2008年釣行記
5月3日〜5日 G.Wは今年も皆が集まり春の祭りでしたっの巻。
ここ数年、投げ北チームでは毎年G.Wに皆が集まり後ヶ浜をベースにキャンプとキス釣りを楽しんでいます。
今年もG.Wの後半は皆が誘い合い、投げ北チームのみならず、北陸からはごり3さんとまびゅさん夫婦、吉岡さん夫婦、
天満のもりさん、ときねぇさん、じぃ〜じさん、くまさん、大魔王はん、高橋さん、名古屋の投人さん御家族が
5月3日の夕方に後ヶ浜に隣接する駐車場に集合してキャンプをする事になりました。
私は3日はあいにく仕事で、急な仕事も多くて馳せ参じたのが午後9時。駐車場の西側の少し海側に下った小さな砂浜に隣接する護岸が
今回のキャンプ会場となっており、現場に着いて駐車場から見下ろすと酒宴の真っ最中。
お酒を呑みつつキス談義で盛大に盛り上がっていました。
例年は後ヶ浜でキャンプをするのですが、 今年は護岸工事で後ヶ浜は立ち入りが 禁止されており、駐車場の反対側でキャンプ。 3日の夜は快晴で風が強く、とても冷え込んで 皆さん冬装束。でも寒さに負けずにWWGGと キス談義に花が咲いていました。 私も到着直後に恒例の「乾杯」に引き続き、 ガンガンと呑まされ、ホロ酔い気分で皆の 輪に入って皆さんに持ち寄りして頂いた おつまみを味わいつつ楽しいひととき。 |
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寒いのでやはり人気は鍋料理。 七輪にガンガンと炭がぶち込まれ、 ビリッと辛いキムチ鍋で体を温めつつ 酒宴は続きます。 |
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ごり3さん、天満のもりさんは毎年一緒に 楽ませて頂いている常連さん。 「明日は何処で釣ろうか・・」などと 皆で楽しみにしつつ、夜は更けてゆきます。 酒宴は午後11時頃まで続きましたが その後ますます冷え込んで来て、 「風邪をひいてはならん・・」と皆さん早めの 就寝となりました。 |
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明けて4日早朝5時。早くも釣り師の血が うずくぅ〜・・でっ皆が起き出し朝食の準備。 今回も北摂のマコちゃん夫婦が 丹精こめて作っておられる 美味しいお米を持参してくれました。 そのお米をマコちゃんの奥さんに 炊いてもらって暖かいご飯を頂きます。 コーヒーをすすりつつ高台の駐車場から 後ヶ浜を見渡すと工事は連休後半はお休み のようでしたが、工事区画にはフェンスが 立てられ立ち入り禁止。護岸の海側の浜に 埋められるテトラも高く詰まれていて、 浜の様相が一変しています。 工事の後は浜も以前同様に戻される ようですが、今年いっぱいは 立ち入り禁止です。って事で今日は ゴリ3さんや名古屋の投人さんが 未だ釣行された事が無い天橋立に案内 する事になり、皆で宮津まで大移動。 一旦キャンプ場を撤収して朝8時に出発 しました。 |
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天橋立に着くと智恩寺の駐車場の おじさんが「今日もキス釣りかい」と迎えて くれ、600円を支払ってお寺の境内を抜けて 釣り場に向かいます。 「山門をくぐって釣り場に 行くとボウズになるのじゃっ」とゲンをかつぎ つつ歩いてゆきましたが隠岐さんは 山門を平気でくぐって「あっポウズ間違い無し」 と皆に笑われつつ浜に急ぎます。 |
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今日も向かうは小天橋。 大天橋は手前に藻が多くて大遠投が必要 ですが、今日は女性や子供さんも居るので 藻が少なくて3色でも釣れる小天橋へ。 天気は最高、時間と共にとても暑くなり、 すでに竿を出されている投げ釣り師の様子 を見つつ浜の先端を目指して歩きます。 途中神戸投翔会の松原会長が家族連れで 来ておられ、聞くと「ぽつぽつですわ・・」と マッタリと家族で釣りを楽しんでおられ、暫し 釣り談義。「今年もこれからのシーズンは 良くお会いすると思いますがヨロシク・・」と 挨拶して先に進みます。 |
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クーラーを下ろしたのは先端から3本目の 石波止のあたり。先端近くにはすでに多くの 釣り人が居られ、先ずはこのあたりで 様子を見る事にしました。 暫くしてくまさんが連でキスを釣りましたが、 先日よりもかなり渋く、神経を尖らせつつ 引かないと微妙なアタリを取り辛かったですが、 私も5色あたりに仕掛けを落として いつもアタリが出る3色までユックリと引くと・・ やはり3色手前のカケアガリで明確なアタリが 連続して出ました。 |
