2008年釣行記
3月30日 大阪サーフの3月例会が北近畿で行われ、全員が天橋立でカレイ、キス釣りを楽しみましたっ。

3月30日は大阪サーフの3月例会が北近畿で行われました。当初は伊根周辺での開催予定でしたが、あいなく天候が悪くなりそうで、

伊達会長と相談し、釣り場を天橋立に変更し、朝5時半に出発しました。

あつしさんと乗り合わせて天橋立駅に着くと、早くもじぃ〜じさん、隠岐さん、くまさんが待っていてくれ、

その後上ちゃん、くにさわさんとも合流。駅前に有る智恩寺の駐車場に車を置き、タックルを持って歩いて釣り場に出ます。

いつものようにお寺の境内を抜け、回旋橋を渡ると・・・水道に面した小天橋の浜に夜中から竿を出していた伊達会長以下4人のクラブ員の

姿が見え、早速朝の挨拶。聞くと早くもカレイが釣れているそうで、伊達会長と坂本さんが3枚つづ釣られてニッコリ・・(~o~)

早速私達も同じ浜に並び、2本づつ竿を並べて釣り開始となりました。

竿を出したのは大天端と小天橋の間の

水道沿いの浜。浅い場所ですが、

水道なので潮流はとても早くて複雑、

カレイの寄り場となっています。

過去の実績も多く、北近畿の名カレイ

ポイントですが、私達は多い観光客と

単独では竿を持ってお寺の境内や

観光歩道を歩くのが気恥ずかしくて

殆ど竿を出した事が有りませんでした。

ここはすぐ目先で漁師さんが頻繁に

アサリ堀りをされる漁場で、その掘り返した

場所では小アサリやゴカイなどのエサが

豊富に撒き散らされて

カレイが数多く集まります。
そのアサリ漁場はほんの40メートル先の

浅瀬。そこにめがけて「ぽちゃん」と

オモリを落とします。

いつもフルキャストのみのじぃ〜じさんも

「ぽちゃん」と投げている姿を見て

笑ってしまいます。しかし・・先行して早朝に

カレイをポンポンと釣られた伊達会長にも

もちろん私達にもカレイからのシグナル.は

皆無。海中にはフグがわんさかと居て、

マムシは30秒、大きなユムシを投げても

2分とエサが持ちません。

毎回針だけの仕掛けを回収するのみで、

猛攻するフグに歯が立ちません。

とうとうじぃ〜じさんやあつしさんは

浜での釣りを諦め、なんと橋の下に

「ぼちゃん」とオモリを投げ込み始めました    

が、ここも潮流がとても早く、

投げてもすぐに道糸 

が真横に流されます。

もちろんここもフグの猛攻、そして遂に雨も降り

始め、辛い釣りとなってしまいました。

私もマシンガンキャストでフグに対抗しつつ、

「潮が変わったらフグも居なくなってその時が

チャンス。」と辛抱強く打ち返しましたが、

フグの猛攻も激し潮流は遂に収まらず、

痛恨のエサ切れでギブアップ。

小アイナメが2匹釣れたのみで撃沈でした。
その間、キス釣り好きのくにさわさんと隠岐さん

はのんびりとキス釣り。電話をするとぽつぽつと

釣れているそうで、大天橋の浜はフグも皆無で

まずまず楽しめている様子。
その後もじぃ〜じさんは諦めず、観光客と話を

しつつ頑張っていましたが、私はもう力尽きて

大天橋の浜に散歩。

橋から水道を眺めると、激しい潮流が流れて

いかにもカレイやチヌが寄りそうな釣り場で

す。過去には50センチオーバーのイシガレイや

60センチ級のチヌ、マゴチの実績も多大で

夏場は釣り人の姿が絶えませんが、

今日は春の雨がしとしとと降り、静かに

時間が過ぎて・・・と物思いにふけっていたら

「ガゴンッ」と大音響がっ。

見ると上ちゃんがミスキャストして橋の橋脚に

オモリをぶつけて静かな朝の釣り場に大音響

が響き、これまた大声でじぃ〜じさんが、

「おっさん、何してるねん、寝ぼけて何処投げて

いるのよっ」と橋の両側からののしり合いの声が

響き、静寂をやぶってくれます。
いつもは観光客が行き交う天橋立の遊歩道も

人影はまばらで、松の木が雨に濡れていました。

この景観が対岸の江尻まで3キロも続き、

宮津湾側は綺麗な砂浜が続いています。

浜はいつも清掃されており、ゴミは皆無ですし、

トイレや茶店、休憩所、歴史的名勝なども

随所に有り、

観光を兼ねて楽しめる良い釣り場です。
10時前になると、全員フグとの戦いに敗れ、

隠岐さんとくにさわさんと合流してキスの引き

釣り。伊達会長もフルキャストして

沖のカケアガリ

に居るキスを狙います。

雨はしとしとと降りますが、クラブの中で

トーナメントを好むメンバーが集まり、

投げ練をしたり、キスのアタリを楽しんだりして

遊びます。

暫く見ているとくにさわさんに20センチ級が

ダブルで釣れ、ニッコリ。

今日は先週よりも寒くてキスも渋いですが、

やはり5色のカケアガリを丹念に探ると

元気良いアタリをくれました。

画像の石波止よりも右の水道側にはフグが

わんさか居るのに、浜には皆無で

快適にキス釣りが楽しめる好釣り場です。
伊達会長も20センチ級をゲット。

私と今年の報知名人戦の事などを会話しつつ

来るシーズンを楽しみに練習されてました。

暫し話していると、横でさびいていたくにさわ

さんの竿に明確なアタリが出たそうで、

見に行くと・・・
「カレイじゃ〜っ。」と浜にもカレイが濃いようで、

キスの引き釣り仕掛けにもカレイが掛かり、

もちろん審査対象魚なので嬉しそう・・。

釣れたのはマガレイの30センチ級でしたが、

天橋立には多い順にイシ、マコ、マガレイが居て

水道でも浜でも数釣れるようです。
って事で11時に納竿し、例会の審査。

今日は3匹長寸で審査となり、

くにさわさんはキスとマガレイを提出して準優勝。

伊達会長は早朝に釣れたマコの32センチと

キスで優勝・・目立って大きな魚は釣れません

でしたが、カレイは多く提出されて、

まずまず皆さん楽しめた様子でした。

クラブ員が多く集まっての例会も久しぶりで

これからの本格シーズンを控え、

皆で昼食を食べつつミーティングをして

12時過ぎに例会は終わりました。

って事で今回の例会では雨とフグにたたられて半ば天橋立観光をしに行ったような釣りでしたが、

天橋立の魚の濃さは最近行く度に感じますし、宮津湾の最奥部なので時化知らずの釣り場で、今後も丹後半島に行って天候に恵まれなかったら

魚種も豊富で「逃げ場」として十分に楽しめる釣り場だと思います。丹後半島までの燃料代を考えれば、

駐車料金の600円もそんなに気になりませんし、管理人が居られるので安心して駐車出来ます。

特に水道は夏場にチヌ、マゴチが濃いですし、キスも越冬キスを含めると年間を通じて楽しめます。キスもアマモの際や沖のカケアガリなどを狙うと

30センチ級も実績は多大で、数、型共に楽しめ、今後はもっとこの釣り場を見直して楽しめたらと思っています。ではっまた・・。