6月4日 地元の浜詰で行われたダイワスーパーバトルカップは激渋の大会で、一回戦はボウズを食らいましたが
      クジで2回戦に進出。敗者復活を果たせて地区大会へのキップをゲットしましたの巻。


6月4日はダイワのスーパーバトルカップ京都大会が浜詰で行われ、投げ北チームからは私とOBさん、くにさわさん、オクさんが、

クラブからはくまさん、キス小僧さんが参戦しました。 私自身は初めてのスーパーバトルカップ参戦でしたが、

当初は参戦予定ではありませんでした。、くにさわさん、くまさんが参戦するので「僕も行きたいけど、ダイワのタックルを持っていないしなぁ・・」と

キス談義の時に話していたら、「それなら僕の振り出し竿とカレイ釣り釣り用のリールが今の時期は遊んでいますので使って出てください、

是非一緒に行きましょう・・」とくまさんが嬉しい事を言ってくれ、それを私とOBさんがお借りし、

「どうせ早い時期で激渋なので辛そうだけど、地元の浜で行われるので頑張るでっ」と思いつつ

しおざきさんやOBさん、キス小僧さんと3日前に下見をしました。しかしやっぱり時期が早いのでピン1匹のみ。

しおざきさんも5時間やって2匹のみと散々な下見で、OBさん、キス小僧さんと共に広い浜に散らばって良さげな場所のみで釣っても

アタリは有るものの、すぐにキスが散ってしまい、殆ど釣れませんでした。 もちろんキスの居場所もハッキリと掴めず、

「やはり早い時期なので少しでも深い場所で釣るしか無いなぁ・・」程度の下見でした。

その後3日間、さしたる照り込みも無く、水温も例年に較べて低いままの状態で

大会日となってしまいました。 前夜は仕事が遅くまで有り、帰宅後徹夜で準備してから慌てて家を飛び出し、浜詰到着は受付開始時間ギリギリの

4時半。大慌てでタックルを車から降ろし、受付票を持って列に並びました。

すでに緊張感漂う中、

各選手が受付を始めており、

くにさわさんやOBさんと朝の挨拶をし、

くまさんが手配してくれたエサを受け取ってから  

受付に向かいました。受付では先ず

ダイワのタックルを持参している事を確認する

タックルチェックを受け、

1500円の参加費を支払い、

最後に釣り場を決めるクジを引きます。

釣り場は芝古から箱石までのAブロックと

芝古より手前、大会本部前までのBブロックに

分かれており、私は黄色いワッペンを引いて

Bブロックへの参戦となりました。

下見をしたのもBブロックエリアで、

Bブロックは本部から近く、

歩く距離も少ないので

先ずは幸運なクジを引きました。

近くに居られたしおざきさんは赤いワッペンを

引いて下見に行ったエリアと同様のAブロック。

「走って良い場所に行きますよ・・」と

気合が入っています。
くまさんとくにさわさんもBブロックで、

Bブロックの中では早い出発順のクジを引き、

入るのは先日私が釣った芝古手前の

場所を狙っているようです。
クジを引いたワッペンを帽子に装着し、

いよいよ大会開始宣言が有り、

大会要綱やルールを緊張しつつ聞きます。

ダイワのスタッフは大人数で来ておられ、

丁寧にルール説明がありました。 
開会式が終わると先ずは参加記念撮影です。

一番右端で他の選手の頭にさえぎられて

帽子のみ見えるのがワテだす・・(^o^)

参加者は100人。 他の大会でも上位に

食い込まれる豪腕の選手も沢山来て

おられましたし、遠く関東や中部からも

気合の入った選手が来られてました。
午前6時に大会本部を出発。

試合開始は6時半です。

私はBブロック50人中46番スタート。(-_-;)

