11月19日 全日本カレイ釣り選手権大会で福井県の波松海岸に行きましたが、大量のアオイソメを撒いたのみ・・(>_<)の巻。

11月19日は全日本サーフの2台イベントである全日本カレイ投げ釣り釣り選手権大会が全国各地で行われ、私達大阪サーフは

福井の三国会場にエントリーしました。 もちろんイシガレイの名釣り場である波松海岸での釣りを目論んでのエントリーで

投げ北チームからは仕事で来られない監督と上ちゃんを除いて今里会長に出場申し込みをし、

砂浜カレイ釣り用の仕掛けを作り、エサはくまさんを通じてクラブの石倉さんにお願いし、大量仕入れすると格安になる

釣りエサ屋さんに発注。6人分で1.5キロのアオイソメと朝までの夜釣り用に5個づつのユムシを注文し、楽しみに当日を待ちました。

しかし・・(>_<)前々日までに奥村さんが風邪でダウン、くにさわさんは親戚に不幸が有り実家の有る高知へ・・でキャンセル。

「4人での釣行になったけど、エサは格安だし4人で分けても2500円づつなのでまぁ良いか・・」と思っていたのもつかの間。

釣行前日になってOBさんが急な仕事が入ってでこれまたキャンセル、エボさんは所要が出来てこれまた欠席・・と

結局行く事になったのは私とあつしさんのみ。

「1.5キロも注文したアオイソメと30個のユムシはキャンセル出来ないそうだし・・10,000円分のエサをどうするの?」と

困った事になってしまいましたが、今里会長に電話すると未だエサは購入していないとの事で、

無理を言って今里会長と薄田さんにアオイソメを2000円分つづ買ってもらえる事になり、ほっと一息。

18日の午後11時にあつしさん宅に行き、今日は2人で寂しく北陸を目指しました。それでも道中では釣り談義で2人でWWGGと

車を進めます。クラブ仲間からも頻繁に電話が入り、くまさんや伊太郎さん、石倉さんグループと

今里会長、戸田さん、坂本さん、薄田さんグループの車が近くを走っていたので北陸道の南条SAで合流。

私の車を先頭に3台で受付会場である「道の駅三国」に向かいました。

会場に着くと伊達さんとちんちらさん夫婦のグループが待っていてくれ、「今日は夕方4時に着いたのよ・・なので出発順は一番だわ・・」と

ちんちらママさん。聞くと釣り場を下見したくて明るい内に見回る為に早く来たとか・・。気合が入ってますな・・。

早速石倉さんにエサの代金を支払い、スチロールの箱に入ったエサを見せてもらうと・・。

1.5キロのアオイソメは山になって箱の中でうごめいていました・・(~o~)

くまさん、伊太郎さん、石倉さんは3人で1キロとこれまた大量のアオイソメを準備しており、

「やる気満々だねぇ・・」感心していましたが、結果的に3人よりも大量のアオイソメを分配する事になり、

早速私とあつしさん、今里会長、薄田さんで山分けしましたが、1人あたり400グラム近いアオイソメはとても多くて

普通の店で購入した場合は約3,500円分の量。

「今日は房がけでガンガン行くで・・」と今里会長、薄田さんも嬉しそう。ユムシも1人10個づつ分け、

「アオイソメ400グラムとユムシが10個づつ、これが全部で3,000円なら安いのう・・」と石倉さんに感謝・・m(__)m

アオイソメをワシ掴みにして2個のエサ箱にぶち込み、クーラーに仕舞って準備万端。

三国会場では先着順に車を並べて早く来た車から先発させるそうで、車列の先頭にちんちらさん夫婦の車がスタンバイ(^^)

