3月21日 白糸仕掛けは開発者の教祖様も使わなくなった疑い深き仕掛けです・・・の巻。

3月19日、大阪サーフの掲示板に「カレイ釣れました〜(^^)v」とちんちらママさんからの書き込みが有り、

両手に良型カレイを持った画像も投稿してくれました。↓


その掲示板を眺めつつ、「カレイは荒れ後が好調みたいだね・・それはともかく画像のママの着ぶくれた状態は笑えるなぁ・・・・(~o~)

中身も太いのにぶくぶくに着膨れしとるやんけ・・・(~o~) まるでエスキモー人がアザラシ猟をする時みたいやで・・」と

皆で笑いつつ電話でその時の状況を詳しく聞くと・・・「竹野の波止 に行って、朝薄暗い内は

スズキが回って60センチ程度のが波止全体で5〜6本、

その後朝まづめの時合いが有って42センチと37センチ位のイシガレイが私とパパさんに釣れたよ。

隣で竿を出していた人は52センチの大型イシガレイを釣っていたよ・・」と教えてもらいました。

先日上ちゃんやじぃ〜じさんと行った時はエサ取りすらも居なかった釣り場ですが、

大時化の後に大型のイシガレイとスズキが波止 の近くに入って来たようで、

景気の良い話を聞くともうじっとしてはいられません。

早速あつしさん、くにさわさん、OBさんに連絡し、21日に釣行する事になりました。

同じクラブの大物師、S田さんも釣行されると聞き、「明日は頑張りましょう・・」と約束し、S田さんにエサの購入を頼み、

「大型イシガレイのニュースが流れていると思うし、場所取り激しいかも?」と21日はあつしさん、OBさんと深夜0時に集合。

途中1時前にくにさわ教祖様をお迎えに行き、竹野に向けて車を飛ばします。

途中S田さんに電話すると・・・「もうすでに波止に凄い竿の放列です、

何とか先端近くに並んだけど、釣り辛い状況ですわ・・。」との事。

「あっちゃ〜っ、出遅れたか・・(>_<)」と思いつつもエサを頼んでいるのでそのまま竹野に着き、波止によじ登ると・・、

今までに見た事が無い超過密状態で、波止の付け根から先端まで2〜3メールトル間隔に三脚が立ち並び、

各々3〜4本つづもケミホタルを付けた竿が立てかけてあり、ざっと数えて50本程度もの竿の放列。

波止の端から眺めるとまるで「ウニの針」状態で全く入る余地はありませんでした。

S田さんと合流して話を聞くと、「今日は兵庫のクラブの例会みたいで、この波止に10人程度は入っておられるみたい、

何とか先端に入らせてもらったけど、オマツリ騒ぎ必至の状態ですね・・。と嘆いておられました。

「でもここで辛抱して頑張ってみます」との事で、エサを受け取り、

さて何処に行こうかと皆で航空写真集をみて行き先を検討します。

先日から浜坂でマコガレイもイシガレイも好調みたいだけど、ウネリも強いし、風も有るし知らない所には行きたく無いなぁ・・と

意気消沈した皆はここより更に遠い浜坂には行きたく無いみたいで、

結局ホームグランドの京丹後市に戻り、夕日ヶ浦に行くことにしました。

「S田さんに良いエサを仕入れてもらったし、頑張ってみるべ〜っ」と車を反転。

来た道を後戻りし、夕日ヶ浦には午前3時過ぎに到着。

夕日ヶ浦は最近あまり釣れておらず、幸いにも先客無し。

海を見ると竹野よりはウネリが弱く、暗闇ながらも近くに潮目も見えて良さげ・・・。

早速つなぎ鼻にクーラーを置き、竿を立てて場所を確保し、

一旦車に戻って皆でワイワイとカレイ談義をしつつ夜明けを待ちます。

そろそろ薄明るくなった午前5時半、皆で磯に出て朝の第1投。

ここの磯には好条件の波具合で、磯際に潮目も走り期待しつつマムシとアオイソメを針にタップリと刺し、アタリを待ちます。

結局ホームグランドの丹後半島の夕日ヶ浦に

陣取った投げ北チームの面々。

でも今日は波の具合が良さげで

今日も白糸仕掛けをあやつる

くにさわ白糸仕掛け真理教教祖様が

隣で竿を出されるのが一寸気にはなりますが

皆で期待しつつ投げ込みました。            
OBさんは大好きなつなぎ鼻の先端の高い

釣り座から3本体制で竿出し。

2本は沖向きに投げてカレイ狙いで、

もう1本は先オモリ仕掛けで磯際にぶち込んで

アイナメ狙いです。

しかし・・・投げども打ち返せども竿先には

何の変化も出ず、朝は晴れそうだったのに

次第に雲が厚くなって来ました。

11時までラーメンを作って

暖を取りつつ粘りましたが、

12時前に遂に雨が突風を伴って降り始め。

「天気予報では曇り後晴れと言ってたのに

全く逆の天候じゃ〜っ(;O;)