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巻き上げると20センチと15、17センチ程度の キス3連。その後は 皆が狭い場所で投げたのでキスが警戒 しているのか 単発でしか釣れませんが、 5投して7匹。 その後関東から来られたくにさんと再会。 くにさんも天秤を自作しておられ、 いろいろと意見交換もまた楽しいひと時。 キスのアタリを味わったしもう満足。 その後は皆さんに場所を譲って一人ヘソ天。 浜にねそべっていたら気温が30度近くにもなり、 とても暑て起きたらもうお昼前。 今日の小天橋はキスが渋く、お昼に天橋立を 引き上げ、皆でお昼ご飯を食べに行きました。 午後は大人数で.入れる釣り場は 連休で何処も混雑していますし、 めいめいに散らばって 思い思いの釣り場に行き、また夕方に後ヶ浜の キャンプサイトに集まる事になって解散。 |
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午後からは何処に行っても人が多い事が 予想されるので マッタリと釣れる場所を選択。 普段は殆ど行かない宮津漁港の護岸に 行きました。竿を出したのは小川が流れ込んで 砂が積もって浅くなっている場所を選びました。 護岸の上から透けて見える 海底を見ていると・・ 「あっキスが泳いでいるわ・・」と あつしさんの声。見ると水深がほんの1メートル 程度の砂地をキスが数匹づづ群れて泳いで いるのが見えました。 早速そのキスを狙って皆がチョイ投げ開始。 見えているキスはなかなか 釣れてくれませんが ソロリソロリ・・とごりさんやくまさん、高橋さんが キスの群れの横に仕掛けを入れて 引いています。 |
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海底を泳ぐキスは私の子供の頃は良く観察 出来ましたが、最近は少なくなりました。 しかし今日の宮津湾は水がとても澄んでいて、 皆が泳ぐキスを目で追いつつ歓声をあげて 楽しそう。やがて、「うぉっアタリが出たっ」と じぃ〜じさんが大声を発しつつ 上手にキスの群れの中から 1匹ひきずり出しキスをゲット。 「そんなに大きな声を出したら キスが散りまっせ」と言いつつ 続いてくまさんもゲット。 天秤の後を仕掛けが続き、その後から キスの群れがジワジワ・・と近寄って来て 1匹が掛かると反転してピカツと光って見え、 「掛かったぁ・・」と皆が夢中でキスの見釣り。 あつしさんは手を怪我して今日は竿を 振れませんが、 目ざとくキスの群れを見付けては 皆に「あそこに泳いでいる」と投げる場所を 皆に指示役です。(~o~) |
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クマさん、高橋さんが釣ったのは ますまずの型で 「ソロリソロリッ」と仕掛けを追って来たキスが 一瞬仕掛けを止めた瞬間、パッと一気にエサに 食い付き、ブルルルルッ」(^_^)v その様子をカメラに収めていた 私も辛抱たまらず1回だけ 割り込ませてもらって 投げましたが、未だ水温が低い時期のキスが ズルズルとベタ引きでは釣れない事を 目で確認出来、 誘って止めた瞬間に「ブルルッ」と掛かったのを キスを目で追いつつ体験出来ました。 |
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ごり3さんも見事にゲット。少し深い場所に投げ、 浅瀬で泳いでいるキスの群れの近くに仕掛け を引き寄せてユックリと誘って・・と皆が楽しみ ました。 |
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透ける海底からキスが飛び出して来る度に 皆から歓声が・・(~o~)大型連休の混雑を避けて 初めて行った場所でしたが、思わぬ体験が 出来ました。 |
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「これはとても良い経験になりました。 キスってあんな感じでエサに飛び付いて 来るんだ・・」と最近まで関東に居られた 高橋さんも「関東でこんな場所が有ったら 大騒ぎになります」と言いつつ どうしたらキスが食い付きやすいのか 目で追いつつ 凄く楽しい体験、勉強になった様子でした。 |
