2007年釣行記

5月13日 大時化後でキスは低活性でしたが、何とかキス釣り大会に向けての練習が出来ましたの巻

北近畿は5月10日から11日未明にかけて、日本海沿いに東進した低気圧が急激に発達し、

東に去って行く時にとても強い台風並みの北西風が吹き荒れ、雨も前線が通過する時に強く降りました。 

海は大時化で3〜4メートルの波が立ち、川からは濁流が流れ込んで、至る所で濁ってしまいました。

その後12日の土曜は好天となり、風も南寄りに変わって波は殆ど収まりつつありましたが、

丹後半島では前日に底からひっくり返ってしまった為、

上ちゃんやじぃ〜じさん、伊太郎さん、ちんちら夫婦さんが後ヶ浜や伊根の泊など、早い時期の実績場を回りましたが、

各々一日釣り続けて3〜4匹の釣果でさっぱりだったと連絡をもらいました。 

宮津湾や栗田湾も同様で、内湾ですので波はそんなに立ちませんでしたが、川からの濁り水が大量に流れ込んで

水潮気味となり、キスの活性が高い上に流れ藻が多くて釣りにならない場所も多かったそうです。

多くの方から携帯電話でキス情報を頂きましたが、「さっぱりですわ・・」と、皆さんがぼやいておられ、

「大会前の練習をしたかったのに、さあ困ったぞ・・何処がキス釣りが出来る所は無いかなぁ・・」と悩みつつ

「最後の頼みの宮津湾や栗田湾の湾奥さえもダメなら・・もしかして風裏になった天橋立〜伊根方面はどうだろう・・」と

12日の朝から日置に入っていた大魔王はんに聞くと・・

「こちらも手前は藻が多いですが、型は良くて20センチ級が揃いますし、数は15匹程度といまいちですが、他よりは

釣れているみたい・・。」と教えてくれました。

どうやら天橋立から伊根に至る海岸は低気圧が通過する際も陸からの追い風だったようで、時化の影響も少なかったようですし、

大きな川が無い海岸なので、濁り水もあまり流れ込まなかったようです。

そこでくにさわさん、上ちゃんを誘って日置漁港周辺の浜に向かう事にしました。

13日朝10時。

日置に向かう前に今日も朝から竿を出して

いるちんちら夫婦さんに電話すると・・

「今由良に居て釣っているけど釣れないわ・」

との事で上ちゃんの薦めで宮津市波路の

ガソリンスタンド裏の護岸に行きました。

じぃ〜じさんが足を痛めていて歩くのが辛い

ので、足場の良いこのあたりで釣って帰るとの

事で、様子を見ていましたが、ここも濁りが

残っていて流れ藻も多い上、

冷たい向かい風が強くて海はザワつき、

投げ辛い状況で私は竿を出さずに

眺めていたのみ。
じぃ〜じさんが渋いキスをぼつぼつと拾い・・
ちんちらパパさんもぽつぽつと・・とキスを

釣っておられましたが、トロ藻や流れ藻が

きつくてあまり快適に釣れる状況では

無い状況でした。

型はまずまずで、キスも相変わらず良く太って

いますが、皆さん一寸渋い表情で・・・
昨夜上ちゃんたちと呑み過ぎた?

