2006年釣行記

1月4日 初釣り釣行は吹雪の中、地元の野原に釣行しました。初獲物は・・・(;O;)の巻。

1月4日、今年のお正月は冬型気圧配置の日が続き、私もメンバーも家で待機状態。しかし・・せっかくの連休ですし、

家で呑んだくれてばかりいては家族からは嫌がられ、健康にも良くない・・・それよりなにより、12月は忙しかったのと豪雪で

1回しか釣行出来ず、連休も4日目になると、釣行の虫がうずき始めます。

そして3日の夜・・・「明日も天気は最悪だけど、取り敢えず海に行くべや・・・」と地元の皆に電話します。

すると・・上ちゃん、奥村さん、あつしさんが付き合ってくれる事になり、「天気が悪いのに遠征してもUターンラッシュに巻き込まれるし・・」と

今年の初釣りはささやかに地元で釣る事にしました。

この大波では夕日ヶ浦は波をかぶっていますし、逃げ場の大向水道は年末に上ちゃんが行ってエサ取りだらけとの事・・・。

よって港内でマッタリとカレイ釣りが出来、雨や雪が降っても屋根が有る野原に行くことになりました。

朝8時、舞鶴市内は強風と共に雪が舞って

いましたが、

いつも除雪が早い時間から行われる

国道27号線では

通勤の車の列と共に快走・・・(^^)v
      
しかし・・・東舞鶴市街地を抜け、野原への峠道

にさしかかると、除雪はされているものの、

所々にスリップ痕が有る、滑りやすい路面

状況。画像のように、

行く手にはすぐ前を走っていたと思われる車が

スリップして雪の壁を崩した跡も

見えましたが、

12月の豪雪時の凸凹の圧雪の時よりは

余程走り易く、投げ釣り専用車は(^^)

吹雪の中、4WDと

4輪スタッドレスタイヤのお陰で

グイグイと峠を上り下りしてくれ、

難なく野原漁港に到着です。(^^)v
野原漁港に着くと・・・暖流である対馬海流の

影響で雪は降ってもすぐ溶けるようで、

殆ど雪は無く、みぞれ混じりの雨が降って

いました。

しかし・・

今日は4メートル程度の波が立っており、

好ポイントである波止先端は時折大きな波が

波止を超えて危険な状況。

誰かが3脚を立てて竿を出しておられましたが、

それより先に行くとクーラーはおろか、人間も

ぶっ飛ばされそうな波が波止を洗っており、

仕方なく港内の荷揚げ場の護岸から竿を

出す事にしました。
4人で荷揚げ場の護岸にクーラーを並べます。

先程まで漁師さんが荷揚げしておられ、

「荷揚げ時にこぼれる小魚や内臓を

海に流していたので、ここには魚が寄っている

はず・・・」と一寸期待しつつ

皆で準備します。

投げ終えたら・・・先ずは

「今年も事故無く楽しい釣行を投げ北チームに

恵みたまえ・・・」とお神酒を海に注ぐ神事?、

となるのですが、生憎今日は一升瓶を

誰も持って来ておらず・・・(>_<)

「んならワシのお神酒で・・・」と上ちゃんが

酒がタップりと含有されたお○水を海に注ぎ、

神事は終了。(~_~)

