6月1日 今期初浜詰釣行は激シブでしたが、越浜で大型、由良でピンの数釣りと楽しめましたっの巻。

6月1日、私は代休で、同じく木曜がお休みのしおざきさんに電話すると、

「週末に浜詰で行われるダイワ京都大会の下見に行きましょう・・」と言う事になり、

私はOBさんを、しおざきさんは最近大阪サーフに入会されたキス小僧さんを誘って4人で釣行する事になりました。

浜詰や葛野は他の釣り場に較べて釣れ始めるのが遅く、例年ならキスが釣れ始めるのは早い年で梅雨時、

コンスタントに釣れるのは梅雨明けからなので、今日の釣行は早過ぎるのは判っているのですが、

「下見をして歩き回れば何処かに居るかも?・・と思いつつの今期初の浜詰釣行となりました。

また、今年は浜詰海岸に流れ込む木津川が大きく蛇行していて浜の形が昨年よりもかなり変化していて、実際に投げて見て底がどんな感じに

変わっているのか確かめたく、一寸楽しみな気分での釣行となりました。 しかし・・つい5日前に浜詰で早い時期に釣れ始めるテトラ周辺で

上ちゃんと奥村さんが竿を出しても全く生体反応無しとの事。 

そこで今回は芝古に車を乗り入れ、ここから左右に分かれて釣り歩く事にしました。

浜詰に着いたのは大会開始時間と同じ

6時頃。すでにしおざきさんと

キス小僧さんは4時過ぎから西に歩いて

はるか遠くの箱石との中間点付近の

払い出しが有る所まで行って竿を出して

いました。電話すると、「全然釣れません(-_-;)」  

との事。「こっちは木津川河口に

向かって歩くわ・・」とOBさんと東に向かう事に

しました。

浜は昨年よりも砂浜の幅が15メートル程度

広くなっており、芝古の黒い岩は

埋もれて完全に砂が覆いかぶさり、

芝古から箱石までは大きく弓なりになった

変化が少ない浜の形になっていました。

砂が打ち上げられた分、海中は深くなっており、

足元から落ち込んでもう少し水温が上がると

波打ち際でも良く釣れそうな雰囲気でした。

逆に100メートル程沖は浅くなっており、

そこでは白波が立っており、その手前の

深みで釣れそう・・・と思いつつ

取り敢えず芝古から少し浜詰寄りに

歩いた場所で投げてみました。浅くなっている

5色付近に投げ、スルスルッと3色まで引いて

来ますが全くアタリは出ず、「やっぱり時期が

早いのかなぁ・・」と思いつつも

深みに仕掛けが入ると・・いきなり「ブルルンッ」

とアタリが出ました。

「あっキスのアタリが出た(^^)v」と巻き上げると・・
12センチ程度の小型キスが釣れてくれました。

いきなり1投目から釣れて、

「今日はまずまず釣れるのかも・・」と

思っているとしおざきさんから入電。

「探りまくってダメなので遠投したら

5色以上の場所でやっと釣れました・・(^o^)

型はまずまずのが1匹とピン1匹デス」との事。

「今から木津川河口より先に行ってみるわ・・

後で集合しよう・・」と返事をし、

50メートル程度歩いては投げ、

3投目。1投目以降は遠投しても

何も釣れませんが、

芝古から150メートル程度歩くと

やがて西に大きく蛇行している木津川河口が

見えて来ました。
木津川河口デス。 と言っても流れ込む

水は殆ど砂浜に沁み込み、伏流水となって

浜に注いでいるのか、河口から流れ込む

水量は少なく、幅2メートル程度の

細々とした流れ込みで、

深さは足首より少し深い程度で、

長靴かサンダル履きなら簡単に渡れます。

このあたりも100メートル程度沖は浅く、

その手前は深くなっている浜詰本来の形に

戻っており、一昨年の台風以降、

沖合いの浅瀬と波打ち際の

砂が削り取られた海岸からようやく元の浜の

状態に戻って、今年の夏は本来の

釣れ方で楽しめそうです。
しかし・・木津川河口周辺でもアタリは無く、

どんどんと浜詰に向かって釣り歩きますが、

波打ち際に時折フグやセイゴが居るのみで

キスは全く釣れませんでした。

本来6月初旬に浜詰で釣っても釣れないのは

判っており、大会の日程が早過ぎるのですが、

浜の様子はだいたい掴めたので引き上げて

しおざきさんと合流する事にしました。
しおざきさんのクーラーを覗くと、17センチ程度

のキスと、ピンが1匹つづ入ってました。

「2時間半も良さげな場所を

釣り歩いてこれでは辛いねぇ・・」

「大会ではキスが散ってしまうのでボウズ

を食らってしまうかも・・」と

しおざきさんは残念そう。OBさんと

キス小僧さんは釣果が無く、

「何処か釣れる所に移動して遊びましょう・・」と

栗田半島方面まで戻る事にしました。
着いたのは先日から良型が釣れている

越浜。 ここでは数は出なかったものの、

OBさんが28センチの大型をゲット。(^^)v

その後私は眠くなって爆睡していましたが、

1時間程度寝て起きると・・
しおざきさんも27センチの大型を釣って

いました。(^o^) 暫くしてしおざきさんの

携帯に釣りサンから入電。

聞くとキスのから揚げや南蛮漬けを

作って家族で食べる所を取材する話が

舞い込み、「ピンでも良いのでキスの数が

必要になりました」「何処かキスが

連で釣れる場所に行きましょう・・」

との事で、先日から数が釣れ

出した由良に案内する事になりました。
由良に行くと波は高めでしたが、車が安心して

駐車出来てテトラが遠い場所に設置してある

浜の西端付近に行きました。

ミニストップの国道を挟んで向かい側に有る

無料駐車場に車を停め、浜に散開。

約100メートル沖に有るテトラの手前から

ジックリと探ってみます。

暫くするとテトラの手前ですぐにアタリが出て、

17センチ程度のキスが投げる度に釣れますが、

単発で数が伸びません。

そこで・・少し斜めに投げて2色以内を引くと

小さなアタリが連続し・・・

12センチ程度ですが、3連、4連と好調に

釣れ始めました。
良く釣れる場所を見つけたのでしおざきさんに

声を掛け、並んで釣ってゆきます。
浜の西端は岩場とテトラに囲まれたような

形でワンド状になっており、ピンギスが

沢山遊んでいるようで、3〜4連が続きました。
OBさんも「1色で掛かるよ・・」と数を伸ばして

おられました。

その後有る程度釣れたので投げ錬。

OBさんに私としおざきさんが

キャステイングしている所を

撮影してもらい、納竿となりました。
4人の釣果を合わせると「キスを料理して

家族でパクパクッ」の取材に十分な量の

キスが揃いました。(^^)v

って事で下見した浜詰は予想どうりに時期が早すぎて激シブでしたが、越浜では大型キスの引き込みを楽しみ、由良では数釣りで

さびきの練習が出来たりと、今日も楽しい釣行でしたっ。 ではっまたっ。