ママさんは「タメだわ・・」とダレ気味に

諦め顔。 仕方なく皆さんにお別れを告げ、

私と上ちゃんは日置に車を走らせました。

途中くにさわさんに電話すると・・

「ポイントは狭いですが、ぼつぼつと

釣れています、風も追い風で投げ易いです。

と期待出来そう・・。
日置の別荘地区の裏の浜でくにさわさんが

待っていてくれ、「キスはアマモの間の

狭い範囲に居るみたいですわ・・」と

コントロール良く投げてはぼつぼつと

釣り上げていました。

こちらは風もフォローで

ポカポカ陽気で快適そうでしたが、

とても浅い場所なので、もう少し深い

日置漁港の波止の付け根に有る

小さな浜に行く事にしました。
ここは綺麗な浜ですが、幅は50メートル程度

しか無く、3人が限度ですが、夏場以降は

良型が出ますし、夜釣りでは大型も揃う場所

で、期待しつつ投げ込み開始となりました。
ここでは強い追い風に乗せて

どんどん仕掛けが沖に飛び、

8本針なのに8色付近まで飛ばし、

てさびきます。

しかし8〜6色は変化に乏しく、

キスがアタリをくれるのは5色半。

とても強い追い風が吹き、

フワッと投げても簡単に7色まで飛んで

行ってしまう状況で、上ちゃんも8色の糸が

殆ど無くなる程も飛ばしてご機嫌に釣り開始。

最高は4連でしたが、時化後の割には

楽しめる状況で、皆で何回も投げ返しては

殆ど素針無くキスは釣れました。
しかし・・狭い浜ですので、大魔王はんたちが

様子を見に来た午後2時頃には

単発でしか釣れなくなったのと、

ガッチョがやたら多くてキスを1匹釣るのに

5匹程度も掛かって来る状況。

しかも4色以内はアマモが茂っていて

さびけず、いまいち大会前の練習に

なりません。

そこで朝は釣れなかったと

教えてもらったのですが、

先週行ってますまず釣れた由良に転進

する事にしました。
由良に着くと、朝はテトラを越えていた波も

殆ど静まっており、

ザザ波程度で良い感じ。

風は西から強いものの、

その風が由良川から流れ込む濁り水を

東側の神埼海岸方向に押している状況で、

こちらは朝方の濁りも薄れていました。

早速上ちゃんと並んで竿を継ぎ、

投げ込んで糸フケを取ると・・・

早くもキスからの

気持ち良いアタリが出て・・・
20センチ程度と小型が多い由良にしては

まずまず良型の20センチが釣れて来て、

キスが居るのを知らせてくれ、

嬉しく思いつつ上ちゃんの・・「2連だわ・・」

の声に振り返ると、
12〜13センチ程度の由良サイズですが、

上ちゃんにも1投目から釣れ、嬉しそう。
少し離れて釣っていたくにさわさんも

大会モードで10本針を投げ、

1投目に4連で嬉しそう。

その後も2〜3連でキスのアタリを

楽しみつつ練習していました。

ここでは流れ藻も少なくてガッチヨも少なく

快適にキス釣りの練習が出来ました。

キスの型は小さめですが、底が平坦で

砂紋が小さくてとても浅いので、

小さなキスでもハッキリとしたアタリをくれ、

楽しむ事が出来ました。

由良は梅雨の頃からヒイラギが沸いて

悩まされる事もありますが、

海水浴シーズンを除いて釣り人が少なく、

テトラが邪魔ではありますが、2〜3色で

キスを食わせる練習をするのにとても適して

いる浜で、大概はキスがテトラの手前に

群れていて、そこで連続してアタリが出る、

楽しい釣り場です。

テトラの間を抜いて遠投も可能ですが、

何故かキスの魚影は薄く、近投で釣果が

上がる場所です。
そんな場所ではこのくにさわさんが使って

いる木オモリの天秤仕掛けを使っても

楽しい釣りが出来ます。

半遊動でアタリがガンガンと出ますし、

硬い竿を使っても、天秤の先端に

細いクッションゴムを15センチ程度結んで

アタリの衝撃を和らげてやると、キスの乗りも

良くなって面白い釣りが出来ます。
釣れるポイントが判ったら、皆が巻き上げる

度に2〜4連で好調に中、小型キスを

連掛けしてとても楽しめました。
私は午後4時から用事が有り、

後ろ髪を引かれる思いで納竿となりましたが、

その後も上ちゃんたちは楽しんで帰った

ようです。

私は由良では30分しか釣りが出来ません

でしたが、午前中に波がテトラを超えていた

遠浅の由良浜でも、波さえ収まればすぐに

キスが戻って来て釣れたのが

不思議で、意外でした。

由良川が濁っても風向きによっては

濁りが回らず、キス釣りが楽しめる事が

判りましたし、ほんの半日前の直前の

情報や時化時の先入観だけで

釣り場選びをしても

キスの行動は違っている事が有り、、

改めてキス釣り場を選ぶ事の難しさを

実感した釣行でした。

私が由良で30分、4投で釣り上げた

キス14匹です。

春は型が揃いませんが、テトラ際を丁寧に

さびくと良型が鋭いアタリで竿先を震わせて

くれ、今後も凪の日は楽しめそうです。

梅雨以降はピンも多くなりますが、

半日も釣れば中型の束釣りも

楽しめるようになります。

って事で、今回の釣行ではキス釣りを諦めようと思う程の強風が吹き荒れ、濁りが酷くて釣り場選びに頭を悩ませましたが

多くの皆さんの情報をもらいつつ、何とかキスが釣れる場所を見つけられてありがたく感じつつ、楽しいキス釣りが出来ました。

今後もこのような荒れた天候の後に釣行する事があると思いますが、皆で情報を寄せ合って

楽しい釣り場で快適にキス釣りを楽しめたら・・なんて思った日でした。

北近畿は外海に面した広大な浜や内湾の奥まった場所、大きな河口近くの浜やいくつもの半島など、変化に富んでおり、

強い時化の時にも何処かで楽しいキス釣りが楽しめます。 そんな場所を推理しつつ、キスからのアタリをとらえた時の嬉しさ・・も

キス釣りの楽しみ方の一つですし、これからもいろんな釣り場を回ってそれぞれの場所の特徴をまとめて釣り場紹介ページに

書き加えてゆきたいと思っています。

ではっまた・・。