2008年釣行記
1月4日 泊の浜へカレイ初釣行、雪と氷雨の中、4人で投げてカレイの存在を確認しましたっの巻。

1月4日は午後から好天の予報で、また上ちゃんとカレイ釣りを計画。昨日初釣りに行ったばかりなのに、

「白糸の教祖が今日の夕方には高知から帰って来るそうな・・顔を見ない内に釣らないと取り付かれて丸ボウズの憂き目に合うぞ・・」と

OBさん、あつしさん兄弟に連絡を取ると、二つ返事で「ワテらはお正月ずっと呑んでいたので初釣行だし楽しみじゃっ」と即答で釣行が決定。

4人で釣行先を相談し、時化にも強くて風が避けられる伊根方面に行ってBBQでもしながらマッタリとカレイ釣りをする事になりました。

私達は伊根町で本格的にカレイ狙った事が殆ど無く、アイナメを狙ってたまたま釣れた程度だったのですが、

今シーズンはカレイが好調で、海底が砂地で有れば何処でもカレイが釣れる可能性は有り、

「ボウズでも良いので、思いっきり投げられる場所に行こう・・」と先ずは

年末に私が40オーバーのイシガレイを釣った本庄漁港に向かいました。

昨年までは狭くてすれ違いに苦労する道しか

無かった伊根。しかし昨年末に伊根バイパスが

開通し、狭い路地を通らずに道の駅

「舟屋の里伊根」や泊、本庄方面に行ける

ようになりました。

開通した伊根トンネルを抜けると峠にさしかかり、

このあたりから急に積雪が多くなりましたが、

綺麗に除雪がされていて、目指す本庄漁港は

もうすぐです。
本庄漁港もかなり雪が残っていましたが、

波止の上には積雪は無く、早速波止の上に

出て海面を見ると・・・流れ込んでいる川から

大量の雪解け水が流れ込んで濁っており、

風も強くて、とても「マッタリとのんびり・・」とは

出来そうに無い海況で、「こんな所で寒風に

さらされて辛抱して釣るのはワシらには

似合わんのう・・」と即転進を決め、

「手前の泊の浜なら、外海から少し奥まって

いるし、山に囲まれてもう少し風も弱いと思うので

マッタリ出来そうじゃっ」とUターンして泊に

転進しました。

泊に着くと、予想どうり本庄よりも波が小さく、

ここなら浜からフルキャストして投げ釣りが

楽しめそうです。但し私達はここでカレイを

釣った事が無く、鍋でも食べながら

マッタリと楽しめたら良いね・・と殆ど期待せずに

浜にタックルをセットし、カレイが居なかったら

投げ練して遊ぶ事にしました。
浜に下りると砂浜には雪が無く、こごえる手で

刺し難いアオイソメをタップリと房がけし、

向かい風に向かってフルキャスト。

ここは手前が浅いので、6色程度まで投げ、

水深が5メートル程度のカケアガリと思える

場所に仕掛けを落とし、カレイからのアタリを

待ちます。穏やかと言ってもウネリも有り、

仕掛けが絡むので、1本針のシンプルな

仕掛けで皆が投げ、砂浜に竿を立てたら

早速七輪を持ち出します。最近はトンと七輪の

出番が少なく、昨年の投げ北秋祭り以降、

久しぶりに七輪に炭を放り込み、バタバタと

着火して暖を取ります。
キムチ鍋にウドンをブチ込んであつあつのウドン

をすすり、

「鍋をしながら時折竿先を眺めてアタリを待つ

釣りは久しぶりだねぇ・・・・」と話しつつ、

カレイ談義。4人でWWGGと話していると・・

一番近くに立てて有った上ちゃんの竿に

アタリが出て、「クイッ」と入るのが見え、

4人で注目していると・・今度は竿尻がっ

「ヒョイッ」と浮き上がりました。「おぉっ良い

アタリじゃ〜っ」と皆が声を上げると、

また大きく引き込み、最後は竿尻が完全に浮き

