6月24〜25日 第29回 東西投げ釣り選抜100人の会に投げ北チームから私とOBさん、上ちゃんの3人で参加させて頂き、

3人揃って決勝戦に進出し、入賞出来て楽しい大会でしたっの巻。


6月24日の土曜と翌25日の日曜は二日間に渡って東西投げ釣り100人の会が開催され、投げ北チームからは私とOBさん、上ちゃんが

参加させてもらえる事になりました。 東西投げ釣り100人の会はもう29年も続く大会で、普段あまり交流の無い

西日本と東日本のキス釣りトーナメンターが一同に会し、キス釣り技術の向上と、親睦を図るのを目的に開催されています。

今年も全日本サーフキャスティング連盟と静岡県投釣り連盟、全日本投釣り連盟から

選抜された合計100人の選手と役員さん、メーカーの方々が

開催場所である愛知県の渥美半島の先端に有る伊良湖岬に集結。 懇親会場は伊良子ガーデンホテル、釣り場はホテルから少し離れた

太平洋に面する堀切海岸で行われる事になりました。 私達3人は土曜朝8時半にあつしさん宅に集合。

舞鶴から国道27号線を東に走り、小浜市から303号線で北陸道の木の本ICに.至り→米原JCT→名神高速→音羽蒲郡IC→

国道23号線→国道259号線経由で道程320キロ。約5時間半のドライブで午後3時頃に伊良湖岬に到着しました。


ホテルに到着する前に

少し時間が早かったので

海を見て見よう・・・と道草(^^)

伊良湖岬の先端近くの恋路ヶ浜です。
しかし・・あいにく太平洋からのウネリが強く、

手前はかなり沖合いまで茶色く濁っており、    

隣に有るキス釣り大会会場である

堀切海岸も同様で、

上ちゃんも一寸残念そう・・。

でも天気予報に反してとても良い天候で、

風も弱く釣り日和。 「明日もこんなに良い

天気になると良いね・・」と言いつつ

ここから車で10分足らずのホテルに

向かいました。
宿泊、懇親会場の

伊良湖ガーデンホテルです。

とても綺麗なホテルで南国ムード漂う

建物でしたっ。
車から荷物を降ろすと遠く四国から

吉永さん、山中さんたちが早くも来ておられ、

湘南鱚酔会の力石さんたちと談笑中で、

仲間に入れてもらってしばし休憩しつつ

キス談義。

暫くすると大阪から今里会長、伊達さんが

来られ、頼んでおいたエサを分けてもらう事に

なりました。
伊達さんが買って来てくれたチロリと

イシゴカイに近くで汲んで来た海水を

かけてやり、クーラーに収めます。

伊達さんは当初メーカー役員としての

参加でしたが、

同じクラブの武田さんが欠席されたので

急遽選手としても参加される事になり、

スーツを着てチロリの仕分け・・(^o^)

エサに海水をタップリと含ませたら

虫エサは冷やし過ぎが厳禁なので、

氷を入れない常温状態のクーラーに収納し、

エサを入れたトレイ容器の上に

ティッシュペーパーをかぶせると・・

海水が蒸発する時に気化熱を奪って

適度に冷え、翌日までピンピンと

生きていてくれます。

その後ホテルのフロントで参加費を支払い、

明日のゼッケン順のクジを引いて

部屋に入りました。
部屋に入って荷物を降ろすと、

上ちゃんと私はすぐに風呂に直行。 

伊良湖港に出入りする鳥羽行きの

フェリーをとても広い

湯船からのんびりと眺めつつ

長旅で疲れた体を癒します。

風呂から出ると・・「一寸呑もう・・(^o^)」と

缶ビールをプシュッ(^^)

