2007年釣行記
12月1〜2日 本庄漁港の落ちギスは不調でしたが、イシガレイの引きを堪能しましたっの巻。

12月1〜2の土日は私に取って今年最後の連休となり、落ちギスを狙って釣行の計画を立てました。

しかし・・連休前日の金曜になって、「来週の12月9日の日曜は忙しいので出勤してくれ」と所長に言われ、

12月9日は大阪、兵庫合同納竿大会なのに、私は仕事となってしまいがっくり・・。「こうなったらこの連休はタップりと釣りを楽しもう・・」と

何処に行くか情報収集しつつ準備をしました。天気予報を見ると、あいにく土曜は天候が悪そうで、

午後からは降水確率も80パーセントとあいにくの予報。(T_T)/~~~「明日は止めようかなぁ・・」と思っていたら

「朝なら釣りが出来そうですね・・」と金曜の夜に忘年会で呑んでいる最中のくにさわ白糸心理教の教祖様から入電。

「そんなに呑んでいるのに明日早くから釣りに行けるのかいなっ」と言いましたが、くにさわ教祖さんは日曜は所要が有るそうで、

「明日は早朝から狙っています、頑張りマスよ・・」と気合が入っています。って事で天気予報が悪いので土曜は行かない予定でしたが、

1日は2人で午前中だけ釣行する事になりました。向かったのは先日同じクラブのキス小僧さんからキスの爆釣情報をもらった

伊根町の本庄漁港。朝6時に家を出て2人分のエサを購入し、伊根に向かいます。

道中はのんびりとドライブしながらくにさわさんに電話しますが、何回コールしても音信不通。ようやく本庄に近い所まで走っていると

くにさわさんから入電し、「寝てましたぁ・・呑みすぎましたぁ・・」と呑気な教祖様。「でも今から行きますぅ・・待ってて下さい・・」と言うので

取り敢えず先日までキスの数が出ていた本庄漁港の埋立地の護岸が投げて見る事にしました。

投げると早速小さなアタリが出て・・        

マイクロピンが3連に小さなガッチョが数匹針に

掛かって来ました。港内は何処に投げても

ピンが沢山居て、数は釣れますが、

キス小僧さんから聞いていた

「20センチオーバーがバコバコで26センチを

超える拓物も3本出ましたぁ・・」の情報とは

程遠い状況。

釣れたのは←画像の大波止先端の

内向きだったそうで、ピンを釣りつつくにさわ

さんを待っていると8時半頃になって

教祖様の到着。

早速大波止の先端に向かって移動と

なりました。
本庄漁港の大波止は立ち入り禁止の看板が

立っていますが、釣りは黙認状態で、

大勢の釣り人で賑わっており、フェンスを越え、

高い波止のハシゴをよじ登り、先端を

目指します。外向きはたまたま釣りに来られて

いた但馬豊岡サーフの方の話では

6〜8月は外向きでキスがバコバコに釣れて

いますよ・・」との事で、来年が楽しみですが、

今は落ちの大ギスが内向きや先端周りに

入って来る時期だそうで、いかにも大物が

釣れそうな外向きには見向きもせず、

先端まで歩いて、またハシゴを下り、

車から300メートル程度歩いてようやく

波止先端の内向きの足場が良い護岸に到着。

波止先端から目の前に有る短い一文字波止

との間の船道に投げると・・・良いアタリが有り

いきなり竿先がガンガンと引きこまれて

私に26センチと23センチのタブルで

爆釣の予感が・・。

「今日こそはクーラー満タンじゃ〜」

2人で夢中に釣り、

教祖様も25センチ近い大ギスを釣って

ご満悦。「今日こそは爆釣してやる・・」と

話しつつ釣っていましたが、その後急激にキス

が居なくなり、殆ど釣れなくなってしまいました。

「何でじゃ・・群れが居なくなったわ・・」と

首をかしげつつ丁寧にさびく教祖様←。

本庄漁港は断崖に囲まれた景色の素晴らしい

釣場で、紅葉真っ盛りの景色を楽しみつつ

のんびりとキスの回遊を待ちましたが、

釣れたのは最初だけで、その後全く音沙汰

無し。港内に投げても時折15センチ程度の

キスが掛かるだけで、大半がピンとガッチョ。

この場所は外海が時化たら大ギスが入って

来る場所のようで、今日は海が穏やかなので、

キスは外海で遊んでいるようで、回遊を

待ちつつお昼頃まで粘りましたが、

全く回遊は無し。天気予報どうりにお昼を

過ぎると黒雲が立ち込め、遠くで雷鳴も

聞こえ始めたので、残念ながら撤収と

なりました。車に戻ると共に叩きつけるような

豪雨となり、1日は良型キス5匹程度とピン少々

の貧果で終わりました。
明けて翌日。日曜は天気予報も良く、晴れの

予報で、上ちゃん、OBさん、あつしさんの4人

