2004年釣行記

11月23日 投げ北第2回忘年会は淡路島に釣行。秋晴れの下でカレイ釣りを楽しみましたっの巻

11月23日、北近畿は前日から寒くてウネリが強い状況で、「落ちギスは期待薄だなぁ・・」

って事で上ちゃん、エボさん、くにさわさん、じぃ〜じさんと私で

もうそろそろ終盤となる瀬戸内のカレイ狙いに行こうと話しがまとまり、投げ北第2回忘年会は

淡路島に行くことになりました。 週末の日曜には大阪、兵庫協会合同納竿大会が淡路島で開催されますし、

下見も兼ねての釣行です。 いつものように呑気な投げ北チーム・・カレイを釣るのに潮時表も見ずに

取り敢えず上ちゃん宅に朝4時に集合し出発。のハズだったのですが、エボさんが寝坊してしまい、京都から

直接名神、中国道を走り合流するとの事で、連絡を取りながら中国道赤松PAで無事合流し、エボさんの車はPAに置いて

そこからは私の車一台でワイワイとバカ話ししつつ明石海峡大橋を渡ります。

淡路SAには6時に到着。そこでじぃ〜じさんと合流し、また私の車に乗り移ってもらってじぃ〜じさんの車はSAに置き去り(^^)

「さてっ何処に行こうか・・」と相談し、先ずは朝まづめは先日の第一回忘年会に参加して頂いた

くまさんから教えてもらった北淡町の高松浜に向う事にしました。

情報では今季も35センチ近いマコが釣れたり良い日は食べ頃カレイが一日7〜8枚も釣れるとの事で、

期待しつつ江崎灯台を過ぎ、少し走ると教えて頂いた浜に到着です。

到着するともうすでに明るくなっており、くまさんの同僚の方と思われる釣り人が先着されていましたが、

その横に5人並べそうで、浜に降りて釣り開始です。

初めて行った高松浜。明石海峡にほど近い
釣り場ですが、比較的流れは穏やかで、
遠浅。 50〜70メートル付近には藻が繁茂
していますが、その手前と沖合いは綺麗な砂地で
根がかりは殆どありません。
後方はテトラが迫って投げ辛いですが、
足場は良く、今日のような北西風が弱い時は波も
高くならず、釣り易いポイントでした。
しかし・・投げて1分もするときれいにエサが無くなる程の
エサ取り(>_<) 正体はベラで、投げてすぐにチビチビとしたアタリが
出て、掛け合わせるとスレでベラが掛かる程。
余りに酷いベラの猛攻にエサはドンドン消費(>_<)
6時から9時までマシンガンキャストしましたが、誰にもカレイは釣れず
潮がドンドンと上がって来て足場も狭くなってクーラーも流され始めた
ので撤収しました。
しかし・・夜釣りで遠投すれば、チヌやキス、イシモチなんかも来そうな
ポイントで、次回はベラが少ない夜間から行ってみたいポイントでした。
「こうなれば北淡の釣り場めぐりじゃっ」と少し南下して着いたのは
育波漁港。 先日大魔王さんがカレイを釣っておられ、
聞いていた漁港の最奥部のタンク前に竿を並べてチョイ投げ・・
「チョポッ」「チャポンッ」と空しいオモリの着水音が港内に響き、
マッタリと朝飯をパクつき、ビールを呑みつつ港内カレイ狙いです。
私は一人「くにさわカレイボウズの神さんから離れて釣らないと
また丸ボウズを喰らうからなぁ・・・」と
大波止に移動し、港内の係船の際に「チャポンッ」(>_<)
早くも「投げたい病」が出そうな釣りになってしまいましたが、
この時期波止の外向きでは殆どカレイは期待出来ませんし、
のんびりと足元を探ります。しかし・・こんな釣りは退屈で、
前夜に1時間しか睡眠時間を摂らなかったせいもあり、
ポカポカ陽気の下、早くもお昼寝タイム・・・。
11時頃まで寝ていると・・25度近くにも気温が上がり
暑くなって起き上がると一本の竿に糸フケが・・?。
もしや・・・と合わせると根に掛かったように動きませんでしたが、
グイッと竿をあおると一寸した重量感で魚の気配。
もしや・・と巻き上げると茶色い魚体が見え。
「釣れたでぇ・・・」と皆に見せびらかしながら取り込んだのは
26センチのマコでした。(^^)
未だ産卵前でお腹パンパンのメスで、いかにも美味しそうな色を
しています。
当然ながらアタリは見ませんでしたが、
ボウズ逃れの一匹にホッと一息。
カラカラに乾いた喉にビールが旨い(~o~)

