2004年釣行記

9月19〜20日 ミニOLM状態となった後ヶ浜での2日間、
           良型キスの連や大型の一発が有り、皆さんで楽しめましたっの巻。

9月18日、「明日から連休、来週は葛野で大会が有るし・・・」とくにさわさんに葛野まで下見に行ってもらったところ、

「3時間で60匹近く釣れましたぁ!!」と報告してくれ、

「明日は雨の予報が出てるけど、取り敢えず葛野に集合しよう」とこちらに来られる予定の大魔王さんと打ち合わせます。

一方OB殿も久しぶりにこちらに来ておられ、「ワシは後ヶ浜で夜釣りしてそのまま朝から引き釣りしてみるわ・・」

との事で、「釣れたらまた電話下さい・・」と頼んでおきます。

そしていよいよ連休初日。

天気予報では降水確率70パーセントでしたが、空は曇天。

私は朝から町内会のドブ掃除が有り、(>_<)朝から泥まみれになっていると・・・

くにさわさんからまた電話が・・・

「不思議ですが、昨日は好調だったのに今日の葛野は殆ど釣れません。朝一だけパラパラ程度でした・・(T_T)」

と連絡してくれます。

ようやく泥まみれから開放されたのが9時半。西舞鶴駅にエボさんを迎えに行き、

10/10の落ちギス親交会の計画を話し合いながら丹後半島を目指します。

途中でハクション大魔王さんに電話すると、葛野は渋い状況で、「箱石方面も小天橋方面もダメ」との事。

どうやらベタ凪が災いしているようで、皆さんがOB殿の「まずまず釣れているでっ」の情報を聞いて後ヶ浜に移動中のようです。

いつもは休みが合わなくてなかなか一緒に釣りが出来なくなった上ちゃん、日曜にも仕事が多い監督も今日は休めたようで、

後ヶ浜に向かっているとの事。「今日は久々に北近畿チーム全員集合じゃあ・・・」と、とても嬉しくなります。

そして私達2人は迷う事無く後ヶ浜に直行。着くともう皆さん竿を出しておられ、

天満のもりさんとトキさんご夫婦とご友人の方、吉岡さんご夫婦、とお連れの方のご夫婦。

OB殿、大魔王さんご夫妻、上ちゃん、ともみさん、あつしさん、くにさわさん、じぃ〜じさん、隠岐君さん・・と

狭い浜に大勢並んで釣られていました。

すぐに浜に駆け下りると天満のもりさんが良型の2連。「2色で良い型がポンポン釣れます」と好調なのを教えてくださります。

上ちゃんは同型の6連もしたとかで、早くも「今日は十分じゃっ」と竿を仕舞ってもうマッタリと・・・(^^)

OB殿は25cm級の3連!!。「夜釣りではいまいちだったけど、引き釣りを始めたらガンガン来るようになったでっ」と

やはりここではいわゆる大ギス狙いの置竿ではあまり釣れませんが、繊細な仕掛けを使う引き釣りなら大型が揃う、

いまさらながら・・ではありますが、キスの数釣りを好む人には堪らない魅力が有る浜です。
 
クーラーの中身を見せてもらうと・・・もうこれで2袋目との事(@_@;)でしたが、

20センチオーバーばかりを50匹近くも釣っておられました。

吉岡お母さんも23センチ級3連でニコニコ顔。 「2色でアタリが出ますヨ(~o~)」と教えてくださります。

天満のトキさんも・・・20センチオーバーばかりを殆ど3連以上でポンポン釣っておられます。(^o^)丿

「そんなに釣らないで残しておいてヨ〜」とOB殿がドンドン釣られるのを見て皆で嘆願m(__)mしましたが・・

「ワシは明日仕事で今日帰らないといかんのじゃっそれに3ヶ月ぶりの釣りじゃっ

釣れる時に釣らせてくれ〜ぃ」と」25cm級のダブル!!。

今日は先日の高波で海底の砂が浜に盛り上がるように打ち上げられて底は岩盤が露出している場所が多く、

皆さん近くまで引いては根がかりに苦労されてはいましたが、

浜の中央部だけは砂地が残っており、上手く狭い範囲の砂地に投げ込んでは良型を釣られているようです。

ともみさんも23センチ級の2連を釣られて楽しそう〜(^o^)丿

前回はここで1匹だけだっただけに今日はリベンジ出来たネっ(^^)

私が行った時点で6匹の良型キスを釣られており、キスの快信を味わっておられました。

そこへ・・・「始めましてっ(^o^)丿」と来られたのはYOSSYさんのHPにて活躍されておられる

「親分」さん。こちらも「始めましてっ(^^)」と挨拶したらもう仲間じゃ〜。(~o~) 

