3月26日 春アイナメの好期到来!!。間人の地磯に行き、ちんちらパパさんが見事に大型アイナメをゲット!!の巻

3月26日 長かった冬もそろそろ終わり、山々の雪もほぼ溶けるといよいよ春アイナメの好期となります。

しかし、今年の日本海側はイシガレイが好調に釣れており、私達も先日まではカレイ狙いばかりでしたが、

土、日曜は好ポイントでは場所取りが激しく、日曜のみの釣行の場合は土曜の仕事が終わってから

一睡もせずに釣り場に走り、早朝までに場所を確保しないと竿を出せない状況です。

そんな状況でもちんちら夫婦さんと伊太郎さんが金曜深夜から竹野の波止で竿を出し、パパさんがまた良カレイを釣り、

波止全体では40センチオーバーが6〜7枚は釣れていたそうで、とても賑わっていたそうです。

しかし基本的にサンデーアングラーの私やあつしさんは日曜のみ釣行可能なので、

そのような金曜夜から場所取りの激しい好ボイントにはなかなか入れません。(;O;)

って言う事で、今回はカレイも釣りたいものの、のんびりと自分たちが好きな場所に行って釣る事が出来るアイナメ釣行となりました。

同行してくれたのはOBさん、あつしさん、くにさわさん、大魔王さん、あくびさん、くまさん、そして竹野から転進して来られた

ちんちらパパさん、ママさんの7人です。

アイナメが釣れる地磯はこの時期は何処も釣り人が少なく、場所取りなどは有りませんので朝7時に家を出て

OBさん、あつしさんと7時に舞鶴を出発。8時に集合場所である後ヶ浜に着くと、皆さんが待ってくれており、

大魔王さんが買って来てくれたエサを受け取り、早速近くの間人小学校下の地磯に向かいました。

間人小学校の下の間人漁港に隣接する

無料の観光用市営駐車場に車を置き、

すぐ下に広がる地磯に降りてゆきます。

全体的に低い磯が多くて竿が出し易く、       

見た目よりは足場が良い磯が多くて

何処に入るか迷う程広い地磯ですが、

あらかじめ磯沿いの道路から眺めて、

前が深そうな場所を選んで入釣しました。

アイナメ釣りに来たのは

私も始めての地磯でしたが、

釣り場の新規開拓も兼ね、

「釣れるかな・・」と

内心不安になりつつ皆を案内し、

道路から階段を下りて右側に歩き、

足場の良さそうな岩の上にクーラーを

降ろします。

一方くまさん、大魔王さん、あくびさんは

階段から右側に降りて散開。

こちらも良さげな磯が多く、足場も良さそう。
私の右隣にはあつしさんが布陣。

その奥に大魔王さんとくまさんが

並んで竿を出しました。
OBさんは私の左側の高い岩の上で

投入準備中。ここも取り込みが容易な場所

で、良さげです。
ちんちら夫婦さんは私の釣り座のすぐ下の

平坦な場所で準備を進めます。

今日は波が穏やかで、磯際の

アイナメが取り込み易い場所を

おのおの確保して期待しつつ

竿を継ぎます。
「昨日のカレイ釣りではパパさんには釣れた

けど、私はボウズだったわ・・・(;O;)

でも今日は釣りたいなぁ・・」と

ママさんも期待しつつ投げ込みます。

仕掛けは全員PEの5号程度の太い道糸を

使い、天秤は根がかりしにくいジェット天秤を

使ってオモリの消耗を最小限にしようと

工夫し、その先に一本針を結んだ

シンプルな仕掛けで狙います。

エサはマムシとアオイソメ。

先ずはアイナメに効くマムシをタップリと大針に

射し、投げ込みます。
投げてすぐにアタリが出て、

釣れたのは春に婚姻色になる

オスのアイナメ。

これは30センチ弱で

小さかったものの、春アイナメ独特の

黄色い色をしており、アイナメ釣りの好期で

ある事が判ってますます期待がふくらみます。
ここは根がかりが激しい場所で、

投げ込んだら糸ふけを取るだけで、

静かにアタリを待ちます。

しかし・・なかなかアイナメ独特の

大アタリは出ません。

フグのエサ取りが多く、どんどんと投げ返し

ますが、魚が付いていないと毎回のように

針先が損傷しており、頻繁に針を交換しつつ

辛抱強く投げ返します。
そして・・大魔王さんとくまさんが低い磯から

波しぶきのかからない高い磯に移動し、

お昼近くになった頃・・・あつしさんと

私がちんんちら夫婦さんの釣り座に集まり

のんびりと海を眺めつつ釣り談義していると・・

突然ちんちらパパさんの竿先が

グワンッと海中に向かって大きく曲がりました。

最初は誰ががまたオマツリさせて引っ張って

いるのかと左右を見回しましたが、

誰も竿を立てておらず、

「おぉ!!・・アイナメの

大アタリやでっ」と見ていると、

次の瞬間に竿尻が浮いて竿が斜めに

引きづられました。

ようやくパパさんが気付いて大きく竿を

煽って巻き上げを開始すると

竿は満月のようになり、

「根に引き込まれ無いように

全力で巻いて!!」と声を掛け、

私は取り込むべく波打ち際に居りて

取り込み体制を整えて待ちます。

パパさんが「うわぁ・・凄い引きや!!