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ムクオモリと木オモリの動きの違いも こんな釣りをしていたら一目瞭然。 普段は砂浜で遠投ばかりしていますが、 時にはこんな釣りも凄く楽しくて 良い体験になります。見えているキスは警戒心 が強くて誰も連では釣る事が出来ません でしたが、海底をユックリと群れで移動しつつ エサを探しているキスの群れ。 エサを見付けて飛び掛る機をうかがいつつ 仕掛けを追って来て目にも止まらぬ 高速で一気に飛び付いて来ます。 小さいのに素晴らしいアタリをくれる キスの動きに改めて感動しました。 |
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夕方になって、皆で2晩目のキャンプをすべく 後ヶ浜に戻りました。 浜の西側に有る小山によじ登り、 浜の全景を撮影。 今年は工事で入る事が出来ませんでしたが、 工事現場を避けて浜で竿を出した人は ぼつぼつと釣っており、ここ数日は 暑い程の好天続きですでに後ヶ浜の キスは開幕している様子。残念に思いつつ また来年が楽しみです。 |
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上ちゃんとごり3さんは 岩山の頂上に立って沖合いに立った「ナブラ」 を観察中。見ていると大きなナブラが 後ヶ浜に向かって近寄って来て、 多分スズキかサワラのナブラだと思いますが、 「弓角を投げたら釣れそう・・」と 断崖から下を見下ろして素晴らしい景色と ナブラを見ていました。 |
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「夕日を背に記念撮影しまひょか・・」と ときねぇさんを撮影。 ビール片手にご機嫌でしたが、 「ここは飛び込み自殺の名所ですわ・・ 年間○人程度はお亡くなりに なる場所ですわ・・」と 教えてあげると、「うえっ、足がすくむわぁ・・」と 言いつつビアをグビりッと旨そうに呑む ときねぇさんにワテはいつも頭が 上がりません。 その後皆で歩いて温泉へ・・ 夜は前日にも増してBBQで盛り上がり 深夜までまた呑み、 日が変わる前になって皆が寝静まった後も 来週ダイワの全国大会に 行くくにさわさんをくまさん、ときねぇさんと共に 「結果はともかく楽しんで来てね・・」と 応援し、また車中泊となりました。 |
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翌5日は朝10時頃から雨の天気予報。 皆が朝5時から起き出し、 また北摂のマコちゃんさん夫婦にあつあつの ご飯を炊いてもらって早い朝食。 タマゴかけご飯をかき込み、バタバタと 朝食を済ませます。 ここで一旦解散。後は帰り道に好きな釣り場で 竿を出す事にして、皆はまた宮津湾方面へ。 ごり3さん、大魔王はん、北摂のマコちゃんさん たちは栗田半島の獅子へ。 ここではまびゅさんが20センチ級を 釣られてアタリを楽しんでおられましたが、 他のメンバーは飛ばし過ぎて○ボ。(~o~) 一方上ちゃん、くにさわさん、くまさん、 天満のもりさん、ときねぇさんは3日に 20センチオーバーが好調だった栗田湾の 小田宿野へ。 |
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様子を見に行くとすでに雨脚が強くなり、 皆さんが残念そうに戻って来ました。 各々4〜5投しか出来なかったようでしたが、 天満のもりさんが26.5センチをゲット。 他のメンバーも数投で良い型のキスを 持ち帰って来て、やはりここは今の時期は 拓物もかなり出ますし、 この周辺では型が揃う場所のようです。 |
って事で春の祭りの最終日は午前で撤収して帰宅しました。午後から北近畿は土砂降りの大雨となり自宅で爆睡でした。
今年は残念ながら後ヶ浜でキスを待ちつつのキャンプは出来ませんでしたが、キスの見釣りや楽しいBBQに温泉など、
今回も楽しい仲間が集まって連休を存分に楽しむ事が出来ました。私は結局丸2日間の釣行で
天橋立で7投、宮津漁港で1投の8投しかしませんでしたが、マッタリと皆さんとの会話を楽しみつつ、久しぶりにユックリとした休日を過ごせました。
これからは大会が続いてのんびりとした釣りはしばらく出来なくなりますが、また秋には気の有った仲間とユックリと楽しみたいと
思いますし、ごり3さんから北陸や能登の釣り場の様子を聞く度にまたお邪魔もしてみたいと思いました。
今回も皆さんに食材などを持ち寄り頂き、本当にありがとうございました。また集まって楽しみましょう・・ではっまたっ。