でまた本庄漁港の大波止先端まで行き、

早くから来ていた上ちゃんに様子を聞くと、

「未だ1匹のみじゃっ今日もキスは入って

いないわ・・」と暗い表情。今日も海は穏やかで、

キスの群れが入って来ていないらしく、

内向きは時折ベラとタコが遊んでくれる程度。

いつまで待ってもアタリが無いので、

波止の上から外向きに投げてカレイ狙いの

OBさんの様子を見に行くと、良型のベラが

入れ食いで、こちらは頻繁にアタリが出るそうで、

大きなベラの引きを楽しみつつカレイのアタリを

待っていて、内向きよりは期待出来そうで、

もうキスは諦め、エサもタップリと残っているので

カレイ狙いに転向する事にしました。
午後になると、沖合いにまた黒雲が出て、

いまにも降り出しそうな空となりましたが、

風は南から吹いて、何とか降られずに釣りが

出来そうで、追い風に乗せてフルスゥイング。

4人で沖合いの潮目を狙って遠投します。

先日はキス小僧さんがキスと共にイシガレイも

釣ったそうで、私たちはここでの投げ釣りは

初めてで、カレイの実績も聞いた事が無く

落ちギスが不発で期待せずにポイントも判らずに

投げていましたが、

水深は足元から10メートル程度と

まずまず有り、波止の曲がり角から

先端までは全体に砂地ですが

所々にシモリも有る底で、

シモリの際で大きなベラを釣りつつ

カレイのアタリを待ちます。暫くすると私の竿に

「グイィィ・・」と引きこむ大型魚のアタリが

出ましたが、残念ながらスッポ抜け。

マムシをタップリと刺していたので、そのまま

巻き上げもせずに「もう一度食い込め・・」と

待っていたら、また竿先を大きく引きこむ

アタリが出て、合わせると今度は良い締め込み。
釣れたのは30センチ弱のイシガレイで、

遠投していたので、

型の割りには良い引きと締め込みをタップリと

味わい、ようやくボウズを逃れました。(^_^)v

その後も4色以内は大ベラが釣れるのみで、

遠投するとエサ取りも全く居らず、エサが

いつまで経ってもそのままで戻ってきます。

他の3人も同様で、とうとう夕闇が迫ってしまい、

「暗くなったらハシゴの上り下りも大変だし

帰ろうか・・・」と声を掛け、1本の竿を仕舞って

仕掛けを外していると・・・突然もう1本の竿が

「ガチャンッ」と音を立てました。

「竿尻でも蹴ったのかなぁ・・」と気にせず

仕掛けをゴミ袋に入れていたら・・

また竿が音を立てて竿先がグイィィィ〜ンと

引きこまれ、竿尻が大きく浮き上がりました。!!

「あっ最後に凄いアタリが出たぁ・・」と

海に引きこまれそうになっている竿を掴み

合わせると・・・ズッシリとした引き。

「来たぁ・・」と巻き上げを始めると沖合い5色半で

グングンと締め込み、潜ろうと抵抗します。
その抵抗を楽しみつつガンガンと巻き上げ、

見えて来たのは良型カレイ。(^_^)v

波止が7メートル程度と高いので、

ブリ上げるしか無く、少し大人しくなったところを

見計らって一気に竿でためつつ波止の上に

「ドサッ」と放り上げたのは良型のイシガレイ。

房掛けのアオイソメを食って大暴れで抵抗し、

良い引きと波止際での締め込みを楽しませて

くれました。
測ると40センチは越えており、

丸々と太って厚みもタップリで

良く太ったイシガレイで42センチでした。

ここでもイシガレイ釣りが楽しめる事が判り、

新しいカレイ釣場として今後も楽しめそうです。

私に取っては今年2枚目の

40オーバーのカレイで、先日のマコも今日の

イシも肉厚タッブリで

刺身が旨そうじゃ〜っ(^_^)v


今日はベラのみだったOBさんとあつしさんは

またここでカレイを狙って平日こいて頑張ると

気合が入っていました。

暫く仕事が続く私は未だタップリとアオイソメ

が残ったのですが、2人に手渡し、

今後の健闘を祈りつつ、

「今日は白糸の教祖様が居なかったから

釣れたのかなぁ・・」などと言いつつ

3人でWWGGと帰宅しました。

って事で期待していた落ちギスの爆発は少しだけで、唯一26センチを越える拓サイズは1匹のみでしたが、

2日目はイシガレイの引きを楽しめ、新しい釣場の開拓も出来ましたし、絶景の本庄漁港で釣りに没頭出来た2日間でした。

12月は休日が4日しか無く、天候も雪が降ったりして釣行出来る日が少なくなりますが、お正月までに何とかもう一度カレイの引きか

落ちの爆を楽しみたいと思いつつ、仕事に追われる日が続きそうです。ではっまた・・。