2008年釣行記
6月18日 今期初めて葛野海岸に釣行。
キスは釣れ始めたばかりで場所ムラが有りましたが、良い場所では2連3連と
楽しめましたっの巻。   

6月18日は代休で、午前中に田んぼの仕事を済ませ、午後からそろそろキスが開幕していると予想される葛野海岸に釣行しました。

釣り場への道中、釣具店でエサを購入していると、くにさわさんから入電。

今日はくにさわさんも休みだそうで、朝早くから葛野に行ったそう。釣果を聞くと朝6時半から10時までやって

箱石の近くや小天橋の周辺まで探ったけどピン1匹のみだったとか・・。

「未だ夜はかなり冷え込むし、開幕していないのかなぁ・・」と北近畿ではキスの開幕が最も遅い釣り場だけにガッカリですが、

「取り敢えず行って探ってみるわ・・」とそのまま方針転換せずに葛野に到着。

中央の駐車場に付いて海を眺めるとベタ凪。

朝は大きなウネリが有ったそうですが、

お昼頃から南風が吹き始め、波は静まり、

気温は30度近くまで急上昇。

駐車場下の小天橋寄り200メートル付近

の沖には巨大な台船が作業しており、

爆音をあげて沈みテトラを投入中。

葛野は砂が流されないようにと

数年前から沈みテトラを渚から

200〜150メートル付近に投入する工事が

行われ、今ではほぼ全域に入れられました。

場所にもよりますが、

6色半から7色投げると

届く距離で、フルキャストでは

オモリがテトラに掛かりますが、

その手前はカケアガリや

溝も見えて良い感じ。

箱石側を眺めると箱石は砂が削られて

かなり渚が後退しているのが

遠望されましたが、葛野は砂がタップリと堆積

してあまり凸凹の無い状態になって

いましたが、先ずは箱石の方向に歩きつつ

探って見る事にしました。
水は透明でゴミも少なく、

綺麗な砂が堆積した浜を少し歩いて

台船の爆音の影響の無いあたりで竿を

継ぎました。
先ず第1投。追い風に乗せて7色まで投げる

と・・何とテトラに届いてしまい、いきなり

オモリが掛かってしまいました。高速で

巻き上げてオモリを浮かせ、改めて

6色からユックリと探りますが、

小さなアタリは出るものの、

なかなか針掛かりしません。


遠投しても魚影が薄いようなので、

次に3色に投げて手前まで探ります。

すると・・2色で明確なアタリが出て、

「あっキス居るわ・・、くにさわさんが

激渋と言っていたのに午後から水温が

上がって良くなったのかな・・」と巻き上げると

14センチ程度の中型が姿を見せて

くれました。シーズン初期の葛野は

箱石と違って大型は少ないので

テトラに掛けて痛んだ

仕掛けを小型キス用に交換。
今度はアタリの出た2色を少し斜めに

引いてやると・・小型キスながら

元気なアタリが連続して出て巻き上げると

3連。(^_^)v

キスを外して早速くにさわさんに電話すると、

「ほんまですか(@_@)、3連で釣れるのなら

僕ももう一回行きます。」とまたこちらに

飛んで来る(~o~)そうで、くにさわさんを

待ちつつ、渚が出っ張った場所や

凹みの場所の釣れ具合を

比較しつつ更に箱石に向かって歩きつつ

探ってゆきます。

箱石側の出っ張りの手前で3色から

探るとまたアタリが連続。

今度も12〜14センチの小型が

高感度天秤に元気なアタリをくれ、

ブルブル・・を楽しみつつ巻き上げてまた

3連。この時点で1時間半釣って10匹。

キスは未だ居場所が限定していて場所ムラ

が激しいですが、群れが集まっている所に

投げると2連3連で釣れました。

針はジャストキス5号やキツネ4号など

いろいろと試しましたが、良かったのは袖形の

キススペ4号が掛かりが良く、以後は

キススペばかり使ってぽつぽつと数を

釣ってゆきます。
電話をして30分後にくにさわさん到着。

余ったイシゴカイを渡し、

早速7本針に刺しています。(~o~)

相変わらず蒸し暑く、キス釣りには

良い感じ。

ここで近くはくにさわさんに任せて

私は出っ張りから遠投を再開。  

丁度テトラの切れ目の場所で7色からさびけ

ましたが、アタリが出たのは延々とさびいて

結局3色。(~o~)
また14センチ程度のやつで、元気なアタリを

くれましたが単発。

「この調子では週末のアスリート杯では

かなり渋そうだね・・、アタリを出すだけで

逃げるキスも多いし、仕掛けや引き方を

工夫しないと・・」などとくにさわさんと

話していると、「あっあたったわっ」と

嬉しそうなくにさわさん。
巻き上げると14センチ含む3連で

「ほんまですね・・朝は何にも居なかったのに、

この時間帯は釣れますね・・」と嬉しそう。

って事で、今日は未だ渋いながらも

ようやくキスが姿を見せてくれ始めた

葛野で楽しみました。

浜詰や葛野は砂が美しく、キスも背中が

砂の色に近い黄色で腹側は

虹色に輝いてとても綺麗な色をしていました。

くにさわさんはその後も2連、3連して楽しんでました。外道は時折フグが邪魔をしますが、綺麗な浜で中型キスの気持ち良い

アタリを楽しんで夕方納竿。結果3時間で20匹余りでしたが、未だ釣れ始めたばかりのようで、

今後の照り込みによる水温の上昇に期待ってところです。

水温が20度を越えると大型も混じる確率が高まりますし、また梅雨明け頃に来たいと思いつつ納竿しました。