2005年釣行記

10月27日 今年もとても美味しい瀬戸内のマコガレイを釣りたくて播磨の二見人工島に釣行しましたの巻。

ここ数年、秋になると淡路や播磨にマコガレイ釣りに行っています。しかし、40センチオーバーの大型が釣れる可能性は殆ど無く、

釣り場には人が溢れ、急流の潮と縦横無尽に走り回る船に気を遣いつつ、

一日粘っても3〜5枚も釣れれば良いほうで、下手をすれば高価なマムシを大量に買い込んで

一日頑張ってもボウズを喰らったり・・・と何かとリスクの多い
瀬戸内のカレイ釣り、

おまけに私に取っては不慣れな地域で、「何でそんな苦労する場所に毎年行ってるの」と聞かれる事もしばしば・・。

しかし、この時期の播磨や淡路のマコガレイは何と言っても食味が抜群で、(^^)

煮付け、から揚げ、刺身とどんな料理にしてもとても美味しく、その食味に誘われて毎年行っているようなものです。

また、カレイ独特の締め込みや微妙なアタリ、巻き上げる時の重量感などがとても面白く、

いろいろと苦労が多くても釣った時の面白さ、そして帰宅後の食卓が楽しくて秋になると数回は落ちギスに浮気して

出掛けてしまいます。 そして今年、例年なら10月初旬には数回行っていますが、地元のしおざきさんに聞くと、

「今年は猛暑だったのでカレイの乗っ込みも半月は遅れているみたいですね・・」とアドバイスをもらい、

好期は10月下旬頃かなあ・・と期をうかがっていると、播磨で釣具店をされているみやさんから掲示板に

「カレイ釣れています。今年も良い人なら5枚は釣れています。」と画像付きで投稿を頂きました。

こうなるともう我慢がなりません。 幸い27日に休みをもらったのでまたしおざきさんに聞くと・・・

「そろそろあちこちで釣れています」とゴーサインをもらいました。

そして待望の釣行日。書き込みを頂いたみやさんのお店に12時頃に到着し、カレイの釣況を聞いてから購入するマムシの量を

決めようと思っていたら出てこられたのは親父さん・・・(~_~;) それでも店内には各地でのカレイの釣況を書き込んだ紙が

貼られており、それを眺めつつマムシを2000円分購入。今日は午後のみの釣りなので少なめですが、

出して頂いたのはとても新鮮で良く動くマムシで、量も北近畿で購入するのとは段違いの多さで、思わず気合が入ります。

店を出たら釣り場へ一直線。去年上ちゃん、しおざきさんと3人でまずまず釣れた二見人工島の北側の水路の護岸に

3本の竿を並べます。 潮は・・到着時はユックリと西から東へ流れる下げ潮でしたが、投げ始めるとパッタリと止まってしまい、

桟橋より沖目にかなり遠投しても殆ど流されません。 昨年は潮が流れている時間に良く釣れたので、一寸がっかりでしたが、

「この時期はエサ取りも多いだろうし、マシンガンキャストで攻めよう・・・」と3本の竿を一時も休めず、投げてすぐに

次の竿をあおって巻き上げ、また投げ返しの連続・・忙しい釣りですが、針に常に新鮮なマムシが付いているようにと

ガンガン投げ返します。そして3投目・・・コツンッとチャリコのようなアタリが出て、「またエサ取りかぁ・・」と巻き上げ開始。

しかし・・巻き取る程に底へ底へと潜るカレイ独特の引きがあり、

釣り開始後15分で幸先良く1匹目ゲット(^^)v

28cmの良く太ったマコで美味しそう・・(~o~)
カレイは一匹釣れたら同じ場所を攻めてみること・・と

カレイ釣りの教科書に書いてありますが、

そのセオリーどうりにまた同じ場所に投げてやると・・・

暫くしてまたチャリコのようなアタリが出ました。(^^)v

巻き上げるとまた良い締め込みが有り、

重量感を楽しみつつ護岸に放り上げたのは同型のカレイでした。
おっ今日はいきなり時合いに竿出ししたみたい・・と

また同じ3色に投げ、完全に潮が止まっていたので

5メートル程ユックリと誘いをかけ、カケアガリと思える場所に

仕掛けを止めておくと・・・またコツンッとアタリが出ます。

「ユックリ飲み込め・・」とそのままにしてお弁当にしてオニギリを食べ、

タバコに火を付けて巻き上げ開始。すると今までに無い重量感で

近くまで巻き上げてもなかなか魚が姿を現しません。

そして天秤が見えてきた・・・(@_@;)。何と天秤の後に2つの茶色い

魚体が見えて来ました。 私に取っては久しぶりのダブル(^^)v

釣り始めて1時間で4枚のカレイが釣れてしまいました。

しかし・・あいにく今日はデジカメを忘れ、携帯電話で記念撮影。

お隣さんに撮影を頼み、「やりますなぁ・・この時期のカレイは美味しいよ、

良いお土産が出来たね・・」と知らないおじさんに祝福されながら

一寸自慢げ・・・(^^)v
嬉々としてマッタリとしていると、今度は潮が東から西へと

込み始め、アオサが頻繁に道糸に掛かるようになってしまいました。

バタバタッと釣れた時合いも1時間で終わってしまったようで、

2000円分のマムシを2時間でマシンガンキャストし終わり、

3時前に納竿としました。 

昨年同様に家族の人数と同じ、4枚のカレイが釣れ、帰宅しました。 もちろん、カレイは刺身、から揚げ、煮付けと

とても美味しく頂きました。 その身はふっくらとした食感でコクも有り、旨い、美味しい〜っと大人気でしたっ。(^^)v

特にこの煮付け・・・今が旬のコボウと共にふっくらと煮込んでやると、新鮮なカレイゆえにホクホクと身がはじけて煮汁が染み渡り、

絶品の旨さでした。


情報をくれたしおざきさん、みやさんありがと〜っ(^^)vではっまたっ。