大物みたい!!」と一瞬も休まず

ガンガン巻寄せ、

やがて見えて着たのはやはり大型の

アイナメ。目測40センチは有りそうで、

磯際まで巻き寄せた所で私がハリスを掴んで

一気に磯の上に引き上げます。

しかし引き上げた瞬間にハリスが切れ、

大アイナメは大暴れ。(;O;)

慌てて暴れるアイナメを押さえ込み、

手で掬うようにして磯の上に放り上げて

ようやく取り込み成功。(^^)v


アイナメをパパさんが掴み、

すぐに暴れないようにシメてから記念撮影。

丸々と肥えたメスのアイナメで43センチの

大物でした。パパさんは一寸放心状態(~o~)

「こんな大きなアイナメは初めてですわ・・」

「いやぁ・・連れて来てもらってヨカッタですわ・・

カレイの40センチクラスより

余程引きが強くて

途中で暴れるし、滅茶苦茶面白い

ですわ・・」と興奮気味。

皆もこのアイナメを見てまた釣り座に戻り

期待しつつ投げ込みます。

しかし・・その後はエサ取りすらも居なくなり、

「一寸眠くなったなぁ・・」とぼやけた目で

海を眺めつつちんちら

夫婦さんと話していると・・

突然私の竿にも大アタリが出て、

竿先が激しく上下しています。

すぐに駆け寄り、大きく合わせると・・・

一瞬魚の重みが感じられたものの、

アイナメが岩穴に潜ったのか

全く動かなくなり、「パッツ〜ン」と

ハリスが切れて痛恨のバラシ。(>_<)

やはりアイナメ釣りに油断はダメ。

アタリが出たら即大合わせで

アイナメをこちらに向かせ、

一気に巻き込みを開始しないと

すぐに根に潜られて取り込めません。

悔しくて仕方が無かったのですが、

もう1時過ぎ、皆と後ヶ浜でBBQをしようと

言っていた時間となり、納竿しました。         
帰り際に道路から眺めたクマさんが

乗っていた大きな磯。 ここは昔から大型

アイナメの実績場だと近くで竿を出していた

釣り師が教えてくれたそうで、

投げて見たら沖向きはドン深だったとか。

いかにも大型アイナメが出そうな場所で、

「今度はあそこを攻めよう・・・」と

OBさん、あつしさんと話しつつ、

駐車場に戻りました。
後ヶ浜に戻って「パパさんおめでと〜っ」

と言いつつ楽しいBBQ。

午前中に仕事が入り釣行出来なかった

くにさわさんも来てくれ、賑やかに

アイナメ釣りの話やもうすぐ始まる

キスシーズンの大会の話で

盛り上がりつつ美味しいBBQを

楽しみました(~o~)。
「2日間ボウズだったけど、パパさんが

釣ったので嬉しかったヨ、でも悔しい〜っ」と

いつも元気で明るいママさんでした。(~o~)
食事が終わると皆で投げ錬して遊びました。

くにさわさんが買ったダイワの青竿や

くまさんの赤竿を皆で

振り、「軽くて扱い易いね・・・」と

皆で感心しつつ投げ錬です。

足場が悪いゴツゴツの岩場で投げた後に

綺麗な砂浜で投げるととても爽快で、

「やっぱり思いっきり竿が振れる砂浜は

良いね・・・早くここでキスが釣れる

シーズンが来て欲しいなぁ・・・。」と

皆はGWにはキスが釣れるここの浜での

楽しい釣り、そしてキャンプしつつBBQ

するのが待ち遠しいようでした。

って言う事で今回は久しぶりに磯からのアイナメ釣りを楽しみました。 北近畿では4月前半〜5月半ばまでは

アイナメの好期で、天候も穏やかな日が多くなって、手軽に行ける地磯でも十分に大アイナメのアタリと引きが楽しめます。

今日は大アタリを見過ごして一瞬対応が遅れてアイナメを逃しましたが、次回こそはあの首を大きく振って抵抗する

アイナメの引きを味わいたいものです。

後ヶ浜でキスが開幕するまではまた磯に通って頑張りたいと思います・・。