4月9日 北近畿にもようやく春到来。桜の花が咲くと共にキスが動き始めましたっ(^^)vの巻。

4月9日、前日8日は私は仕事でしたが、春の嵐で黄砂が飛びまくり、車も洗濯物も黄色くなって大変でしたが、

海も大時化となり、外海は4メートルの高波が打ち寄せ、とてもイシガレイやアイナメを釣りに行く海況ではありませんでした。

そんな折、「もうそろそろキスの記事を・・お宅コーナーの記事ばかり続いたのでたまには釣行記も書いて下さいよ〜っ」とT記者さんから

またまた厳しい宿題をもらいました。 だいたい月刊誌の記事なんぞは1ヶ月後に釣れ始めるお魚の記事を書かなくてはならず、

特にキスの乗っ込み時期の記事は4月に書かねばなりませんが、外海で釣れるのは6月からだし、

秋のカレイは北近畿で釣れ始めるのは11月後半からなのに9月半ばになると、「カレイを何とか・・」と言ってくるし、

「んな物釣れるかいなっ」と思いつつそれでも無理矢理過去の記憶を唯一の頼りに書いたりしていますが、

未だ山の雪が溶けて2週間もしない内から「もうカレイは終わりでしょうし、キスを・・」と言われても

内心では「春カレイは今からが良い時期なのに・・・」と・・記事の執筆を頼まれると「辛いのう・・・」と思える事が多くありますわ・・。

しかし9日はあいにく外海は時化ているし、となると、頼みは内湾で未だ寝ているキスを叩き起こさねば・・・

何とか、無理矢理にでもキスを釣って明日に迫った締切日に間に合わさねばなりません。

カレイを狙って土曜から竹野の釣行している上ちゃんとじぃ〜じさんに「宮津湾でキス釣るで・・」と応援を頼み、

OBさんと、あつしさん、くにさわさん、そして久しぶりにこちらに釣行するエボさんにも「明日は何とかキスを釣ってね・・」と頼み込み、

8日夜はOBさん宅で肉を焼きつつ早朝4時まで呑み、キス釣りの作戦会議?(~_~)。爆睡後酔いが覚めたお昼前に起き出し、

久しぶりにイシゴカイを仕入れ、昨年、一昨年とこの時期にキスの姿が見えた宮津湾の矢原海岸にキススペを持って向かいました。

暫くすると上ちゃんとじぃ〜じさんが竹野から帰って来て、「竹野は満員御礼で入る場所無し、やむなく近くの浜で竿を出したけど、

爆死やったわぁ・・」との事。例え竹野の波止に乗れてもウネリで釣りにならなかったとは言え、一寸残念そうでした。

12時過ぎにはくにさわさんも奥さん、子供さんと共に合流。 「取り敢えず水温が上がる午後からでないと食わんで・・」

と七輪でお餅入りカレーラーメンなんて訳の判らない昼食を作り、これが以外と旨いので皆で食い尽くし、ゆっくりと竿出しとなりました。



今日は風が弱くて遠投練習にも好適。 いきなりド遠投をぶちかまし、皆がオモリを発射した音が響き渡り、

7色目の糸が出切って気分だけは爽快。

未だ冷たい海に「シュポッ」と落下したオモリは、遠投すると深い場所なので10秒程度待ったらようやく着底し、ユックリとさびき始めます。

1投目、誰の竿にもアタリは出ず、空しく全員素針で巻き上げます。皆は首をかしげていましたが、

「オモリを持ったら無茶苦茶冷たいで・・・・これでは居らんかも・・」と変に納得。

しかし・・・2投目、いきなりあつしさんが「釣れましたぁ・・」と歓声をあげ、写真撮影の為に駆け寄ると、17センチ程度の

まずまずのキスをぶら下げています。(^^)v

釣れたのは何と3色以内の

カケアガリとの事。                    

水は冷たく澄み切って、ご覧のように底が

見えるような状態ですが、キスは手前の

カケアガリに居るようで、

私も2年前にこの時期にしおざきさんと竿を

出した時に、同様に3色で食ったのを

思い出し、今度は5色に投げ、

さっと4色まで巻寄せてじっくりさびいて見る

事にしました。
暫くしてOBさんも・・・

「おっ〜っかすかにアタリが出たがな・・」と

嬉しげ・・(^^)
巻き上げるとこれも中型のキスで

この時期まずまずのサイズです。
暫くすると私の竿にも「プルルンッ」と小さな

アタリが出ました。(^^)v

巻き上げるとこれは小さめの15センチ程度の

キス。 でもこれで春ギスの記事が

書けるかなぁ?・・・とほっと一安心。
未だ背中が茶色がかった越冬キスですが、

そろそろエサを求めて動き始めたようで、

嬉しい1匹目。
暫くするとまたあつしさんが・・「おっ今度は

2連ですわ・・・型も良くなって来ましたよ・・」

と20センチ程度の良いキスを釣り上げ、

釣り場が一気に活気づきます。
同時にOBさんの竿にもアタリが有り、

曇天で水も未だ7度程度なのに

丁度お昼過ぎで水温が上がったのか?

好調に釣れ始めました。
私の竿先にもまた気持ち良いアタリが出て

2匹目・・。皆で遠投練習しつつ

フルキャストして沖にオモリを落とし、

キスを散らさないように手前にオモリを

引き寄せてからじっくり、ユックリとさびくと

以外にキスは活発にアタリをくれ・・・
エボさんにも釣れ、そして・・

カレイ釣りでは不調を極める

くにさわご教祖様にも・・・
キスが釣れたんですわ・・。

不調の悪霊の怨霊を

隣に撒き散らすくにさわ

教祖様にも、その隣の

私にも釣れるんだから、これは春ギスが

開幕してるって事だわね・・・

と皆で変に納得しましたが、

あいにくカレイ仕掛けを投げていた

上ちゃんは得意?のケムシのみ。(^○^)

3色にのみキスが

居るのにひたすら8色まで投げて喜んでいた

じい〜じさんは手のひらマコガレイのみに

終わりました。
その後もぼつぼつ・・・と

4時頃までキスは釣れ

暖かい日の午後からなら、まず確実に

キスの姿が見られそうですな・・・。
まあ・・この時期、この水温でまずまず数も

出ましたし、良しとせねば・・・。

それに皆でド遠投の練習や

渋いキスを食わす練習も出来たし、

外海が時化ている日は無理せずに

内湾で遊ぶのもまた楽しいものです。

って事で遅い春の訪れにやきもきしていましたが、やっぱり時期になるとキスが釣れ始め、嬉しくもあり、のんびり出来た一日でしたっ。

来週は境水道で大会ですが、カレイ釣れるかなぁ・・?。

「教祖様が仕事で行けないから釣れるよきっと・・・来週こそ釣るで〜っ」「会長が団体優勝狙うって言ってたし、頑張るべ〜っ」と

またくにさわさんをいじめて騒ぎつつ帰って来ました。(^○^) ではっまた・・・。