6時の懇親会の開始まで

マッタリタイムとなりました。
6時に懇親会の会場に着くと、場内はすでに

再会を喜び合いつつ談笑の輪が

あちこちで見られ、

私達もキス談義していると・・
明日の大会でのブロック単位の参加者

名簿が早くも刷り上り、配布されました。

大会は東軍、西軍各々50人が参加。

その50人をA〜Eの5ブロックに分け、

西軍、東軍10人つづ、

合計20人で1ブロックとなります。

1回戦はその西軍10人の中から

上位3人だけが2回戦に進めるので、

OBさんと私は同じCブロックになってしまい、

「辛いのう・・他にも強豪の方が多いし、

勝ち抜くのは大変そうだぁ・・」とくじ運の

悪さを憂います。

暫くすると、開会宣言、役員、メーカーの方の

祝辞が有り、全員で乾杯。(^^)v

一気に会場内が盛り上がり、WWGGと

楽しい宴会となりました。

私も早速席を離れ、

昨年ファイナルでご一緒させてもらった

東北協会、仙台広瀬キャスターズの

相澤さんと今年セミファイナルで一緒に戦った

愛知協会、豊栄サーフの石原さんと

乾杯。(^^)v 再会を喜びつつ、

昨今の状況や今後の

目標なんぞを酒のネタに

盛り上がりました。最初は3人でWWGG

でしたが・・すぐに輪が大きくなり・・

昨年シマノファイナルで一緒に楽しませて

頂いた湘南鱚酔会の力石さん、

新潟協会、上越釣研サーフの佐藤さんも

加わってもらって最近の戦歴などの

話で盛り上がりました。楽しい宴会は

9時頃まで続き・・・
宴会会場には珍しい天秤も展示されて

いました。 これはヒコーキ天秤。(^o^)

投げたら空気を切ってスイスイと

飛びそうですが、実際はクルクルと回転して

「ポトリンコッ」っと落ちてしまうので

全く使い物にならなかったそうです。

飛距離の為に昔からいろいろと考える人が

居たそうですが、遂に日の目を見る事無く、

「墜落」した逸品だそうです。(^o^)

その後部屋に戻って投げ北チームは爆睡。

翌日は朝3時起床。4時出発なのですが、

他のクラブの皆さんは

夜遅くまで呑みつつ各部屋で盛り上がって

おりました・・。

翌25日、日曜。いよいよ大会開始です。

全日本サーフ連盟長から開会の挨拶があり、

選手宣誓は何と・・私に任命され、

もごもごと選手宣誓。(^_^.)

すぐに5ブロックに分かれて整列し、点呼、

クーラーチェックを受けたら出発です。
私とOBさんが参戦する事になった

Cブロックは大会本部からほど近く、

少し左に歩くとすぐ釣り場(^^)v。

最初は東軍、西軍の選手が交互に釣り場に

整列して投げ込みます。

1投目以降の移動は可能ですか、

隣との間隔は10メートルは開けねばならず、

私はCブロックの南端で移動せずに

釣り続けました。午前5時釣り開始と共に

先ずはイシゴカイを針に刺し、5色に

投げ込んで手前を探ってみます。

ここは全く知らない場所なので、手探り状態。

「ヒイラギがとても多いよ・・」と相澤さんと

石原さんに聞いていたので、

そのヒイラギを避けつつキスが居る場所を

探ってみます。しかし・・暫くすると

ゴリゴリとしたアタリが連続し、どうやらこれは

ヒイラギのアタリのよう・・。案の定1投目は

ヒイラギの6連。(-_-;)

