11月3日 初めて落ち狙いで行った琴引浜で良型ガッツンのアタリを楽しんで来ました(^^)vの巻。
11月3日は文化の日で3連休の初日、投げ北チームはもちろん落ちギス狙いで釣行する事になりましたが、
OBさんはごり3さんと野原へ一発大ギス狙いに行かれ、あつしさん、上ちゃん、監督、奥村さんはあいにく仕事。
って事で今回は私とくにさわさん、エボさんの3人のみで釣行する事になりましたが、隠岐さん、ともみさんが来てくれる事になり、
5人での釣行となりました。
3日9時に舞鶴のとれとれセンターでえぼさんとともみさんと合流し、先行しているくにさわさん、隠岐さんとは京丹後市の間人に有る
道の駅てんきてんき村で待ち合わせ。10時半に皆が揃いました。「今日は5人なので一台でWWGGと移動しよう・・
後ヶ浜は未だ全く落ちの群れが入っていないし、昨日は大時化で浜はひっくり帰っていたので、遠浅の平浜も期待薄、
釣れそうなのは時化に強い琴引浜だね・・・。
琴引浜に行ったら駐車料金を1,000円徴収されるけど、5人で行って割ったら安いものだし、行ってみよう・・」と言う事になりました。
前日2日はかなり高い波が打ち寄せた丹後半島。3日は穏やかな秋晴れで波も収まりましたが、前日の影響も残っていると判断し、
比較的時化後でも釣れる事が多い琴引浜を選択したのですが、皆に聞くと私以外の4人は琴引浜に行って釣りをした事が無いらしく、
「初めてじゃ〜っ楽しみじゃ〜」とWWGGとてんきてんき村を出発。約10分で琴引浜に着きました。
料金所で1,000円を支払い、先ずは浜の西側から探ってみる事にして、車を奥の露天風呂が有る駐車場に乗り入れ海を見ると、
ザザ波程度で穏やかな海況。 「落ちの群れは何処に居るかなぁ・・」と楽しみにしつつ荷降ろしし、早速浜に降りてゆくことにしました。
車を出て松林の中を通り抜けると眼下に 素晴らしい景観が見えて来ました。 遠くに見える砂浜が琴引浜で先ずはそこを 目指して皆で歩く事にしました。 琴引浜には地質学的にみると 比較的新しい断層が有り、 その断層の割れ目から温泉が 数箇所湧き出しており、 露天風呂も有ります。 |
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松林から降りてゆくと、 途中にも露天風呂が有り 水着で温泉に入ったり、足湯を楽しんでいる 人が居ました。(^^) |
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露天風呂の横をすり抜け、 浜を西に歩いてゆくと、 かなり沖までシモリが有り、 波打ち際にも岩礁が有りますが、 ド遠投すれば砂地に 届きそうで、良さげな場所。しかし 時化後でも有り、 少しでも深そうな砂浜を目指して どんどんと西へ向けて歩きます。 |
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波打ち際の岩盤が無くなった所で竿を継ぎ、 ここで散開してワンド状になっている所から 投げてみる事にしました。 |
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エサを刺しつつ景色を眺めると・・素晴らしい 景観で人の手が全く入っていない自然海岸で 浜も美しい・・・。夏場は遠浅の このあたりで良く釣れ、 良型がバコバコだったと良く聞く浜です。が・・ ここは鳴き砂の浜と呼ばれる浜で 砂粒が石英質で粒が揃っており、その上を 歩くとクックッと砂が音を 出すのが特徴の浜です。 その鳴き砂を守るためにゴミはもちろん、 タバコの吸殻を捨てても 砂が鳴かなくなるので 禁煙浜になっています。投げ北チームは 上ちゃんを除いて皆が 喫煙者なのと、駐車料金が高いので、 今までは敬遠してここへの釣行は 殆ど皆無でしたが、 今日は5人での釣行。タバコを吸いたいのを 我慢しつつ、投げ込んでゆきます。 しかし・・・沖の深みを狙って投げても アタリは皆無で、フグに針を取られるのみ。 とても遠浅なのでやはり時化後はすぐに キスが戻って来ておらず、5投もしたら 「ダメだぁ・・・」と引き返す事にしました。 |