聞くと親分さんももうすでに沢山キスを釣られており、混み合った浜から引き上げてゆっくりされていた所に

私達が押し寄せ、偶然にお会い出来ました。

早速親分さんのキャンピングカーに装備されたターフを張って頂き、曇天の天気予報なのに

カンカン照りになって暑くなった皆さんに親分さんが快く日陰を提供して下さります。m(__)m

浜には遠くから来ておられる方も多く、狭い浜は混み合っていますし、

「釣れる時に皆さんに釣って楽しんでもらわないと・・」と投げ北チームは邪魔しないように

誰も殆ど竿を出さずに最初からマッタリです。(~o~)

お昼を過ぎると浜BBQタイム・・・皆さんに買出しに行ってもらい、とうとう穴が開いたボロボロの七輪で炭を起こして

ミニOLMの準備完了。(~o~)浜で頑張っておられた皆さんに「焼き焼きしまっせ〜っ(^^)」と声を掛け、全員集合。

めいめいに料理しつつ、初対面どうしの方もかなりおられましたが、そこは皆さん同じ趣味の方ばかり・・・すぐに打ち溶け合って

楽しそうにキス談義。(^^)

肉やギョウザを焼きつつ歓談タイム・・・・

監督も竿は出さずにいきなりマッタリ・・・今日は悪友の上ちゃんが居るので何故かいつもより嬉しそう・・・(^^)

くにさわさんやあつしさんから出るシモネ○m(__)mや過去の悪行m(__)mの話しを聞きつつ大笑い。

「泳げ〜っ!!」「潜望鏡出せぇ(^^)!!」と女性も大勢居られるのに完全に無視してシモネ○がバンバン飛び交うので

小心者の私は冷や冷やもの・・・・・はウソでして・・私も

「くにさわ君の長い・・?とウワサされているやつを水面から浮上させぇ・(~o~)」と騒いでいました。m(__)m

盛り上がると当然エボさんが立ち上がって「乾杯!!(^^)」

っと・・皆がこんなに騒いでいるのにBBQになると不思議に静かになるのはハクション大魔王さん(^^)。

話しもせずに黙々とひたすら食いまくるぅ・・・(~o~) 

ほんまに大した胃袋ですなっ。 じぃっ・・・とその食いっぷりを注目していたかずぼん君も

「このおっさんは一寸違う・・」と思っていたのかなぁ・・。(~o~)

っと言う事で結局私やエボさんは19日は全く竿を出さずに夕方までマッタリのみ。

皆さん夕方には帰られたり、明日も釣りをされる方は道の駅やホテルに引き上げられましたが、

私達はそのまま野宿に突入です。本当は一旦引き上げるつもりでしたが、

舞鶴まで往復すると3時間近くかかりますし、

最初からここで野宿の予定だった親分さんと私、エボさん、上ちゃん、あつしさん、隠岐君さん、

そしてともみさんも・・・ともみさんは夕方帰られる予定でしたが、

「今から帰ったら途中の山道でシカやイノシシが車にぶつかって事故するでっ」と皆でウソこいてm(__)m

少々強引に引き止め、ランタンを灯してもらって良さげな雰囲気の中、明日の釣りの前夜祭状態。

ブタ汁を作ってお腹が膨れたら「温泉行くでっ(~o~)」と誰かが言い出し、日中の暑さでかいた汗を流しに行く事にしました。

後ヶ浜は浜に隣接して温泉が沸き出しており、市営の温泉が歩いてすぐの所にあります。

皆でタオルをぶら下げて少し歩き、気持ち良い温泉にザブンッと入ると気分爽快。(~o~) その後は

皆で夜食にとラーメンを作ってすすり、車でグッスリと寝込んでしまいました。

そして翌朝・・・・目が覚めたのは完全に夜が明けた7時・・(T_T)早朝の朝まづめはまた寝坊して逃しましたが、

慌てて飛び起き「今日は大型が回って来るかなっ」と期待しつつ朝焼けの中、チロリを5本針に刺して4色に投げ込み、

昨日良型がポンポン上がっていた2色と3色の境目のキスが良く群れている距離までユックリと引き寄せてみます。

すると・・・いきなり「ブルッ!!ブルルルッ」と強烈なアタリが寝ぼけた体を起こしてくれます。

そのまま追い食いを誘ってアタリを楽しみ、巻き上げると25cmの2連が20センチ2匹を引き連れて4連で釣れ上がります。(^o^)丿

「おおっええ感じやでっ」と皆と騒ぎつつ今日もまた狭い範囲に並んで釣ってゆきますが、キスの食いは昨日以上のようで、

あつしさんにも25cmの連がっ(~o~)

ポイントが近いので女性でも簡単に激信を味わえ、浜は早くも歓声が飛び交います。

ともみさんも・・・20センチオーバーをコンスタントに釣っておられました。

親分さんも・・・(~o~) 25cm級が投げる度に混じる釣れっぷりに

「こんな浜は岡山には有りません、凄い釣り場ですねっ」と驚いておられました。

朝から来られたくらさん・・・・朝早くは琴引浜に行かれたそうですが、キスは不在だったようで、「釣れていますか?」と電話が有り

「バコバコと大きなのが2〜3連で釣れていますヨ」と返事するとすぐにお連れの方と3人で来られ、いきなりの25cmのダブルに

ニコニコ顔。!(^^)!