頻繁に投げ返していた皆にはアタリすら
出なかったのに、爆睡していた私に勝手にカレイが
釣れてくれたので、
皆から「そんなズボラ釣りはあかんやろっ」とブーイング。
このカレイは係船の際で釣れましたが、
他の港内では殆ど釣れず、地元のカレイ釣り師の姿も無くて
釣り場は貸切状態。休日に地元の釣り人がカレイ狙いで来られて
いないと言う事は今年はこの港内ではあまり釣れていないのか、
乗っ込みカレイは殆ど釣られた後なのか判りませんが、
船の下で僅かに釣られ残ったカレイが
私に釣れてくれたようでした。
育波での外道はアメ色をしたハゼどん。
殆ど針の数だけ釣れて来て、カレイ釣りの邪魔をしてくれます。
専門に釣ると50匹位は楽に釣れそう・・・。
全部逃がしてやりましたが、数釣れると美味しいオカズになって
くれますね・・。(^^)
潮止まりになり、上ちゃん外向きで何を狙うか?
この時期、この時間帯に隣の室津の外向きで
50センチオーバーのイシモチやスズキ、35センチのマコが釣れた
事が有り、毎年外向きで狙っていますが、
ここ数年はこの近辺の外向きではエサ取りも居ない状況で、
往年の淡路島がなつかしい・・。
昔はこの時期は浅野、育波、室津、あたりの漁港の大波止は
場所取りするだけで大変でしたが、近年はガラガラ。
さみしくなったものです。
っと・・嘆いていても仕方が無いので、また移動です。
今度は東浦に行こう・・と近年淡路島屈指の好ポイントとされる
津名港内の志筑川河口の小波止に転進しました。
各釣り雑誌でも紹介されている場所で、見物だけでも行ってみよう・・
と高速を一区間走り、20分で到着です。
去年は前夜から場所取りしないと入れなかった波止に到着しましたが、
チヌ釣りしている釣り人が1人だけ・・・?。
河口の両側に波止が有りますが、休日なのに釣り人は
殆ど居らずガラ空きです。 ここも・・・とイヤな予感がしましたが、
屈指の名ポイント・と聞いていますし、波止先端は誰も居ませんし
一寸やってみよう・・・と各自2本づつ竿を波止先端に並べます。
しかし・・予感は見事に当たり、ここではフグに針を取られるのみ・・。
かなり浅くなっているのは先日の台風で大量の土砂が流れ込んだ
からのようで、海底にはゴミも多く、ビニール袋やロープを
引き上げたのみ。(T_T)
クラブの今里師匠も近くに来ておられ、師匠はもっと奥まった
砂揚げ場の近くの波止から投げておられましたが、
こちらは土砂の流入も無く、かなり深い感じで、
20センチ余りのカレイとキスをポンポンと釣られていました。
特にキスが好調で、深みに落ちギスが溜まっているようで、
楽しんでおられました。 って・・事でまた移動。
この時点で午後3時。カレイは私の釣った1匹のみで、
今度は国道28号線を北上し、仮屋漁港に移動です。
仮屋漁港は今里師匠が朝方に覗いてくれ、地元の釣り師の方も
おられたようですが、こちらも全然釣れていなかったとか・・(T_T)
でも先週まではパラパラと釣れていたようで、
「夕まづめに期待じゃっ」と仮屋漁港に到着。皆は殆ど諦めムード
でしたが、私は過去には仮屋でのみコンスタントにカレイを釣っており、
マムシも未だ半分以上も残っており、消費するつもりで
マシンガンキャスト開始です。
っと・・暫くすると上ちゃんが、「今日はアイナメで堪忍しちゃる」と
引きを楽しみながらアイナメの32センチゲット!!。
カレイに比べて暴れまくるのでアタリが楽しめた様子。
「久しぶりのアイナメAランクじゃっ。」
「こんな港内でも居るのやなぁ・・」と嬉しそう。
っと・・上ちゃんのアイナメを撮影して釣り座に戻ると・・
竿先が「ペコタンッ」と曲がります。
ヒョイッと足元から釣り上げたのは23cmのカレイでやっと2枚目。
やっぱり仮屋は私には相性が良いのかなっ。
夕まづめの時合いになったのかエボさんにも
20センチ足らずのカレイ。
もうそろそろ日が落ちそうな時間になって
ようやくカレイが上がり出しましたが
「もう一寸マシなカレイは居らんのかいなっ」と
ぼやいています。
続いてくにさわさん。これも20センチ程度の小ガレイですが、
朝から頑張ってようやく釣れたカレイに嬉しそう・・・。
「ワシはここではカレイは釣った事が無い、皆が釣る時でもワシだけ
ボウズじゃっ」と言っていた上ちゃんにも木っ葉カレイが・・。(~o~)
小さくてもカレイが釣れると何故か顔がにやけてしまいますなっ。
この時点で日が落ち、さあ・・納竿するかぁ・・と
最後に対岸の波止際まで遠投。
チョイ投げばかりしていたので、糸ヨレを遠投して取るべく、
投げてユックリさびいていると・・・「コンックック〜ッ」と
アタリが出ました。合わせると結構な締め込みがぁ・・(^o^)丿
引き込みを楽しみながら釣れたのは27センチの中型マコ。(~o~)
これでようやく3枚釣る事が出来ましたが、朝の6時から
北淡をぐるっと一周しつつ4箇所も場所変わりして
11時間で3枚とはお粗末至極。m(__)m

っと・・・言う事で、投げ北第2回忘年会もおしまいっ。えっ・じぃ〜じさんは・・・って今回はエサの仕入れからビールの調達まで

お世話になりましたが、出演機会が無く・・・完全○ボでした。最後まで元気一杯、

大声でワイワイ騒いでいたのが災いしたのかなぁ・・

どうやらその地声の大きさにカレイも驚いたようで、「こんな大声のおっさんの近くには居られん」とカレイも逃げたようです。

さて・・未だ11月。年末まで、まだまだ忘年会は続く・・・・って他人から見れば年中殆ど忘年会のような釣りしてますが、

次回第3回は何処に行きますかなっ。ではっまた・・。