6月18日 報知新聞キス釣り選手権 京都予選大会に参戦しましたっの巻。

6月18日はシマノジャパンカップセミファイナル西日本大会の翌日に行われ、私は弓ヶ浜から葛野海岸まで引き返して参戦、

投げ北チームからはOBさん、くにさわさん、あつしさんが参戦となりました。

私は過酷なセミファイナルの翌日だったせいでとても疲れており、弓ヶ浜発が午後5時頃でしたが、

途中鳥取県の赤崎で3時間程爆睡。午後8時頃にまた走り出し、鳥取市でうみかぜさんと再会。

ZUをお世話してもらったお礼を言いつつキス談義し、9時過ぎに葛野に向けてまた国道9号線を走り、

鳥取市→村岡町→神鍋高原→豊岡市→久美浜のルートで午前0時頃に葛野に着き、朝までまた爆睡。

グッスリと寝ていると、くまさんが「佐織さん・・朝ですよ・・大会ですよ・・」と起こしてくれ、寝ぼけまなこで起き上がるともう明るくなっており、

すでに参加選手の皆さんが準備中で受付も始まっていました。 「おはよ〜っ」と投げ北やクラブのメンバーと挨拶し、

軽く朝食を食べたら竿やリールを準備し、エサ、石粉と道具全てを確認。

セミで余ったチロリとイシゴカイは海水をタップリと含ませて活かしていたので未だピンピンとしており、今日もみやさんのエサを引っ下げての

参戦です。昨日セミで一緒に戦ったしおざきさん、鳥取キス研の柴田さんも来られており、

皆さん昨日は10時間以上も試合だったのに元気だなぁ・・。

岡山からは親分さん、但馬豊岡サーフの方々も何人も来ておられ、再会を喜びつつWWGGと談笑し、今日も多くのお知り合いの皆さんと

賑やかに大会が楽しめそうです。

私達投げ北チームの地元開催の大会なので

くにさわさんも前日から下見をして元気いっぱい  

に参戦です。 今日も爆走用クーラーを準備

しており、また浜の端まで走り.まくろうと

考えているようです。
今日の参加者は約100人。

9月に行われる決勝大会には10人が

行けますと発表が有り、10人に1人の狭い

出場枠ですが、皆さん何とか決勝大会に

勝ち抜けようと気合タップリ。

前日から下見をされた選手の方も多く

おられたようです。今日は大会のスタッフに

我がクラブの今里会長と伊達名人が来られて

おり、お二人の下見では何処でも

ぼつぼつと釣れたそうで、場所によっては

6〜7連も有ったとか・・。キスが沢山釣れて

活気が有る大会になることを期待しつつ

私もOBさんやくにさわさんから

前日の下見の情報を仕入れつつ、

気合が入って来ました。

「佐織さんは永久シードなのでマッタリと釣って

ワテらの邪魔せんといてえなぁ・・」なんて事も

言われましたが、シードが有るからこそ、

あまり恥ずかしい成績で試合をする事も出来ず、

今日も疲れた体にムチ打って参戦となりました。
試合開始は6時。5時半に大会本部を

一斉にスタートし、やっぱり小天橋に向けて

爆走して行ったくにさわさんをあつしさんが

追ってゆきました。 しおざきさん、レインボー

キャスターズの岡野さんも同方向へ早足で

向かわれ、私も大魔王さんやちんちら夫婦さん

たちと東に向かいました。

ちんちらママさんが、「昨日はここで結構釣れた

よ・・」と教えてくれたのは本部からほんの

300メートル程度離れた場所で、砂浜が

海に向かって出っ張った所でした。

私はその横の払い出しと思える所で

クーラーを降ろし、竿を継ぎます。

周囲には吉岡お父さん、お母さん、じぃ〜じさん、

とクラブ仲間ばかりで集まり、試合開始と

なりました。
私の左隣はOFMのタカギさん。

その奥は大阪アングラーズの本屋敷さんが

居られ、先ずは4色からさびきます。

2色までさびくと・・キスのアタリが出て、

そのまま追い食いさせると2連のピンが

釣れました。 今日の大会はキスの数を

競う大会なのでピンも大型も同じ価値で、

その後ピンの居場所が1色と近くなったので

ユックリとさびいて1匹づつ釣り上げて

ゆきましたが、1時間もすると散ってしまい、

周囲を見渡すと・・。近くの出っ張りで

吉岡お父さんが4連。 聞くと「4色に居るよ・・」

と教えてくださり、早速隣に入らせてもらって

投げると・・確かに4色付近は周りに較べて

ミゾ状に深くなっており、そこではかなり早く

引いてもキスが活発に追って来て、

私もいきなり3連で好調に釣れ始めました。
その後もキスの型は小さめですが、

先日のダイワ杯予選の時とは全然違う活性で

2〜3連と一回あたりの数は少ないですが、

あまり素針は無く、お父さんと競い合いつつ

数を伸ばしてゆきました。 暫くすると

くにさわさんから入電。

「こっちは先程からアタリが止まりました・・」と