「ん〜っ今年は嫌な予感がするのう・・」と

言いつつ、寒くて堪らないので車中に戻り、

投げ釣り専用車の中でマッタリタイムと

なりましたっ。

皆でメンバーに電話しまくり、

「明けましておめでと〜っ、

今年もヨロシクね・・」と

ワイワイとやっていると、反対に親分さんや

クラブの先輩から次々と入電。

「無茶苦茶釣れるでっ野原で待ってるから

今から来なよ・・・」と

お正月から嘘をつきまくり、

楽しい一時でしたっ。
電話の嵐が鳴り止むと・・・「たまにはエサも

換えないと釣れないがなっ」と

護岸に戻り、一斉に巻き上げます。

すると・・・上ちゃんの竿にだけ獲物が掛かり、

カニとガシラが釣れて来て・・・

「やっぱりお神酒が効いたのやでっ」と

ふざけた事を言っております。
その後また車中でワイワイと騒ぎ、

1時間も竿を放ったままにしてまた護岸に

戻ると・・・。

今度は私の竿に良い締め込みが有り

釣れて来たのは小さいながらも

初カレイ・・・・。
25センチ程のマコでしたが、

上ちゃんのお神酒が効いたのかなぁ・・・?。
未だ抱卵しており、お腹がパンパンで旨そうな

やつでしたが、上ちゃんのお神酒を呑んだ

カレイだと思うと食べる気がせず、

奥村さんに「食べる?」と聞くと、

「旨そうやんか、持って帰るわっ(^^)」と

嬉しそうだったので、このカレイちゃんは

奥村さん家の晩餐になる事になりました。(^.^)
その後波が穏やかになり、

上ちゃんと奥村さんは波止 先端に移動。

しかし・・ここは底からうねっているようで、

投げた仕掛けがすぐにクシャクシャに絡んで

しまう状況で、またすぐに元の場所に

戻って来ました。
暫くしてまた上ちゃんがガシラをゲット・・。

殆ど魚の気配が無いのでこんな魚でも

嬉しそうですが、

釣ったガシラはこれも奥村さんが

持って帰ると言うので釣り座の近くに

転がしていました・・。

そしてまた車中で騒ぎ、また釣り座に戻ると・・

あつしさんの竿が

真横を向いて竿尻が浮いており

「デッカイカレイが引っ張って竿尻が浮いたのと

ちゃうか・・」と大声であつしさんを呼び寄せ、

走って来たあつしさんが

ガツンッとアワセを入れると・・・・、

確かな引き込みが有り、

竿は満月にっ(^^)v
しかし・・・!!何と道糸に絡んで

大アタリをくれたのは何と大きなトリでは

ないかいなっ・・・。(;O;)

「何でこんなんが掛かるんじゃ〜っこら〜っ」と

あつしさん。それでも満身の力でトリを引き寄せ

護岸にブリ上げてやります。
ブリ上げたら丁寧に足から道糸を解いて

やりますが、トリはあつしさんの竿を

引っ張りまくって疲れたのか大人しく、

難なく解いてやる事が出来ました。
「今年の初獲物はトリじゃ〜(;O;)」

「何でじゃ〜」とあつしさん苦笑い。
何故かトリと楽しそうに記念撮影。(^^)

どうやら上ちゃんのお神酒が神さんのお怒りに

触れたのか、トンでも無いものを釣って

しまいましたなっ。
このトリ・・上ちゃんが転がしていたガシラを

食った後、あつしさんの道糸を引っ掛けた

みたいなんだけど・・・

トリが掛かった時点でガシラが消えていたので、

上ちゃんのせいで、あつしさんは酷い目に

あいましたなぁ・・。

って事でトリはスブ濡れで寒そうだったので

お神酒を撒き散らした上に

トリが釣れる原因まで

作った犯人である上ちゃんの

クーラーの上で羽の水分を絞ってやり、

一寸休憩させてやることにしました。
それでもトリは未だ寒そうだったので、

投げ北名物の真っ黒七輪に炭を放り込み、

暖を取らせてやりました。

その後この災難を受けたトリとはさようならっ。

一時は釣り場が騒然としましたが、

海の神様に

「釣り座に釣った小魚を転がせて放っておくと

こんな災難に遭うんじゃぞ」と言う

ありがたい教訓を頂きました。
お昼になり、「トリにラーメンを食わせてやったら

良かったのう・・?」と言いつつ麺をすすり、

今年の初釣りは終わりました。

「先が思いやられるのっ」

「今年も去年同様に笑える釣行が多そうじゃ」と

言いつつ納竿となりました。

・・・っと言う事で何とか無事初釣りの行事も済みました。 今年も何だか先が思いやられますが、

一緒に竿を並べて頂きますと、必ずや笑いだけは保障致しますので本年も釣り場でお会いしましたらどうぞよろしくお願い申し上げます。

ではっまた・・。(^^)/~~~

  


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