殆どドン尻から出発すると、

すでにくにさわさんやくまさんははるか遠くまで

走っており、芝古手前の払い出しポイントを

確保した様子。大会本部近くにも多くの選手が

間隔狭く入られ、仕方なく木津川河口手前の

小さなワンドになっている波が弱い場所に

クーラーを置きました。

周りは知らない選手ばかりでしたが、

一寸声を掛けて挨拶。すぐに6時半になって

投入開始です。そして1投目、いきなり隣の

選手が中型を1匹引っ張って来られました。

「あっここにはキスが居るぞ・・」と思いつつ

私は更にさびくスピードを落し、

ジックリとさびいていると、いきなり「ブルッ」と

アタリが出ました。しかし・・後の「ルルルンッ」と

したアタリの感触が無く、どうやらキスが逃げた

ようで、巻き上げると素針。

隣の選手はまた3投目に1匹釣られ、

見ていると斜めに払い出す

流れに上手く仕掛け

を入れられているようで、その払い出しの

端しかさびけない私にはその後アタリは無く、

焦っている内にすぐに2時間経過。

周囲でも全く釣れなくなり、大半の選手が

ボウズの様子で首をかしげています。

その内、隣に居られて2匹釣られた選手も

しびれを切らせて芝古方向に移動して行き、

他の選手もどんどん移動。

私の隣は50メートル程度もスペースが空き、

これは斜め引きが出来るチャンスです。
2匹釣られた選手が

立っていた場所にクーラーを

移動し、斜めに払い出す流れの方向に投げ、

払い出しの中心の深い所をジックリとざひいて

いると・・・また朝一番と同様のアタリが出ました。

しかしまた素針。大会のプレッシャーでキスの

警戒心が強いようで、アタリが出て仕掛けを

止めてもなかなか乗ってくれません。

試行錯誤している内にイシゴカイのみに

アタリが出るようで、仕掛けを小針の

秋田キツネ2号まで落し、

イシゴカイを小さく刺して

アタリが出る場所を執拗に流しますが、

毎回のようにアタリが出るのに、

「ブルッ、ブルブルッ・・・」とならず、僅かに

「ブルンッ」のみのかすめたようなアタリのみで

素針が続きます。

途中観戦に来たじぃ〜じさんが、「このブロック

では5〜6人しか釣っていないので1匹でも

釣ったら2回戦に行けるでっ、くにさわさんも

くまさんも未だボウズだったよ・・」と

教えてくれます。ピン1匹釣れば良い状況で、

「何とか1匹・・・」と思いつつ

残り時間は3分、

「悔しいなぁ・・アタリが出てるのに

ボウズで終わるのかなぁ・・・。と

残念でなりません。

最後に取り出したのは渋いピンギス対して

一寸自信が有る、袖針の2号を使った仕掛け。

池のフナ釣りに使う繊細な針ですが、

軸が細くて軽く、吸い込みも

良いと思っているので万を辞して取り出し、

イシゴカイの尻尾の部分だけを

慎重に刺します。その仕掛けを

残り2分で投げ込み、焦りつつ待っていると・・

また「ブルルン・・」とアタリ出ます。

「シッカリ食ってくれよ・・」と

祈りつつ待ちますが、その後無反応。

しかし投げ返している時間は無く、

そのまま待っていると、

また「ブルッ」のみのアタリ。「乗ってくれ・・」と

祈っていると終了のホイッスルが・・。

僅かな期待を持ちつつ巻き上げると・・

