9月3日 最悪の北東風が吹き、各浜では釣り難い状況で平浜は濁ってパラパラ程度で遠投練習してましたが、
      後ヶ浜では大型連発、越浜は中型ずらり・・(^^)vの巻。


9月2日の土曜は長く続いていた太平洋高気圧の勢力が衰え、北近畿に猛暑をもたらすフェーン現象も解消し、少し涼しくなりました。

代わって北から張り出し、涼しい空気を運んで来たのは大陸から日本海に移動してきた高気圧。

いわゆる秋晴れをもたらす高気圧ですが、それだけだったら穏やかな秋晴れで快適、サザ波も出てキスがバコバコになるのですが、

2日は南海上に停滞する前線に向かってこの高気圧から北東の強風が吹き始めました。

北近畿の釣り場では北東から風が吹く事は少ないのですが、一旦吹くともう最悪、箱石や葛野はまともに真正面からの高波となりますし、

後ヶ浜、平浜など丹後半島の釣り場や、高浜町の難波江などでもウネリを伴った高波となり、風で糸ふけは出ますし、

しかも斜め右からの波なので離岸流は消滅して攻めどころを見付けるのに苦労します。

こんな時は横へ流れる潮流も早くなる場所も多く、ボイントを攻める事すら困難になります。

そんな中でも2日はエボさんやくにさわさん、じぃ〜じさん、ちんちら夫婦さんが後ヶ浜に行き、大ギスを狙って竿を出しましたが、

私が仕事中にお弁当休憩に立ち寄った時も後ヶ浜はドッカンドッカンの大波。濁ったウネリが押し寄せ、

全くお手上げ状態。 エボさんやママさんは投げ錬したのみでその後爆睡中で、じぃ〜じさんだけが寂しく遠投練習をしてました。

明けて翌3日、3日は大陸からの高気圧が移動し、風が土曜よりは弱くなって穏やかな秋晴れとなりました。

朝あつしさんに電話すると、「朝から大きいのが釣れています。全部25センチ以上で楽しいかったですが、今はアタリが止まりました。」との事。

最近の後ヶ浜は未明〜早朝に大型キスが回遊するようで、日中はピンがパラパラ程度みたいで、

「これから投げ北の秋祭りの会場になる平浜に移動して様子見て来ます」との事。

私も出発し、先日の掲示板の書き込みを見て、「キス釣りもだけどエビ釣りがとても面白そう・・(^o^)