七輪の火が消えてしまってはワシらには

耐えられんぞ〜っ、撤収じゃ〜っ」と

引き上げる事にしました。

しかし未だタップリとエサは残っており、

本日2回目の釣り場移動を余儀なく

されました。

丁度ラジオではワールドベースボール

クラシックの決勝戦の真っ最中で、

「ワシらも3度目の挑戦で何とかカレイを

釣るのじゃ〜っ」と今度はいつも荒天の時に

最終目的地となってしまう、マッタリポイントの

大向水道にまた転進です。
大向水道に着くと・・・風も弱くて

また天候が回復し始め、水は雪溶け水で

濁っているものの、皆で2本つづ

前日からマコガレイが釣れている

橋の下付近に投げ込みます。

ここまで来てしまうと、

夜中の意気込みも何処へやら・・。

もう諦め気分でここの釣り場と

心中するつもりで、のんびりと昼寝をしつつ

アタリを車の中から監視するいつもの投げ北

スタイルです。

そのまま爆睡してしまい、

起き出すともう午後3時。

「エサがもったいないし、全部投げ切って

しまうべ・・・」とアオイソメとマムシを房掛けに

してまた橋の下に投げ込みます。

すると・・・それまで「ピクリンコッ」とも

しなかった私の竿に本日始めて

明確がアタリが出ました・・・(^o^)丿。

暫くするとまた「ペコリンコッ」と竿先が

曲がり、ガッチリと合わせると・・

「グイッンッ」と竿先が絞り込まれ、

巻き上げを開始すると、底へ底へと締め込む

カレイ独特の引き込みで「よっしゃぁ」と

強引に巻寄せます。

途中橋桁に道糸が引っ掛かりそうに

なりましたが、何とか交わし、ブリ上げたのは・・
久々の尺超えマコガレイでした。(^^)v

早速メジャーを当てると37センチの良型で、

こんな狭い水道にも居るものだねぇ・・と

嬉しくてなりません。
先日の釣りサンデーさんの取材時にここで

OBさんが釣られたのとほぼ同型の

良マコガレイで、産卵後このエサが多い

水道で過していたカレイは丸々と太って

引きも強くて楽しませてくれました。

体長の割りに厚みが有る、

美味しそうなカレイで、

「今夜は美味しいカレイの煮付けが

食えるよ・・・

このサイズなら家族全員で食っても

十分なのでここでくにさわさん

2匹目を狙ってよ・・」と

橋の下のポイント好ポイントを

くにさわ白糸仕掛け真理教の教祖様に

譲ります。

白糸真理教の教祖なのに昨年秋の

二見への釣行以来、教祖様は絶不調で

ボウズ街道爆走中状態。

もう半年もカレイを釣っていない教祖に対する

信頼は全く無くなり、

皆から、「教祖が発している

「隣が全く釣れなくなる」と言う

白糸の悪霊があいつに自己感染して自身に

取り付いているのとちゃうか・・」と

皆にささやかれ始めておりますので

「白糸仕掛けの効果を記事に書いたのに、

ここらで釣っておかんと

やばいのとちゃうの・・?」と

ポイントを譲りました。(~o~)
「んじゃあ、お言葉に甘えて・・」と

くにさわ教祖様が

橋の下にぽちゃんと仕掛けを投入。

「本当にここで釣れるかなぁ・・・」

と言いつつ

教祖様はカレイをアップで撮影してました。  

「大阪サーフのHPに使うので・・・」と

いろんな角度からカレイを撮影して

いましたが、カレイって

面白い顔してますな・・・.(~o~)

そしてママさんに

「竹野には入れ無かったけど、

釣れたよ・・・」と電話していると・・・

何と!!教祖様の竿先が半年ぶりに

「コクリンコッ」と曲がりました。

「あっアタリが出たで・・・」と私が叫び、

「ボ〜ッ」とよそ見していた教祖様に

知らせます。

「ほんまでっか・・・」と半信半疑の教祖様。

どうやら長期間カレイを釣っていないと

教祖様と言えども感覚が鈍るようで、

アタリが出たのに「あつしさん、ワシの竿尻を

蹴ったやろ・・やめてくれ〜ぃ」などと言って

信じません。仕方なく電話を切り、

「ド阿呆教祖〜っ、(−−〆)

ほんまにアタリが出たって言ってるのに

早く巻かんかいボケ〜」と大声で知らせます。

暫くするとまた明確なアタリが出て、

「あっ本当に引いてるわ・・」とやっとアタリを

見て確認した教祖様が巻き寄せると・・。
茶色い魚体が見えて来て、

本当にカレイを釣ってしまいましたっ。(;O;)

計ると30センチのマコガレイで、

「半年ぶりのカレイですわ・・嬉しいなぁ・・」と

白糸真理教教祖に

あるまじきお言葉が発せられました・・。(~o~)

しかも使っていた仕掛けを良く見ると・・・

何と普通の透明のモトスの仕掛けで

白糸仕掛けでは無いではないかいなっ。

すかさずあつしさんが

「あ〜っ、お前とうとう白糸を諦めて

知らない間に普通の仕掛けを

使っていたのやなっ。教祖がそんな事して

良いのかなぁ・・?、やっぱり教祖と言えども

白糸仕掛けでは釣れんと悟ったのやろ・・・

あの仕掛けの記事を見て真似をした信者、

ちゃう、読者に対する責任もクソも

かなぐり捨てて

酷い事をするやっちゃの〜っ」と

突っ込みます。(~o~)
暫く2人はそんな罵声のあびせ合いを

していましたが、結局あつしさんは完全丸ボと

なってしまい、日が落ちた5時前に

納竿しました。

S田さんに確認すると、「今日の竹野は

あんなに竿が出ていたのに殆ど

全員壊滅状態でダメでした・・、地元の方が

42センチのを1匹釣られたのを見たのみ・・」

との事。どうやらウネリが強くて仕掛けが

絡んで釣り辛い状況だったらしく、

ムラが激しいみたいですな・・。

って事で今回は「白糸仕掛けは開発者の教祖様も使わない仕掛けとなりましたとさっ」と言うお話でした。

せっかく白糸仕掛けを作ってボウズを逃れようとした皆様、んな訳で未だに白糸仕掛けの効果は実証すらも

出来ていない、教祖様も疑うと言う代物であります。 なのに未だ

「迷えるカレイ釣り師への福音書 第3章 白糸仕掛けに対する愛は・・・」と言いそうですが、

もおええっちゅうねん。ではっまたっ。