やはりまた今回も素針。 

「キスの居場所を見付けて

毎回アタリは有るのに何で乗らないの?」と

悔し過ぎて思わず竿を地面に叩き付けそうに

なりましたが、今日のタックルは全て借り物。

叩き付けるわけにも行かず、

「あ〜とうとうボウズで終わったなぁ・・・」と

引き上げました。
大会会場に引き上げると、皆はもう帰って

来ており、聞くと投げ北チームは

全員ボウズとか・・。「辛いのぅ・・地元の強みが

生かせなかったなあ・」と皆さん悔しそう。

Aブロックでは箱石の芝古で多くの選手が

キスの顔を見られたようですが、Bブロックは

50人でキスを釣ったのは僅かに5人。

それも殆ど朝一番での釣果のようで、

「ヤッパリ1投目は慎重に引いてシッカリと

キスを掛けないといけなかったなぁ・・」と

皆で反省会。その内皆に元気が戻ると・・

「Bブロックは釣果が有った選手が5名となり、

全体の20パーセントに満たないので、

残り5名は抽選となります・・」と

本部から発表が有りました。
「何せ激渋だったからなぁ・・」

「ボウズだったのにクジに当たって2回戦に

行ける人は幸運だなぁ・」と思いつつ、

「今日は神経を使いすぎてもう疲れたわ・・」と

タックルを片付けつつ休憩していると、

いきなり「Bブロック46番、佐織さん」と

呼び出しのアナウンス。(^^)v

なんと45人中5人のクジに当たって

しまいました。 皆には「あんなに渋いのに

未だ2時間釣るの?拷問みたいやね・・」とか

言われてしまいましたが、悔しい思いだけで

終わってしまった1回戦。 呼ばれた瞬間は

「嘘だ・・もうクタクタなのに」と皆同様に

思いましたが、せっかく当たったチャンスです。

「このまま投げ北チーム全員が

ボウズで帰るのは

悔し過ぎるし、頑張ってね・・」と

皆さんに応援されつつ、

しおざきさんにみやさん厳選の

真っ赤なチロリと

イシゴカイを分けてもらって、気合が戻って

来ました。

くじに当たった敗者復活選手は当然出発順は

ドン尻ですが、

ここに並んだ以上は頑張らねば・・。

1回戦はくまさんの重いカレイ釣り

タックルでしたが、2回戦はくまさんが1回戦で

使っていた青竿とZ45Uをまた借用。

これは軽くて大助かり。(^o^)

「くまさんありがと・・」とタックルを握り締め、

「はいっ頑張ってください・・」と係員に声を

掛けられていざ出発。

2回戦のエリアは予選の時の場所から

変更となり、大会本部から東のテトラの

内側エリアとなりました。

2回戦は20名での戦いで、

すでに出発順の早い

選手は浜の中程まで走っていましたが、

私も今度こそ良く釣れる場所に入りたくて

必死で追いかけました。走りにくい浜は避けて

浜に沿って伸びる遊歩道を小走りで移動。

浜を走っている選手を足の遅い自分とは

思えない勢いで追い越し、

やがて先頭を走っている紀州さんが

見えて来ました。

どうやら夕日ヶ浦に近い端を狙って

浜を走っておられ、私も

そこを目掛けて浜に駆け下ります。

幸い体力は1回戦が近いエリアだったので

若干は残っており、小走りまくってようやく

紀州さんの隣の浜の東端に入る事が

出来ました。(^o^)

