2005年釣行記

11月11日 野原の波止で大型キス大爆発(^^)vでバッコバコの巻。

11月10日、私は久しぶりに平日に休みが取れ、「そろそろ野原の波止から大きなキスが釣れる頃だなぁ・・」と思いつつ仕掛け作り。

毎年11月中旬から12月下旬までは足繁く野原に通って乗っ込みのイシガレイを狙っていますが、

昼間は越冬前の落ちギスの群れに遭遇する事が多く、それも大型が揃う事から楽しみにしています。

そんな中、3日前に野原に行かれたOB殿から入電。「釣れるキスの殆どが25センチ以上でバコバコ!!、クーラー一杯釣ったよ」と

興奮気味に教えてくれました。 そんなニュースを聞いてはじっとして居られません、平日はいつも寝坊している私ですが、

7時に家を飛び出し、私同様にOBさんのニュースを聞いて先行している上ちゃん、吉岡お父さんと連絡を取りました。

すると、「朝は波が高くて波止を波が越えてスブ濡れになったけど、キスは大きいのばかりがバコバコに釣れるから早く来いよ・・」と

興奮気味に上ちゃんが話してくれ、ますます浮き足立ちます。

野原への難所であるカーブのきつい峠道を飛ばし、8時半に到着しました。すると、波はかなり収まって波止を越える心配も無くなっており、

道具をかついで3人が待ってくれている波止先端に小走りで出ますと・・・。(@_@;)

丁度吉岡のお父さんが25cmを2匹交えて3連

を抜き上げた所で、

「さっきからバコバコやっ!!ずっとこの調子で

釣れ続けとるで、3人で同じ場所にガンガンと

投げ込んでも全然散らないし、こんな釣れ方、

初めて経験したわい。」と嬉しそう。(^^)

その横で何故か上ちゃんはマッタリモード。

「こんなに釣れているのに何で

マッタリしているの?。」と聞くと・・

「もうすでに28cmオーバーを5本も釣ったでっ」

今から魚拓取ってから再開するけど、一寸

釣れ過ぎて余り釣っても処理に困るし

一休みじゃ〜」と余裕でそんな事を

言っています。
「ほんまかいなっ」と

上ちゃんのクーラーを覗き込むと

大きなキスが何本も入っており、

殆どが25cmオーバーばかりで

20cm以下は殆ど釣れないとの事。(@_@;)