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「クックッ・・・」と歩くと靴の下で音が出る. 鳴き砂を楽しみながら、 また駐車場の下まで戻り、どんどんと歩き、 浜中央に有る大きな平坦な岩盤が 見える場所まで来ましたが、 周囲はシモリだらけなので、 根がかりを敬遠してどんどんと東へ移動して ゆきます。 途中で投げ釣り師の方に逢い、 「あちらはどうでしたか?」と聞かれましたが 「全然キスは居ませんでしたね・・」と答えると 「料金所の下の浜で、時折群れが回って来て 良い型のキスが5連で釣れました。20匹程度 釣ったのですが、続かないので 移動して来たのに、 あちらもダメでしたか・・」と 教えて下さりました。 こちらは未だ全員ボウズだったので、 「続きません・・・」と教えてもらったのですが、 早くキスの顔を見たくて、教えられた 料金所の近くまで移動し、往復1キロ近くも 歩いてようやく掛津海水浴場の浜に到着。 「こんな事なら最初からここに降りたら 良かったねぇ・・」と大汗をかきつつ エサを刺します。 |
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浜の中央部には小川が流れ込み、 琴引浜よりは手前から深く、波も穏やか。 沖合い6色あたりに浅瀬が有り、そこで波が 弱まって手前はザザ波程度。浅瀬のお陰で 時化に強い砂浜のようで、期待しつつ 投げ込んでゆきます。 |
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しかし・・ここでも最初の1投目は誰の竿にも アタリが出ず、皆が首をかしげています。 沖合い5色付近には小さなシモリも 一箇所見え、 「大型キスが寄って来そうだなぁ・・」と 思いつつ、3投目のエサを刺していると・・」 「あっ隠岐さんが良い型のキスを 4連してるし・・!!」とくにさわさんの声。 |
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駆け寄ると隠岐さんが20センチオーバー ばかりの4連で(^^)v。 やはりシモリ際のポイントで群れを捕らえた ようで、「アタリが出たら後はバコバコで 追って来てなかなか良いアタリでした・・」と 嬉しそう。群れが回って来るといきなりこんな 釣れ方となるのが落ちギスの特徴で、 釣れる場所、釣れない場所の差が激しく、 難しい釣りですが、一旦群れを見付けると 面白いのなんの・・・。 早速隠岐さんの横に移動して投げ込んだ くにさわさんも 「あっワシにもやっとアタリが来たぁ!! ガンガンアタリが出ているよ・・」と嬉しそう。 |
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巻き上げると良型3連で、「ごり3さんに頂いた 味噌に漬けるのに良いサイズじゃ〜っ」と 嬉しそう。一旦群れを捕捉したらもうこちらの もの、エボさんがそれに続き・・・ 「群れの中に仕掛けが入ったらテクニックも 何も・・バコバコに追って来ています・・」と 言いつつ巻き上げると・・ |
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これも良型の4連で(^^)v。 エボさんはダイワの赤竿とコンペを購入し、 今日が竿おろし・・(~o~)遠投を楽しみつつ、 釣っていましたが、キスが居るのは 大体4色から3色の間で、キスを散らさない ように、6色付近まで投げて少し手前で掛ける 投げ釣りらしい釣れ方に 「ええ感じやね・・・」と満足そう・・。 |
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その後ようやく私の竿にも アタリが出ましたが、 中型の2連のみ・・「何でじゃ〜」(~_~) |
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暫くすると関東から遠路はるばるくにさんが 来られ、「先程まで伊根の本庄浜で投げて 来ました。まずまず釣れましたが、 こちらも面白そうですね・・」と準備中。(^^) |
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その間にも今日は隠岐さんが好調。 3連、4連とキスを追加して、 皆を数で引き離します。(^^) |
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また私にも20センチ〜22センチの良型3連。 ようやく落ちギスのアタリが楽しめました。 皆を案内したのに釣れなかったら 申し訳無いと心配でしたが、私以上に皆が 釣ってくれ、ほっと一息。浜の奥まった所に 有る喫煙所に移動し、一服する事にしました。 |
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喫煙場所から浜を眺めると 清掃が行き届き、ゴミ一つ落ちていない浜は とても綺麗。連休で観光客も多かったですが、 殆どは鳴き砂を楽しんでおられ、波打ち際は 広々として思う存分キス釣りを楽しめました。 |