嘆いていたので、「んならこっちに来たら・・

未だ2連程度で続いているよ・・」と伝えると、

はるか遠くからまた爆走(^o^)して引き返して

来ました。
くにさわさんが到着した頃は皆で叩きまくった

ので、さすがに好ポイントもキスが

散り気味でしたが、それでも誰かが常にキスを

釣り上げる状況でした。

しかし・・くにさわさんは波打ち際で

ポロリッ、またポロリンコッと2匹もキスを

逃してしまい、とても悔しそう。

その様子を見つつ

「詰めが足らんの〜っ(^o^)」と

冷やかしつつ釣ってゆきます。

その横で大魔王はんがまた2連。

「数が佐織さんに近くなったでっ」と

追い立てられますが、その横でまた

くにさわさんが「ポロリンコッ」と

波打ち際でキスを逃し、

大魔王はんに「何してんの〜」と

また冷やかされて

気絶しそうになっとりました・・。(^o^)
4時間の試合時間はすぐに過ぎて、

10時に検量を受けます。

見ると皆さん同じような数で、10〜20匹

釣った選手が多かったようですが、

一部箱石の岩場近くまで2キロ近くも

歩かれた選手は30〜40匹も釣って

来られた選手もおられ、ビックリ・・。

あつしさんもくにさわさんが入った場所の

近くで良い型を交えて結構釣って来ました。

「なかなか良い釣果だね・・」と聞きましたが、

「型は良いのですが、数はあまり居ません・・」

と、一寸悔しそう。
私の釣果。カウンターを打っていたので、

数は22匹を確認していましたが、

私が釣ったのは殆どピンでした・・。

私の前で検量を待っておられたのは

鳥取キス研の柴田さん。 

私同様に昨日から延べ15時間もの激戦で

遠征お疲れ様です。柴田さんは前名人で

もちろん選手権大会の永久シード選手なので

今日は私同様にリラックスしつつ

大会を楽しんでおられたようです。
検量は今里会長と伊達さんが

担当して下さりました。

予想に反して結構な数のキスが提出され、

嬉しい悲鳴をあげつつ、お疲れ様でした・・。
検量が終わって暫くすると、結果発表となり、

今回は20匹以上釣った10人が決勝大会に

進出されました。

お知り合いでは吉岡お父さん、しおざきさん、

紀州さん、一三さん、

但馬豊岡サーフの寺下さん・・と

多くの皆さんが入賞されました。

私と大阪アングラーズのさわ会長さんは

22匹と同数で8位タイでしたが、

歴代優勝者のシードが有るのでその2人を

除いた12位までの選手が決勝大会への

キップを手にされ、記念撮影。

吉岡お父さんも20匹で12位に食い込まれ、

9月に行われる決勝大会に参戦される

事になりました。

「佐織君が横に来てワシのキスをさらって

ゆくので危なく予選落ちするところやったぁ・・」

と言いつつもニッコリと嬉しそうでした。
しおざきさんは周囲の選手が失速する中、

後半に数を伸ばして26匹で立派に

5位入賞でキップ確保。(^^)v

私同様お疲れでしたが、

毎週のように連戦して試合慣れしてる

トーナメンターはどんな状況でも

状況判断が早く、確実に釣って

さすが強いなあ・・。

あつしさん、親分さんは19匹で

惜しくも一匹足らず、とても残念でした・・。

19〜18匹で涙を呑まれた方は沢山居られ、

1匹1匹を確実に釣る大切さが実感された

大会でした。

数のみを競う大会はピンでもしっかり掛けて

取る面白さ、難しさも有り、エサ、針の選択も

重量制での大会とはまた違う手法も必要で、

また勉強になった大会でした。

って事で、今回の大会では未だキスが釣れ始めたばかりの葛野海岸で行われ、キスの群れが小さく、大会のプレッシャーでキスが

どんどんと移動を繰り返し、なかなか釣れるポイントを絞り切れずに苦戦された選手も多かったようです。

そんな中、やはりキスが集まり易い少しでも深い場所やカケアガリ、ミゾなどの変化が有る場所や

シモリ、流れ藻の塊の横など、キスのよりどころを丁寧に攻めた選手が好結果となった感じが強く、キス釣りはやはり場所選びで

釣果に決定的な差が出ますな・・。 特に日本海の外海に面した釣り場は

3〜6色付近にうねった溝やカケアガリ、カケ下がりなどの変化が多く有り、

場所の見極めとその海底の変化に応じた釣り方をもっともっと勉強しなくては・・と実感した大会でした。 

この2連戦で大会ロードもいよいよ後半戦になりますが、大会を重ねる度に今後練習すべく課題も増えてしまい、

まだまだ経験や練習が足りませんなぁ・・。頑張りマス・・って事でまた週末は100人の会で上ちゃん、OBさんと

愛知県伊良子まで遠征です。 全然知らない釣り場で不安ですが、また経験値を高めに修行して来ます・・。ではっまた・・。