28cm以上の拓サイズを6本も並べて

余裕の表情で、「今日は魚拓用紙を

5枚しか持って来ていないし、

4枚だけ取ってこれから30cmオーバーが

釣れた時の為に用紙を1枚残しておこう・・」と

贅沢な事を言っていました。(^^)
暫くするとまた上ちゃんも再開。

するとすぐに28cmを釣り上げ、

「25cmが小さく見えるなっ、こんなんが

なんぼでも釣れるがなっ・・・」と

嬉しそう。 年間釣行回数が多い

上ちゃんにしてもこんなに釣れるのは

初めてのようで、

「こんな爆発は5年に1回程度しか

無いかもな・・」と余裕をかましながらも

一寸興奮気味。

今年は夏場に余り釣れない日が続いただけに

今日の釣れ方は異常と思える食いっぷりで

私も早速竿を継いでアオイソメを針に刺します。

投げてオモリが着底し、3メートル程度引いて

糸ふけが取れたと思ったら・・いきなり

「ガッツン〜ッ」と竿先が1メートルも引き込まれ

その暴力的なアタリの凄さに「エソみたいな引き

やなぁ・・」と思いつつ巻き上げると、

キスなのに横走りし、いきなり

私にも27cmが一投目から釣れました。(^^)v
2人が「底にはビッシリと大型が

集まっているでっ」と言うように、その後は私も

バッコバコモードに突入です。

投げる、一寸引く・・ガッツーン、

の繰り返しでなんぼでも釣れて来ます。

それも殆どが25cm以上の大型ばかり、

「こんな釣れ方は近年無いよ・・、

4年前の後ヶ浜以上かも・・」と上ちゃんと

話しつつマシンガンキャスト。

3人で2色のポイントにガンガンと30号オモリを

投げ込むのですが、キスは全く散る事をせず、

まるで狂ったような食いと

言う表現があてはまるような食いっぷりです。
また上ちゃんが27cmをゲット。

「このサイズばかりやなぁ・・

30cmオーバー釣れて欲しいなぁ・・」と

贅沢な事を言っています。
数釣り仕掛けで釣っておられたお父さんは

殆ど2連〜4連で25cmクラスの数釣りモード。

どんどんと数を伸ばされており、

一体何匹釣ったか判らない程やでっ、

取り敢えず今の時点でクーラー3杯釣って

車の大型容器に移したけど、150匹程度は

居るかなぁ・・」とバコバコモード。

それを見て上ちゃんも大ギス仕掛けから

数釣り仕掛けに交換。

するといきなり27cmを含めて良型3連。

「ワシは30cmが欲しいんじゃ〜っ」と

未だ言っています。(^^)
お母さんも興奮気味。 「ここは殆ど足元への

チョイ投げてなんぼでも釣れるので

とても楽しいわ・・アタリも真下から

ガンガンと伝わって来るし、

面白くて止められないわ・・・・」と嬉しそう。
また上ちゃんが27cmをゲット。

「この間はOBさんが30cmを釣ったのに、

何で今日は釣れないのかなぁ・・」と

吉岡お父さんはもう2本も30cmオーバーを

釣っているので羨ましそうにしつつ悔しそう・・・。

そんな中、また吉岡お父さんから・・

「おっ今度のアタリは強烈やったで・・」と

巻き上げ開始。

見ていると2〜3回も竿ごと1メートル以上も

引き込む大アタリが有り・・・・
釣れて来たのはやはり尺ギス。(@_@;)

「これは大きいよ・・・」とお父さんが自慢げ・・(^^)
上ちゃんが早速メジャーをあてると

30.5センチの大ギスでした。

このキスを見てまた上ちゃんと私は

浮き足立ち、もう夢中でガンガンと

投げ込みます。
午後2時頃になってもアタリは続き、

全く衰えを知りません。

この頃になると・・こんな良ギスの連を見ても

誰も「おっやるなぁ・・」なんて言わなくなり、

「へっ・・なんぼでも釣れるがな・・」としか言って

見向きもしてくれなくなってしまいました。(~o~)
私にも28.5センチが26センチと共に

釣れて来ました。本当に素晴らしいアタリ

が続き、

時折置竿にしてタバコを吸ったりしていると

ガシャンッと竿尻が浮き、それでも放っておくと

勝手に2〜3連になって掛かる状況でした。
「こんな小さいのはいらんから

逃がしてやろう・・っと」とますます上ちゃんは

贅沢な事を言いますし・・・・(~o~)
3時近くにはもう滅茶苦茶な釣れ具合にて・・

上ちゃんは「こんな釣れ方、テクニックも何も

いらんし何か面白く無くて飽きるなぁ・・」と

言っていましたが、私も同様に感じる程、

何をしてても、どんな仕掛けでも釣れる

情況でした。 繊細なキス針5号以下の

仕掛けなんぞは0.8号のハリスを一発の

アタリでキスがブチ切って逃げてしまいますし、

針も6号以下を使おうものならポキポキと

軸をへし折られ、5本針がキスのしわざですぐに

2本針になったりするので

私はカレイ針13号2本針なんて仕掛けを

投げたりしましたが、全然食いには関係なく、

バコバコに釣れました。
午後3時過ぎになって納竿。

上ちゃんが釣った26cmオーバーばかりの

キスを並べて撮影。

炭を塗ったままで保管したのでドス黒くなって

いますが、料理が不得意な上ちゃんは

処理に困ったのかこのキスを隣で

グレ釣りをしておられた釣り人に全部献上。

グレは殆ど釣れておらず、

いきなりキスがビッシリと入った大きな袋を

上ちゃんが差し出すとビックリ仰天。

「本当に全部頂けるのですか・・」と

大阪から来られていた方は大喜び。

「大阪で買ったら5000円程度はしますよ・・」と

大感激されていました。(^^)
私の3時間余りでの釣果。

カレイ釣り用の18リットルのクーラーに

8分目程釣れました。25cm以上のが殆どで

約80匹。本当に堪能しましたが、

これ以上釣るとクーラーの中トレイが収納

出来なくなるので、最後は

「どうしたら釣れないのか・・」なんて試したりして

遊んでおりました。
そして早朝から2人で釣り続けておられた

吉岡さん夫婦の釣果。

11リットルクーラー4杯分も釣っておられ、

キスの山が出来ていました。(@_@;)

約180匹で、これだけ釣っても飽き足らず、

翌日も釣られて総数350匹余りも

釣られたそうです。

2日で大型ばかりをクーラー8杯とは

想像を絶する釣果ですなっ。

って事で翌々日の全日本カレイに行きたくなくなる程の釣れ具合で、「今釣っておかなければ・・」と釣期の短い落ちギスへの思いが強く、

実際また野原に行きたくて全日本カレイは全然気合が入りませんでした・・(T_T)

釣期が短いとは言え、野原では12月下旬までは海が時化た時に大型の落ちギスが港内にキスが入ってエサを求めて回遊していますので、

まだまだ楽しめそうで、今後も楽しみな事です。ではっまた・・・。