうです。
徳島セントラルサーフのベテラン、小川さん。

報知名人を何期も保持された実力は素晴らしく

近寄ると気軽に声を掛けて下さり、

しばし談笑。

渋いキスと外道の多さにも全く動ぜず、

黙々と流れるような動作の

徳島流の釣りを見させて頂きました。

正に熟練の技・・・動作に全く無駄が無く、

とても素早くエサを付けつつ、「最近徳島は

釣れんよ・・梅雨明けからさっぱりじゃっ」と

爽やかに笑っておられました。
小川さんと談笑しているとお隣でキスのダブル。

釣れるキスは総じて12〜14センチ程度の

釣り易いサイズですが、

浜の中央部では中、遠距離にはキスが殆ど

居らず、皆さんが「ぽちゃん」と1色に落として

力糸の範囲で探り釣り。

聞くと1色〜2色の範囲はゴロ石が多く、

そのゴロ石の手前しかスムーズに引けない

そうで、殆どの選手が力糸の範囲を

アタリが出るまで止め釣りの様子。

しかしその範囲はミニチャリコやカワハギも多く

皆さん苦労しつつ釣られていました。
「今日も渋い大会になったね・・」、

「最近10匹以上釣れる大会って少ないわ・・」

と私同様に観戦しつつ上ちゃんとくにさわさんも

渋い表情。Tuskerさんの釣りを見つつ、

「遠投してもキスが居ないのかなぁ・・」と

見ていると、8色に落として7色を引くと

ポツポツとキスが居るようで、

超遠投してポロリポロリと

引っ張って来る選手も居られますが、

殆どの選手はそこまで届かず、

暫く遠投しても素針を引き、また超近投に

戻して我慢強く手前を引く釣り方を

される選手が大半でした。
Tuskerさんが使っておられた天秤。

特製木オモリに私考案のカッ飛び天秤の

組み合わせで超高感度にキスのアタリを捕らえ

てくれるそうで・・・
波が巻き返す範囲でもシッカリとキスを

掛けてニッコリ。
Tuskerさんには、大会後に

「これ作ったのでカッ飛び天秤と組み合わせて

作って投げてみて下さい」と

丁寧に木材を削り出した浮木部分と

デルナーのオモリ部分を巧妙に合体させた

もので、空気抵抗が少なくて良く飛びそうな

形で、是非試してみたいと思います。

浮木部分には投げ北ロゴも印刷して頂き、

ありがとうございました。m(__)m
トキねぇさんも私作成のカッ飛び天秤を

使ってくれており、「さっきダブルで釣れたよ」

と嬉しそう。
1回戦が終わり、堀川さん、横山さんと談笑

しつつ2回戦の開始時間まで楽しいひと時。

堀川さんには高知で養殖している

とても鮮度の良いイシゴカイを

沢山頂きました。m(__)m
堀川さんには「これがワシが今使っている

最新天秤でNEWパトリオットじゃっ、

首振りにしてあってアタリの出方と

乗りが良いのんよ」と私に頂きました。

細部までとても丁寧な作りで、

匠の技で素晴らしい細工が施された

逸品です。

次回の釣りで使わせてもらい、

私の自作天秤を作る上での参考にも

させて頂きたいと思います。

ありがとうございました。
2回戦に進出した選手はゼッケンをもらい、

番号順に並んで出発は5秒等間隔で

出発となりますが、投げ北チームは全員

殆どドン尻からのクジを引き、

「これでは入る場所は選べんのう・・」と

ガックシ。
それでも何とか・・と、くにさわさんは紀州さんと

共に走る走るぅ・・。頑張ってエリア右端近く

に入りました。
私が入ったのは砂利浜エリアで本部から

300メートル程度右に歩き、クーラーを降ろし

ました。
私の隣は神奈川から参加の

伊東さん、実力者揃いの2回戦は8時50分に

スタート。先ずは5色に投げて底の様子を

見つつユックリさびいてみます。

しかし5〜1色までは何にも居らず、

1回戦に叩きまくられた後でキスのシグナルは

皆無。

今度は僅かなカケアガリが感じられた4色で

止めてやろう・・と4色で待っていると・・

突然かなりハッキリとしたアタリが出て、

「ベラかな?」と思いましたが、次のアタリは

キス独特の「プルルルッ」の後は大人しくなり、

早速巻き上げると・・・
12センチと14センチのタブル。

その後はしつこく4色を探りましたが、

折からの引き潮でどんどん潮位が低くなり、

キスも沖に逃げたのか、アタリは皆無。

その後は一回戦に皆さんがポツポツと

釣られていた波口を探りましたが、

1時間半経過後に1匹掛けただけ。

納竿まで追加はありませんでした。
上ちゃんも私同様。

「1投目に単発が有ったのみじゃっ.」と

遠投したり、手前を斜めに引いたり・・

と苦労していましたが、

こんなに潮が引いてしまい、全く潮流も無く、

辛い時間が過ぎただけで終了時間となって

しまいました。
「渋かったですね・・」と皆で言いつつ

検量時間。

岡野さんもエリア右端まで行かれて

苦労されたようで、苦笑い。
「激渋だった周囲では釣れた方だけど、

これではあきませんわ・・」と

チームでは最高匹数の6匹を釣って

来たくにさわさんでしたが、15匹以上も提出

する選手が多いのを見てガックシ・・。
しおざきさんは、エリア左端で遠投して

15匹程度確保して上位入賞確実でニッコリ。

「こいつ、やりまっしゃろ」と松原会長に

褒められて嬉しそう。
賞品はZ45を始め竿が4本に

クーラーなど、豪華な品が並べられていました。
ときねぇさん、もりさん、渋い大会でしたが、

お疲れさんでした。トキねぇさん、2回戦は応援

ありがとうでしたっ。m(__)m

とっ談笑していると先ずはレディース賞の表彰

が始まり・・
何とトキねぇさんが3位受賞で

豪華景品ゲット(^_^)v

おめでとうございました。(~o~)

皆からは「先週の練習同様に

御尻を海に向けて釣ったの?」

と好き放題に言われていましたが、

今日は上機嫌で誰もドツかれずに済みました。
入賞の皆さんです。

松山さんが優勝、準優勝は

田中さんと北陸の選手が素晴らしい成績で

頂点に。

3位は岡山の水口さん、

徳島の瀬尾さんが4位でさすが・・

しおざきさんは5位入賞おめでとう

ございました。
抽選会では賞品が全員に当たり、

余った賞品は福袋に入れられ、

松尾会長の音頭でジャンケン大会をされ、

楽しい雰囲気の中、

参加された皆さんに手渡されました。

って事で天候が心配された大会でしたが、幸い曇天でさほど暑くならず、爽やかな海風を受けつつの楽しい大会でした。

キスは前日のウネリの影響かかなり渋かったですが、こんな条件下でも超遠投してかなり釣られて入賞された選手もおられ、

いろいろと勉強にもなった大会でした。また、今回の大会でも多くの皆さんに声を掛けて頂き、

カッ飛び天秤の質問や自作されて使われた皆さんからは、「固定式と殆ど遜色なく安定して飛ぶのに、アタリの出方が素晴らしいです、

もう最近はこればっかりですよ」など、

ありがたいご意見も数多く頂き、本当に嬉しかったです。和やかな雰囲気の素晴らしい大会を開催され、

大変なご尽力でお世話して頂いたレインボーキャスターズの皆さん、ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします。ではっまた・・。