2005年釣行記
1月3日 初釣りは今季好調な夕日ヶ浦に釣行し、良型カレイをゲットする事が出来ました。(^^)の巻。

1月3日は今年の初釣りに行きました。

今年は出来れば元旦釣行も考えていましたが、1日は吹雪、2日は好天ながら仕事が入り、悶々としていました。

そして3日・・今日も好天の天気予報。(^^) 朝から上ちゃんより電話が有り、もうすでに釣り場近くまで走っているようで、

「大晦日、昨日と夕日ヶ浦に行ったけど、エサ取りのフグが多いヨ・・2日共丸ボウズだぁ・・

但馬の竹野にでも行くかい?」と言っていましたが、

年末にあつしさんを始め、4人で拓物をゲットした釣行も有り、今季はエサ取りが何処も多いようで、

「夕日ヶ浦でやろう・・」と釣り場を決め、10時前に釣り場到着。

早速上ちゃんと奥村氏に合流しようとつなぎ鼻に出ると・・・風が強い・・(>_<) それも冷たい烈風で真正面から強烈に

吹いています。

波しぶきをかぶりながらつなぎ鼻によじ登り、

「釣れた?っ」と聞くと「今奥村氏が27cmを釣ったヨ」と

上ちゃんが教えてくれます。 

カレイの他にはキスの良型も釣れており、

1日の吹雪にも負けずにキスも未だここに居座っているようで、

回収したオモリを持っても暖かい・・・。

「ここに未だキスが居るのだから凪なら後ヶ浜でキスが

出るかもヨ」と二人が仕掛けを回収すると、

房がけにしたアオイソメは硬い頭の部分を残して

かじられており、「フグなら針元までシッカリエサを取るし、

エサ取りの正体はもしかしてキスかもヨ」と未だここに居て

頑張っているキスたちに嬉しくなって来ます。

しかし、今日は前回と違って

大きなウネリが浜詰海岸に打ち寄せ、

浜に叩き付けられた波で大きな離岸流が発生しています。

その離岸流の一部が早い流れでこの

つなぎ鼻の前を流れており、

「投げたらすぐに右に流されてしまう・・

仕掛けもクシャクシャに

揉まれて釣り辛いぞ〜っ」と2人が教えてくれます。

この時点で上ちゃんの釣り座は叩き付ける波しぶきが

舞い、すでに頭からズブ濡れ。

「お正月からスブ濡れになって釣りをしたく無いなぁ・・」と

私はつなぎ鼻の先端の一段高い、波しぶきのかからない

場所にクーラーを置き、今回は沖の深みに居る

良型のイシガレイ狙いでやることにしました。
高台になった釣り座から海面を見渡すと・・

3メートル程度の大波で底ウネリ状態。

かなり濁っています。

ここから浜詰海岸に平行方向に投げますが

右へ流れる潮に仕掛けは流されて前方の灯台方向まで

ドンドン流されて移動し、

沖の深みでようやく仕掛けが止まる情況。

仕掛けが止まった時には底ウネリで

仕掛けがクシャクシャに絡んでおり、

それをいちいち直しながら辛抱の釣りになってしまいました。

エサ取りも多く、投げて2分もエサが持たない情況で、

2000円分のアオイソメもキスやフグ、磯ベラの仕業で

ドンドンと目減りしてゆきます。(T_T)
風はますます強さを増し、上ちゃんの釣り座は常に波しぶきが

頭上から降る状態で、「堪らん・・一旦暖を取ろう・・」と

3人で七輪を囲み、餅を焼き、ラーメンをすすって一服。

そしてまた釣り座に戻り、

「あかんっこの風では釣りにならん・・大向水道に逃げるべっ」

と奥村氏が撤収しようと仕掛けを回収すると・・

いい感じで竿先が締めこまれ、サラシ場に現われたのは

良型のイシガレイ。(^o^)丿

一気に磯にブリ上げ良型を取り込みます。
先程釣れた27cmと合わせて記念撮影。

38cmの良型でニンマリですなっ・・(^^)

上ちゃんは

「ワシは大晦日、昨日とここで粘ったのに完全ボウズ(T_T)

何でワシには釣れんのやっ」とボヤキまくりです。(~o~)