私達が着いたのは3時前で集合時間が4時ですが、皆さん早く来ておられ、殆どドン尻からの出発となりそうです。

4時から会場の担当クラブの敦賀サーフさんよりルールと注意点の説明が有り、三国会場へのエントリーは110人余りと聞き、

気合を入れつつ4時半にスタート。

未明の田舎道にずらりと参加者を乗せた50台程度の車が列をなして波松に向けて走る様は何か壮観と言うか異様ですが、

殆どドン尻から追いかけつつ、やがて車は波松の集落へ。 海岸に出るとちんちらさん夫婦の車を含め、

殆どの車は右へ曲がってゆき、皆さんゴルフ場付近の釣り場を目指しているようで、狭い波松海岸沿いの道は大渋滞。 

それを横目にしつつ私達大阪サーフの車3台だけが左へハンドルを切りました。

「ドン尻から右へ行っても駐車スペースの確保さえ難しいよ・・浜は無茶苦茶混むだろうし、

西側の浜でもそんなに条件は変わらないと思うよ・・広々と釣りたいので芝政の下あたりに入ろう・・と

私達大阪サーフの3台の車は城新田地区の浜に車を進めました。

海沿いの道に出て暗闇の海をライトで照らすと幸いにザザ波程度。波松海岸は時化るとどうにも釣りにならない遠浅の砂浜ですが、

この波なら好コンディション。ワクワクしながら波松の集落から西に1キロ程度走り、駐車スペースを見付けて私と薄田さんの車を止め、

タックルを荷下ろしします。 くまさん、伊太郎さん、石倉さんチームは更に先の芝政あたりまで走って行きました。

暗闇の中、浜に出てなるべく波打ち際が急に落ち込んでいる良さげな場所を選び、三脚をセットし、竿を伸ばします。

ケミホタルを灯し、暗闇の中で第一投。 3本の竿を並べてあたりを見回すと浜には点々とケミホタルが並び、皆さん投げ込みを終えたようです。

やがて5時半になり、

アタリも無いまま夜明けとなりました。

暗い内はスズキ狙いでユムシを

投げていましたが、スズキの回遊は無く、

皆さん未だボウズのまま朝を迎えました。

針を丸セイゴ18号からカレイ針15号に交換し、

エサをアオイソメに換え、房がけしていると・・・・・

「釣れたよ・・」と隣で竿を出されていた

戸田さんの声が・・・!!。
早速駆け寄ると戸田さんが30センチ程度の

イシガレイを釣られており、

「底ウネリが強くて普通のカレイ仕掛けでは

絡むので、先オモリ仕掛けに換えたら

すぐアタリが有って釣れたよ・・」と嬉しそう。

波松海岸では先週あたりから釣れ始めたとは

聞いていましたが、今週はずっと時化ており、

「本当に釣れるのかなぁ・・」と不安でした。

その上あまり実績の無い釣り場に

いちかばちかで入りましたので

この一匹を見て俄然やる気が出て来ました。

「ここにも接岸しているよ・・」と

あつしさんも朝焼けの空を眺めつつ

気合十分。

針にアオイソメをタップリ刺して頻繁に

投げ返してゆきます。

「時々叩くようなアタリが出ますが、

針に乗りません・・」と言っていましたが・・
やがて針に乗って着たのは房がけの

アオイソメをタップリ口に含んで釣れて来た

キス。(~o~)

オモリを持っても暖かく感じ、

浜には未だキスが居るみたいで

私も何回もアオイソメの尻尾をかじられて

苦笑い。

遠く離れたくまさんやちんちらママさんからは

「フグの猛攻で釣りになりましぇ〜ん」と

言って来ますが、こちらはエサ取りは

殆ど居らず、キスの回遊が無ければ

一時間程度投げっ放しでもアオイソメが

そのまま帰って来る状況。
暫くするとごり3さんが応援に来て下さり、

暫し釣り談義。

「キス釣れたの?、やって見るわ・・」と

ごり3さんが準備中です。


暫くキス仕掛けを引いておられましたが、

いまいちキスが針に乗らないようで、

波松のポイントをいろいろと教えてもらいつつ

楽しい一時。

私が投げていた

先オモリ仕掛けのオモリを見て

大笑いされてしまいましたが・・(~o~)

私の先オモリ仕掛けのオモリは

100グラムのメタルジグ。

最近波松海岸にはサワラが沸いて

いるそうで、メタルジグを投げると

ガンガン釣れるそうで、ナブラが立ったら

即メタルジグを投げて可愛いキスちゃんを

追い回すサワラどもをこらしめてやろうと

1本の竿にセットして

スタンバイしていましたが、

ナブラは全く立たず、メタルジグも役立たず。

仕方なく力糸にチチワを作ってそこに

エダスを付け、投げ込んでいましたが、

あまりにも大量にユムシが余っており、

メタルジグのフックにユムシを刺して

「スズキでも食い付かないかなぁ・・」と

投げていたら、

「そんな事をするやつは居らんやろ・・」と

大笑いされてしまいました。

まぁ・・馬鹿な事をしているので

笑われても仕方が無いですが・・。(~o~)