エビを採るのは初めてなので是非やってみたいので行きます・・」と、

連絡が入り、神戸から来たともみさんと合流しました。その後由良川で2時間程エビ釣りを楽しみ、



ともみさんが足を滑らせて川にドボンッ・・・(-_-;)ズボンが濡れてしまったのを期にエビ採りを止め、

その後イシゴカイを仕入れて、一年ぶりに釣行する平浜にお昼過ぎに行ってみました。

平浜入り口の看板です。                 

環境庁推薦の日本の水浴場55選に選ばれて

駐車場入り口には大きな看板が立っています。
早速広い駐車場に乗入れ、駐車料金1000円を

支払って松林の中を浜に向かって下って行くと、

皆が竿を出しているのが遠望出来ました。
平浜は北近畿の浜では

施設が最も充実しており、

環境庁の支援で大きくて綺麗なトイレや

脱衣所、シャワー施設も有り、夏場は海水浴で

とても賑わいます。

施設は通年開放されており、

波が高い日はサーファー、凪の日は

投げ釣り師に人気が有ります。
この建物が投げ北の秋祭りの会場に使わせて

もらう休憩所の建物で、当日は受付、

キス釣り大会の審査場所、

BBQ会場に借りる予定です。

約50人は座れる木のベンチが並び、

この建物の周囲でBBQをする予定ですし、

しっかりとした建物で雨天でも安心して

キス釣り大会の賞品置き場や審査場として

利用出来そうです。

一応施設を確認し、休憩所から浜までは

ほんの30歩程度。

今日は昨日の時化の影響でかなり沖合いまで

濁っているのが見えました。

そして皆と合流し、挨拶すると・・
丁度エボさんがキスを釣ったところで、

「濁っていますけど、ポツポツと釣れます。

大体3〜4色で釣れますね・・」との事。

ほんの一週間前にちんちらさんや

じぃ〜じさんが行った凪の日は中型が平均

4〜5連で、場所によっては

バコバコだった平浜も

今日は時化後で濁ってキスが散発のようです。
「朝は後ヶ浜で大型が釣れて面白かったわ・・」

と教えてくれたママさんの隣に入らせてもらい、

竿を準備します。
500メートル以上も沖まで濁ってしまっている

平浜でしたが、6色以上に遠投してジックリと

さびくと・・・中型がポロッとアタリも無く

釣れました。
平浜に来るのは1年ぶりですが、

やはりここの浜は美しい・・・

細かくて柔らかい砂が堆積した浜は

約1.5キロの長さで中規模の浜ですが、

浜の両端には岩場が有り、景色は最高。

浜の東端には宇川と言う河川が流れ込み、

キスが好むプランクトンの発生も多いのか

早朝や夕方には良型が揃いますし、

凪の日はの日中は中型の数釣りが楽しめます。

浜は未だ波が残っていましたが、

皆で美しい浜に並び、遠投して

キスを誘うように釣りました。

この浜は4色までは中型、それ以上遠投すると

20センチオーバーの群れの回遊が多い浜で

秋祭りの日に穏やかな天候となる事を

祈りつつ釣っていました。

水深もキスの数釣りには好適で、

足元から結構深くなり、100メートル沖で

5〜4メートルの水深となる、好条件の浜です。

しかし今日はキスは散発で、

お昼過ぎまで釣ったら引き上げ、帰り際に

この浜の管理人のおじさんに「9月23〜24日に

大勢で来ますけどヨロシクお願いします・・」と

お願いし、

「道の駅てんきてんき丹後」に行き、休憩。
朝に後ヶ浜で、

エボさんやあつしさん、じぃ〜じさん、

ちんちら夫婦さんが釣ったキスを見せて

もらいました。

釣れる範囲は狭かったようですが、

それでもさすが後ヶ浜、釣れるキスは全て

25センチオーバーばかりで、ぶっといキスが

沢山釣れていました。

先日の凪の日には28〜29センチが

ガンガン来たそうですが、今日は一寸

小ぶり・・って言ってもこのサイズ。

この様子なら落ちの季節も楽しみじゃ〜っ。

ここで土曜早朝から釣行していた皆さんと

お別れ。出遅れ組の私とともみさんは

クーラーの中身がが未だエビだけで

殆ど空なので、ちんちらママさんに

とても新鮮で細いのが揃ったチロリを

分けてもらい、「ありがとう・・頑張って来るわ・・」

と波に強い宮津湾に戻り、

夕方まで釣る事にしました。.
行ったのは栗田半島の越浜です。

夏場は外道が多くて急深で・・と

まるで来週の大会で釣行する

淡路の平安浦のような釣り場で、

「大会前の練習にも良いかもね・・」と

思いつつ釣り場を選択。それと、

宮津湾には広々と投げられる

砂浜が少ないので、

投げると深くて波の影響が

少ない浜って事でここを選択しました。

越浜は北東に開いた浜で今回の波は

まともに浜に打ちあがって、ゴミも沢山漂着

していましたが、行った時はかなり波は収まって

いました。

投げると・・手前の海底には藻が多く漂っていて

難儀しましたが、遠投するとスムーズにさびける

状況で、夕方になると3〜4連で中型が

釣れ・・・ 
納竿前には6連じゃ〜っ。(^^)v

この時期の栗田半島周辺は

外道のガッチョやベラ、

チャリコやハゲ、フグと外道のオンパレードで

秋の淡路島並みに難儀する事も

有りますが、今年は何故か

比較的少なく、キスは遠投して6色あたりで

連が・・そして2〜3色では単発でしたが、

時化後の割りには良く釣れました。
日が陰るまで釣り続け、納竿となりました。

越浜では条件の割りにはまずまず釣れ、

結構楽しめました。

って事で今日は時化後の悪条件であまり良い釣りは出来ませんでしたが、カラッと晴れた秋空の下、

思いっきり竿を振って遠投練習しつつキス釣りを楽しめた日でしたっ。

これからが秋の好期、投げ北秋祭りの頃は波の具合さえ良ければバコバコも期待出来ますし、好天になることを祈りつつ帰って来ました。