しかし・・このカレイを見て「もう少し辛抱して釣ろう・・」と

言う事になり、殆ど暴風の中、波しぶきに濡れつつ

また投げてゆきます。 そしてお昼頃・・・また奥村氏の竿が

満月のようになり、「またカレイが食ったようだなぁ・・」と

見ていると私の道糸がどんどん糸ふけしてゆきます。

どうやら私の仕掛けに奥村氏の仕掛けが絡んでオマツリ

したようで、

上ちゃんに手伝ってもらってお互いの道糸の絡みを

解き、糸ふけが出て岩に絡んだ道糸を回収します。

ようやく力糸との継ぎ目まで巻き取りましたが、

奥村氏が2色手前の岩礁まで私のオモリを引っ張ったので

オモリが岩に噛んでいます。

力糸まで巻いていたので「もう高切れしないだろう・・」と

無理矢理竿をあおると・・・ガシャッと竿が

音を発し・・・

「うわっ竿先が折れたか?」と一瞬思いましたが、

竿を見ると継ぎ部分が緩んで

穂先が2番の中に納まってしまい、

短竿状態になっていました。・・(>_<) 

「どうせもう仕舞うから・・・」とそのまま竿も伸ばさずに

道糸を巻き取り、竿を岩に置いて

岩に噛んだオモリを回収すべく

手で力糸を引っ張る・・・・とようやくオモリが帰って来る感触。

しかし・・・何かゴンゴンとオモリを引っ張るなぁ・・と

そのまま手で力糸を引くと・・・・手前の岩礁の近くで暴れて

いるのは良型カレイ!!。(@_@;)
「変わったカレイの釣り方するんやのっ」と上ちゃんに大笑い

されながら無事岩の上に取り込んだのは

良型イシガレイ。(^o^)丿

奥村氏の竿が満月になったのは私のオモリを引っ掛けた

だけでなく、カレイの重みも加わっていたようで、

途中までは奥村氏が引き込みを味わい、

後半は私が手釣りで回収・・・(~o~)何とも言えないカレイの

「ゴンゴンッ」を直接手に感じて楽しかったですが、

「んな釣り方はしたらアカンやろっ」と

2人に大笑いされつつ私も照れ笑いデス。
まぁ・・何はともあれ私には久しぶりの良型カレイで

37センチの元気に暴れまくるイシガレイでしたっ。(^^)
抱卵しているメスで、お腹は未だパンパンでは有りません

でしたので、乗っ込んですぐのカレイかなっ?。

今年は未だ水温が高く、カレイの産卵はもう少し

先になりそうです。

上ちゃんはただ一人カレイボウズで更にボヤキまくります。(~o~)

「くそ〜っワシは秋から全然カレイが釣れん・・」と

わめいていましたが、ああ・・・どうやらあの白糸仕掛けの

怨霊が昨年の春以来・・上ちゃんに取り付きっ放しのようで、

何処かの神社でお払いを受けるか誰でも釣れる栗田漁港の

木っ端カレイ釣りでゲン直ししないといけないようですなぁ・・。
っと・・上ちゃんに「あんたはカレイに見放されっ放しなんや

いっそうの事、くにさわ君の白糸仕掛けでも使ったらぁ・・」

と言って悩める上ちゃんをからかっていると・・・

カンカンッと上ちゃんの竿が入り、

巻き上げるとポン級アイナメがっ(~o~)。

「ワシにもようやく拓寸が釣れたぁ・・

カレイは全くよう釣らんけど、

アイナメ不漁の神さんは取り付いていないようや・・」と

笑っています。
っと・・言う事で3人揃って拓物をゲットしたあたりから

ますます風は強まり、とうとうこの磯の上には居られなくなり、

「今日はこの位で堪忍しといちゃるっ」と今日は早あがりです。

途中来られた林さんに3人並んで

記念撮影をして頂きました。

風が強く、とても寒くて大変でしたが、

まずまず楽しめた釣行でしたっ。

Uターンラッシュで大渋滞の宮津市を何とか抜け、

夕方に帰宅しました。

帰ってすぐに魚拓を取り、今日のカレイは太っていたので

刺身でいただきました。(^^)

荒波の岩場に乗っ込んで来たイシガレイは独特の臭みは無く

プリプリとした身の締まりとほのかな甘みが有り、

私が風呂を浴びている間に・・・・

帰省中の大学に行っている娘二人に大半を

パクパクッと食われてしまいましたっ。(T_T)

まあ・・都会ではこんな新鮮な刺身は食えない

だろうし、仕方が無いかっ。

って事で毎年ボウズ続きだった初釣り・・・今年はめでたく良カレイを釣り、お正月から新鮮な刺身も食べる事が出来ました。

昨年に引き続き丹後半島のカレイは好調継続中・・・・「また来週も行くべっ」と上ちゃんと約束しましたが、次回は上ちゃんにも

釣れるかなぁ・・・。ではっまたっ。