暫くキス談義の後、ごり3さんは「もっと釣れる

所でキス釣りを楽しんで来ますわ・・

頑張ってね・・」と半ばあきれ顔で

応援して下さり、去って行かれました。
その後も波に道糸が叩かれないように

竿先を高くして

アタリを待ちますが、8時になっても9時に

なっても竿先はビクリともせず、

時折キスにアオイソメを取られるだけで

意気消沈。

遠く200メートル程度西側で竿を出して

おられた坂本さんが9時半頃に

36センチのイシガレイを釣られ、

また釣り場には「時合いか・・?」と

緊張が戻りましたが、

戸田さんと坂本さんが一枚づつ釣られた後は

誰の竿も曲がらず、時間だけが過ぎて

ゆきます。 やがて天気予報どうりに

お昼前頃から雨脚が時折強くなり、

雨に打たれつつの辛い釣りになって

しまいました。(>_<)
「今日は全日本カレイや・・絶対にカレイを、

一匹でも良いので釣りたいぞ・・」と

いつもならマッタリとカレイ釣りを楽しむ私も

頻繁にエサを換え、竿先を凝視して

待ちますが、仕掛けを回収する度に

伸び切ったアオイソメが帰って来るだけで、

遂に1時半の納竿時間となってしまいました。
検量会場に戻ると、やはりゴルフ場手前の浜

では一部ながらぽつぽつと釣れていた

場所も有ったようです。

例年に比べるとカレイの接岸が遅れて

いるのか数は少なく、

35〜40センチ程度のイシガレイが

良い場所に入った人で1人1〜3枚程度

でした。
実績場とされるゴルフ場付近でも

全く釣れていないエリアも有ったようで、

ボウズの人も半数以上でしたが、

カケアガリや溝など、変化の有る場所に

旨く入れた人は良型を2枚、3枚と

提出されていました。

砂浜で釣れるイシガレイはとても綺麗で

結構太っており、お刺身が美味しそうで

羨ましいなぁ・・(~_~)

夜間に期待されたスズキは

殆ど釣れておらず、マゴチ、ヒラメ、チヌなども

殆ど提出されませんでした。
クラブ内では結局2枚のみ提出で

坂本さんが釣られた36センチがトップでした。

クラブ内でも検寸、表彰し、

今回はカレイを含む2匹長寸で競いましたが

誰もカレイを複数ゲット出来ず、

坂本さんが優勝。
準優勝が戸田さんで、3位はキス2匹提出で

あつしさん。(^^)v

大阪サーフでは大会ごとに1,000円づつ

参加費を支払い、そのお金で賞品を購入して

表彰する事になっていますが、

今回は魚を釣った3人のみが入賞で、

ビール券をゲットして嬉しそう・・。

後は薄田さんがキスを1匹のみで

他は全員ボウズでした・・

「頑張ったけど、仕方が無いね・・」と

悔しかったですが、

いつもは全員にさきがけて途中で竿を放って

寝てしまう今里会長までが

最後まで諦めずに投げ続けて頑張ったので

みんなのペースが狂ったのかなぁ・・(~o~)

あれを見て何故か変な気合も入って

真剣に釣りをしたのですが、

「残念!!」って事で「また今度の大会で

頑張ろう・・」と反省会をして帰って来ました。

って事で今回はカレイの接岸が遅れていたのか、はたまた腕のせいか、込み合うのを嫌がってマッタリと釣ろうとヘタレの考えで

入った釣り場がダメだったのか、やっぱり会長が真剣に釣りをしているのを見たのがいけなかったのか、

全くの不調でしたが、久しぶりに会長以下クラブの皆さんと楽しく竿を並べて思いっきり竿を降り、あの大量のアオイソメも全部海に

投げ込んで帰って来ました。 来週あたりはあの「撒き餌」が効いて大ガレイがわんさわんさと寄っていたりして・・・。辛いのぅ・・ですなっ

ではっまた・・・。