2004年釣行記

12月19日 今季初の夕日ヶ浦で良型カレイ連発!!あつしさんは43センチのマコガレイゲットの巻(^o^)丿

12月19日はクラブ例会で明石に釣行予定でしたが、私はあいにく前夜遅くまで仕事で遂に体力が尽き(T_T)

今里師匠に例会への参加断念を連絡し、当日は例会が終わるお昼頃より「今季の夕日ヶ浦の様子はどうかなぁ・・」と

のんびりと午後から自宅を出発。 同様に忘年会や年末の忙しさで疲れていたエボさん、くにさわさん、あつしさんも

同行してくれる事になり、現地にはエボさんとあつしさんが先着。 

電話で「どないやっ?」と聞くと「エサ取りの猛攻でエサ切れしそう・・」

「アオイソメ1000円分買って来てください・・」と今年は

暖冬気味で高水温なのか未だエサ取りが居るようで、苦戦しているようです。

そして11時頃、私とくにさわさんが同時に到着し、先行している2人と合流してつなぎ鼻によじ登り、竿を並べます。

ここは狭い小磯ですが、北近畿屈指の好釣り場。 お互いオマツリしないように2本づつ、一寸遠慮しあった竿数ですが、

青い海に荒磯、そしてスビンパワーが8本並ぶ景色はいつ眺めても良いものです。(^^)

先週までは船の往来と「何が釣れますの?」と聞いてくるおっちゃんにうんざり・・の釣りでしたが、

誰も邪魔しない釣り場、そして広々と目の前に何も無い海に向ってのキャストはやはり気持ちいい・・・。

今日は釣れなくてもストレスが発散出来そうです。

当日は曇天、サザ波で南風と好条件ではありませんが、

12月半ばだというのにポカポカ陽気。

時折日も射し、のんびりとカレイ釣りのスタートです。

11月は港内カレイばかり狙って「投げたい病」も

発症寸前(^^)。

つなぎ鼻は見た目よりも足場が良く、

各自アオイソメを針にタップリと房がけし、

100メートルラインに投げ込みます。
お昼頃まではフグが多くてエサはおろか、

針まで取られる始末(>_<)。 しかし

お昼を少し過ぎると雲の隙間から日が射し、

その頃よりエサ取りも少なくなって釣れる雰囲気が・・

ようやくエボさんの竿にアタリが出て、

巻き上げ開始です。
スピンパワーAXのパワーにものを言わせて

強引に磯にカレイをブリ上げます。(~o~)
釣れたのは28センチのイシガレイ。

この場所では物足らないサイズですが、

乗っ込みの気配すら感じなかった午前中の雰囲気が

この一匹で吹き飛びました。

「時合いカモ?」と全員に気合が入ります。

仕掛けを一旦回収し、

更に山盛りに射したアオイソメダンゴを

投げ返してゆきます。
その10分後。

つなぎ鼻の先端に陣取ったくにさわさんの

竿にアタリが出て「おっ締め込みマス」と言いつつ

巻き上げ開始です。

遠投している道糸のフケが取れると次第に重みが

竿先を曲げ込み、どうやら良型が掛かったようです。

「デカフグかもなぁ・・」と本人は不安げでしたが、

手前で下へ下へと潜る締め込みはカレイ独特のもので、

根に持ち込まれないように慎重に巻いています。
そして岩礁をギリギリで交わし、ようやくカレイの姿が

見えました。「おっええカレイやでっ逃がすなヨ」と

皆が駆け寄り、声援の中、これも磯にブリ上げる〜っ
釣れたのは良型のイシガレイ。

37センチでした。

イシガレイ独特のきれいな白い腹が青い海に映えます。
くにさわさん初の35センチオーバーで

とても嬉しそう・・(~o~)

「やりましたぁ」と記念撮影していると・・・

後方から「締め込んだぁ・・・」とあつしさんの声。
振り返るともうすでに巻き上げており、

見るとデッカイカレイが白波から顔を出した瞬間で、

「うわぁ・・くにさわさんが釣ったカレイより一回り

大きいゾ」

「磯に引き込まれてブチ切られないように

上手く取り込めヨ〜」と

皆から声が飛び、このカレイも強引にブリ上げる〜っ(~o~)
あやうくカレイを掴む寸前にハリスが切れて逃がす

ところでしたが、しっかりと磯に押さえ込み、

高々と突き上げたのは大型のマコガレイ。

「40センチ超えているヨ」(@_@;)

と早速メジャーで計ると43センチの大型。!!
あつしさんは前週までボウズ続きで皆と同じように釣って

いながら一人だけボウズ街道まっしぐら・・・

だっただけにこのカレイが釣れてとても嬉しそう。

今までの鬱憤を晴らすのに十分なサイズで、

北近畿では大型と呼べるマコガレイだと思います。

未だ抱卵しており、美味しそう・・・(^^)

「時合い到来じゃぁ」と更に磯は活気付きましたが、

私だけには時合いが通り過ぎ・・・その後夕方まで沈黙。
あつしさんのカレイを指を咥えて眺めつつ、

夕方の時合いを焼肉をつつきつつ待ちます。

「それにしても良いマコじゃ〜っ並べたリールが小さく

見えるなぁ・・・こんなの釣りたいぞ〜っ」
と・・言う事で隣でバンバンと良型、大型を釣られて

ボウズで帰るわけには行きません。

皆に「釣れるまで帰りません」宣言をしつつ(~o~)

夕方の時合いまで粘ることにしました。

そして・・4時過ぎ、遂に私の竿にも小さななフグの

ようなアタリがっ(~o~)。100メートル以上投げて

糸ふけが出ていたのでアタリは小さく、合わせても

糸ふけが取れるまでは軽かったのですが、

巻き上げるにつれ、竿先に加重がかかり、

グイグイと締め込みマス。(^o^)丿 やがて足元で

下へ下へと潜ろうとするカレイを

竿のパワーで引き寄せると、足元の岩礁ギリギリに

寄ってくるカレイの姿が見えました。

このカレイが見えた瞬間がカレイ釣りで最も

緊張(^^)かつ嬉しい一瞬で、堪りませんなっ。(~o~)

このカレイも針が完全に口に刺さっているので

そのまま磯にブリ上げます。
釣れたのは久しぶりのイシガレイ。32センチで

ここのアベレージサイズでした。

皆に比べると一寸物足らないサイズですが、

完全○ボと30センチ強でも一枚釣って帰るのとは

大違いで、やっと皆の仲間入りが出来て

ホッと一息。
これで皆が一枚つづ良型をゲットしたし・・

そろそろ仕舞うかぁ・・・。と思って残りエサを海に返して

いたら・・・・「竿先が入ったぁ!グイッと引いたでっ」と

またあつしさんの声がっ・・・

「今度も重い〜っグイグイ締め込むドォ!!」

の大声にカレイを絞める手を休めて振り返ると

丁度取り込んだところで、あつしさんの手が

大暴れするイシガレイを掴んだところでした。
測るとこれも良型のイシガレイ36センチ。

こんなのが100メートル沖からグイグイと締め込み、

それをワクワクしつつ4色も

巻き上げてくるのですから、釣趣は最高デス。

と・・・あつしさんが良型を2枚ゲットしたところでトップリと日が落ち、「今日はいい型が遠投で釣れて楽しかったねぇ・・」と納竿です。

今日は今季初の丹後半島カレイ釣行で磯から思いっきり投げてストレス発散。良カレイも釣れてくれ、

重々しい引きも味わえて楽しい一日でしたっ。 どうやら今年のカレイは去年よりも好調そうで、

今後も楽しみじゃ〜っ。ではっまた・・・。