2月19日 雪の晴れ間の休日、久しぶりに爽快な海況になり、白糸仕掛け信者と不信者とのバトルが展開されましたっの巻。

2月19日の日曜は曇天や雪空が続く北近畿にも久しぶりに青空が広がる天気予報が出て、 そうなるともうじっとしては居られません。

くにさわさん、あつしさん、OBさんに電話をすると、「明日は楽しみじゃ〜っ、久しぶりにカレイ釣りに行けるね・・」と皆も嬉しそう。

当日は予報どうり、朝から天気が良くて8時に家を出ました。 あつしさんにエサを頼み、私はくにさわさんを迎えに行って

目指すは浜詰海岸に隣接する夕日ヶ浦の岩場。釣り場に着くと、好ポイントの「つなぎ鼻」には誰も居らず、

海はザザ波程度でいかにも良さげな海況です。 早速竿を出してあつしさんが買って来てくれるエサが届くまではくにさわさん持参の

塩マムシを付けて遠投します。 あつしさん、OBさんの兄弟もすぐに到着。4人でつなぎ鼻の上に並び、

「今日こそは釣れそうじゃ・・・」と期待十分にアタリを待ちます。しかし・・・今日はウッカリしてデジカメを忘れてしまいました。

よって今回の画像は携帯電話で撮影したぼや〜んとした画像ですが、どうぞお許しを・・・m(__)m。

海はざざ波、つなぎ鼻の左端からくにさわさん、

私、あつしさん、OBさんが順に並んでの

竿出しです。 今日もまたあの白糸仕掛けを

あやつるくにさわさんが隣に居て嫌な予感が

します。

しかも今日はくにさわさんの

白糸仕掛けの信者が増え、

何とOBさんも白糸仕掛けを使うと

張り切っています。(>_<)

その2人の白糸仕掛け真理教の信者に

サンドイッチされた私とあつしさんは、

とても嫌な環境となりましたが、

「んな阿呆みたいな仕掛けに負けんぞ〜っ」と

あつしさんは吠えています。
なのに白糸仕掛けについて自信タップリに語る

くにさわ教祖。

聞くと最近釣りサンから白糸仕掛けの

効能について記事を頼まれたそうで、

「3月号にて白糸仕掛けが全国公開なのです」

と嬉しそう。

「これで白糸真理教団は不動の地位を確立

出来るのです。」と教祖は演台・・ちゃう

つなぎ鼻の岩場でその効果と今後の展望を

自信タップリに語られたのです。
しかし・・いくら深く、崇高な教祖の教えが

延々と続けども、皆の竿は微動だにせず。

先日まで苦労させられたフグも居らず

1時間も投げっ放しで巻き上げても

伸び切ったアオイソメが空しく空を舞うのみ。

今日は浜詰海岸に打ち寄せる波が弱く、

その反流がこのつなぎ鼻の先端を流れない

状況で、時合いの目安となる

潮目も殆ど現れない状況でした。それでも

「絶対に白糸仕掛けにだけは

陽光が射し、誰もがボウズとなっても

最後には釣れると信じるのです。」とのたまう

教祖のお言葉が有りましたが、

「ほんまでっか、信じて待って

おれば良いのでせうか・・?」と

OB信徒が疑う程、空白の時間が過ぎてゆき、

諦めの空気がつなぎ鼻に流れ始めます。

そんな中、道糸に藻が掛かって仕方なく

巻き上げを開始したあつしさん。

最初は「今日はゲンが悪い仕掛けのせいで

藻が掛かって釣りにならん・・・」と重苦しく

巻いていましたが、掛かった藻の後ろから

見えて来たのは何と良型カレイ。

一気に磯にブリ上げたのは37センチの

良型イシガレイで、「やったぁ・・!!半年ぶりの

カレイじゃ〜っ(~o~)嬉しくて堪らんのう・・」

「やっばり白糸なんか信じるやつには釣れん

のじゃ〜っ、ざまあみさらせ」と得意げ。

私も白糸仕掛け信者に

サンドイッチされつつ見事に仕留めた

あつしさんを見て安堵、そして感謝、勇気百倍。

教祖の鼻はへし折られ、これで私にも信者に

負けない確信が持てました。

しかし・・それでも教祖は負けを認めず。

「白糸仕掛けに対する愛は・・・・

すべてを我慢し、総てを信じ、すべてを期待し、

すべてを耐え忍びます

白糸仕掛けに対する愛はけして滅びない。」

白糸仕掛けの福音書、第5節 12章より・・と

教祖はいつまでもつぶやいておりました。(~o~)    

っと・・言う結果となり、その後は夕方までまた誰の竿にもカレイちゃんからのシグナルは無く、今日釣れたのはあつしさんが釣った一匹のみの

結果となりました。私も完全ボウズとなりましたが、白糸仕掛けをあやつる信者が2人共に討ち死にして、

あのいまいましい病気に感染した気がせず、何よりも良かった釣行でしたっ。

最近あつしさんの奥さんは家の近くにトリが飛んで来たら、

「あっトリだぁ・・(^^)v、早くぅ・・・あつしさんすぐに竿を継いで投げてぇ〜っ トリを釣らないと逃げてしまうよ・・」とあつしさんをいじめるそうで、

超スランプ状態の所に塩をぶっかけられたナメクジのような状態になっていましたから、

この新興宗教の教えを打ち破る快挙にとても嬉しそうでしたっ。 真理教信者と非真理教信者の戦いは今後も続きますが、

次回はどうなりますやらっ。 取り敢えず「釣りサンが発売されるまでに大型カレイをいわしておかんと真理教もおしまいじゃ〜」と

あつしさんと2人で白糸仕掛け教祖をいじめて帰って来ました。 

くにさわ教祖との帰りの車中。

「自分を賢い投げ釣り師とうぬぼれてはなりません。 だれに対しても悪に悪を返さず、

すべての投げ釣り師の前で善を行うように心がけなさい。

できれば、せめてあなたがたは、すべての釣り人と平和に暮らしなさい。 愛する人たち、自分で復讐せず、白糸仕掛けの怒りに任せなさい。

悪に負けることなく、白糸仕掛けの善をもって悪に勝ちなさい。

(白糸仕掛けの信徒への手紙12章 3〜21節) (~o~)とつぶやいておりました。 もおええっちゅうねん。 ではっまた・・・。