竿が道糸と一直線になって「ドえらいアタリが

出たぁ〜っカレイの三段引きじゃ〜」と

上ちゃんがアワセを入れるべく走って行き、

「ガシッ」と合わせると・・・
「あっ乗ったわ、結構良く引くわ・・重いでっ」

と嬉しそうに巻き上げ開始。

残る3人が注目しつつ波打ち際に寄せて

来るのを待っていると・・。

やがて白い腹が見え「うおぉぉカレイが

付いているわ・・逃がすなよ・・」と喝采。
波に乗せて浜に引き上げたのは良型の

カレイ。
よく太ったマコガレイで計ると34センチの

まずまずの型でした。

外海から少し奥まった場所で、釣れるとすれば

イシガレイが釣れると思っていた砂浜で

マコガレイが釣れ、一同ビックリ。でも、

今シーズンはマコガレイが多いのが特徴で

今まではこんな浅い砂浜でマコガレイは殆ど

見ませんでしたが、、

今期はマコガレイがあちこちに

多く接岸しているようです。
っと喜んだのもつかの間、暫くすると天気予報に

反して黒雲が空を覆い、雨が降り始めて

皆で車に避難してアタリを待ちます。

雨が小降りになるとエサを点検して

カレイのアタリを待ちますが、上ちゃんが

カレイを一枚釣った後は誰も竿を曲げず、

午後3時を過ぎるととても寒くなり、

「もうあかん・・スブ濡れでそろそろ

辛抱溜まらんし、もう一回だけ投げ返して

ダメだったら帰るべ〜っ」と皆に声を掛け、

残ったアオイソメをダンゴになるまで針に刺し、

5色に投げ込んで、七輪を掃除して仕舞い、

「さあ、帰るべ〜っ」と竿をあおると・・

「グイッ」と何かが締め込みましたっ!!。

私のあおった竿先が大きく曲がり、リールを

巻くと・・・途中でまた締め込み、「これは最後に

カレイが来たカモ・・・」と楽しみにしつつ

波打ち際まで締め込みを楽しみつつ寄せます。

やがてカレイの茶色い魚体が見え、砂浜に

ブリ揚げると・・・
寒い中、待ちに待ったカレイちゃん。(~o~)

私のはイシガレイでしたが、納竿直前の一発で

「今日もまたボウズかなぁ・・白糸の神さんが

取り付いているのかなぁ・・」と

思っていただけに、

そんな不安が払拭出来て嬉しさひとしお・・。

このカレイも大きくはありませんが、

メジャーを当てるとジャスト30センチの

拓サイズ。!(^^)!

最近は何故か釣り場に着いてすぐに上ちゃんが

釣り、その後納竿までアタリもカスリもせず。

逆に私は納竿直前までアタリもカスリも

しないのに、「あかん・・帰ろう・・」と片付け

を始めたらカレイが釣れる事が多く、

OBさんとあつしさんが「何で最近は

いつもそのパターンなのよ・・」と不思議がる程。

何はともあれ、4人で4時間程投げて2枚でしたが、ここにもカレイが居る事が判りましたし、天候さえ良くて海が濁っていなければ

もっと釣れそうな条件を備えた場所だと感じました。砂浜から思いっきりフルキャストして待っているとはるか遠くから

強いアタリを送ってくれ、合わせた瞬間から取り込みまでグイグイと締め込みを楽しませてくれる冬の日本海のカレイ釣り。

雨に打たれて寒かったけれど、最後に釣れたカレイが今回もそんな引きをしてくれた事がとても嬉しく、今年初カレイが何とか私にも釣れました。

完全○ボだったOBさんとあつしさんは残念でしたが、また白糸の教祖はんと並んで竿を出したら競争心むき出しで

白糸仕掛けに負けないように頑張って釣ってくれると思いますし、今後も冬場は皆で寒さにも負けず、WWGGとカレイやアイナメ釣りを

楽しもうと思います。ではっまたっ。