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高台の駐車場から望遠モードでカメラの ファインダーを覗くと、沖合い5〜7色が 浅くなっているのが良く判ります。 そこで波が弱まるので、 有る程度までなら海が時化てもキスが釣れる 浜で、3〜4色付近が深くなっており、 キスは殆どその距離から痛快なアタリを くれました。 |
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ここの砂粒は殆どが水晶が砕けた 透明な砂粒で 歩くとフワフワと柔らかくて足が疲れますが、 キスにはこの柔らかい砂質が 適しているようで、打ち寄せる波と共に キスを引き寄せ・・・・サッと波が引くと・・ |
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とても綺麗なパールビンクのキスが 波打ち際にゴロゴロッ・・。(^^) 今日はキスの群れが小さくて時折素針も 引かされますが、キスの居そうな場所を 推理しつつ投げ込んで探るのもキス釣りの 楽しみの一つですね・・。 何処に投げてもバコバコッの状況も、 もちろん楽しいですが、 自分の推理どうりにキスの群れを 捕らえて痛快なアタリを味わい、 時には読みが外れて素針・・なんて釣りも ゲーム性をくすぐるものが有り、 夢中になってしまいます。良型に 時折25センチ近い大型キスが 混じるのですから お昼ご飯を食べるのも忘れて釣り続け・・ |
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午後から暖かくなってもキスの群れは小さくて 何回も素針を引かされて悔しい思いも 多々ありましたが、群れに仕掛けが入りると 「ガッツン・・ブルルルルッ」の痛快なアタリが 手元に伝わり、驚く程のキスの追いで キスバナナも数回。(^^) |
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元気いっぱいのキスの強烈なアタリを 満喫しつつ、時間が経つのを忘れて 久々に真面目にキス釣りをしました。(^^) |
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いつもなら七輪を囲んでマッタリする 午後1時頃なのに、誰も 「BBQしようよ・・」なんて 言わないで、釣りをしていました。(~o~) |
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小川の河口近くのワンドで投げてみると・・ 3色付近の深みに仕掛けが入った途端に 強烈なアタリが出ました!! 巻き上げる途中で横走りし、取り込んだのは 何と25.5センチと25センチ、そして 23センチの3連で子アジの おまけ付き。(^^)v こんなのが来るから落ちギス釣りは 病み付きになって飯も忘れて しまうのですなっ。 それでも午後3時を過ぎるとさすがに 皆も空腹となり・・・「メシに行こうよ・・・」と 納竿となりました。 |
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くにさんのクーラーです。 くにさんは遠征して来られたので 大きめの18リットルクーラーを持参されて いましたが、小川を渡って 200メートル先のワンドで3連4連と連発で 釣られ、袋の中身は来られた時よりもかなり キスが増えていました。 型も良くて満足そうに帰ってゆかれました。 |
って事で今年は11月になるのに未だ強い冷え込みが無くて落ちギスも丹後半島の先端部から始まったばかり。
時化た日の翌日でも有り、落ちの群れは小さくて、バコバコか、はたまたエサも取られない素針か・・と
投げる度に極端に明暗が分かれる釣りでしたが、爽快な秋の好天の下、時間が経つのも忘れてキス釣りをし、楽しい一日でしたっ。
もう少し冷え込むとキスの群れが大きくまとまって一箇所でガンガン投げ込んでもキスが散らず、爆発的に釣れる事も有り、
今後が楽しみな事です。 その後は寒波が訪れて浜からキスが居なくなると突堤や港内の深みで落ち前の大型が大爆発したりと、
12月初旬までは落ちギスを追って釣れる場所を推理しつつの釣行となります。
北近畿では30センチオーバーのキスが最も高確率で釣れるのが11月中旬から12月初旬にかけての落ち期で、
昨日バコバコだったのに今日はサッパリとか、また逆も有り、この気まぐれなキスの群れを追って足繁く釣り場に通う事になりそうです。
ではっまた・・・。