「今日はでっかいのが出そう・・・日が昇るまでに頑張ろう・・・」と私もチロリを付けてじっくりとさびき、いつも食う距離で

仕掛けを止めてやると・・・いきなり暴力的なアタリがっ!(^^)!竿先を50センチ近くも引き込んだぁ・・!!

「このアタリは間違いなく大型キス!!」

固定式天秤を使う引き釣り仕掛けでの大型キス狙いではアタリが出た瞬間の送り込みは不要です。

と言うより、仕掛けが緩んでバレにつながったりキスバナナが多発するので絶対に送り込みはしてはいけません。

大きな針にチロリやマムシを大きめに付ける置き竿での大ギス狙いと違い、オモリ直結での引き釣り仕掛けで

大アタリが出た時は「キスがエサの先端のみを咥えて走っている・・」なんて事は有り得ません。

針を口深く呑んで針掛かりして引き込むからこそキスが重い天秤を引っ張りつつ大アタリが出るのであり、、

キスがエサの先のみを咥えて50センチも引き込むなんて事は硬い並継ぎ竿に重くて直結の天秤を使っている場合、

50センチも引き込む前に柔らかいチロリが切れて飛んでしまうか

キスの口からエサがスルッと抜けるので物理的に考えられないからです。

よって「大ギス釣りの鉄則」などと本に書かれている送り込み動作は引き釣りスタイルでは全く不要ですし、禁物です。

キスは長い仕掛けに付いた5〜6号の小針に短く刺したエサなら警戒心も薄く、完全に呑み込んでいます。

って事で大アタリの後の余韻のようなブルルルッとしたアタリを楽しみつつ、そのままユックリと引いて追い食いを誘い

巻き上げる途中も横走りするキスを慎重に取り込むと、25cmと共に28.3センチのキスが釣れ上がりました。(^o^)丿

ここ後ヶ浜では珍しく無いサイズですが、久しぶりの28センチオーバー(^o^)丿

同時に釣れた24センチが小さく見え、「今日はこれで十分、!(^^)!釣り場が混んでいるし後は皆さんに釣ってもらおう・・」と

その後は浜の護岸で昼寝タイム・・・(-_-)zzz  浜では皆さんが好調に3〜4連で良型を釣り続けており、

歓声を聞きつつ気持良く爆睡でしたっ

っと死んだように寝ていると、突然エボさんが大声で起こしてくれます。(@_@;)

「佐織さんっ!!今デッカイキスを釣られましたヨ!(^^)!」とエボさんが指さす方向を見やると・・・くらさんのお連れの方が

ぶっといキスを嬉しそうに仕掛けから外された所で、聞くと初めての大ギスゲットとの事でとても嬉しそう。(^o^)丿
 
くらさんを始め、「もしかして29センチ以上かなっ」「いや・・30センチオーバーのような・・」と皆が騒ぎ、

私がメジャーを出して測ってみると・・・

実寸31.3センチの見事な大ギスです。(^o^)丿 

「やっぱりここは真昼でも出るなっ」「っと言うより真昼の引き釣りのほうが大きいのが良く釣れるねぇ・・」と

改めて皆さんが高確率で釣れる後ヶ浜の一発大ギスにビックリされていました。

って事で皆さんのクーラーは太いキスでほぼ満タン(^o^)丿。26センチオーバーの拓物キスもまた今回も数本出ましたし、

大満足。 砂が台風で飛ばされて根が多くて一寸根がかりには苦しめられたけど、コントロール良く砂地を狙うと

確実に25cm以上が混じりつつ2〜3連。今年はフグも他の外道も少なめで、今後ますます楽しみだぁ・・。

来週以降は大会やいろんな行事で暫く来られないけど、落ちに入る11月中旬以降はどんな釣れっぷりになるのやら・・・。

今後も目を離す事が出来ない北近畿の一級キス釣り場です。 浜は狭くて土日はかなり混み合いますが、平日ならかなり楽しめます。

キスは2色程度で良く釣れますし、女性、お子様でもキス釣りを楽しめます。すぐ近くには温泉や道の駅も有り、

御家族でもどうぞ・・。(~o~) ではっまた・・・。