しかし余り詰めて入ってもお互いにキスを

散らずだけですし、50メートル近く離れて

布陣。ここまでは他の選手が来ておらず、

広々と釣れそうで一安心。

しおざきさんからもらった細い真っ赤なチロリを

丁寧に刺し、試合開始時間を待ちます。
釣り座の後方では私と紀州さんの応援に

くまさん、くにさわさん、オクさんが来てくれ、

「頑張ってね・・」と声援をくれ、勇気百倍。

「佐織さんがこんなところまで走るなんて

ありえないがなっ」と皆に笑われつつ

試合開始となりました。

「紀州さん、優勝狙って頑張ってね・・」

と声を掛け、お互いの健闘を祈りつつ

1投目。 暫くすると早くも紀州さんが

巻き上げ開始。何と3連で先行されます。

私も5色から3色まで

ジックリとさびき、アタリが出たので

追い食いをさせて同様に3連でスタート。

その後すぐにキスが散って、

単発となりましたが、1匹、素針、また1匹と

辛抱強くさびきます。端に入られた紀州さんは

磯際の良いラインを引かれて私が単発

ばかりなのに時折連で掛けられて悔しいですが、

応援に来られた方が、ここ以外は殆ど釣れて

いませんと教えて下さり、一寸安堵しつつ

辛抱の釣り。
それにしても紀州さんは上手い・・・。

私が2投する間に3投はしておられ、手返しは

早いですし、キスを掛けるのが早く、

確実に数を伸ばされてゆきます。

私との差がダブルスコアになった頃、

「端しか釣れていない・・」と情報が流れたのか、

私と紀州さんの間に2名の選手が入られて

混戦模様となってしまいましたが、すでにキスに

ブレッシャーが掛かってしまった後で、

その2名の選手には釣れませんでしたが、

それでも辛抱しつつポロッ、ポロリッと

釣られて、凄い・・。
試合終了近くには私は5投してようやく1匹の

ペースでしたが、紀州さんは他の選手を

上手く交わしつつ釣られてダン突の

逃げ切りモード。

私は移動して来られたOnitikuさんと並んで

最後まで辛抱しつつさびき、Onitikuさんの釣果

を聞くと・・「17センチ程度のが1匹」との事。

私のはピンばかり6匹でしたので、これは

やばい・・」Onitikuさんに負けるかも・・と

思っていると終了時間が迫り、

最後は混戦模様の紀州さんの釣り座方向

沖向きに遠投してテトラ際に仕掛けを落し、

ジックリさびいて12センチ程度のを追加。

試合終了時間となり、引き上げました。

引き上げる途中に2回戦出場選手と

話をしつつ状況を聞くと、中程より大会本部

近くのエリアはサーファーや一般の釣り客も

入っていたので激渋だったそうで、

またボウズの選手が多かったとか・・。

一寸安心しつつ検量を受けると・・・

7匹で86グラム。微妙な重量ですが、

何とかブロック大会のキップは頂けたみたい・。

紀州さんの釣果デス。13匹で238グラム。

ダントツの釣果で、余裕の優勝間違い無し。

私のキスよりも型も揃っており、

1匹10グラム程度のばかり7匹だった

私とは大差が付きました。さすがだなぁ・・。

そして表彰式、ブロック大会進出者の発表です。

2回戦もキスを釣られた選手が少なくて、

8名だけに釣果が有り、その8名が

鳥取で行われるブロック大会に進出と

なりました。 
Onitikuさんは試合開始直後に釣られた

1匹のみでしたが、型が良くて

64グラム。見事ブロック大会のキップを

手にされました。8位から4位まで5名の

ブロック大会進出者が

発表された後に上位入賞者の発表となり・・。
釣果順に紀州さん、海司さん、

そして私が表彰台の

前に呼び出されました。
優勝はダントツで紀州さん。先ずは表彰状を

受け取られ、副賞に赤のトーナメントサーフを

獲得されました。私と海司さんで拍手をしつつ

「おめでとうございます・・(^^)」
やがて私にも表彰状が頂け、

「これが鳥取ブロック大会への案内状ですが

行かれますか・・?」と聞かれ、

「ハイッ行きます」

と答えると鳥取ブロック大会への

キップが頂けました。
副賞はプロバイザーサーフが頂けました。(^^)v

3人並んで記念撮影。 私に取っては

昨年のセミ以来久しぶりの表彰台となり、

とても嬉しかったです。

っと言う試合内容で、激渋でしたが、試合としてはかなり熾烈で緊張しつつも、とても楽しめた大会でした。

特に2回戦は紀州さんの横で勉強しつつ楽しめましたし、

ボウズだったのに運良く2回戦に進出出来て敗者復活が果たせ、何かと幸運な大会でした。望外な順位で大会を終えられたのも

タックルを貸してくれたくまさんやピチピチ新鮮なエサをくれたしおざきさん、そして2回戦でずっと応援してくれたくにさわさんやオクさん、

OBさんのお陰で、とても助かりましたし、嬉しかったです。

今度は7月に行われるブロック大会ですが、自前のタックルを揃えなくては・・・(^_^.) でも竿とリール一度には辛いのでまたくまさんお願いネ・・

って事で次回も頑張りマス。 尚、大会結果など詳細はダイワのHPにて・・ではっまたっ。