周りでも同様で、

ヒイラギの猛襲に皆さん手を焼いています。
しかし幸い日が高くなると、

私の周囲ではヒイラギが少なくなり、

単発、2連と2色付近でポツポツとキスの

アタリが出始め、辛抱強く拾ってゆきます。
暫くすると、篭定釣具店の寺田さんも応援に

来てくださり、丁度ポロリッとキスが掛かった

ので、撮影してもらいました。

暫し寺田さんと談笑しつつ辛抱の釣りでしたが、

1回戦は周囲にあまり引き離される事無く

終了。 
東軍の皆さんは

流れが速いこちらの釣り場に慣れた

方が多いのか、好成績の選手が多く、

提出されるキスを見ては一喜一憂。
東軍の選手の方の中には

悪条件ながら27〜28匹も釣られた

方が2人居られビックリ・・。

一方西軍はトップが大阪アングラーズの

本屋敷さんで15匹。私とOBさん、そして

西四国サーフの田村さんが10匹で続き、

3位までが決勝進出なので、

「10匹同数の3人がジャンケンして

2人だけが決勝進出です」と言われて

苦手なジャンケンをすると・・。

何と私とOBさんがジャンケンに勝ち・・・
2人揃ってギリギリですが、決勝進出と

なりました。

一方上ちゃんはEブロックで戦っており、

こちらのブロックでも渋くて、

トップが9匹。 上ちゃん、伊達さん、そして

もう1人の選手が8匹と続いて、

Cブロック同様にジャンケンポン。

でっ伊達さんと上ちゃんがEプロックから

勝ち上がりましたっ。(^^)v
東軍の石原さんと共に決勝進出じゃ〜っ。

と祝福しあい、思わず握手。
大阪サーフから出場した4人は全員が

2位タイになりましたが、

ジャンケンで4人共が勝ち、

決勝進出じゃ〜。(^^)v めでたいのう・・。
9時より2時間の決勝戦が開始されました。

私は決勝戦エリアの南端に入り、

石原さんと並んで投げてゆきます。

しかし・・どんどんと潮が引き、

1回戦で食っていた2色では全くアタリが

出なくなり、いきなりつまづきました。

それから1時間は殆どアタリが出ず、

我慢していましたが、

遠くに居る上ちゃんの近くでは

連で釣れているのが見え、

残り1時間で移動しました。

上ちゃんの横に行ってさびくと・・遠投して

5色半以上の距離で

ポロポロと釣れましたが、そこはド遠投

大会模様で、潮が早く、

「遠州流し釣り釣法」の状況。

東軍の上手な選手はドッカンと

7色以上のド遠投を

ぶちかまし、潮の流れに逆らわないように

仕掛けを横に流し込んで

4〜5連で好調に釣っておられました。

上ちゃんが遠投でポロポロと釣ったものの、

やはり普段そんな釣りを殆どしておらず、

東軍の選手にどんどんと引き離されて

しまい、流れ藻と強い流れでオマツリも多くて

3人共に凹んでしまい、2回戦が終わって

しまいました。
決勝戦が終わると、ホテルに引き上げて

表彰式と食事会が開催されました。

トップは上越釣研サーフの佐藤さんで

27匹で優勝。

準優勝が柏崎サーフの鈴木さんで23匹。

3位が富士鱚楽会の朝原さんで21匹でした。

トップ2位までは来年度のセミファイナルの

進出権も与えられ、おめでとう

ございました。
一方私達投げ北チームは上ちゃんが

11匹で10位に入賞し。おめでとう・・(^^)v

賞品にダイワの新製品のリールZ35を

獲得し、「うわぁ・・51,000円のリールを

ゲットしたぁ・・(^^)v」と大喜び。

私は5匹で22位、OBさんは4匹で28位で

メロンとタングステンデルナー天秤などを

頂きました。 

3人揃って賞品を頂き、記念撮影です。

って事で、初めての釣り場、そして渋いキスに手を焼き、やった事が無い流し釣り釣法を目の当たりにして右往左往状態の

大会でしたが、何とか3人共ボウズだけは逃れ、入賞して賞品も頂き、帰りの道中もWWGGと賑やかに帰って来ました。

今回の大会でも最後はド遠投大会模様となってしまい、「もっとガンガンと7色以上に仕掛けを投げ込めるようにならなくては・・」と

3人でまた今後の目標が出来た大会でしたっ。 冬場も投げ込み練習をして、来年は何処に行っても戦えるように今後頑張りたいものです。

最後になりましたが、このように素晴らしい大会を運営して頂いた役員の皆さんやメーカーの方々、本当にありがとうございました。

来年は30回目の節目で、また頑張ります。ではっまた・・・。